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星杯騎士団

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星杯騎士団

基本情報
七耀教会・星杯騎士団
Gralsritter
聖杯騎士団の紋章
別名 騎士団・星杯の騎士
組織種類 非公開組織武装組織
拠点 アルテリア法国
都市 アルテリア
組織情報
上位組織 七耀教会封聖省
構成員数 約1,000人?
設立 暗黒時代以前
代表者 星杯騎士団総長
アイン・セルナート
設立者 不明
登場作品 【空】FC・SC・3rd
【零】【碧】
【閃】Ⅰ・Ⅱ・III・IV【創】
【黎】

【暁】
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星杯騎士団(せいはいきしだん/グラールリッター、Gralsritter)は、七耀教会に所属する武装組織

概要

主に古代遺物(アーティファクト)の回収を担う、七耀教会の非公開組織。
星杯》の騎士女神の僕秘蹟の守護者と語られ、また騎士団の実情を知る者からは《教会の狗》などと評される。
星杯騎士団の存在は、ゼムリア大陸の世間一般には非公開ではあるが、ある程度の事情に通じている者や、各国政府のまたは警察関係者などには周知の存在である。

騎士団千年の歴史と語られるように、七耀教会の黎明期(もしくはそれ以前)からゼムリア大陸の歴史の裏側で活動してきた存在であり、中世の頃より現在と近い体制を取り始めたと推測される。(ケビン・グラハムが星杯騎士団の543期の修練生であったことから)

現在の七耀教会の教会組織の中では、星杯騎士団は異色の部門であり、特に大陸各地の教会施設を管理・監督する立場から聖典の教えや女神の信仰に忠実な典礼省との関係は悪い。典礼省はいわば教会の”表側”の顔であり、星杯騎士団は”裏側”の最たる物である。

典礼省のみならず教会内外で騎士団の外聞が悪いのは、古代遺物の回収に関して必要があれば手段を選ばない組織である事と、法によって裁けない(又は裁く事すら許されない)存在である《外法》に対する処分を担う部門の一つである事も一因であり、また大陸各地で星杯騎士らがその正体を隠して様々な活動に従事している事も理由の一つと思われる。

古代ゼムリア文明時代の導力器である古代遺物(アーティファクト)は、その内部機構が完全な解析不可能なブラックボックスとなっており、専門的知識の無い一般の人々による使用は、想定し得ない事象を引き起こす恐れがある。
その為、七耀教会は古代遺物が発見された場合はその提出を呼びかけているが、提出に応じずに教会に無断でアーティファクトを所持する者や、その力を乱用または悪事に用いる者も少なからず存在する。
彼らの様な人智を超えた力を利用する相手に対して、古代遺物に精通した専門家かつ実力を持って強制的に回収することの出来る存在となるのが星杯騎士団である。
また、騎士団はアーティファクトの回収のみならず、使用によって引き起こされた事件の事後処理も担当し、その周囲への影響を最小限に食い止め、可能な限り情報の隠匿に努めている他、回収した古代遺物が封印指定を受けた場合は、その封印を行う場合もある。
その際に用いられる施設が《始まりの地》である。

なお、大陸の各国で刊行されている娯楽 小説カーネリア赤い月のロゼエレボニア帝国導力ラジオ局トリスタ放送のラジオドラマなどでも星杯騎士団をモチーフとした組織や人物が描かれており、一般市中においても星杯騎士団は公然の秘密と化している側面もある。

星杯騎士団の紋章は、七耀と天秤。

組織

星杯騎士団は守護騎士第一位アイン・セルナート総長の下、約1,000名ほどの騎士を抱える。
騎士団本部は七耀教会の総本山の所在するアルテリア法国にあり、上位組織は七耀教会の聖省の一つである封聖省
封聖省の責任者である枢機卿の下、星杯騎士団総長が騎士団の指揮を執る。また、七耀教会の頂点たる法王から直接指示が下る事も存在する。

騎士団には実動部隊の他に、騎士団本部があるアルテリア法国に騎士団の運営そのものに携わる後方部門があり、騎士の人事管理を担う総務局という部署の他、騎士の扱う各種装備を整備する技術部門が存在する。

