あわてんぼうのアドベント

  • KP/陸亜
  • ユツキ/太刀川 くるり
本編・Q&A

▼本編

◆ユーリからのメール

時節は12月も半ばを過ぎた頃、街中はすっかりクリスマスムードにあふれかえっています。
そんな中、太刀川くるりちゃんは先日の事件によって負った、身体が石化するという前代未聞の病を見事克服し、
無事に病院を退院したところでした。
仕事の関係で事件に巻き込まれたこともあり、しっかり労災を受けて休職中のくるりちゃんは、
事件の際に手に入れた本をよみよみする日々です。
しかしながら、本に書かれているのはドイツ語。頭の良いくるりちゃんでも、なかなか理解するのは難しい様子でした。
そんなくるりちゃんの元に、一通のメールが届きます。それは、あの事件で知り合った女性、ユーリ・ミカミからでした。

ユーリ・ミカミ :『Guten tag.くるり。その後、調子はいかがかしら。
貴女たちが入院している間に、すっかり街中はクリスマスムードになっていたみたいね。
せっかくだし、貴女たちの退院祝いも兼ねて、ちょっとしたパーティーを開こうかと思うの。
私は23日まで学校の用事があるし、25日は私も家族で過ごすから、24日にしたいんだけど…予定はどうかしら?』
太刀川 くるり(ユツキ) :では入院中にすっかり仲良くなったユーリちゃんに嬉々として返事を打ちますよ。
『おおっ、ユーリちゃんやっほー!体はもうすっかり元通りだからご安心を!
それでクリスマスパーティーの件だけど、是非行かせてよ~。24日も25日も喪女のくるりはいつでも空いてる!オールオッケー!』
というような内容で返信しましょう。笑
ユーリ・ミカミ :『Danke! 急な話なのに、乗ってくれて嬉しいわ。準備も当日になっちゃうけど、日中の予定は空いているのかしら?
良かったら、準備も手伝って貰えると助かるわ。アリスや兎山も誘ってみたんだけど、二人とも日中は仕事みたいなの。』
太刀川 くるり(ユツキ) :『あはは、ユーリちゃんからの折角のお誘いだもん、意地でも行くよ~!あと私で良ければ準備の方も手伝うよ。
ただ、もし準備するのが料理なら…うん…くるりの料理スキルはあんま期待しないでね…』
ユーリ・ミカミ :『良かった。それじゃ、よろしく頼むわね。料理なら心配しなくても、日本ならいくらでも買えるから大丈夫よ。
…といっても、私もここ最近どたばたしていて、全然クリスマスらしいことができていないの。
私の友人に、クリスマスのことに詳しい人がいるから、ちょっと話を聞いてみるわね。
ドイツ人で日本に留学している人だから、ドイツ語の本で何かいいものがあれば借りられないかも聞いてみるわ。』
太刀川 くるり(ユツキ) :『あ、な~んだ、料理は買うのか良かったぁ!指が入ってる料理を提供することになるかもと焦ったよ~。
そして随分本格的なクリスマスパーティーになるっぽいね、こんなしっかり準備したパーティーなんて始めてで楽しみだよ!
あとあと、ドイツ語の本は助かるぅ!最近、例の本読むのに詰まってたからありがたいよぉ~。ちなみに、そのドイツ人の人ってどんな人なの?』
と新NPCについても軽く聞いて見ましょうか。
ユーリ・ミカミ :『私と同じ大学の文学部で、日本文学を専攻しているの。日本が大好きだから、日本語も大丈夫よ。
アレキサンダー=シュルツっていう男性で、アレックスって呼ばれてるわ。予定が合いそうなら、イヴまでに本が借りられるようお願いしてみるわね。』
太刀川 くるり(ユツキ) :『へえ、アレックスさんかぁ。うん、日本語が大丈夫なのは助かるなぁ。まだくるりドイツ語、片言ですら危ないしなぁ…。
とにかく、パーティーについても本についても楽しみにしてるね。何から何までありがとうユーリちゃん、だいすきー!』
と言ったようなメールを打ちましょう。ホントにくるりユーリちゃん好きだな←
