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《信仰の精密性》

《信仰の精密性》[信仰]Divine Accuracy

正のエネルギーを利用して、君の味方の近接攻撃に対し、非実体クリーチャーに対して本当に命中したかどうかに再挑戦の可能性を与える。

前提条件:

アンデッド退散/威伏の能力。

利益:

アンデッド退散/威伏の使用回数1回分を消費することで、60フィートの爆発の中にいるすべての味方(君自身を含める)に対し、非実体であることによる失敗確率で失敗した場合に、近接攻撃での失敗確率を再ロールする能力を与える。この効果は1分間持続し、失敗した攻撃1回に対して1回だけ使用できる。

信仰特技:

この分類の特技は特定のクラスやクラスの組み合わせの者だけに制限されるという性質を持っている。第一に、これらの特技はみなアンデッドの退散/威伏能力を前提条件としている。したがって、これらの特技はクレリック、4レベル以上のパラディン、そして退散/威伏能力を持った何らかの上級クラスやクリーチャーのみが取得できる。
次に、信仰特技の力はアンデッドを退散・威伏するために正・負のエネルギーを放つ能力に由来する。したがって、信仰特技は使うたびに、最低でも1回分そのキャラクターが1日に行なえる退散/威伏の回数を使用する。もし君の退散/威伏を行なう回数が残っていないのであれば、君は信仰特技を使用できない。アンデッド退散/威伏は(君が他に何らかの特殊能力を持っていない限り)1回の標準アクションである。これらの特技はたいてい起動するために1回の標準アクションが必要だが、他の種類のアクションが必要であるなら、それは明記されている。君はラウンドあたり、ただ1つの信仰特技しか(もしくはアンデッド退散/威伏能力を1回しか)起動できないが、持続時間が重なった場合に、一時に2つ以上の信仰特技の利益を得ることは可能である。
アンデッド退散/威伏する能力は超常能力であり、機会攻撃を誘発しない1回の標準アクションで、1回の攻撃としてカウントされる。これと同様、信仰特技も超常能力で、特にその特技の解説で説明されているのでなければ機会攻撃を誘発しない。信仰特技の起動は、その特技を起動することが直接目標にダメージを与えることになるのでない限り、攻撃とはみなされない。たとえば、《清浄なる天罰》は君のすべての近接攻撃に2d6ポイントのダメージを加えるが、それを起動すること自体は敵に直接ダメージを与えない。この《清浄なる天罰》特技の使用自体は攻撃ではないのだ。
パラディンにとって、これらの特技は考慮に値するものだろう。なぜなら、パラディンの退散能力というものは、その経歴を通じて、クレリックのそれに劣るままだからだ。1つか2つの信仰特技をとったパラディンは単にアンデッドを退散させる以外の選択肢を持つことになる。

出典:

『Libris Mortis』p.26

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最終更新:2013年12月09日 20:34