※筆者はコズミックブレイクをほとんど知らないため間違っているところがあるかもしれません
サイバーステップ社がC21の二年後に公開したオンラインゲーム『コズミックブレイク』
C21と非常に似ている作品であり、本項ではストーリーの関係について考察を行う
考察を行うにあたって明確にしておかねばならないことが一つある
それはコズミックブレイク(以下CB)がどの時間軸に位置するかという点だ
CB内NPCが要約すると
「その戦争に自分もいたのかと? いつの時代だと思っている。そこまで年ではない」
「神話の時代ほど遠くない昔にも【混沌】の暗躍によって悪のロボたちとの間で大規模な戦争が起きた」
「悪魔軍と呼ばれた敵に対抗してコズミックロボたちは天使軍を結成し、これに立ち向かった」
と言っている
これを文字通り受け取るならば時間軸は「C21→CB」となる
しかし、立証するにあたって大きな壁が存在する
C21とCBでは設定の違いが多々見受けられるのだ
一番の違いは、C21に登場する単語のほとんどが違う言葉、または違う意味に置き換えられていること
最初に受けるミッション「ギガンバスターズ」では歴史を追体験する形となっている
描かれる歴史が「C21の世界の話」と明言はされていないが、以下のことからイコールであると言えるだろう
上記は「違う言葉」であるが、下記は「違う意味」である
- 侵略をしているのは悪魔軍ではなく帝国軍
- 総大将がギガンドロフでありフェアライトではない
- ストーリーがまるで違う(ミッション参照)
以上のことから、可能性は二つに絞られる
- C21とCBに直接の繋がりはなく、あくまでパラレルワールド
- 時間の経過により情報が誤って伝えられた
「情報が誤って伝えられた」は考察として面白くないのでパラレルワールド説を掘り下げるとする
C21とCBがパラレルワールドの関係にあるというのは前述した理由もあるが、ディメンションの存在もこの説を支持する大きな理由となる
ディメンションというと、C21では馴染みのある言葉で、タイトル画面の次に表示される画面である
他のオンラインゲームでいうとサーバー選択に近いか
本来ならばメタ発言とも取れる単語だが、新たに実装された遺跡「ヴォイド・ディメンション(以下VD)」においてゲーム内で初めてディメンションという言葉が発言された
(正確に言うならばクリムローゼの機体説明文で先にディメンションについて触れられているが……)
その発言とは半壊したゼロファイターの
「ここはVD(ヴォイド・ディメンション)。ディメンションの狭間に空いた奈落さ」
とダークサバスVDの
「ここは虚無の深淵。どの次元ともつながっていて、全ての時間軸から隔離されている」
である
選択できる3つのディメンションがそれぞれ異なった時間軸であるならば、CBの世界も「あったかもしれない可能性の一つ」と解釈することができる
ちなみに「なぜVDというディメンションへ行き来できるのか」という点については、ダークサバスの言うように「隔離された特殊な次元」と捉えれば納得はいく
しかし、この説には穴がある
CBではディメンション間を当たり前に行き来できているのだ
これを克服しなくては真相に辿り着くことはできないだろう
結論
筆者はCBについてはにわか知識であるため一つの結論を出すことは出来ないが、
「C21→CB」もしくは「CBはパラレルワールド」のどちらかであるのは間違いないと言える
余談ですが「CBwiki」に関係が載ってるだろ!」って言う人もいるかと思います
もちろん筆者も読んだ上で考察を書いています
しかし、あえてこのような内容にしたのはCBwikiさんに載っている解説に矛盾を感じたからです
※ソースが見つかりませんでしたが公式の文章として話を進めます
エルデバインやボーンハートが示す「人間の存在」がどうも邪魔をするんですよね
最終更新:2014年04月09日 01:30