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《呪文エネルギー上乗せ》

《呪文エネルギー上乗せ》[呪文修正]Energy Admixture

君は呪文を修正した、1種類のエネルギーを用いる呪文に、同量の他のエネルギーを加えることができる。

前提条件:

利益:

[酸]、[電気]、[火]、[冷気]の4つのエネルギーのうち、君が《呪文エネルギー変更》>での変更先として選んだものと同じものを選択すること。以後、君はエネルギーの補足説明の付いた呪文に、同量の選択したタイプのエネルギーを加えることができる。この変更を加えた呪文は、あらゆる面において通常と同じに働くが、ただエネルギーの種類とダメージの総量のみが違う。それぞれのタイプのエネルギーが、呪文本来のダメージと同じだけのダメージを及ぼすのである。たとえば[酸]を添加したファイアー・ボールを術者レベル6で発動した場合、それは6d6ポイントの[火]ダメージと6d6ポイントの[酸]ダメージを及ぼす(別々に分けてロールすること)。術者レベル10で発動したなら10d6ポイントの[火]ダメージと10d6ポイントの[酸]ダメージである。この特技をもってすれば、相反するタイプのエネルギー(たとえば[火]と[冷気])を組み合わせることすら可能である。
エネルギー上乗せされた呪文は、本来のレベルよりも4レベル高い呪文スロットを使う。また、補足説明にはその呪文にこもっている両方のタイプのエネルギーが含まれるようになる。たとえば先述の[酸]を添加したファイアー・ボールは“力術[酸、火]”の呪文となる。

特殊:

この特技は複数回修得できる。そのたびに別のタイプのエネルギーを選択することになる。特定のエネルギーに関してこの特技を修得するためには、そのエネルギーの《呪文エネルギー変更》を修得していなければならない。(つまり、たとえば《呪文エネルギー上乗せ:[冷気]》を修得するには、《呪文エネルギー変更:[冷気]》を修得している必要がある)。《呪文エネルギー変更》で修正した呪文を、さらに《呪文エネルギー上乗せ》で修正することは可能である。また、もともと同じタイプのエネルギーを用いている呪文を、《呪文エネルギー上乗せ》で修正することも可能である。この場合、通常のダメージ・ダイス数を倍にすることになる(訳注:たとえば10d6ダメージのファイアー・ボールを《呪文エネルギー上乗せ:[火]》で修正することは可能であり、修正された呪文は20d6ポイントの[火]ダメージを与える)。

出典:

『秘術大全』p.76

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最終更新:2013年12月11日 20:14