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《片手一刀流》

《片手一刀流》[戦術]Einhander

君は利き手でない方の手に何も持たずに片手武器を使う技に長けている。

前提条件:

〈軽業〉6ランク、基本攻撃ボーナス+6。

利益:

片手武器1つまたは軽い武器1つを持ち、利き手でない方の手に何も携帯していない状態で戦う時、君は《片手一刀流》の3つの特殊な戦闘術を実行できる。

半身の構え:

君は片腕を背中に回し、敵に向ける面積を小さくして、攻撃よりも防御に集中する。防御的戦闘または防御専念アクションをとっている時、君はACに対して追加で+2の回避ボーナスを得る。

逆手のバランス:

君はアクロバット的な行動をとる際に、バランスをとるために利き手でない方の手を活用できる。1体の敵に対して攻撃を命中させた後、君は次のターンの開始時までの間、その敵から機会攻撃を受けることを避けるための〈軽業〉判定に+2のボーナスを得る。君は敵の間合いから逃れるために跳んだり転がったりしている時、片手でバランスをとり、もう片方の手で敵を牽制し続けているのだ。

持ち替えの早業:

君はこれ見よがしの派手な身振りで武器を空中に放り投げ、利き手でない方の手でとらえて攻勢を続行する。この特技を使用するには、まず最初に1回の全力攻撃アクションをとり、1体の敵に対して少なくとも2回の攻撃を命中させなければならない。次の君のターンに、君は1回のフリー・アクションとして、〈はったり〉ではなく、〈手先の早業〉を用いた特別なフェイントを行なうことができる。敵はフェイントに抵抗するための通常のルールに従う。この戦闘術は、成否にかかわらず、一度使用した相手に対して再度使用することはできない。

特殊:

ファイターは《片手一刀流》をファイター・ボーナス特技として選択することができる。

戦術特技

戦術特技により、キャラクターは数々の強力な戦闘術を繰り出すことができるようになる。
君がなにがしかの戦術特技を修得したキャラクターをプレイしているなら、君にはその特技を使用するための手順として要求されているアクションをきちんと行ったかどうかを記録しておく責任が生じる。DMに対して、あらかじめ君が戦闘術を試みるつもりであることを手短に伝えておくのも良い方法だ。「僕はこのラウンド“反撃の棘”の戦闘術を使ってるよ。言っとくけど、敵が僕を攻撃してミスしたら、僕はその敵に対して攻撃ボーナスを得るからね」などという具合に。
戦術特技の解説文中には、“最初のラウンド”、“次のラウンド”のような言い回しが登場する。これらは戦闘術を使用するタイミングに関連した用語であって、遭遇の開始時点からの経過ラウンド数ではない。たとえば、《ひらめく外套の戦士》特技の場合、戦闘開始後最初のラウンドに敵と隣接するマスに移動しなければ、その戦闘中に“戦闘隠しの外套”戦闘術が使えなくなってしまうというわけではない。戦闘開始から何ラウンド経過していようと、戦闘術を使用する手順を考える上では、君が敵と隣接するマスに移動したラウンドが“最初のラウンド”となるのである。

出典:

『プレイヤーズ・ハンドブックⅡ』p.94

関連項目

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最終更新:2013年12月08日 19:58