《手練の術者》[一般]Practiced Spellcaster
君の有している呪文発動クラスを1つ選択すること。君がそのクラスから発動する呪文は通常より強力になる。
前提条件:
〈呪文学〉4ランク。
利益:
選択した呪文発動クラスについて君の術者レベルは+4上昇する。この上昇によって術者レベルが君のHD数を超えることはない。しかしながら、たとえ君が即座にこの特技から完全な利益を得ることができなくても、後に術者レベルを上昇させないHDを得たならば、ボーナスの残りのぶんを適用することができる。
たとえば人間の5レベル・ソーサラー/3レベル・ファイターがこの特技を修得したなら、ソーサラーとしての術者レベルは5から8へと上昇する(8HDなので)。後にファイター・レベルを1追加したなら、彼はボーナスの残りのぶんを得、ソーサラーとしての術者レベルは9となる(9HDとなったので)。
呪文発動クラスを2つ以上持っているキャラクター(たとえばバード/ソーサラーやレンジャー/ドルイド)は、どのクラスがこの特技の効果を得るのかを選択せねばならない。
この特技は1日の呪文数や修得呪文には作用を与えない。単に術者レベルを上昇させるだけである。術者レベルの上昇は呪文抵抗を克服する助けとなったり、君の発動する呪文の持続時間やその他の効果を向上させたりする。
特殊:
この特技は複数回修得できる。修得するたびに別の1つの呪文発動クラスに適用せねばならない。たとえば4レベル・クレリック/5レベル・ウィザードがこの特技を2回修得した場合、クレリック呪文を術者レベル8で、ウィザード打文を術者レベル9で発動できるようになる。
出典:
『信仰大全』p.81(2004年5月)
『秘術大全』p.80(2004年11月)
関連項目
最終更新:2013年12月14日 07:50