PlayListのキー

Category = PlayListのフィールドのキー一覧です。
  • キー名が赤字青字のキーは必須のキーです。
    青字のキーは他のキーの設定状況などによっては省略することも可能です)
  • キー名の左の欄に*があるキーは、
    ModifyPlayListコマンドで後から設定を変更することができます。


カテゴリの設定

  キー名 内容
Category PlayList カテゴリをPlayListに指定


プレイリストの表示サイズの指定

  キー名 内容 初期値
* Width 数値 プレイリストの表示サイズ(幅)
* Height 数値 プレイリストの表示サイズ(高さ)


プレイリストの表示位置の指定

☆通常は『PosXPosYキー両方とも』
   ウィンドウの特定位置(四隅・四辺の中央など)からの相対位置にする場合は
   『TopLeftAnchorキー』が、それぞれ必須キーになります。
   (PosXPosYは省略してもエラーにはなりませんが
     TopLeftAnchorキーが未設定のときにPosXPosYも省略すると
     PosXPosYがどちらも0扱いとなり、プレイリストがフェイス左上端に配置されてしまうので
     基本的にはPosXPosYを省略せずに記述するようにしてください。)
  キー名 内容 初期値
* PosX 数値 プレイリストの左上端位置のX座標 0
* PosY 数値 プレイリストの左上端位置のY座標 0
OriginItem 基準になるアイテムの
フィールド名【※1】
プレイリストの表示位置が
キーの値に指定した
フィールド名のアイテムの表示位置からの
相対位置になる【※2】
* TopLeftAnchor 【※3】 プレイリストの表示領域の左上座標を
指定した原点からの相対座標に固定する
【※4】
None
* BottomRightAnchor 【※3】 プレイリストの表示領域の右下座標を
指定した原点からの相対座標に固定し、
ウィンドウサイズの大きさに応じて
表示サイズを自動調整する【※5】
None
※1 iniファイル(定義ファイル)内で、
     このキーを記述するフィールドの前に記述されているフィールド名のみが対象。
     (このキーを記述するフィールドの後にあるフィールド名や
       iniファイル内に存在しないフィールド名はエラーになります。)
※2 OriginItemキーを記述した場合、
     プレイリストの左上端位置のX座標は、
     「OriginItemで指定したアイテムのPosX+プレイリストのPosX」に、
     Y座標は「OriginItemで指定したアイテムのPosY+プレイリストのPosY」になります。
     (他のアイテムと同じくPosXPosYキーをマイナス数値や0に指定することもできますが、
       プレイリストは他のアイテムよりも必ず手前に表示されるので
       基準になるアイテムの上・左や同じ位置に配置すると、
       プレイリストのサイズによってはそのアイテムを隠してしまうことになります。)
※3 〔原点〕, 〔相対X座標〕, 〔相対Y座標〕の3つを半角スペースとカンマで区切って指定します。
     原点はTopLeft(左上端)・TopCenter(上端中央)・TopRight(右上端)・
    CenterLeft(左端中央)・Center(中央)・CenterRight(右端中央)・
    BottomLeft(左下端)・BottomCenter(下端中央)・BottomRight(右下端)・
    None(自動補正を行わない)のうちどれか1つ。
     相対X座標と相対Y座標はピクセル単位だけでなく、
     ウィンドウの幅や高さに対する割合でも設定が可能です。
     割合で指定する場合は数値の後に半角で%を記述してください。
     (%表記の場合、10.0%というふうに小数表記も可能です)
※4 このキーはPosXPosYキーの代わりに設定します。
     また、OriginItemキーの設定は無視されます。
※5 このキーはTopLeftAnchorキーとともに設定します。
     プレイリストの表示サイズはウィンドウサイズに応じて自動的に調整されますが、
     WidthHeightキーを省略してしまうとエラーになるので
     初期サイズとしてのWidthHeightキーは設定しておいてください。


プレイリストのフォント設定

  キー名 内容 初期値
* FontFace フォント名 文字列の表示フォント
* AlternateFontFace フォント名 FontFaceで指定したフォントが
インストールされていない場合に
代わりに使用する表示フォント
* FontSize 数値 文字列のフォントのサイズ(高さ)
* FontStyle 【※】 文字列のフォントの装飾設定
Bold(太字)Italic(斜体)Underline(下線)Strikeout(取り消し線)の4種類。
   複数同時に使用することも可能。(半角スペース・カンマで区切って指定する)


