D&D

《フラルのイニシエイト》

《フラルのイニシエイト》[イニシエイト]Initiate of Hlal

信ずる神への信仰を心に燃やし、君の大胆さと勇敢さを縛ることができるものはまったく存在しないことを知る。

前提条件:

クレリック・レベル5、(竜の血)の副種別、フラル神を信仰すること。

利益:

1日3回、組みつきを回避したり脱出したりするために行うあらゆる〈脱出術〉判定やあらゆる組みつき判定に対して、ボーナスとして術者レベルを加算することができる。君はその判定のロールを行う前にこの能力を使用するかどうか選択しなければならない。
もし君がバードの呪歌のクラスの特徴を有しているなら、君は1日に1回多くバードの呪歌を使用することができる。
加えて、君はクレリックの呪文リストに下記の呪文を加える。
2Lv ターシャズ・ヒディアス・ラフター 対象は1ラウンド/レベルの間アクションを失う。
3Lv リースト・ドラゴンシェイプ スードゥドラゴンの形態を取る。
6Lv グレーター・ヒロイズム 攻撃ロール、セーヴ、技能判定に対して+4ボーナス;[恐怖]への完全耐性;一時的ヒット・ポイントを得る。
8Lv マインド・オヴ・ザ・ラビリンス 君の精神に影響を与えようとする敵を混乱させる;そうした攻撃者の1体をドミネート(支配)する。

イニシエイト特技 Initiate Feats

イニシエイト特技は、神の僕たちにその神に応じた特性を与えるものであり、それによって、追加の呪文リストを利用したり、能力を獲得したりすることが可能になるものである。一般的には、この特技はそのキャラクターにちょっとした利益を与え、また彼のクレリック呪文リストにいくつかの追加呪文を加える。(特技の説明文中に、ダガー印[†]がある場合、それは『Dragon Magic』で説明されている新呪文である。)いくつかのイニシエイト特技では、これらの呪文を他のクラスの呪文リストにも加えることができるものもある。もし君が追加することができると記載されているクラスのリストを複数有しているなら、これらを追加する呪文リストを1つだけ選択しなければならない。
神格を選択しなければならず、かつ呪文発動に関してクレリック呪文リストを使用するクラスを持つキャラクターは、イニシエイト特技の前提条件を満たすかどうかの判定において、そのクラスのレベルをクレリック・レベルであるものと見なすことができる。たとえば、バハムート神を自らの神格としているフェイヴァード・ソウル(『信仰大全』参照)が3レベルに達したなら、《バハムートのイニシエイト》特技を修得することができる。それによって、このキャラクターはその特技の利益を獲得し、フェイヴァード・ソウルの呪文リストに呪文を加えることができる。フェイヴァード・ソウルは限定された修得呪文のリストからしか呪文を発動できないため、彼はこれらの呪文を通常通りに彼の修得呪文リストに加えない限り、それらを発動することはできない。もしそのイニシエイト特技がクレリックのクラス技能リストに何らかの技能を追加するものであるなら、君はそれらをクレリックの代わりに使用しているクラスのクラス技能リストに加えることにしても良い。
いかなるキャラクターも複数のイニシエイト特技を修得することはできない。これらの特技は1柱の神に対する深い献身を前提としているためである。
一般的に知られているドラゴンの神格の間では、クロネプシスだけがそのクレリック(クレリック自体が稀であるが)にこの利益を与えない。この辺りの事情に精通している者に言わせると、クロネプシスは単にその崇拝者たちにこれらのパワーを与えたくないと思っているためであろうという。

出典:

『Dragon Magic』p.21

関連項目

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年11月23日 14:29