ここではEasyCAP HDで起きるトラブルの解説と解決法を紹介します。
EasyCAP HDで映像のキャプチャが出来ない理由は幾つかあります。
もし下記に該当しない場合はサポートにお問い合わせください。
不良の場合、購入から1年以内であれば商品を交換できます。
■ キャプチャボタンがグレーアウトして押せなくなる
HDMIの映像をキャプチャするときに起きる症状です。
HDMIに「HDCP」というコピーガードが掛かっているとキャプチャできなくなります。
HDCPはほとんどのDVD・BDプレーヤーなど、
著作権物を再生する機器のHDMI出力に掛かります。
ゲーム機、パソコンのHDMI出力にHDCPが掛からない場合があります。
このHDCPを解除・回避することは厳密には著作権法違反になるので
EzCAP HDはHDCPを認識するとキャプチャできなくしてしまいます。
・HDMIにHDCPが掛からない映像でしたら、もちろnそのままEzCAP HDでキャプチャできます。
・HDMIにHDCPが掛かっている場合:その再生機器がアナログの出力が可能なら、それに切り替えてキャプチャできます。
※HDMIスプリッター・HDMI-コンポーネント変換や特殊なプログラムの使用によるキャプチャは
保証対象外で不正行為にあたる可能性がありますのでご注意ください。
■ 映像がパソコンに反映されない
この症状の原因は以下の2つが考えられます。
1. 設定上のミスがある
2. ケーブルが壊れている。
設定ミスの場合、まずパソコン上の「VivaStation」の「入力ソース」のところを見てみましょう。
「入力ソース」をキャプチャしたい映像に合わせる必要がありますので、HDMI映像だったら「HDMI」に設定します。
次にに出力機器(DVDプレーヤー、ゲーム機等)の設定を確認しましょう。
DVDの映像をコンポーネントケーブルでキャプチャする場合は、DVDプレーヤーの設定が「YPBPR」にセットされていることを確認します。
それでもダメならケーブルが壊れています。
HDMIケーブルの先を踏んでしまって壊れた、というケースも少なくありません。
ちゃんと映るケーブルかどうか確認しましょう。
上記のどれでもなければおそらくEasyCAP HDが壊れているのでしょう。
1ヶ月以内なら無料で交換できるはずですので、問い合わせてみましょう。
■ Vivastationの動作が極端に重い、強制終了してしまう、キャプチャされていない
VivastationのビデオレンダリングモードにはVMR7、VMR9、EVRと3種類ありますが、
使用環境に正しく設定されていないと様々のトラブルの原因になります。
・ 動作が極端に重くなる
・ 強制終了してしまう
・ キャプチャボタンを押しても画面が黒くなって動作しない
・ キャプチャしているように見えても、保存ファイルがない
これらバグやウィルスだと勘違いされがちですが、
簡単に対処することが出来ます。
1. Vivastationの設定画面を開く
2. ビデオ設定タブを開く
3. VMR形式を「EVR」に変更する。
EVRで正常に動作しない場合は、VMR7、VMR9でもお試しください。
■ Vivastationでスクリーンショットのキャプチャができない
Vivastationの「スナップショット機能」で画面の静止画を保存できます。
しかしエラーが出てしまい、スクリーンショットが撮れない場合があります。
ビデオ設定を変更することで改善されます。
1. Vivastationの設定画面を開く。
2. ビデオ設定タブを開く
3. VMR形式を変更して、再度スクリーンショット機能を試す。