初期設定

インストール手順


最初にドコモメールアプリをダウンロードする。

  1. ホーム画面からメールアイコンをタッチする
  2. ブラウザが起動し、「spモードメール」画面が表示される。
    • 画面を下から上へなぞって下スクロールし、ドコモメールアプリの「ダウンロード」をタッチする。
  3. 「dマーケットの利用には~」が表示された場合は、「同意する」にチェックを入れて「利用開始」をタッチする。
  4. 「アプリケーション情報」が表示される。
    • モバイルネットワークがオフになっている場合は、オンにしておく。
    • 「アップデート」をタッチする。
  5. 画面最上部に「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合は、【「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合(1)】に示す設定をして、やり直す。
  6. 画面最上部に「認証情報更新エラー」が表示された場合は、
    1. 画面を下から上へなぞって下スクロールし、「認証情報更新エラー」をタッチする。
    2. 「Wi-Fi切断確認」が表示される。「OK」をタッチする。
    3. Wi-Fiオフ→ドコモ回線によるユーザー認証→Wi-Fiオン→ダウンロードが自動的に行われる。
  7. ドコモメールがダウンロードされる。「アップデート」が「アプリ起動」にかわる。
    • 「アプリ起動」をタッチする。
  8. 「Wi-Fi接続を無効にし、spモード(FOMA/Xi)に接続して下さい」が表示された場合は、Wi-Fiをオフにして「OK」をタッチする。
  9. 「使用許諾の内容に同意する」と「メッセージS利用許諾の内容に同意する」にチェックを入れ、「利用開始」をタッチする。
  10. 「上記内容に同意する」にチェックを入れ、「利用開始」をタッチする。
  11. 「ようこそドコモメールへ」が表示される。
    • 画面を下から上へなぞって下スクロールし、「OK」をタッチする。
  12. フォルダ一覧が表示されたら完了。ドコモメールアプリのダウンロードのために一時的にモバイルネットワークをオンにしていた場合は、オフにして差し支えない。

「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合(1)


ドコモ回線以外へ接続した状態でドコモメールアプリをダウンロードするには、spモードのWi-Fi接続時利用設定をする必要がある。
まずは、ドコモアプリWi-Fi利用設定をオンにする。機種変更前のスマートフォンで既に設定済みの場合は、下記を飛ばして「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合(2)へ進む。

  1. あらかじめ「モバイルネットワーク」をオンにしておく。
    • この設定変更をしても、Wi-Fi接続が有効になっていればWi-Fiが優先して使われる(電波強度表示に「H」や「LTE」が出ない)
  2. 画面上端から下へ向けてなぞり、通知領域を表示させる。
  3. 右上の工具アイコンをタッチする。
  4. 設定メニューが表示される。
    • 画面を下から上になぞって下スクロールし、「ドコモのサービス/クラウド」をタッチする。
  5. 「ドコモサービス」が表示される。
    • 「ドコモアプリWi-Fi利用設定」をタッチする。
  6. Wi-Fiをオンにしている場合は、オフにする。
  7. 「Wi-Fi利用設定」をタッチする。
    • ここでWi-Fiがオンのままだと、「設定できません」と表示され進めない。
  8. spモードパスワードを要求された場合は、入力して「決定」をタッチする。
  9. 「spモード各種設定」が表示される。
    • 「ドコモアプリWi-Fi利用設定」をタッチする。
  10. 画面表示に従い、ドコモアプリのWi-Fi利用設定をオンにする。このとき「Wi-Fiオプションパスワード」を決める。
    • このパスワードは、spモードパスワードやdocomo IDのパスワードとは別のものである。
  11. 「Wi-Fi利用設定が完了しました」と表示されたことを確認する。【「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合(2)】へ進む。

「Wi-Fi接続時利用設定エラー」が表示された場合(2)


機種変更前のスマートフォンでWi-Fi接続時利用設定を済ませてWi-Fiでメールを送受信していた場合も、ドラクエスマホに対してWi-Fiオプションパスワードを設定する必要がある。

  1. あらかじめ「モバイルネットワーク」をオンにしておく。
  2. 画面上端から下へ向けてなぞり、通知領域を表示させる。
  3. 右上の工具アイコンをタッチする。
  4. 設定メニューが表示される。
    • 画面を下から上になぞって下スクロールし、「ドコモのサービス/クラウド」をタッチする。
  5. 「ドコモサービス」が表示される。
    • 「ドコモアプリWi-Fi利用設定」をタッチする。
  6. Wi-Fiをオンにしている場合は、オフにする。
  7. 「Wi-Fiオプションパスワード」をタッチする。
    • ここでWi-Fiがオンのままだと、「設定できません」と表示され進めない。
  8. 「Wi-Fiオプションパスワードの入力」が表示される。
    • Wi-Fiオプションパスワードを入力し「OK」をタッチする。
  9. 「Wi-Fiオプションパスワードを再入力してください」が表示される。
    • Wi-Fiオプションパスワードをもう一度入力し「OK」をタッチする。
  10. 「Wi-Fiオプションパスワードの確認のため、サーバーへ接続を行います。接続を行ってもよろしいですか?」が表示される。
    • 「接続する」をタッチする。

