コンフォート・ゾーン

 安心領域ともいう。

人はコンフォートゾーンから外れると、落ち着かなくなります。
身体的にも影響が出ますが、
要求された事柄を取り違えたり、とんちんかんな受け答えをしたり、
雰囲気や状況の変化も読めなくなります。
 
そして重要なことは、結果が想定よりも高すぎる時も、
不安や緊張が生じ、同じような自己抑制メカニズムが働くという点です。
 
たとえば、コンフォートゾーンが年収500万円の人が
何かの拍子に年収1000万円になった時、
無意識的に仕事でミスを出し、年収500万円に戻ろうとするのです。
 
つまり、人は、
自分が緊張や不安を感じることなく自然に行動できる範囲
(=コンフォートゾーン)
の中に納まるように、無意識のレベルで
自己抑制機能を働かせているということです。
 
これは、コンフォートゾーンに制約されているかぎり、
あなたはその範囲の中でしか能力を発揮することができない、
ということになります。
最終更新:2013年09月30日 23:11