教員資格認定試験

広く一般社会に人材を求めるために実施されており、大学等における通常の教員養成を経ずに、教員として必要な資質、能力を身につけ、教員資格認定試験に合格した者には、教諭の普通免許状が与えられます。
幼稚園教員資格認定試験は保育士としての実務経験3年が必要、高等学校教員資格認定試験は平成15年度を最後に実施されなくなったことにより、現時点で、実務経験なく社会人が受験できるのは、
  • 小学校教員資格認定試験
  • 特別支援学校教員資格認定試験(旧特殊教育教員資格認定試験)
のみです。それぞれ、合格することにより、
  • 小学校教諭二種免許状
  • 特別支援学校自立活動教諭一種免許状
が得られます。なお、特別支援学校教員資格認定試験で得られるのは、通常の特別支援学校教諭一種免許状ではないので、注意が必要です。
また、教員資格認定試験合格による免許状取得と教員採用は別のプロセスですので、合格された方は別途教員採用試験の受験が必要です。

詳細は、文部科学省の教員資格認定試験のページを参照してください。

1.過去の試験問題について
問題(筆記のみ)と解答(択一式のみ)は5年分は、文部科学省の教員資格認定試験のページに掲載されています。
なお、インターネットアーカイブを活用すれば、それ以前の過去の試験問題等も参照できます。例えば、こちら

2.合格率等について
詳細はそれぞれのページに掲載しますが、
  • 小学校 約15%(平成24-26年度の平均)
  • 特別支援学校(視覚障害) 約12%(平成21,23,25年度の平均)
  • 特別支援学校(聴覚障害) 約15%(平成22,24,26年度の平均)
  • 特別支援学校(肢体不自由) 約9%(平成22,24,26年度の平均)
  • 特別支援学校(言語障害) 約20%(平成21,23,25年度の平均)
などとなっています。
※特別支援学校教員資格認定試験は、年度により実施種目が異なる。

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最終更新:2016年02月04日 00:17