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D∴G教団

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D∴G教団

基本情報
D∴G教団
D∴G Cult
D∴G教団の紋章 「黎の軌跡
略名 教団
組織種類 宗教団体秘密結社
本拠地 クロスベル自治州
拠点 太陽の砦
組織情報
上位組織 -
構成員数 不明
設立 七耀暦700年頃
代表者 不明
設立者 不明
登場作品
【零】【碧】
【閃】Ⅰ・Ⅱ・III・IV・【創】
【黎】
【暁】
関連記事 グノーシス
キーア
錬金術師
D∴G教団(ディージーきょうだん、D∴G Cult)は、クロスベル自治州のカルト教団。七耀暦1204年に《教団事件》を引き起こした。零の軌跡・作中)

概要

ゼムリア大陸全土で広く根付いている七耀教会の信仰の対象《空の女神》の存在を否定し、教会の聖典によって”悪魔”とされる存在を崇拝する集団として、数百年以上もの間、クロスベルの歴史の闇の中で活動していた教団。

幹部司祭の一人であったヨアヒム・ギュンターによると、教団は中世錬金術師(クロイス家の先祖ら)によって造り出された人造人間(ホムンクルス) のキーアを《御子》として崇拝し、《空の女神》の代わりとして彼女が目覚める日を待っていた。
その為、教団にとっての悪魔崇拝とは女神を否定する手段であり、本来の崇拝対象は《御子》のみである。

聖なる揺籠》の中で眠りにつく《御子》は、大崩壊の頃に失われたクロスベルの地に授けられた《幻の至宝》デミウルゴスになぞらえて《D》と呼ばれ、その知識が《叡智》に至った時に目覚めると教団には伝えられていた。
つまり、《D∴G教団》とは「《デミウルゴス》ゆえに《グノーシス》」という意味となる。

教団は眠りにつく御子と接続し、御子に知識を伝えるための薬物《グノーシス》の開発に500年もの時間をかけている。
儀式の名のもとに非人道的な人体実験を数多く行い、その実験素体として利用するために大陸各地で実験に適した年齢の子供を誘拐していた。
特にカルバード共和国領内において教団の被害は大きく、同国では当時社会問題化していた事から一般的な認知度も高い他、クロスベル自治州レミフェリア公国でも同様の事件が報告されている。現時点で原因は不明ではあるが、リベール王国エレボニア帝国では大きな被害は確認されていない。両国はともに国内の治安維持体制が比較的整備されているからだろうか。

七耀暦1198年遊撃士協会主導でクロスベル警察共和国軍レミフェリア当局などの合同の教団殲滅作戦が行われ、教団の拠点の大部分が破壊され、教団組織は壊滅した。

教団によって誘拐され、殺害された人数は正確には不明であるが数百人は下らないと考えられ、殲滅作戦の時に教団施設《ロッジ》に足を踏み入れた者の証言によると、人体実験に用いられた亡骸が山のように積み重なっていたという。
1206年現在、判明している生存者はレン・ブライトティオ・プラトーエンネアの3名。また、クロスベル警察に所属するジリアン・スカイの妹シェリル・スカイは遺体として発見された。

また、教団殲滅作戦に前後して結社《身喰らう蛇》も独自に教団施設への攻撃・破壊を行なっており、執行者レオンハルトヨシュアによって行われた作戦では、レンが救出されている他、鋼のアリアンロードとその配下《鉄機隊》による襲撃では、エンネアが救出されている。

その後、殲滅作戦を逃れたヨアヒム・ギュンターはクロスベルにて密かに人体実験を継続し、《グノーシス》を完成に漕ぎ着かせる。クロスベル自治州議会議長のハルトマンからの資金援助を受け、ルバーチェ商会クロスベル警備隊に侵食し、これらの組織に対して意図的に《グノーシス》による薬物汚染を引き起こした。

結果として、《グノーシス》を服用した人間は精神の統合作用によってヨアヒムの操り人形と化し、クロスベル自治州において《教団事件》を引き起こす。

クロスベル自治州北東部の古戦場にある遺跡《太陽の砦》に存在した教団地下施設にて、クロスベル警察特務支援課と遊撃士協会、結社《身喰らう蛇》の元執行者により、魔人と化したヨアヒム・ギュンターが倒され、《教団事件》は終結した。

創の軌跡・黎の軌跡

 注意:最新作品に関連する記述があります 
+ ...
七耀暦1196年頃、エマ・ミルスティンの母であり在野の魔女の一人であったイソラ・ミルスティンは、D∴G教団幹部であった先代の《黒のアルベリヒ》と相討ちになった。

七耀暦1196年頃、ヴァン・アークライド古都オラシオンアールズ孤児院からエドモン・オークレールによる手配で里親に出された後、詳細は不明ではあるがD∴G教団の手に落ちた。
ヴァンの身に宿されていた《魔核》の存在に気付いた教団側はその摘出を計画し、七耀暦1197年に当時教団幹部司祭であったジェラール・ダンテス(後のアルマータ首領)に報告している。
ジェラールはその計画によって抽出された《魔核》を自らに取り込み、翌年の教団殲滅作戦を生き延びマフィアへと転身した。
抽出実験後のヴァンは、”抜け殻”として扱われたとされるが、詳細は不明。
教団の殲滅作戦によって解放された際、後に師父となるバルクホルンの助けを得て、七耀暦1200年頃アラミス高等学校へ入学した。

また、カトル・サリシオンに関しても教団被験者であることが示唆されている。カトルは1199年頃にラトーヤ・ハミルトン博士の元に引き取られている。

主な拠点


D∴G教団に関係する人物

キーア(教団の崇める御子)
ヨアヒム・ギュンター(幹部司祭・教団事件の際に魔人化し、死亡)
アーネストグノーシス服用者・魔人化した後、逮捕・収監中)
ハルトマン(教団の支援者・逮捕・収監中)
カシウス・ブライト遊撃士として教団殲滅作戦に作戦立案者として参加)
ジン・ヴァセック(遊撃士として教団殲滅作戦に参加)
アリオス・マクレインクロスベル警察捜査官として教団殲滅作戦に参加)
ガイ・バニングス(クロスベル警察捜査官として教団殲滅作戦に参加)
セルゲイ・ロウ(クロスベル警察として教団殲滅作戦に参加)
レオンハルト結社《身喰らう蛇》執行者・《楽園》を襲撃・破壊)
ヨシュア・アストレイ(結社《身喰らう蛇》執行者・《楽園》を襲撃・破壊)
鋼のアリアンロード(結社《身喰らう蛇》第七使徒・教団施設を襲撃・破壊)
デュバリィ(結社《身喰らう蛇》第七使徒の配下・教団施設を襲撃・破壊)

D∴G教団の被害者

レン(教団施設《楽園》の被害者)
クロス(教団施設《楽園》の被害者)
エッタ(教団施設《楽園》の被害者)
アジェ(教団施設《楽園》の被害者)
カトル(教団施設《楽園》の被害者)
ティオ・プラトー(被害者・《太陽の砦》にて発見)
エンネア(被害者・鋼のアリアンロードに救出される)
シェリル・スカイ(被害者・《太陽の砦》にて遺体で発見)

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