備考


  • spモードパスワードの初期値は「0000」である。ただし、iモードケータイから機種変更によりspモードを契約した場合は、iモードパスワードが引き継がれる。
  • docomo IDは、携帯電話番号(ハイフンを除いた数字11桁)であることが多い。

メールデータ移行手順


ドコモメールは新機種から順次展開であったため、ドラクエスマホでドコモメールを使い始める方も多いだろう。その場合のメールデータ移行手順を示す。

ここでは、microSDカードを読み書き可能なPCを使えることを前提とする。PCにmicroSDカードスロットが無い場合は、USB接続のmicroSDカードリーダを接続すればよい。

機種変更前のスマートフォンでspモードメールを使っていた場合


機種変更前のスマートフォンを操作し、spモードメール上で、受信BOXや送信BOXのメールをmicroSDカードに保存する。このときvMessage形式を選ぶこと。
  1. microSDカードに、メール保存用のフォルダを作っておく。
  2. spモードメールを起動する。
  3. 保存したいメールの入っているBOXを選ぶ。
    • メッセージSやメッセージRは保存できない。
  4. メニューキーを押し、「ページ内全選択」をタッチする。
  5. 「SDへコピー」をタッチする。
  6. 保存形式の選択では、「vMessage」を選ぶ。
  7. 保存先のフォルダを指定する。
  8. BOXに200件以上のメールがある場合は、メニューキーを押し、「次のページ」をタッチする。「ページ内全選択」以降を繰り返す。
  9. 【機種変更前のメールをvMessage形式で保存していた場合】へ進む。

機種変更前のメールをeml形式で保存していた場合


eml形式のみでバックアップをとっていたが、その後修理に出したときにスマートフォン内のメールデータが消えてしまった、といった場合は、PC上でeml形式からvMessage形式に変換する。

ここでは「auforte」を使って変換する手順を示す。auforteは送金するまで一部機能が使えないシェアウェアであるが、ここで示す変換は未送金でも実行できる。

  • http://homepage3.nifty.com/auforte/からauforteをダウンロードし、インストーラ形式なら実行してインストールする。ZIP形式ならば展開する。

auforteがPCで動作するようになったら、以下の手順でメールを変換する。
  1. 変換したいeml形式のメールデータを特定のフォルダに入れておく。
  2. auforteを起動する。
  3. 「auforte 起動」が表示される。
    • 「メモリカードにアクセスする」のチェックを外し、「起動」を選ぶ。
  4. 「使用者名が登録されていません。今すぐ登録しますか?」と表示された場合は、「いいえ」を選ぶ。
  5. 「メインウィンドウとプレビューウィンドウの配置が、デフォルトの配置ではありません。デフォルトの配置に戻しますか?」と表示された場合は、「いいえ」を選ぶ。
  6. 左上のドロップダウンボックスでメールデータの保存されているドライブを、そのすぐ下の「最上層を表示する」や「上層のフォルダを表示する」ボタンや中央のファイル/フォルダ一覧を使って、メールデータの保存されているフォルダを選ぶ。
  7. 「一括選択」ボタンを押す。
  8. 「一括選択」画面が表示される。
    • 「全項目」にチェックが入っていることを確認して「新規選択」を選ぶ。
  9. 前画面に戻る。
    • 「メール変換」ボタンを押す。
  10. 「メール変換」画面が表示される。
    • 「emlファイルをVMGファイルに変換する」を選ぶ。
    • 「自分のEメールアドレス」に、その当時の自分のメールアドレスを入力する。
  11. 「保存」画面が表示される。
    • 「参照」ボタンを押して、変換後のメールデータを保存するフォルダを選択する。
  12. 前画面に戻る。
    • 「OK」ボタンを押す。
  13. 「同名のファイルが存在します。対処方法を選択してください」と表示された場合は、「無条件で連番を付加して保存」にチェックを入れ、「以降全て」を選ぶ。
  14. 変換が終わるのを待つ。前画面に戻る。
  15. 「終了」を選ぶ。
  16. 【機種変更前のメールをvMessage形式で保存していた場合】へ進む。

機種変更前のメールをvMessage形式で保存していた場合


ドコモメール上でのメール取り込みは、1ファイルずつしか指定できない。1メール1ファイルでは取り込み操作が面倒であるため、先に複数のメールを1ファイルに結合しておく。vMessage形式のファイルは単なるテキストファイルであるため、一般的なテキストファイル結合ソフトで結合できる。

