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《突き刺さる冷気》

《突き刺さる冷気》[呪文修正]Piercing Cold

君の[冷気]呪文はあまりにも冷た過ぎて、通常は[冷気]に抵抗や完全耐性を持つクリーチャーに対してもダメージを与えることができる。

利益:

君はこの呪文修正特技を、[冷気]の補足説明が付いている呪文に対してのみ適用することができる。突き刺さる冷気の呪文は恐ろしく低温であるため、通常は[冷気]では全く傷つかない、あるいは[冷気]に抵抗を持つクリーチャーにもダメージを与えることができる。突き刺さる冷気の呪文はクリーチャーの有する[冷気]への抵抗を完全に無視し、その抵抗を無効にし、あたかもその目標が[冷気]への抵抗を一切持っていないかのようにダメージを与える。その攻撃に対して許される他のあらゆる防御はなお有効である(セーヴィング・スローや呪文抵抗など)。
さらに、通常は[冷気]への完全耐性を有するクリーチャーも突き刺さる冷気の呪文からはダメージを受ける。突き刺さる冷気の呪文は、それらのクリーチャーに対して半分のダメージ(あるいはセーヴィング・スローに成功したなら4分の1のダメージ)を与える。
たとえば、マイアリーが突き刺さる冷気のコーン・オヴ・コールドを、通常は[冷気]への完全耐性を持つナイト・ハグに対して発動した。彼女はナイト・ハグの呪文抵抗を打ち破るために術者レベル判定を行い、一方ナイト・ハグはその呪文に対して反応セーヴを行う。マイアリーはダイスをロールし、彼女のコーン・オヴ・コールドは42ポイントの[冷気]ダメージを与えることになった;ナイト・ハグはセーヴに成功したので、このダメージは半減され21ポイントとなった。そして、このダメージはさらに半減され(ナイト・ハグは通常[冷気]への完全耐性を有するため)、実際にはナイト・ハグには10ポイントの[冷気]ダメージが与えられることになり、彼女はこの予期せぬ出来事に衝撃と怒りの両方を覚える。
(冷気)の副種別を有するクリーチャーは、突き刺さる冷気の呪文を、通常よりも冷たいとは感じるが、彼らはなお、この攻撃によってダメージを受けることはない。
突き刺さる冷気の呪文によってダメージを受けた(火)の副種別を持つクリーチャーは、通常の+50%の代わりに、通常の2倍のダメージを受ける。
《突き刺さる冷気》の呪文は、実際の呪文レベルよりも1レベル高い呪文スロットを使用する。

出典:

『Frostburn』p.49

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最終更新:2013年11月29日 16:34