フェイス作成編/アイテムの設定変更について - uLilithフェイス作成方法wiki

アイテムの設定変更について

ModifyItem・ModifyPlayListコマンドを使用すると、
他のアイテム内の設定（フィールドに書き込んだキー）を変更することができます。

アイテムの設定を変更する - ModifyItemコマンド

[Button30]
Category = DynamicImage
Type = StaticItem
BackgroundColor = 0xFFFFFF00
PosX = 10
PosY = 10
Width = 20
Height = 20
Enable = True
Command = ModifyItem
CommandParamType = String
CommandParam = colorchange01

[Button31]
Category = DynamicImage
Type = StaticItem
BackgroundColor = 0xFF00FF00
PosX = 40
PosY = 10
Width = 20
Height = 20

[colorchange01]
Category = Parameters
TargetItem = Button31
BackgroundColor = 0xFF0000FF

『緑色の[Button31]アイテムの背景色を赤(0xFF0000FF)にする』という設定が書かれた
Parametersカテゴリの[colorchange01]フィールドを作成してある状態で、

「パラメータに『colorchange01』を指定したModifyItemコマンド」を設定してある
水色の[Button30]アイテムをクリックすると、

緑色の[Button31]アイテムの背景色が赤に変わります。

ModifyItemを使用する場合、
上の例のようにParametersカテゴリのフィールドを準備し、
このParametersカテゴリのフィールド内に
「変更後のキー設定（新しい設定をそのまま記入）」と
「設定を変更するアイテムのフィールド名（TargetItemキーで指定）」を記述しておきます。
ModifyItemコマンドで使用するパラメータはこのParametersカテゴリのフィールド名になります。
一度に同じ設定を複数のアイテムに適用したい場合は、
Parametersカテゴリのフィールドの中の
TargetItemキーに複数のフィールド名を指定してください。

変更するキーがアイテムごとに異なっているなど、
複数のParametersが必要になる場合は
そのアイテム分のModifyItemコマンドを１つずつ個別に記述して
コマンドシーケンスにするか、あるいは
「変更したい内容を記入したParameters」のフィールド名を全て記述した
Containerカテゴリのフィールドを
ModifyItemコマンドのパラメータに指定してください。

[Button30]
Category = DynamicImage
Type = StaticItem
BackgroundColor = 0xFFFFFF00
PosX = 10
PosY = 10
Width = 20
Height = 20
Enable = True
Command = ModifyItem
CommandParamType = String
CommandParam = doublecolorchange

[Button31]
Category = DynamicImage
Type = StaticItem
BackgroundColor = 0xFF00FF00
PosX = 40
PosY = 10
Width = 20
Height = 20

[Button32]
Category = DynamicImage
Type = StaticItem
BackgroundColor = 0xFF000000
PosX = 70
PosY = 10
Width = 20
Height = 20

[colorchange01]
Category = Parameters
TargetItem = Button31
BackgroundColor = 0xFF0000FF

[colorchange02]
Category = Parameters
TargetItem = Button32
BackgroundColor = 0xFFFFFFFF

[doublecolorchange]
Category = Container
FieldList = colorchange01, colorchange02

『（緑色の）[Button31]アイテムの背景色を赤(0xFF0000FF)にする』という設定が書かれた
Parametersカテゴリの[colorchange01]フィールドと、
『（黒色の）[Button32]アイテムの背景色を白(0xFFFFFFFF)にする』という設定が書かれた
Parametersカテゴリの[colorchange02]フィールドを作成してある状態で、

Containerカテゴリの[doublecolorchange]フィールドに
colorchange01とcolorchange02の２つを指定します。

この状態で、「パラメータに『doublecolorchange』を指定したModifyItemコマンド」を設定してある
水色の[Button30]アイテムをクリックすると、

緑色の[Button31]アイテムの背景色が赤に、
黒色の[Button32]アイテムの背景色が白に、それぞれ色が変わります。

コマンドの設定変更

ModifyItemコマンドでは、Commandキーの設定変更もできます。
他のキーを変更する場合と同じように、Parametersカテゴリのフィールドの中に
変更後のCommandキーなどを記述してください。
Commandキーを変更する場合、
CommandParamTypeキー・CommandParamキーも合わせて変更してください。
特に、変更前と後とでパラメータの種類が違う場合は
CommandParamTypeキーの変更を忘れないようにしてください。

なお、コマンドを無効にしたい場合は変更後の設定に
「何もしない」コマンドのNoneコマンドを設定することで対応してください。

[commanderase]
Category = Parameters
TargetItem = playbutton
Command = None

「playbutton」というアイテムのコマンドを無効にするParametersの例です。

複数のコマンドを設定しているアイテムのコマンドをを無効にする場合、
CommandCountキーを1にし、Noneコマンド１つを設定してください。
（CommandCountキーを0にすることはできません。）

[commanderase2]
Category = Parameters
TargetItem = playbutton
CommandCount = 1
Command1 = None

「playbutton」というアイテムのコマンドシーケンスを無効にするParametersの例です。

プレイリストの設定を変更する - ModifyPlaylistコマンド

ModifyPlayListを使用する場合はModifyItemと同様に
変更後のキー設定を記述してあるParametersカテゴリのフィールドが必要になりますが、
こちらの場合は対象がドッキングプレイリストと決まっているので
Parametersのフィールド内の、TargetItemキーは必要ありません。