DynamicImageのキー(4)

Category = DynamicImageで、
Type = WindowResizer(ドラッグでウィンドウサイズを変更できるアイテム)のフィールドのキー一覧です。
  • キー名が赤字青字のキーは必須のキーです。
    青字のキーは他のキーの設定状況などによっては省略することも可能です)
  • キー名の左の欄に*があるキーは、
    ModifyItemコマンドで後から設定を変更することができます。


カテゴリの設定

  キー名 内容
Category DynamicImage カテゴリをDynamicImageに指定


アイテムの機能の設定

  キー名 内容
Type WindowResizer アイテムのTypeWindowResizerアイテムに指定


アイテムを表示するタイミングの設定

  キー名 内容 初期値
ViewType 【※】 ファイルの再生状態に応じた
アイテムを表示するタイミング
AlwaysVisible
* ActiveType 【※】 uLilithのアクティブ状態に応じた
アイテムを表示するタイミング
ActiveAndInactive
Type一覧表(1)を参照。


配置する画像ファイルの設定

ImageFileキーは、WidthHeightの両方のキーが設定されている場合に限り省略可能です。
  キー名 内容 初期値
* ImageFile 画像ファイル名 表示する画像のファイル名
* PushedImageFile 画像ファイル名 クリック時に表示する画像のファイル名【※】
* MouseOverImageFile 画像ファイル名 マウスオーバー時に表示する画像のファイル名【※】
PushedImageFileMouseOverImageFile
   それぞれクリック時・マウスオーバー時に表示する画像を変えたいときだけ設定してください。
   キーを省略すると、クリック(マウスオーバー)時もImageFileの画像のままになります。


背景色の設定

  キー名 内容 初期値
* BackgroundColor 色指定 アイテムの背景色(・透明度)の設定【※】 0x00000000
* PushedBackgroundColor 色指定 クリック時の
アイテムの背景色(・透明度)の設定【※】
* MouseOverBackgroundColor 色指定 マウスオーバー時の
アイテムの背景色(・透明度)の設定【※】
※アイテムの表示領域の矩形(長方形)部分全体に設定した色・透明度で塗りつぶされます。
   ImageFileキーで設定されている画像ファイルのすぐ下に(奥に)背景色が表示されます。
   PushedBackgroundColorMouseOverBackgroundColor
   それぞれクリック時・マウスオーバー時に背景色を変えたいときだけ設定してください。
   キーを省略すると、クリック(マウスオーバー)時もBackgroundColorの色指定のままになります。


アイテムの表示サイズの指定

  キー名 内容 初期値
* Width 数値 アイテムの表示サイズ(幅) ImageFileの画像ファイルの幅
* Height 数値 アイテムの表示サイズ(高さ) ImageFileの画像ファイルの高さ
WidthHeightキーは、
   ImageFileキーが設定されている場合に限り省略可能です。
   この場合、WidthHeightImageFileの画像ファイルの幅・高さになります。


アイテムの表示位置指定

  キー名 内容 初期値
* TopLeftAnchor 【※1】 アイテムの表示領域の左上座標を
指定した原点からの相対座標に固定する【※2】
None
Priority 数値 アイテムの表示の優先度 0
※1 〔原点〕, 〔相対X座標〕, 〔相対Y座標〕の3つを半角スペースとカンマで区切って指定します。
     原点はTopLeft(左上端)・TopRight(右上端)・
    BottomLeft(左下端)・BottomRight(右下端)のうちどれか1つ。
     指定した原点によってサイズ変更可能な方向が決定されます。
     (TopLeftなら左上方向、TopRightなら右上方向、
        BottomLeftなら左下方向、BottomRightなら右下方向。)
     相対X座標と相対Y座標はピクセル単位だけでなく、
     ウィンドウの幅や高さに対する割合でも設定が可能です。
     割合で指定する場合は数値の後に半角で%を記述してください。
     (%表記の場合、10.0%というふうに小数表記も可能です)
※2 WindowResizerアイテムの場合PosXPosYキーは使用せずに
    TopLeftAnchorキーで表示位置を設定します。
     (サイズ変更方向を設定するため)


