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《神聖貴族家の子弟》

《神聖貴族家の子弟》[一般]Celestial Scion

君は“大王国”の主要な貴族家の中の一家の一員である。

地域:

アーリッサ、ソルナー連合、北方王国。

利益:

この特技の利益は君が所属する神聖貴族家に応じて決定される。君のDMが許可しない限り、家の中での君の地位は非常に低いものであり、下記に示したものを除きゲーム的な利益は一切得られない。DMの判断次第では、君が一族に属するという事実は、強烈なロールプレイ上の影響と利益をもたらすものともなりうる。

クランデン家:

君は1レベル時に最大の資金を受け取る。外交に関する専門知識と君の貴族家の輝ける評判のおかげで、君はあらゆる〈交渉〉判定に+3のボーナスを得る。特記事項がない限り、旧“大王国”出身のNPCの君に対する初期態度は友好的になる。

ダーメン家:

商家出身者として君が選んだ武器は毒のある言葉であり、それは毒のある刃よりも遥かにたくさんの敵を殺すことができる。〈はったり〉判定に失敗して嘘がばれてしまったとき、君は即座にもう一度対抗〈はったり〉判定を行ない、曖昧な話で先の“誤った陳述”をごまかすことができる。もしこの〈はったり〉判定に成功したなら、元々の失敗した結果を無視することができる―〈はったり〉の試みは成功することになり、犠牲者はそれに気づかない。特記事項がない限り、旧“大王国”の中流以上の階級出身のNPCの君に対する初期態度は友好的になる。下流階級の農夫は、ダーメン家の大部分の者たちが彼らの“血統”を軽蔑していることを知っているため、彼らの君に対する初期態度は非友好的である。

ガラステス家:

エアディのガラステス家の秘術の遺産はフラネス中に知られている。君にとってウィザードは適性クラスとなる。マルチクラスのガラステス家のウィザード・クラスは、マルチクラスによる経験点ペナルティを被るかどうかの決定にあたって勘定に入れない。また君は〈呪文学〉判定に+2ボーナスを得る。大部分の人々は君の家の魔法の力を恐れており、旧“大王国”出身のNPCの君に対する初期態度は友好的である。

ナエラックス家:

君は、かつて強大な“大王国”をその足元に跪かせた狂えるアンデッドの大王、“不死なるもの”アイヴィッドと同じ血筋に連なっている。君はあらゆる〈威圧〉判定に+2ボーナスを得る。大王アイヴィッド1世とフィーンドとの間で結ばれた不浄なる契約のために、君は悪の来訪者との特別な関係を享受する。君は常に継続しているトゥルー・シーイング能力(術者レベル16)を有しているが、この能力はデーモンとデヴィルの正体を隠している呪文に対してのみ機能する。これは超常能力である。君の一族の恐るべき評判のために、旧“大王国”出身のNPCの君に対する初期態度は非友好的になる。

ラックス・ニロンド家:

ラックス家の真の後継者は死に絶えて久しいが、いくつかの非嫡出の子孫や重要ではない支流の一家は生き延びている。ラックス家の遺産はそれほど栄光に満ちたものではなく、無能な者や知的障害者ばかりが立て続けに輩出された。それにも関わらず、この家が何とか“大王国”の首領であった時代、大きな政治的影響力を確保することができた。こうした伝統の相続人である君は、〈情報収集〉判定に+3ボーナスを得、さらにすべての判定に1d2時間を要するだけで済む。特記事項がない限り、旧“大王国”出身のNPCの君に対する初期態度は友好的になる。

トーカン家:

トーカン家の財政的な力は旧“大王国”の境界を超えて及んでいる。ピン跳ね、詐欺、虐待、そして昔ながらの仕事のやり方によって金貨の大部分を搾取しているという君の家族の評判のおかげで、君はトーカン家の影響が知られている場所であればどこであれ、あらゆる買い物で10%の値引きを受けられる。旧“大王国”の外や、トーカン家に対しておおっぴらに敵対的な地域では、DMは自由にこの値引きを却下することができる。多くの人々は君の一族を強欲な金権政治家と見なしているため、旧“大王国”出身のNPCの君に対する初期態度は非友好的になる。

特殊:

君はこの特技を1レベル・キャラクターのときに選択しなければならない。

出典:

『Dragon #315』p.52

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最終更新:2013年11月11日 00:29