踏み荒らし
準拠: industrialcraft-2-2.2.517-experimental
概要
作物の上で走り回る(疾走=ダッシュ=スプリンティング)と、支柱が耕土ごと破壊される(支柱はドロップ、耕土は土に変化)というものである。踏み荒らしにはジャンプ着地による破壊は含まれない。
Resistanceによって、試みあたりの実効可能性を最強で1/5倍にまで軽減することができる。
アルゴリズム
スプリンティングによる踏み荒らしは、支柱(TileEntityCrop)と作物(CropCard)の2段構えで判定が行われている。
支柱側の踏み荒らし判定(TileEntityCrop#onEntityCollision)
これは「あらゆるエンティティが衝突した場合に、支柱に作物が存在する場合(id>=0)、その作物の踏み荒らし判定を評価し、真ならば踏み荒らしの試みがなされる」というものである。
作物側の踏み荒らし判定(CropCard#onEntityCollision)
これは「衝突したエンティティが生物エンティティ(EntityLivingBase)であり、その生物がスプリンティング状態であれば真を返す」というものである。この条件は作物種によってオーバーライド可能である。
踏み荒らしの試み(TileEntityCrop#calcTrampling)
これはスプリンティング状態で接触した時に行われる踏み荒らしにのみ影響する処理で、ジャンプ着地による踏み荒らしを意味するものではない。
以下のアルゴリズムを行っている。
接触判定ごとに、99%の確率で無条件で踏み荒らしは失敗する。さらに、40分の(1+Registance)の確率で踏み荒らしは失敗する(最高で4/5のブロック率)。失敗しなかった場合、支柱を空にリセット(TileEntityCrop#reset)し、直下のブロック(耕土)を土に変更する。この時のブロックアップデートにより支柱は解体され、地面にドロップする。
トリビア
- 一部の作物はこれに対し耐性を持っている。
- いくらResistanceを鍛えても可能性をゼロにはできないどころか、最大でも8割しか削れない。
- ジャンプ着地による農地破壊はこれとは別の概念である。
- 農場内では満腹度を常に肉アイコン3個以下に抑えることで、基本的に踏み荒らしは起こらなくなる。
- その生物エンティティが疾走することができる場合、プレイヤ以外によるスプリンティング接触に対しても踏み荒らしが発生する。
- スプリンティングの出がかりやブレーキの際に大きな荷重がかかるようなことはなく、時間に対して一定の間隔で判定が発生する。
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スプリンティング(遠近強化エフェクトが発生している状態)であるならば、たとえプレイヤーがクリエイティブの浮揚状態であったとしても踏み荒らし判定が行われる。
- プレイヤが蜘蛛の巣に引っ掛かって走行速度が減少している場合であっても、スプリンティング状態であれば踏み荒らし判定が行われる。
- 踏み荒らしとジャンプ着地は、結果的に同じ結果を生み出す。
最終更新:2014年07月22日 15:41