星杯騎士

騎士団の構成員たる星杯騎士らは、概ね三つの位階によって分けられており、それぞれ守護騎士正騎士従騎士と呼ばれる。
騎士らは七耀教会に伝わる法術の使い手で、霊的な存在に対するプロフェッショナルである。
また、騎士の任命は封聖省の高官らの審議にて決定され、封聖省の責任者である枢機卿が行う。


星杯騎士・心得六箇条
一、その魂は空なる女神に、血肉は七耀に捧げるべし。
一、秘蹟の守護者たるべし。
一、法なる王への忠誠を誓うべし。
一、封聖は威儀を持って行うべし。
一、三界の秩序と安寧を保つべし。
一、外法、滅すべし。
空の軌跡 the 3rd 星杯手帳より

守護騎士(ドミニオン)

星杯の守護騎士 黎の軌跡より
星杯騎士団を束ねる12人の騎士。《聖痕》(スティグマ)による異能の力を有す、一騎当千の実力者。
後述の正騎士従騎士は、七耀教会の正規の聖職者としての教育を受けた者が適正や希望に応じて任命される一方、守護騎士の条件は『聖痕が顕れた者』の一点のみであり、教会関係者以外であれば騎士団に迎え入れる形で守護騎士の座に着く。
守護騎士に個性的な人物が多いのは、彼らの実力もさる事ながら、その生い立ちによる部分が大きいと思われる。

また、守護騎士の特権として、星杯騎士団の保有する特殊作戦艇《メルカバ》が与えられる。

ケビン・グラハムが第五位の座に着くまで長らく第五位が空位だった事から、七耀暦1200年代現在12人揃っていない可能性も存在する。

なお、ドミニオンは、支配権・統治を意味する単語であり、天使の階級の中の第四位主天使のことも指す。
主天使は神の威光を知らしめるべく様々な働きを担う天使である。

正騎士

星杯騎士団の一般騎士。
古代遺物に関連する任務を単独で遂行する騎士である他、経験の浅い守護騎士の補助を行う場合もある。

従騎士

守護騎士または正騎士のサポートを行う騎士。
武術や法術などの適性のある聖職者見習いの中から、特に優秀な者が封聖省によって任ぜられる。

近年の活動

七耀暦1170年代後半、非公式にエプスタイン財団の協力を得て、古代遺物《天の車》を基に、最先端の導力技術を利用した飛行艇・特殊作戦艇《メルカバ》を建造し、運用を開始する。
1178年、守護騎士第八位《後転獅子》グンター・バルクホルンノーザンブリア大公国にて《ノーザンブリア異変》の原因となった《塩の杭》を回収。
1190年代半ば、大陸中央部のエルメローゼ市出身のルフィナ・アルジェントが従騎士になる。
1190年代後半、正騎士ルフィナ・アルジェントが、結社《身喰らう蛇》の執行者レオンハルトと交戦
1197年、ケビン・グラハムが従騎士に任命。
1198年、紫苑の家襲撃事件にてルフィナ・アルジェントが殉職。また、ケビン・グラハムが聖痕を発現させ、守護騎士第五位に座に着く。
同年、D∴G教団殲滅作戦に非公式に関与。守護騎士バルクホルンが活動。
1200年、遊撃士協会と共同で教団の残党に対処。守護騎士ケビンと遊撃士協会クロスベル支部のA級遊撃士アリオス・マクレインが協力。

1202年〜 (空の軌跡FC・SC・the 3rd)