カラムヘッダー(見出し行)部分の文字/背景色設定

  キー名 内容 初期値
* HeaderColorText 色指定【※】 見出し行の文字色
* HeaderColorBackNormal 色指定【※】 見出し行の通常時の背景色
* HeaderColorBackSelected 色指定【※】 見出し行のクリック時の背景色
* HeaderColorBackMouseOver 色指定【※】 見出し行のマウスオーバー時の背景色
* HeaderColorHighlight 色指定【※】 見出し行のハイライト色
* HeaderColorShadow 色指定【※】 見出し行のシャドウ色
※透明度指定の部分は何を指定しても「FF」(完全不透明)の扱いになります。
   キーを省略した場合はデフォルトのプレイリストと同じ配色になります。
   各キーに対応する文字色/背景色の対応図はこちら。


リスト内の文字/背景色設定

  キー名 内容 初期値
* TextColorNormal 色指定【※】 リスト全体の文字色
* BackColorOdd 色指定【※】 奇数行と空の行の背景色
* BackColorEven 色指定【※】 偶数行の背景色
* TextColorPlaying 色指定【※】 再生中の曲の行の文字色
* BackColorPlaying 色指定【※】 再生中の曲の行の背景色
* TextColorSelected 色指定【※】 リストで選択中の行の文字色
* BackColorSelected 色指定【※】 リストで選択中の行の背景色
※透明度指定の部分は何を指定しても「FF」(完全不透明)の扱いになります。
   キーを省略した場合はデフォルトのプレイリストと同じ配色になります。
   各キーに対応する文字色/背景色の対応図はこちら。


各カラムのタイトルラベル文字列設定

  キー名 内容 初期値
* FileNameLabel 文字列 「ファイル名」のカラムのラベル文字列 ファイル名
* FilePathLabel 文字列 「ファイルがあるパス」のカラムのラベル文字列 ファイルのあるフォルダ
* TitleLabel 文字列 「タイトル」のカラムのラベル文字列 曲名
* ArtistLabel 文字列 「アーティスト」のカラムのラベル文字列 アーティスト名
* AlbumLabel 文字列 「アルバム」のカラムのラベル文字列 アルバム名
* DateLabel 文字列 「年」(日付)のカラムのラベル文字列 日付
* TrackNumberLabel 文字列 「トラックNo.」のカラムのラベル文字列 曲番
* GenreLabel 文字列 「ジャンル」のカラムのラベル文字列 ジャンル
* CommentLabel 文字列 「コメント」のカラムのラベル文字列 コメント
* PlayTimeLabel 文字列 「再生時間」のカラムのラベル文字列 再生時間
* NumberLabel 文字列 「No.」(再生順)のカラムのラベル文字列 No.
※キーを省略した場合は(使用中の言語での)標準の設定になります。
   (上記の「初期値」は日本語環境で起動したときの標準の設定です)


各カラムの表示順の設定

  キー名 内容 初期値
* FileNameOrder 数値(整数)
010)【※】
「ファイル名」のカラムの表示順
* FilePathOrder 数値(整数)
010)【※】
「ファイルがあるパス」のカラムの表示順
* TitleOrder 数値(整数)
010)【※】
「タイトル」のカラムの表示順
* ArtistOrder 数値(整数)
010)【※】
「アーティスト」のカラムの表示順
* AlbumOrder 数値(整数)
010)【※】
「アルバム」のカラムの表示順
* DateOrder 数値(整数)
010)【※】
「年」(日付)のカラムの表示順
* TrackNumberOrder 数値(整数)
010)【※】
「トラックNo.」のカラムの表示順
* GenreOrder 数値(整数)
010)【※】
「ジャンル」のカラムの表示順
* CommentOrder 数値(整数)
010)【※】
「コメント」のカラムの表示順
* PlayTimeOrder 数値(整数)
010)【※】
「再生時間」のカラムの表示順
* NumberOrder 数値(整数)
010)【※】
「No.」(再生順)のカラムの表示順
※各キーに設定した数値に合わせて左から010の順に表示されます。
   カラムの並べ替えをする場合は、
   全てのキー(11個)を数値の重複がないように設定する必要があります。
   11個のキーのうちどれか1つでも省略したり、
   2つ以上のキーで数値が重複したり、010の範囲外を指定した場合は
   並べ替えは無効になります。


