アイテム配置についての補足

画像アイテム・文字列アイテムの設定方法の説明で何度か出てきましたが、
BackgroundColorキー(背景色の指定)
ImageFileキー(画像ファイルの指定)
TextColorキー(文字色の指定)
ShadowColorキー(文字の影の色の指定)
StringImageFileキー(数字・記号として表示する文字画像の指定)
この5つの設定は、それぞれクリック時・マウスオーバー時の設定も
それぞれのキーの頭にPushedMouseOverをつけたキーによって指定することができます。

機能・各キー名を表にまとめてみました。
機能 通常時 クリック時 マウスオーバー時
背景色の指定 BackgroundColor PushedBackgroundColor MouseOverBackgroundColor
画像ファイルの指定 ImageFile PushedImageFile MouseOverImageFile
文字色の指定 TextColor PushedTextColor MouseOverTextColor
文字の影の色の指定 ShadowColor PushedShadowColor MouseOverShadowColor
数字・記号
として表示する
文字画像の
指定
StringImageFile PushedStringImageFile MouseOverStringImageFile


「クリック/マウスオーバーで表示内容が変わる背景画像」を
作る場合の注意

ウィンドウ移動のドラッグ操作の設定について
背景画像アイテムをBackImageカテゴリのアイテムではなく
DynamicImageカテゴリで作成し、Enable = Trueにして、
BackgroundColor / PushedBackgroundColor / MouseOverBackgroundColorキーや
ImageFile / PushedImageFile / MouseOverImageFileキーの設定で
「クリック/マウスオーバー時に画像ファイルや背景色を変更する背景」を作る場合には、
Command = MainWindowDrag
の1行を背景画像アイテムのフィールド内に記述しておいてください。

Enable = Trueの画像アイテムは
クリック/マウスオーバー時の画像・背景色変更はされますが
その部分はドラッグしてもウィンドウを動かすことができなくなります。
通常は、操作スイッチとして何かしらコマンドを設定するので動かせなくても問題はないのですが
背景全体をEnable = Trueの画像アイテムにすると
マウスドラッグでウィンドウを移動することができなくなります。

画像や背景色を変更するだけのCategory = DynamicImageの背景画像アイテムには
「ドラッグでウィンドウを移動する」MainWindowDragコマンドを記述して
通常の背景画像と同じくウィンドウを動かせるようにしておいてください。

なお、コマンドの詳しい設定方法はコマンドの設定方法を参照してください。

マウスカーソルについて
Enable = Trueに指定した背景画像アイテムを使用していて
背景をクリック/マウスオーバー中に
マウスカーソルが指先カーソルに変化するのが気になる場合は、
MouseCursor = Normal
の1行を背景画像アイテムのフィールド内に追加で記述してください。
MouseCursorキーをNormalに指定すると、
キーを記述したアイテムはクリック/マウスオーバー中も矢印カーソルのままになります。
また、MouseCursorキーでは他のカーソルも設定できます。
設定可能なカーソルはこちらのページの一覧表のとおりです。


最終更新:2013年02月07日 06:18