教育実習なしの教員免許

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教員免許を取得するには、通常、2~4週間の教育実習に行く必要があります。
しかし、社会人がそれだけの連続した休みを取ることはほぼ不可能で、仕事をやめるしかないというのが現状です。

そこで、確実性は下がりますが、教育実習なしで教員免許をとる方法をまとめます。
なお、限定的な方法ですので、対象が限られ、すべての免許は取得できません。

区分 免許状 前提となる資格等 前提となる経験 取得方法 根拠 備考
幼一免 学士及び保育士 保育士等実務3年 大学で8単位 免許法附則19項 H27~H31年度限定
幼二免 保育士 保育士等実務3年 大学で8単位 免許法附則19項 H27~H31年度限定
保育士実務3年 教員資格認定試験 免許法16条の2
小二免 高卒等 (不要) 教員資格認定試験 免許法16条の2
中二免(職業) 第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
無線通信の実地3年 申請のみ 施行法2条1項20号の2ロ アマチュア無線局経験不可
三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
船舶の実地5年 申請のみ 施行法2条1項20号の4 船橋当直限定/機関当直限定不可
中二免(職業実習) 職業実習に関する学科で学士 その学科に関する実地1年 申請のみ 免許法別表5 職業実習に関する学科=農業/工業/商業/水産/商船に関する学科
大学の職業実習に関する学科に2年在学 その学科に関する実地3年
中二免(音楽/美術) 小二免 (不要) 大学で22単位 免許法別表1
免許法別表1備考9
施行規則6条1項12号
前提の小二免は別表1による取得
中一免(音楽/美術) 小一免 (不要) 大学で44単位 前提の小一免は別表1による取得
小二免 (不要) 大学で46単位 前提の小二免は別表1による取得
中二免(※他の教科) 中二免 (不要) 大学で13単位 免許法別表4 上記のいずれかで中二免を取得した後
中二免(職業) 中二免及び
第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
(不要) 申請のみ 免許法別表4
昭和29年改正法附則15項
中二免及び
第二級総合無線通信士
第二級陸上無線技術士
無線通信の実地2年 アマチュア無線局経験不可
中二免及び
三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
(不要) 船橋当直限定/機関当直限定不可
中臨免(職業) 第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
(不要) 申請のみ 施行法2条1項20号イ
第二級総合無線通信士
第二級陸上無線技術士
無線通信の実地2年 申請のみ 施行法2条1項20号ロ アマチュア無線局経験不可
三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
(不要) 申請のみ 施行法2条1項20号の3 船橋当直限定/機関当直限定不可
中臨免(職業実習) - 職業実習に関する実地6年 申請のみ 昭和29年改正法附則20号 職業実習=農業/工業/商業/水産/商船
高一免(工業) 大卒等 (不要) 大学で67単位 免許法附則11項
第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
無線通信の実地3年 申請のみ 施行法2条1項20号の2ロ アマチュア無線局経験不可
第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
教育事務の実務5年 大学で45単位 免許法別表3
免許法附則4項
単位修得は高臨免(工業)取得後
経験年数は無線免許取得後
大卒等で年数・単位の低減可(3年25単位等)
高一免(商船) 三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
船舶の実地5年 申請のみ 施行法2条1項20号の4 船橋当直限定/機関当直限定不可
高一免(○○実習) ○○実習に関する学科で学士 その学科に関する実地1年 申請のみ 免許法別表5 ○○=看護/家庭/情報/農業/工業/商業/水産/福祉/商船
高一免(数学/理科/音楽/美術/工芸/書道/農業/工業/商業/水産/商船) 小一免 (不要) 大学で45単位 免許法別表1
免許法別表1備考9
施行規則6条1項13号
前提の小一免は別表1による取得
小二免 (不要) 大学で47単位 前提の小二免は別表1による取得
高一免(※他の教科) 高一免 (不要) 大学で24単位 免許法別表4 上記のいずれかで高一免を取得した後
高一免(工業) 高一免及び
第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
(不要) 大学で6単位 免許法別表4
昭和29年改正法附則16項
高一免及び
第二級総合無線通信士
第二級陸上無線技術士
無線通信の実地2年 アマチュア無線局経験不可
高一免(商船) 高一免及び
三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
(不要) 船橋当直限定/機関当直限定不可
高臨免(工業) 第一級総合無線通信士
第一級陸上無線技術士
(不要) 申請のみ 施行法2条1項20号イ
第二級総合無線通信士
第二級陸上無線技術士
無線通信の実地2年 申請のみ 施行法2条1項20号ロ アマチュア無線局経験不可
高臨免(商船) 三級海技士(航海)
三級海技士(機関)
(不要) 申請のみ 施行法2条1項20号の3 船橋当直限定/機関当直限定不可
高臨免(○○実習) - 実習に関する実地9年 申請のみ 昭和29年改正法附則21号 ○○=看護/家庭/情報/農業/工業/商業/水産/福祉/商船
特支 特支二免 - - なし -
特支自教一免(理療) 医師免許 (不要) 申請のみ 免許法4条の2-2項
施行規則64条
-
特支自教臨免(理療) あん摩マツサージ指圧師免許
はり師免許
きゆう師免許
(不要) 申請のみ 免許法4条の2-2項
施行規則65条
-
特支自教臨免(理学療法) 理学療法士免許 (不要) 申請のみ -
特支自教臨免(理容) 理容師免許
美容師免許
理容の実地4年 申請のみ -
特支自教臨免(特殊技芸(美術/工芸/被服)) - 美術/工芸/被服の実地10年 申請のみ -
特支自活一免(○○教育) 高卒等 (不要) 教員資格認定試験 免許法16条の2 ○○=視覚障害/聴覚障害/肢体不自由/言語障害
養教 養教二免 保健師 (不要) 大学で8単位 免許法別表2
看護師及び養教臨免 (不要) 大学で10単位 免許法別表6
養教臨免 准看護師等 (不要) 申請のみ 免許法附則7項
栄教 栄教一免 普免及び管理栄養士等 (不要) 大学で2単位 免許法附則18項の表備考2号 現職の学校栄養職員に限る
栄教二免 普免及び栄養士

注意
幼=幼稚園教諭、小=小学校教諭、中=中学校教諭、高=高等学校教諭、特支=特別支援学校教諭、養教=養護教諭、栄教=栄養教諭、特支自教=特別支援学校自立教科教諭、特支自活=特別支援学校自立活動教諭

普免=専免/一免/二免、専免=専修免許状、一免=一種免許状、二免=二種免許状、臨免=臨時免許状

免許法=教育職員免許法(昭和24年法律第147号)、施行法=教育職員免許法施行法(昭和24年法律第148号)、昭和29年改正法=教育職員免許法の一部を改正する法律(昭和29年法律第158号)、施行規則=教育職員免許法施行規則(昭和29年文部省令第26号)

免許法別表5は都道府県により取扱いが大きく異なります。
臨免は、施行法によるものを除き、普免を有する者を採用することができない場合に限り授与されます(免許法5条6項)。

根拠は、31年4月施行で、以下となります。
免許法附則19項→免許法附則18項
施行規則6条1項12号→施行規則4条1項の表備考9号
免許法附則11項→施行規則5条1項の表備考6号
施行規則6条1項13号→施行規則5条1項の表備考5号
免許法附則18項の表備考2号→免許法附則17項の表備考2号