ベースシード

準拠: industrialcraft-2-2.2.517-experimental

概要

支柱に対して使うことで特定の作物を植えることができるアイテムのことをベースシードという(ic2.api.crops.BaseSeed)。

ベースシードはAPIから登録と解除を行うことができる(ic2.api.crops.Crops#registerBaseSeed)。

 

ベースシードが持つ情報

  • 種となるアイテム種・要求個数
  • 作物種ID(CropId)
  • 成長サイズ
  • GGR値

IC2Expが提供するベースシード一覧(IC2Crops#registerBaseSeeds)

アイテム 要求個数 作物種 Size Gr Ga Re
小麦の種 1 小麦 1 1 1 1
カボチャの種 1 カボチャ 1 1 1 1
スイカの種 1 スイカ 1 1 1 1
ネザーワート 1 ネザーワート 1 1 1 1
テラワート 1 テラワート 1 1 1 1
IC2コーヒー豆 1 コーヒー 1 1 1 1
サトウキビ 1 アシ 1 3 0 2
染料#3(ココア豆) 1 ココア 1 1 1 1
赤い花 4 バラ 4 1 1 1
黄色い花 4 タンポポ 4 1 1 1
人参 1 人参 1 1 1 1
ジャガイモ 1 ジャガイモ 1 1 1 1

赤字: ダメージ値が異なっていても使える

ベースシードの利用(TileEntityCrop#rightclick)

支柱を右クリックした場合にベースシードにマッチするかの判定が行われる。この時、プレイヤーがアイテムを所持しており、支柱が空か交配用であり、「所持アイテムが支柱であって且つ支柱が交配用支柱でない」場合でない場合に、ベースシード設置の試行が呼び出される。

つまり、支柱以外のアイテムを持って右クリックするれば試行が行われる。

ベースシード設置の試行TileEntityCrop#applyBaseSeed)

プレイヤーの所持アイテムがベースシードであり、所持数が足りる場合に作物設置の試行を行う。試行が真であった場合、以下の処理を行う。

  • 所持アイテムがコンテナアイテムを持っていた場合
    • 所持アイテムが1個を超えてスタックされていた場合
      • ①に行く
    • プレイヤーの現在のインベントリスロットをコンテナアイテムで置換する
  • そうでない場合
    • 所持アイテムの個数を1個減らす

この処理ではクリエイティブモードであってもインベントリアイテムの消費が発生する。

IC2Crops#getBaseSeed(ItemStack)

アイテムスタックがマッチする場合にBaseSeedを返す。マッチしない場合nullを返す。

作物設置の試行TileEntityCrop#tryPlantIn)

作物種ID・サイズ・GGR値・スキャンレベルが与えられたときに、支柱に植物が存在するか、交配用支柱であるか、作物種がその支柱で成長可能(canGrow)でない場合に偽を返す。そうでない場合は、支柱を与えられたパラメータで初期化して真を返す。

トリビア

  • ベースシードによる植え付けを行ったとき、GGR値が固定であるにも関わらずスキャンレベルは1(作物種のみ判明)で固定である。
  • 交配用支柱にベースシードを植えることはできない。
  • 赤い花と黄色い花のベースシードは、収穫可能な状態で設置される
  • バラはMinecraft1.7系にける更新でポピーとなったが、IC2Cropでは2.2.517現在ポピーでバラを植えることができる
  • ポピー~キクまでの9種類のバニラ花はIDを共有しているため、これらのどの花でも4つあればバラを設置することができる
  • サトウキビのみGGR値が(1,1,1)でない作物を設置する。このため、サトウキビのみベースシードによって設置した作物を破壊すると種袋をドロップする
  • 保水用アイテムや肥料がベースシードとなった場合で、右クリック時に作物を設置出来た場合、そのクリックでは支柱に対してそれを使用しない
  • 支柱をベースシードとして登録しても、先に交配用支柱への拡張が行われるため、対応する作物を植えつけることはできない。
最終更新:2014年07月17日 19:35
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