ダイスの導きにより初期SAN値30の憂き目に晒された世界に咲き誇る大輪の薔薇は運命を打開することに全力を傾けた。
目星を拒否し、聞き耳を取らず、触れてはいけないものから気高き精神を守り通すために行動する気高き臆病者はしかし、心理学99言いくるめ85という相手を魅了する自身の特性を活かした活躍の場を求めた。
だが、運命は彼に大いなる試練を与える。
眉毛である。
圧倒的眉毛である。
常に付きまとう不吉な影は、まるで本当に薔薇の影であるかのように逃れえぬ宿命を共有させる。
初期値であるはずの目星で2人揃ってスペシャル成功を叩き出し、アイデアロールに失敗し、人魂に餌付けしようと試みた際には食物兵器(スコーン)と至高の福音(お手製マカロン)という大いなるハンデがあるにも関わらず、2人共失敗という不本意な結末に唇を噛んだ。
果たして世界のお兄さんは異変をくぐり抜け、世に称えられるべき存在という芸術を示すことができるのか?
ちなみに発狂要因と思われたのにいまだ発狂していない。訴訟。
最終更新:2013年05月14日 19:28