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シペトテック(神格)

シペトテック XIPETOTEC

中級神(秩序にして中立)
“生皮を剥がれた王”シペトテックは農業と生け贄の神である。彼は他の者が彼の赤く病んだ皮膚を剥いで、その下に隠された金色の肉体を露わにするのを許している。これは植物の成長過程、種から茎が生えその外皮が剥けてトウモロコシがなること、そして霊的な成長についての暗喩である―人はその罪と欠陥を投げ棄てることによってだけ、完全性を達することが望めるのである。
シペトテックはその信者に対して自己完全性を探し求めることを奨励している。君の欠点を見つけ出し、それを克服することによって、君はより優れた人間となることができる。また彼の信者は、より大きな善への献身を通して、そして彼らの神々や仲間に対する責務を怠っている人々を改心させる(あるいは取り除く)ことで、社会を向上させる道を探し求めている。

権能:

農業、生け贄。

領域:

地、秩序、幸運、植物。

好む武器:

フレイル。

クレリックの訓練:

シペトテックのクレリックの主要な義務は、種の植え付けから作物の取り入れまで、作物の収穫を監督することである。また彼らは、他の者たちが神々に適切な生け贄を捧げるための手助けをもする。

探索行:

典型的な探索行には、群れ為す蟲から収穫を守る、作物を盗む強盗団を捕まえる、そして神々への捧げ物として有益なアーティファクトを破壊することなどが含まれる。

祈り:

農業の神であるシペトテックは、良い収穫を祈る農民たちの間で広く崇拝されている。また病気や呪いを被っている人々も、それらの厄介なものを取り除いてもらえるように“生皮を剥がれた王”の名を唱える。

寺院:

シペトテックの寺院は、トウモロコシや他の穀物を主題とする模様で装飾されている。寺院はしばしば共同体のサイロの近くに建設される。

儀式:

シペトテックのクレリックは年間を通して数多くの農業に関わる儀式を行なう。アステカ人の間では、これらの儀式は特に恐ろしいものであり、その神官は生け贄とされた者の剥いだ皮を着用することでその神を模倣するのである。

御使いと眷属:

シペトテックの生皮を剥がれた御使いはミイラの長と同じデータを持つが、属性は悪ではない。眷属はフォーミアン・タスクマスター、フォーミアン・ミュルマルク、そしてホーンド・デヴィルである。

出典:

『Dragon #358』p.88

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最終更新:2013年11月15日 23:31