女神に選ばれた"聖界を平和へ導くもの"
魔王と戦うことを運命づけられ、戦い続ける戦士。
10歳~35歳程度の人間の中から女神が選ぶ。
選ばれた人間の夢に女神が現れ、勇者に選ばれたということを告げられる。目覚めると、傍らに勇者の証が置かれている。
女神が作りし、持ち主の勇者と同じ目の色の宝石があしらわれた金細工のアクセサリー。
勇者としての証明であることはもちろん、女神の間への移動手段でもある。
大切に扱いなさいと女神は言うが、失くしてもいつの間にか手元に戻ってくる。
ほとんどの場合、各国で勇者というだけで特別扱いをうけることができる。
たとえ死してもその魂は女神の元に戻り、肉体を再生成され蘇ることができる、実質の不死。死した肉体は消滅する。
本来持っている能力のほかに女神が能力を授けてくれることがある。
勇者および人間は神々のゲームについて知らずに生きており、ごく一部の勇者が魔界で資料を得る、または魔王から聞かされるなどして知るのみである。
神々のゲームを終わらせようとする勇者は女神によって存在を消される。 (例:人々に魔王は決して悪ではない、魔界と協力すればもっといい世の中になる!などと説くなど)
魔王と仲良くするなど直接ゲームの終了につながらない行動、もしくはゲーム的に面白い行動ならば問題にはならない。
習得法も発動条件も確立されていないが、勇者の証に宿った神の力の欠片と勇者自身の想いが合わさることにより人間をはるかに超えた力を手に入れることができる。
身体能力はもちろん本来持っている能力も飛躍的に強化され、髪が伸びたりする身体的な変化、服装と勇者の証の変形も見られる。
しかし、仮にも神の力を取り込んでいるがために女神の加護を一部受けられなくなり、死んでも魂は女神の元に戻されず、肉体の再生もできないため本当の死を迎えてしまう。