ガルドの古代兵器

ガルドに存在するカクピタスの村「クタンス村」
悪天候や磁場の嵐をくぐり抜けた先にあるその村には、1000年前に使用された『対悪魔軍兵器』が眠っているという
本項ではその兵器を中心に考察を行う

まず、対悪魔軍兵器の正体を考察するにはキシトン大渓谷について整理する必要がある

どのコースのボスもアダフーの民であるが、ゲルニアやベネブのような敵意は感じられない
彼らの発言からするにそれぞれの役割は
ガドラ……アヌビザインと戦うだけの勇気があるか測る係
クフィンケス……アヌビザインと戦うだけの知恵があるか測る係
アヌビザイン……死の門を守る係
と、なる
A・Bは特に考察すべき点はなく、重要となるのはCのアヌビザインである

アヌビザインは戦士のボディ、門番のボディ、裏のコアの3つから成っている
C裏石版の「中枢のコアを隔離し2つのボディを組み上げた」という記載から、元々は一つであったことがわかる
このコアを隔離した時期だが、アヌビザインの「アダフーの魂を受け継ぐ勇者を見極める裁定者である」という発言で、戦士のボディは光の民が現れて以降に作られたということになる
門番のボディも同時期に作成されたということは、アヌビザインが体を2つにしたのは少なくとも光の民が現れて以降で間違いない

作成時期が判明したのなら、2つのボディの目的も明らかとなってくる
戦士のボディは現れた天使軍が死の門の使用に相応しいか測り、門番のボディは悪魔軍から死の門を守る……である
前者の理由はアヌビザインの「この世界の未来を託しえる者であると認めよう」というセリフで、自らが生んだ文明を破壊しようとしている悪魔軍に未来を託すなど正常な戦士のボディが言うはずなく、天使軍に託そうとしていたで説明がつく
後者の理由は、天使軍に託そうとしていたなら守る相手は悪魔軍からしかない

残る問題は『死の門』である
これの正体については2つ可能性がある

<ヘブンズゲート説>※ヘブンズゲートの実装により否定されました
門と聞いてこれを連装する人は多くいるだろう
天国の門を死の門と意訳したのなら十分に頷ける
しかし、そうだとすると大きな問題点が浮上してくる
現在ヘブンズゲートは悪魔軍に掌握されており、マクレガー曰く「正規ルートは制圧されている」とのこと
正規ルートという言葉を使うということは、ヘブンズゲートの場所を特定できていることになる
だが、アヌビザインの守っている死の門は雷雨と磁場で並のロボでは近づくことのできない山脈の先にある
その道を悪魔軍が制圧していたのなら、アヌビザインが「通れるようにしてやろう」というのは違和感しかなく、クタンス村に何の被害も及んでいないのはあり得ないことだ
さらに、道中に悪魔軍がいないことや、クタンス村の天使軍が交戦中なのを知らず救助もされていないことが、未踏の地であることを裏付ける
そもそも、ヘブンズゲートの守護者はセンチネルであることからしても、この説の可能性は低いと言える

また、VRミッション「天を飲み込む暗黒彗星」で「ドレッドノートから放たれる瘴気が装甲を蝕む」とあり、C裏の石版にも「異次元への門から染み出す瘴気」と似たようなことが書いてあるが、前述した理由により別のものと思われる


<別の門説>
ヘブンズゲートが「天国の門」ならば、死の門は「デスゲート」もしくは「ヘルゲート」だろうか
この説を支持するだけの証拠はないが、少なくともヘブンズゲート説よりは可能性が高い
守護する者や場所がヘブンズゲートと全く違うことから、現時点ではこの説が有力である


長くなってしまったが要点をまとめると
「アヌビザインはヘブンズゲートとは異なる兵器を悪魔軍から守っている」
ということである


ようやく本題に入る
「対悪魔軍兵器=死の門」の証明を行う

代々対悪魔軍兵器を守り続けてきたクタンス村
その村への唯一の道は雷雨と磁場によって近づくことが出来ない
この現象は駐留部隊が「人為的な何かを感じる」と言っており、アヌビザインはその犯人が自分であると公言している

  • クタンス村の先には対悪魔軍兵器が山頂で聳えている
  • アヌビザインは死の門に近づけさせないためクタンス村への道を封じた

つまり、2つとも守ろうとしている物は同じであるということになる
よって、「対悪魔軍兵器=死の門」である
最終更新:2013年07月23日 20:25