ここでは「packtext」を使って結合する手順を示す。packtextはフリーソフトウェアであり無料で使用できる。


packtextがPCで動作するようになったら、以下の手順でファイルを結合する。
  1. packtext.exeを起動する。
  2. 「参照」を選び、結合後ファイルを置くフォルダとファイル名を決める。拡張子を「.vmg」とする(入力しない場合は.txtになる)。
  3. 出力形式から「テキスト形式」を選ぶ。
  4. エクスプローラ上で結合したいファイルを全て選択し、出力形式の下にある白い部分にドラッグ&ドロップする。
  5. 「OK」を選ぶ。結合後ファイルが出力され、packtextが自動的に終了する。
  6. 結合されたファイルをmicroSDカード経由でドラクエスマホに移し、【ドラクエスマホでの操作】に進む。

ドラクエスマホでの操作


  1. ドコモメールを起動し、フォルダ一覧を表示させる。
  2. メニューキーを押し、「メール取り込み」をタッチする。
  3. 「取り込みファイル選択」画面が表示される。最初は/storage/sdcard1/private/docomo/mailフォルダの内容が表示される。
    • 取り込みたいvmgファイルを選ぶ。このとき右下の「上へ」をタッチすると一つ上のフォルダへ移動できる。
  4. 「選択したファイルを取り込みますか?」と表示される。OKをタッチする。
  5. 「メールをX件取り込みました。取り込んだメールを閲覧するにはフォルダ一覧(ローカル)に切り替えて確認してください」と表示される。OKをタッチする。
  6. フォルダ一覧表示の「クラウド」と表示されている部分を右から左になぞって「ローカル」表示に切り替える。
送信者とタイトルは正常に表示されるが本文が(半角英数を除いて)文字化けしている場合は、メールデータの文字コードがSJISになっていない可能性がある。文字化けしたメールをいったん削除し、PC上でvmgファイルの文字コードを変換してから再度取り込む。

操作方法


基本的な操作



返信作成時の引用


  1. 返信を作成したいメールを表示した状態で、メニューキーを押す。
  2. 「メール返信」をタッチする。
  3. 「署名・定型文・引用」をタッチする。
  4. 「引用」をタッチする。
  5. 「引用有無設定」をタッチする。
  6. 「引用する」「引用しない」「毎回確認する」の中から好みに合うものを選ぶ。

メール着信音の設定


メール着信音の鳴動時間


メール着信音が長い場合、最初の3秒しか再生されない。設定変更することで0~60秒の範囲で着信音の先頭から何秒鳴らすかを変えられる。
  1. フォルダ一覧を表示した状態で、メニューキーを押す。
  2. 「メール設定」をタッチする。
  3. 「音・バイブ・イルミネーション」をタッチする。
  4. 「通常時」をタッチする。
  5. 「鳴動時間」をタッチする。
  6. 「着信音の鳴動時間(0~60)」が表示される。
    • 着信音を何秒鳴らしたいかを秒単位で入力し、「OK」をタッチする。

メール着信音の鳴り分け


誰からのメールかに応じて、メール着信音を変えることができる。電話帳に登録されたメールアドレス単位で着信音を指定する方法と、電話帳で作成しておいたグループ単位で指定する方法がある。

  1. フォルダ一覧を表示した状態で、メニューキーを押す。
  2. 「メール設定」をタッチする。
  3. 「音・バイブ・イルミネーション」をタッチする。
  4. 「指定アドレス」または「指定グループ」をタッチする。
  5. 「追加」をタッチする。
  6. 電話帳に登録したメールアドレス一覧またはグループ一覧が表示される。着信音を指定したいメールアドレスやグループをタッチする。
  7. 「着信音設定」をタッチする。
  8. 「メロディ選択」をタッチし、「1回のみ」をタッチする。
  9. 電話機に最初から入っている音を設定したい場合は「プリセット」を、それ以外の音を設定したい場合は「本体/SD」をタッチし、設定したい音を選ぶ。
    • 「再生/停止」を選ぶと実際にその音を鳴らしてみることができる。
  10. 「OK」をタッチする。
  11. 3秒をこえる音を最後まで鳴らしたい場合は、
    1. 「鳴動時間」をタッチする。
    2. 「着信音の鳴動時間(0~60)」が表示される。
      • 着信音を何秒鳴らしたいかを秒単位で入力し、「OK」をタッチする。

同様に、本体左上にあるLEDを何色に点灯させるかも、誰からのメールかに応じて「音・バイブ・イルミネーション」内の「カラー」で変えることができる。
最終更新:2013年12月13日 18:30