ユーリ・ミカミ :『外国から来た人からしてみれば、日本語の方が難しいっていうけどね。穏やかで良い人だから、もしかすると準備を手伝ってくれるかもしれないわ。』
ユーリ・ミカミ :『それじゃ、当日はよろしくね。どういたしまして、素敵なクリスマスになればいいけれど。ありがとう、私も大好きよ。』
と返信してひと段落としましょう。ユーリもくるりちゃん大好きだよな。でも返信の時はちょっと照れてたと思います。
KP(陸亜):そんなわけで、ちゃっちゃか当日へといっちゃいましょう。ユーリは学校付近の割と可愛いカフェなんかで待ち合わせるのだと思います。時刻はお昼前でしょうかね。くるりちゃんはちゃんと遅刻せずにたどり着けるでしょうか。
KP(陸亜):ではせっかくなので≪CON×8ロール≫してみましょう。成功すれば遅刻せずにたどり着けますよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :>>>まさかのCON<<< ロール要らないよね?と聞こうとした矢先にこれだよ!笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 CON*8(56) :23
KP(陸亜):余裕ですね。というわけで、ユーリが待つカフェへと時間通りにたどり着きました。
太刀川 くるり(ユツキ) :よしよし。楽しみにしてたし遅れる訳無い。「やっほーユーリちゃん!」と手をひらひらさせながら、カフェに向かいましょう。
ユーリ・ミカミ :『Guten Tag、くるり。来てくれてありがとう』とユーリも微笑んで手をふります。
KP(陸亜):それを見たくるりちゃんは、ユーリの隣に知らない男性が座っていることに気付きます。
太刀川 くるり(ユツキ) :(久々にこんな可愛いカフェに来たぜ…)と内心思いつつ、噂のアレックスさんですかね。そちらの方にも「どうも~太刀川くるりです!」と挨拶しておきましょう。
アレックス :「Guten Tag,こんにちは、はじめまして。アレクサンダー=シュルツです。アレックスって呼んで」と男性はにこにこ手を差し出します。
太刀川 くるり(ユツキ) :「おー、何とも好青年?って感じ? アレックス君、よろしくねえ」とでは差し出されたなら普通に手を握り返しましょう。
KP(陸亜):アレックスは嬉しそうに手を握り返しますね。それから席に着くと、店員さんを呼び止めてくるりちゃんに飲み物でも頼むように促します。
太刀川 くるり(ユツキ) :ホットチョコレートがあるならホットチョコレートにしたいんだけど頼んでも良い?笑
KP(陸亜):じゃあメニューにあるか≪幸運≫でどうぞ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 幸運(65) :5
KP(陸亜):なんという良い数字。ではお店に期間限定でホットチョコレートが扱われていたことにしましょう。その日はクリスマスイヴですので、サービスにマシュマロもついてきます。よかったね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ふ、ふおおお…美味しそう…!ホットチョコレートの芳しい香りと溶けたマシュマロとのハーモニー…!」とテンション上がりつつマグカップを両手で持ってちびちび飲みます笑
ユーリ・ミカミ :嬉しそうなくるりちゃんの様子にユーリもご機嫌です。そして隣のアレックスに「そういえば、例のものは持ってきてくれた?」と尋ねます。
アレックス :「ああ、持ってきたよ。ちょうど時期だし、これでいいかなって」とアレックスは鞄から一冊の本を取り出します。
太刀川 くるり(ユツキ) :「あ、これが噂の本だったり?」と、出てきた本をまじまじ見つめるとしましょう。
KP(陸亜):はい、噂の本です。200ページはありそうな、分厚いハードカバーの本ですね。かなり読み込まれているようで、結構くたびれているのがわかります。