1202年9月、守護騎士ケビン、結社《身喰らう蛇》の暗躍するリベール王国巡回神父として潜伏。傷心のエステル・ブライトと意図的に接触し、知己を得る。(空の軌跡 SC・序章)
その後、《リベールの異変》において、エステルらリベール遊撃士協会の協力者として活動しながら、《外法》認定された結社の使徒第三柱《白面》ゲオルグ・ワイスマンの殺害の任につく。
守護騎士第九位ワジ・ヘミスフィア卿と正騎士アッバスクロスベル自治州に潜入。クロスベル市旧市街にて不良少年らのチーム《テスタメンツ》を結成する。
星杯騎士団副長守護騎士第二位のトマス・ライサンダー卿が、エレボニア帝国トールズ士官学院に教官として潜入。
1203年2月、守護騎士ケビンが空中都市《リベル=アーク》崩壊の最中、《塩の杭》を用いてゲオルグ・ワイスマンを滅する。(空の軌跡 SC・終章)
11月、エレボニア帝国東部クロイツェン州上空の飛行客船《ルシタニア号》船上にて、守護騎士ケビンが古代遺物《愚者のロケット》を悪用していたヘルマン・コンラートを捕縛。
その後、リベール王国のヴァレリア湖から回収された古代遺物《レクルスの方石》の回収の為に、向かい《影の国》に囚われる。
ケビン、渾名を変更する。(空の軌跡 the 3rd作中・《影の国》事件)

1204年〜 (零・碧の軌跡/閃の軌跡・II)

1204年3月、従騎士ロジーヌが帝国のトールズ士官学院に士官学院生として潜入。以前より潜入していた騎士団副長のライサンダー卿をサポートする役割を担う。
8月、守護騎士ケビン、クロスベル警察及び遊撃士協会によるカルバード共和国領内の旧D∴G教団の拠点《アルタイル・ロッジ》の強制捜査に遊撃士協会の協力者として関与。グノーシスによる魔人化が暴走したアーネスト・ライズ法術を用いて救う。
従騎士リース・アルジェントクロスベル大聖堂へ潜入し調査にあたる。
9月中旬、従騎士リース、クロスベル警察特務支援課と共に月の僧院の調査を行う。
12月、拘置所より脱走したロイド・バニングスと守護騎士ケビン・グラハムとワジ・ヘミスフィアが接触。クロスベル独立国に対する旧自治州の抵抗勢力への協力を行い、クロスベル事変(独立国事件)の解決を助ける。
1205年冬、守護騎士第八位バルクホルン、ノルド高原における帝国と共和国の軍事衝突に巻き込まれ、共和国軍の攻撃により没する。その際、聖痕をガイウス・ウォーゼルに託す。
同年、ガイウス・ウォーゼル守護騎士第八位の座に着く。

1206年〜 (閃の軌跡III・IV/創の軌跡)

1206年、エレボニア帝国における異変に対して騎士団は調査を行う。
4月、従騎士ロジーヌが近郊都市リーヴスリーヴス礼拝堂にシスターとして潜入。
帝国の《魔女の眷属》の長、緋のローゼリアと協力関係を結ぶ。
同年7月、《黒キ星杯》の出現に伴う、帝国政府及び結社《身喰らう蛇》とトールズ士官学院第II分校の交戦では、士官学院側に守護騎士トマス・ライサンダーらが協力。
8月、《巨イナル黄昏》を阻止すべく、トールズ士官学院VII組へ全面的に協力。騎士団副長の守護騎士第二位トマス、VII組メンバーの第八位ガイウスに加え、第五位ケビン、第九位ワジが帝国へ派遣予定であったが、帝国外における結社の動きへの対応からケビンのワジの合流はならず。
その後、帝国のオリヴァルト皇子が発足させた、第三勢力《光纏う翼》を支持した有力勢力となった。

1207年3月、クロスベル再事変の最終局面で、ライサンダー卿ら4名の守護騎士がメルカバと共に参戦。

1208年〜(黎の軌跡・II)

 注意:最新作品に関連する記述があります 
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1208年10月、カルバード共和国におけるマフィア《アルマータ》の脅威に対して、守護騎士第四位セリス・オルテシアと第十一位リオン・バルタザールを共和国に派遣。
11月、共和国の旧王都オラシオンで行われた”デスゲーム”に、騎士団は共和国内にて活動していた2人の守護騎士を参加させる。
12月、共和国首都イーディスを襲った汎魔化に対して、守護騎士セリスとリオンは遊撃士協会黒月CIDマルドゥック社と協力し、アークライド解決事務所を支援する。

星杯騎士団に所属する人物

守護騎士


正騎士


従騎士


星杯騎士団の関係者


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