D&D

アリート(痕跡霊)

アリート、最初のエラン Arete, the First Elan

痕跡霊レベル4
呪縛難易度21
不死性を追い求めた強力なサイオンだったアリートは、新しい種族を作り出したが、彼自身は終わることのない輪廻転生に見舞われるという悲劇にあった。彼の付与能力は、バインダーに対してその肉体と精神を強靱にするいくつかの能力を利用できるようにしてくれる。

伝説:

強力なリッチとの記憶に残る戦闘の後、強力なサイオンであったアリートはリッチ化の道を探し求める探索に出た。彼はイモータリティ(不死性)が“非死”によって達成することができるのなら、“非生命”によっても達成できるのではないか?と考えた。数十年に及ぶ研究の後、彼は自らの問いの答えを手に入れたが、実は彼はあずかり知らぬことながら、実はちょっとした不注意を犯していた。生命は誕生によって始まり、非生命は再生を必要とするのであった。
彼はイモータル化と若返りの儀式から目覚めたが、すぐに彼が知識とパワーを持っていた人生を失ったことに気付いた。彼自身の日記が、彼がかつて持っていたはずの力について彼に語りかけていた。彼はすぐにそのパワーを取り戻そうという強迫観念に取りつかれた。不幸なことに、彼が失ったものを取り戻すための儀式を再度行なうたびに、彼は新たに再生した。
彼が何度再生したのか知る者はいないが、その途中のどこかで、彼は痕跡霊と化した。彼が痕跡霊として招来されるごとに、彼はいまなお再生を繰り返しているのだと信じる者もいる。

特殊条件:

アリートはあるものにとって熱意が嫌悪すべきものと見なされることを思い出したがらない。彼は君がすでにチュポクロプスかユリュノームを呪縛しているなら、君の招来に応じない。

霊の発現:

彼の秘文から鏡が出現し、招来を行なったバインダーを映し出す。招来者の鏡像は徐々に消え去り、変わって若い、男性のエランが姿を現す。彼の髪は過度に赤々としており、目は過度に青々と、皮膚は過度なまでに青銅色である。彼が話す間、彼の体の動きは招来者が行なうあらゆる動きを鏡写しにしたものである。

徴候:

君の肉体の色は若干薄いものに変わる。ブロンドの髪は金色に、緑色の目はエメラルド・グリーンに、そして皮膚は全く無傷で、毛孔がないものになる。

影響:

アリートを呪縛している間、君は腹をすかしたり、眠くなったりということがなくなるが、もし痕跡霊を呪縛している持続時間の間に食べたり睡眠したりしなかったなら、その悪影響は受ける。もし何かの調査をする必要に迫られた場合、アリートは君に対して、彼についての伝承知識とイモータリティ(不死性)を追求するという彼の研究についても同時に調査するよう強要してくる。それによって、しばしば情報を探すために2倍や3倍もの時間を使ってしまう(DMが決定する;たとえば、地元の乱暴者が酒場での喧嘩のあとどこへ逃げたかを調査するような場合であれば、アリートに彼自身の過去を調査するという気持ちを起こさせないかもしれない)。

付与能力:

アリートを呪縛している間、呪縛者は不死性を探求していたある時点でアリートが持っていたパワーを獲得する。

サイオニックの恩恵 Psionic Boon:

君はアリートを呪縛しているとき、13パワー・ポイントを獲得する。もし君が元々サイオニック・パワーを有しているなら、これは君のパワー・ポイント・プールに加算されるものであり、そうでなければ、新たにプールを作り出し、君は呪縛している間サイオニック・クリーチャーと化す。

抵抗 Resistance:

君は自らが選択した1種類のセーヴィング・スローに+4の抵抗ボーナスを得る。1回の移動アクションによって、別のセーヴィング・スローに変更できる。

ダメージ減少 Damage Reduction:

君の肉体は超自然的なまでに頑健なものとなり、君はダメージ減少5/―を得る。

充足 Repletion:

この痕跡霊を呪縛している間、君はサイオニック・パワーのボディ・アジャストメント、ボディ・ピュアリフィケイション、そしてサステナンスを利用できるようになる。君はそれを修得パワーとしているサイオンであるかのように、各パワーを発現できる。君はサイオンが通常行なうのと同じように、それぞれのパワーを増幅することができ、発現者レベルとしては有効バインダー・レベルを用いる。

出典:

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最終更新:2013年11月17日 10:05
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