Threshold Models for Competitive Influence in Social Networks

Threshold Models for Competitive Influence in Social Networks

  • Allan Borodin, Yuval Filmus, Joel Oren
  • WINE 2010
  • 久しぶりの論文記事(ヽ´ω`)

概要

  • LTモデルを競合者付きモデルに拡張
  • 劣モジュラどころか単調ですらないものもある

Weight-Proportional Competitive Linear Threshold Model

  • 頂点vはしきい値θ_vを持つ
  • 活性近傍からの重みの和がθ_vになったら活性化
  • 状態は3つ: 非活性,活性A,活性B
  • 活性Aの近傍の割合:活性Bの近傍の割合で確率的にAかBかに決まる
  • S_B=∅なら元のLTモデルと同じ
  • 定理
    • 劣モジュラ・単調でない例がある

Separated-Threshold Model for Competing Technologies

  • しきい値が2つ: θA_v, θB_v
  • 重みの2種類: wA, wB
  • 各々でしきい値判定をする
  • もし,AかBかのどちらかだけが活性化条件を満たしたらそっちになる
    • AもBも同時に条件が満たされたら等確率でどちらかになる
  • 定理
    • 単調だけど劣モジュラでは無い

Competitive Threshold Model with Forcing

  • ↑のカスケード終了後,非活性頂点は必ずAかBかを選ぶ
    • 投票とかはこれに該当する
  • でも劣モジュラでは無い

近似できる?

  • やばい

OR Model

  • AとBのカスケードは全く独立に行われる
  • R_A, R_B: A/Bを選択した頂点集合
  • 各頂点vは確率fA_v(R_A,R_B)でA,fB_v(R_A,R_B)でB,それ以外は非活性を選択する
  • 関数に適当な仮定を置くと1-1/e近似が多項式回数でできる

まとめ

  • 一杯提案したなあ…

WINE 影響最大化 情報拡散

2014-04-29 22:36:19 (Tue)

最終更新:2014年04月29日 22:36