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《擬似呪文能力威力強化》

《擬似呪文能力威力強化》[一般]Empower Spell-Like Ability

クリーチャーは1つの擬似呪文能力を通常より大きな効果で用いることができる。

前提条件:

術者レベル6以上の擬似呪文能力。

利益:

クリーチャーの擬似呪文能力を1つ選択すること。ただし選択可能な擬似呪文能力は下記のように制限を受ける。クリーチャーはその能力を1日に3回まで威力強化された擬似呪文能力として使用できる(その能力がもともと1日に1回か2回しか使用できない場合は威力強化して使用できる回数もそれに応じて少なくなる)。
クリーチャーが威力強化された擬似呪文能力を使用する場合、その擬似呪文能力の変数となっている数値的な効果はすべて1/2だけ増加する。威力強化された擬似呪文能力はその能力の性質に応じて通常より半分だけ大きなダメージを与えたり、半分だけ多くのヒット・ポイントを治癒したり、半分だけ多くの目標に作用を及ぼしたりする。たとえばナイト・ハグが威力強化されたマジック・ミサイルを放つと、通常の1と1/2倍のダメージを与える(個々のミサイルにつき1d4+1をロールし、その結果に1と1/2を掛ける)。この特技はセーヴィング・スローや(キャラクターがディスペル・マジックを発動する時に行なうような)対抗ロールには特に作用を与えない。ランダムな変数のない擬似呪文能力は作用を受けない。
クリーチャーは自らの術者レベルの半分(切り捨て)-2以下の呪文レベルの呪文を複製する擬似呪文能力しか選択することができない。《擬似呪文能力高速化》特技の項に一覧にまとめた表があるので参照のこと(下に再掲してある)。たとえば、13レベルの術者として擬似呪文能力を使用するクリーチャーは、4レベル以下の呪文を複製する擬似呪文能力しか威力強化することができない。
呪文レベル 威力強化に必要な術者レベル
0 4
1 6
2 8
3 10
4 12
5 14
6 16
7 18
8 20
9

特殊:

この特技は複数回修得できる。クリーチャーは1回修得するたびに、この特技を別の1つの擬似呪文能力に適用することができる。

出典:

『モンスター・マニュアル』p.303

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最終更新:2013年11月28日 21:57