各カラムの初期表幅設定

  キー名 内容 初期値
* FileNameWidth 数値(整数) 「ファイル名」のカラムの幅(ピクセル単位)
* FilePathWidth 数値(整数) 「ファイルがあるパス」のカラムの幅(ピクセル単位)
* TitleWidth 数値(整数) 「タイトル」のカラムの幅(ピクセル単位)
* ArtistWidth 数値(整数) 「アーティスト」のカラムの幅(ピクセル単位)
* AlbumWidth 数値(整数) 「アルバム」のカラムの幅(ピクセル単位)
* DateWidth 数値(整数) 「年」(日付)のカラムの幅(ピクセル単位)
* TrackNumberWidth 数値(整数) 「トラックNo.」のカラムの幅(ピクセル単位)
* GenreWidth 数値(整数) 「ジャンル」のカラムの幅(ピクセル単位)
* CommentWidth 数値(整数) 「コメント」のカラムの幅(ピクセル単位)
* PlayTimeWidth 数値(整数) 「再生時間」のカラムの幅(ピクセル単位)
* NumberWidth 数値(整数) 「No.」(再生順)のカラムの幅(ピクセル単位)
※キーを省略した場合、または-1を指定した場合は
   カラムの幅の変更は行われません。
   数値に0を指定した場合はそのカラムは非表示になります。
   (カラム上のドラッグ操作で後からサイズ変更して表示することは可能です)


プレイリストの透明度の設定

  キー名 内容 初期値
* ConstAlpha 数値(整数)
0255-1
アイテムの定数α(不透明度)を指定 -1
※「0」で完全透明、「255」で不透明になります。
   ただし、不透明扱いにするのならキーを省略(-1に設定)するほうが高速に描画されるので
   プレイリストの透明度を調整する必要が無い場合は、キーを省略してください。
   プレイリストの場合、文字色や背景色では透明度を設定できないので
   このキーでリスト全体の透明度を設定します。


プレイリストのグリッドラインの設定

  キー名 内容 初期値
HideGridLine TrueFalse True:プレイリストのグリッドライン【※】を非表示にする
False:プレイリストのグリッドライン【※】を表示する
False
※リスト内の各行・各列の縦横の境界線(見出し行以外)
   HideGridLineキーをTrue設定にしても、
   見出し行の境界線(見出し行内の各列と、見出し行の下の境界線)は非表示にはなりません。


ドッキングモードの設定

  キー名 内容 初期値
* EnableDockingMode TrueFalse True:プレイリストのドッキングモードに移行する
           (通常通りプレイリストを表示する)
False:プレイリストのドッキングモードに移行しない
            (設定だけ読み込んでおいて
              プレイリストは表示しないままにする)【※】
True
※プレイリストをフェイス起動時は非表示にしておいて
   ModifyPlayListコマンドで後から表示するための設定です。
   例えば、初期状態ではこのキーをFalseに設定しておいて、
   フェイスの表示後にModifyPlayListコマンドでこのキーをTrueにしてドッキングモードをONにすることで
   後からプレイリストを表示することができます。これによって
   「ひとつのiniファイルでプレイリストなし/ありのモード両方に切り替えられるフェイス」を
   作ることができます。

   なお、このキーは他のTrueFalseで設定するキーとは違い
   キーを省略した場合の初期値がTrueになっています。


プレイリスト表示切り替え可能なフェイスの作り方
まず、EnableDockingModeキーをFalseにしたPlayListカテゴリのアイテムを準備しておきます。

(※プレイリストを表示するためにウィンドウサイズを広げる必要がある場合の手順です)
プレイリストを表示するときは、
[1] ChangeWindowAreaResizeCanvasコマンドでウィンドウサイズを広げる
[2] 「背景画像を拡大(か大きい画像アイテムに差し替え)」をするParameters
    「ボタン画像や文字列の表示位置を移動する」ParametersModifyItemコマンドで実行する
    (背景サイズを広げて、各アイテムを移動することによりプレイリストを表示する部分を確保します。)
[3] ModifyPlayListコマンドでプレイリストのEnableDockingModeキーをTrueにする
こうすると、プレイリストが表示されます。
最終更新:2013年02月07日 06:50