世界について

聖界

女神が作り出した人間と動物が住む世界。

森や海、湖や砂漠、川や山、谷や平原、はてには巨大な地下洞窟や浮遊島など様々な地形が混在する広大な世界で、人間はその地形や気候に合った生活をしている。

動物のような牙や爪や翼をもたない人間たちは寄り集まり、村や街、さらには国を作り繁栄してきた。

いまではいくつもの国が聖界には存在している。

聖界の人間は魔界を悪の巣窟、魔王を悪の権化と考えており、神々のゲームについてはほぼすべての人間が知らないと言ってもいい。

【重要な施設】

  • 女神の間

女神が住まう真っ白な世界。聖界に存在しながらもここに移動ができるのは女神と天使、そして勇者のみである。

勇者は勇者の証を使用することで女神の間へ転移することができる。

この空間に存在するのは5つの扉と5つの柱と1つの魔方陣だけで、あとはどこまで行ってもいつの間にか元の場所に戻ってきてしまう。

魔方陣:勇者が転移してきた際に降り立つ場所。

大扉:女神の部屋へ繋がる大きな扉。死んでしまった勇者はここで肉体を再構成され蘇る。

勇者の休憩室:女神が勇者たちのために用意した部屋。とても広く、漫画の本からトレーニング器具まで様々なものが置かれている。申請すれば新しいものも置いてくれる。

ゲートの扉:魔界へつながるゲートが置かれている部屋と、聖界各地へつながるゲートが置かれている部屋の二つ。

天使ファクトリー:女神の使いである天使が働く工場。勇者の冒険に必要な道具を製作したり、勇者の武具を修理したりしてくれる。

  • 天使:女神が作ったもう1種類の生物。勇者の手伝いをするために生まれた。髪型や色の違いはあれどみんな同じ顔で同じ声をしている。

 

【その他の主な施設】

女神の祠:聖界各所に点在する祠。女神の間のゲートの扉とつながっている。

女神大聖堂:聖なる山と呼ばれる山の頂にあるとても大きな教会。女神を称え、女神によって世界は救済されるという教えを広める女神教の本拠地。何千という信者がここで女神の声を聴くために修行をしている。中には本当に勇者に選ばれる者もいる。

 

 

魔界

 

邪神が作り出した魔族と魔物が住む世界。

たくさんの小さな世界が寄り集まってできており、それぞれの世界はそれぞれの特徴をもっている。それ故にその世界には存在しない物というのがどうしてもでてくるため魔界同士の交易も行われている。

魔界同士は力の強いものは自分で空間転移が可能だが、主となるのはゲートで移動になる。

それぞれの世界には必ず魔王が存在し、その魔王の二つ名と同じ名前の世界で呼ばれる(例:炎の魔王=炎の世界)

魔王がいなくなった世界は極端に力を失い、後続がいなければいずれ白い灰以外何もない世界に変わり果ててしまう。

神々のゲームについては、そのシステムに気付いた魔王が記述を残したり口頭で伝えていったりなどしているためいくらか知られており、そのゲームに便乗して暴れる魔族もあとを絶たない。

【重要な施設】

  • 魔王議界

統治する魔王がいない珍しい魔界の一つ。時折各魔界の魔王を招集し、今後の勇者対策や交易についての会議が行われるのだが魔王たちの性格上どうしても来ない魔王は何人もおり、全魔界の魔王が揃ったことは今まで一度もない。

集まっても会議にならないことが常で、議長は常に頭を悩ませている。

暇を持て余した議会は「年鑑勇者100選」なる本を配布している。

  • 議長ガーエル:この議会の議長を務める魔族。魔王ではないため招集した魔王たちに相手にされず結局議会は雑談に変わっていく。胃薬が手放せない。
  • 書記さん:この議会の書記を務める魔族。名前は無いらしい。ひたすら無言でノートに記載を続けているが、雑談でしかない議会でなにを記載しているのかは不明である。
  • 狩り取る者:議会の入口を守る魔族。この魔族のおかげで議会に迷い込んだ勇者や冒険者は葬られていく。無口で無情。からあげが好物。

【その他の主な施設】

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世界観
最終更新:2024年01月04日 07:23