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ヘクスブレードの呪詛

ヘクスブレードの呪詛 Hexblade Curses

ヘクスブレードは『戦士大全』で紹介された新たな基本クラスである。呪詛を好み、呪文発動の能力を与えられている戦士、ヘクスブレードは戦士の選択肢の幅を広げるものであり、ファイターのような能力の多様性を諦める代わりに秘術魔法の使用能力を得るものである。
ヘクスブレードは、多くの場合、信仰の戦士たち―パラディンやレンジャー―の秘術版として行動する。

呪詛特技 Hex Feats

へクスブレードの最も目立ち、独特な能力は呪いである。彼の呪いによって、へクスブレードは敵の能力を減退させ、戦闘において彼らにペナルティを与える。へクスブレードの実験者たちが、彼らの呪いの能力に基づいたいくつかの新しい能力を開発分類した。これらの能力のいくつかは、へクスブレードの呪いを修正するものであり、呪詛特技として知られている。
他に特記事項がない限り、呪詛特技によって与えられる新しい呪い能力は、通常のヘクスブレードの呪いと同様に1時間の持続時間を持つ。呪詛特技を取得することで、彼は通常の呪いか呪詛特技によって与えられる新しい呪いを使うのかを選択することができるようになり、ヘクスブレードはより大きな柔軟性を獲得する。呪詛特技によって与えられる呪いの選択肢は、呪いのレベル(ヘクスブレードの呪い、ヘクスブレードの恐るべき呪い、ヘクスブレードの大いなる呪い)に応じて異なる影響を目標に与える。

新しい特技

新しい防具と武器の特殊能力

素晴らしい戦士である一方、ヘクスブレードはその特殊能力によっても異彩を放っている。ヘクスブレードはこうした独特な能力を利用する武器や鎧を作成することに多少の時間を費やしている。

ブレードジンクス

(Bladejunx/刃の不運)
ブレードジンクスは鎧用の特殊能力である。ブレードジンクスの鎧は運命を操るためにヘクスブレードのパワーを利用する。ブレードジンクスの鎧を着用しているヘクスブレードは、最大で1日に3回まで、クリティカル・ヒットを命中させた敵に対して、即座にクリティカル確定ロールを再ロールさせることができる。その敵は2回目のロール結果を取らねばならない。
中程度・防御術;術者レベル9;《魔法の武器防具作成》、作成者はヘクスブレードでなければならない;市価+2ボーナス。

ヘクスバースト

(Hexburst/呪詛爆裂)
ヘクスバーストは武器用の特殊能力である。ヘクスバーストの武器はヘクスブレードの呪詛のパワーを直接的なダメージに変換することができる。ヘクスブレードがヘクスバーストの武器を使ってクリティカル・ヒットを命中させたときにはいつでも、彼のヘクスブレードの呪いの1日の使用回数1回分を消費して、+2d6の追加ダメージを与えることができる。この方法において、ヘクスブレードの呪いの使用回数は1回分だけを消費できる。
微弱・力術;術者レベル5;《魔法の武器防具作成》、作成者はヘクスブレードでなければならない;市価+1ボーナス。

ヴェクシング

(Vexing/不快感)
ヴェクシングは武器用の特殊能力である。ヘクスブレードによって使用されるとき、ヴェクシングの武器の使用者は、この武器の強化ボーナスのいくばくか、あるいは全てを、敵に与えるペナルティに変換することができる。フリー・アクションで、その使用者は、この武器を使用する前の彼のターンの開始時に、武器の強化ボーナスのうちどれだけをそれに充てるかを選択する。それから彼は、効果を与えようとしている目標に対する接触攻撃を成功させなければならない。この接触攻撃を成功させたなら、ダメージを与えることはないが、代わりに目標に対して彼が選択したペナルティを課す。このペナルティは目標の攻撃ロール、技能判定、能力値判定、そしてアーマー・クラスに対して影響する。このペナルティはこの武器の使用者の次のターンの終了時まで持続する。
強力・死霊術;術者レベル14;《魔法の武器防具作成》、ビストウ・カース;市価+1ボーナス。

出典:

『Dragon #339』p.92

関連項目

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最終更新:2013年12月08日 03:42