画像ファイルの配置設定

  キー名 内容 初期値
Align 【※1】 アイテムの表示領域内での画像ファイルの表示位置 TopLeft
TilingMethod 【※2】 画像ファイルの表示方法(繰り返し・拡大縮小) None
※1 TopLeft(左上端)・TopCenter(上端中央)・TopRight(右上端)・
     CenterLeft(左端中央)・Center(中央)・CenterRight(右端中央)・
     BottomLeft(左下端)・BottomCenter(下端中央)・BottomRight(右下端)のうち
     どれか1つ
※2 Both(縦横に繰り返し)・Horizontal(横方向に繰り返し)・Vertical(縦方向に繰り返し)・
     Scaling(表示サイズにあわせて拡大縮小表示)・
     KeepAspectScaling(縦横比を保ったまま拡大縮小表示)・
     None(繰り返しや拡大縮小を行わない)のうちどれか1つ


マウスオーバー/クリックへの反応の設定

  キー名 内容 初期値
* TipHint 文字列 マウスカーソルがアイテムの表示位置に
一定時間置かれたときに表示されるチップヒントの内容
* Enable TrueFalse True:クリックに反応するようになる【※1】 False
LinkedItem 他のアイテムの
フィールド名【※2】
アイテムをクリック/マウスオーバーすると
値に指定したフィールド名のアイテムも
同時にクリック/マウスオーバーする
AlphaThreshold 数値(整数)
0255
〔指定した数値〕より大きいα値を持つピクセルに
当たり判定を持たせる【※3】
0
DisableRegion TrueFalse True:表示画像の中で
           完全に透けている部分のある画像でも
           アイテムの表示領域全体に
           当たり判定を持たせる
False:表示画像の中で完全に透けている部分には
            当たり判定を持たせない【※3】
False
MouseCursor 【※4】 マウスオーバー/クリック時の
マウスカーソルの指定
Auto
※1 Falseに設定するとリサイズ操作が不可能になるので、必ずTrueに設定してください。
※2 複数のアイテムを同時に連動させることも可能。(半角スペース・カンマで区切って指定する)
※3 AlphaThresholdキーで当たり判定を制御する場合は
     DisableRegionキーは省略するかFalseを指定してください。
※4 マウスカーソルに使用する*.curのカーソルファイル名か、
     以下の値のうちどれか1つ
     AutoNormalFinger
     TopLeftResizerTopRightResizerBottomLeftResizerBottomRightResizer
     ArrowIBeamWaitCrossUpArrowSize
     SizeNWSESizeNESWSizeWESizeNSNoHandAppStartingHelp
     設定可能なマウスカーソルの一覧はこちら。


アイテムの初期表示状態の設定

  キー名 内容 初期値
* IsHided TrueFalse True:初期状態でアイテムを非表示にする【※】 False
HideItemコマンドで非表示にしたのと同じ状態です。
   後からShowItemSwitchShowItemコマンドで表示させることはできます。


アイテムの透明度・表示範囲の設定

☆背景色指定の透明度や画像ファイル自体の透明情報を編集すれば
   ConstAlphaAlphaChannelFileキーを使用しなくても
   アイテムの表示透明度や表示範囲を制御することは可能です。
  キー名 内容 初期値
* ConstAlpha 数値(整数)
0255-1
アイテムの定数α(不透明度)を指定【※1】 -1
AlphaChannelFile 画像ファイル名 αチャネル生成元として使用する
画像ファイル【※2】
※1 「0」で完全透明、
     「255」で不透明(背景色や画像ファイル自体が半透明なら、その透明度のまま)になります。
     ただし、不透明扱いにするのならキーを省略(-1に設定)するほうが高速に描画されるので
     このキーで透明度を調整する必要が無い場合は、キーを省略してください。
     なお、背景色指定の透明度や画像ファイル自体の透明情報が設定されている場合
     ConstAlphaキーの設定が乗算されます。
※2 このキーで指定された画像ファイルをグレイスケール化した後、
     画像の「白い部分は不透明」・「黒い部分は透明」としてみなされ
     その透明・不透明の部分にあわせた形/範囲でアイテムが表示されます。
     (灰色部分は半透明、白っぽい灰色は不透明に近くなる・黒っぽい灰色は透明に近くなる)


アイテムの表示エリアの差分描画の設定

  キー名 内容 初期値
DisablePartialUpdate TrueFalse True:差分描画が行われなくなる False


コマンドの設定(設定不可能)

WindowResizerアイテムの場合、コマンドの設定に関するキーを記述しても
   コマンドは実行されません。
最終更新:2013年02月18日 23:05