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《熟練戦列兵》

《熟練戦列兵》[戦術]Formation Expert

君は縦横に隊列をくんで戦う訓練を積んでいる。

前提条件:

基本攻撃ボーナス+6以上。

利益:

《熟練戦列兵》特技により3種類の戦闘術を行なえるようになる。君はたとえこの特技を修得していない仲間と戦列を組んで戦っているときであっても、この特技の利益を得ることができる。

隙間に踏み込む:

この戦術特技を使用するには、君は戦闘で倒れた1人の仲間のもとへ、1回の標準アクションでたどり着ける場所へいなければならず、その倒れた仲間と君の間のマス目がそれぞれ1人の仲間によって占められていなければならない。君はその倒れた仲間が占めていたマス目に、(あたかもそのアクションを“待機”していたかのように)ただちに1回の移動アクションを使って移動することができる。

盾の固定:

この戦闘術を行なうには、君はすでに盾を準備している必要があり、さらに君の両側にいて隣接する仲間もまた盾を準備している必要がある。君はアーマー・クラスに+1のボーナスを得る。

長柄武器の壁:

この戦闘術を使用するには、君はギザーム、グレイヴ、ショートスピア、トライデント、ハルバード、ランサー、ロングスピアを使用していなければならない。また、仲間が君の両側にいて隣接し、君が持っているのと同様の武器を持っていなければならない。君は攻撃ロールに+2のボーナスを得る。

特殊:

ファイターは《熟練戦列兵》をファイター・ボーナス特技として選ぶことができる。

出典:

『戦士大全』p.108

戦術特技:

[戦術]の補足説明がついた特技によって、キャラクターは数々の強力な攻撃を行なえるようになる。
もし君がこの戦術特技を持っているキャラクターをプレイしているなら、その特技によって行なえる戦闘術を準備し、その行動を管理するのは君の義務だ。DMに対して君が戦闘術を試みようとしていることを簡潔に伝えるというのはいい考えだ。「僕はそのトロルを攻撃するよ、《攻防一体》を目いっぱい使っておく。でもって、これは戦闘術を行なうための布石だからね」などがちょうど良いだろう。
戦術特技の中には、“最初のラウンド”、“次のラウンド”などのようにして説明されているものもある。こうした説明はその戦闘術を行なうタイミングについて述べたものであり、その戦闘全体でのタイミングについて述べているのではない。たとえば君は戦闘術を開始するために、その戦闘の第1ラウンドに《攻防一体》特技を使わなければならないというわけではないのだ。戦技を行なうことについて言えば、君が《攻防一体》を使用したラウンドが“最初のラウンド”とみなされるわけである。

関連項目

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最終更新:2013年12月05日 22:16