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《地獄のソーサラーの咆哮》

《地獄のソーサラーの咆哮》[末裔]Infernal Sorcere Howl

君が地獄の祖先に憤怒を雷鳴のごとき咆哮に変えて解き放ち、音波の力として敵に叩きつける。

前提条件:

《地獄のソーサラーの末裔》、ソーサラー1レベル。

利益:

呪文スロット1つを消費することにより、君は30フィートの円錐形の[音波]エネルギーを作り出すことができる。円錐の中にいる敵は全員、消費した呪文スロットのレベル毎に2d6ポイントのダメージを受ける。頑健セーヴ(難易度10+消費した呪文スロットのレベル+君の【魅】修正値)に成功すれば、このダメージを半減させることができる。これは超常能力である。

出典:

『プレイヤーズ・ハンドブックⅡ』p.91

末裔特技:

末裔特技は、君のキャラクターがある特定の存在の子孫であることを表現するための特技である。本書の末裔特技により、君のソーサラーは天界や地獄をその魔法的な力の源とした新たな能力を身につけることができる(ドラゴンの末裔であることをソーサラーの力の源とする特技については『秘術大全』を参照)。君はDMと一緒に、君のキャラクターの血統について説明する背景物語を作り上げるべきである。しかし、血統の源が何者であろうが、この特技の運用面で何ら影響するものではない(キャラクター自身にとっては謎のままであるかも知れない)。
キャラクターは何レベルの時点で末裔特技を修得しても構わない。1レベルより後になって末裔特技を修得したということは、キャラクターが祖先の力に目覚めたのがその時だったということでしかない。ただし、最初に選択する末裔特技は《天上のソーサラーの末裔》《地獄のソーサラーの末裔》のいずれかでなければならない。他の末裔特技はすべて、これらの特技のいずれかを前提条件としているからだ。
通常、種類の異なる末裔特技を組み合わせることはできない(『Planar Handbook』のp.37を参照)。しかし、ソーサラーであれば《ドラゴンの末裔》特技と《天上のソーサラーの末裔》《地獄のソーサラーの末裔》特技を併せ持つことが可能である。この場合、ソーサラーは不可思議な存在を多様に含んだ、真に複雑怪奇な家系図を獲得することになるかも知れない。地獄と天上の特性を併せ持つソーサラーなど、稀にも程があるというものだが。こうした術者は血の中で蠢く両極の相剋に苦悩することだろう。

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最終更新:2013年12月08日 11:21