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七の至宝

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七の至宝

七の至宝または七至宝(しちしほう、セプト=テリオン)は、七耀暦以前の古代ゼムリア文明の人々が《空の女神》から授かったとされる七つの超常的な力を有す古代遺物(アーティファクト)である。

概要

数千年前に古代人が《空の女神》より授かった七つの至宝は、『世界の可能性』をそれぞれ異なる方法で利用して”奇蹟”を起こすアーティファクトであった。
ゼムリア大陸世界において”奇蹟”とはすなわち、《空の女神》の権能の領域であり、また女神が”世界を司る”とされる世界において、『世界の可能性』を利用し”奇蹟”を具現するという七の至宝は古代遺物をとは一線を画す超常的存在である。

この至宝の力が失われた時期と時を同じくして、古代ゼムリア文明は《大崩壊》へと至ったとされる。

七は七耀に対応し、それぞれ、火、水、地、風の四属性に上位三属性である時、空、幻を加えた7つを指す。

現時点で4つの至宝について明らかになっている。

焔の至宝《アークルージュ》

現在のエレボニア帝国の地の人々に授けられた焔を司る至宝。
守護神を象った全高100アージュの巨大な人形であり、抜け殻となった巨像が帝国西部のブリオニア島にて確認できる。

焔の至宝を授かった眷属は数百年の繁栄の後、大地の至宝を授かった眷属と争いを始め、人々の願いを叶える形で至宝同士の戦いが起きる。

大地の至宝ロストゼウムとの衝突の末に融合した結果、鋼の至宝《巨イナル一》となった。

古の盟約により至宝の行く末を見届けていた聖獣ローゼリア
焔の至宝を授かった眷属の末裔は、現在の《魔女の眷属》である。

水(詳細不明)

現時点において未登場。

大地の至宝《ロストゼウム》

現在のエレボニア帝国の地の人々に授けられたもう一つの至宝。
焔の至宝同様「守護神」を象った全高100アージュの巨大な人形であり、その抜け殻となった姿は現在のノルド高原に存在する。

人々の願いにより、人間同士の争いに力を貸す形で焔の至宝と激突した結果、二つの至宝は融合し《巨イナル一》となった。

女神より遣わされた聖獣はアルグレス
至宝を授かった眷属の末裔が現在の《地精》の一族である。

風(詳細不明)

現時点において未登場。

時(詳細不明)

現時点において未登場。

空の至宝《輝く環》(オーリ・オール)

《輝く環》 空の軌跡SCより
現在のリベール王国の地の人々に授けられた空を司る至宝。

その力は古代ゼムリア文明時代の空中都市《リベル=アーク》を維持する為に利用され、至宝にアクセスする端末である《ゴスペル》を介して都市市民に様々な恩恵を与えていた。

しかし、人間の求めるもの全てを実現する至宝によって空中都市の市民は堕落していき、最終的にセレスト・D・アウスレーゼらの組織した至宝への抵抗組織《封印機構》によって、空中都市ごと時間的にも空間的にも封印された。

結社《身食らう蛇》の《福音計画》によってこの封印が解かれ、空中都市が出現。後に《リベールの異変》と呼ばれる導力停止現象が発生した。
第三使徒ゲオルグ・ワイスマンは手中にした至宝と同化し人類の進化を計ったが、エステル・ブライト遊撃士協会とその協力者によって打倒され、首謀者ワイスマンは星杯騎士団の守護騎士ケビン・グラハムの手によって滅せられた。
最終的に至宝自体は結社の執行者カンパネルラの手によって《盟主》に献上され、福音計画は完了した。

幻の至宝《虚ろなる神》(デミウルゴス)

《幻の至宝》 碧の軌跡より
現在のクロスベルの地の人々に授けられた至宝。
人間と変わらない高度な知性を有した人型の至宝であったとされ、当初は他の至宝と同様に人々の望みを叶えていた。
しかし、高い知性故に心を持っていたが故に、人間の度し難い欲望とその業に絶望し、至宝自ら消滅した。

至宝の消滅は人々に衝撃と与え、以来1,000年以上もの間歴史の裏側でクロスベルの錬金術師の集団によりその復活を試みられた。
この末裔はIBC創業家であるクロイス家であり、また脈々と至宝を崇めていたのはD∴G教団である。


七の至宝に関連するキャラクター

レグナート
ゲオルグ・ワイスマン
セレスト・D・アウスレーゼ
カンパネルラ
盟主
ツァイト
マリアベル・クロイス
キーア
ローゼリア
アルグレス


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