KP(陸亜):タイトルはドイツ語ですが、≪ほかの言語(英語)≫でも大まかな意味が分かるとします。ロールは任意です。
太刀川 くるり(ユツキ) :「う、うおお…結構厚いけど、くるりに読めるかどうか…」と言いつつ、勿論英語で振りますよ。20しかないけど。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 他の言語-英語(20) :75
KP(陸亜):うん…まあ…仕方ないよね…苦笑 ではユーリがドイツ語で振りましょう。
†ユーリ・ミカミ
1d100 ドイツ語(65):95
KP(陸亜):なん…だと…では二人は本を覗き込んで首を傾げるわけですね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ねえねえ、これ何の本?どんな本?」とじゃあアレックス君に直に聞きましょう笑
アレックス :「クルリはともかく、ユーリまで分からないのはどうなの…」って苦笑しつつ、アレックスが本のタイトルを教えてくれます。「これは『Was ist Advent?』…つまり、「アドベントって何?」ってタイトルの本だよ。名前の通り、アドベントについて書かれてるんだ」
ユーリ・ミカミ :「アドベント…つまり、クリスマスの準備期間のことね…」とユーリがうなずきます。しばらくドイツ語から離れていたのでしょうかね。ちょっと悔しそうと言うか恥ずかしそうです。
太刀川 くるり(ユツキ) :「へえ、アドベントかぁ。クリスマスにも準備期間ってあるんだねえ」と興味深げに頷いてます。最近ユーリちゃんにドイツ語というか変な本読ますのに超つき合わせちゃったから、そのせいかなぁ…とか少し思いつつ笑
アレックス :「アドベントはクリスマスの4週間前を目安に始まるんだ。来るクリスマスを心待ちにしながら、色んな準備を少しずつやっていくんだよ。ユーリから突然クリスマスパーティーの準備をするんだけど、ってメールが来た時は驚いたよ」
ユーリ・ミカミ :「…ここ最近は、色んなことがありすぎて忙しかったのよ。そこまで完璧にとは言わないけど、今からでもできる範囲で準備がしたいの。くるりや、招待している他の子はつい先日まで入院していたから、少しでも楽しい時間を過ごして欲しいのよ」
太刀川 くるり(ユツキ) :「ううっ…ユーリちゃんは本当に良い子だなぁ!嫁に出したくない!誰かと付き合うならくるりを通して貰うよ!」と思わずありがたすぎるユーリちゃんの言葉に、くるりもユーリちゃんの腕をとって熱く語るでしょう笑 母さんかよ!
ユーリ・ミカミ :くるりちゃんの言葉にきょとんとしてから、困ったように笑って「何よ、それ。くるりってばおかしなことを言うのね」と言ってそうです。
太刀川 くるり(ユツキ) :「くるりはいつだってクレイジーだよ?」とふふんと笑いつつ、「…ともあれ、確かに他の面々にも楽しい時間を過ごして欲しいのは私も同意見だし、準備のお手伝いは頑張るよー!」とガッツポーズします。
アレックス :アレックスはにこにこして「ユーリはクールなのに直情的だからね。クルリ、何か困ったことがあったら言って」と走り書きしたメモを渡してくれます。アドレスですね。そして「そういうことなら、オレもできる限りの手伝いはするよ」と言ってくれるでしょう。
アレックス :「その本は貸しておくね。オレの家に昔からあるものだから、あげることはできないけど…長いから、時間がある時にでもゆっくり読んで。ドイツ語だけど、色んな人が読んでるから、色んな言語で注釈が書いてあるんだ。日本語も交じってるから、ドイツ語だけの本よりはまだ読みやすいと思うよ」
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん、じゃあこれくるりの連絡先もどーぞ。四肢のどれかが吹っ飛んだらいつでも言って!良い義肢つけたげるから」とアドレス渡しつつ、本の事を聞いたら「う、うおお…ありがとう、アレックス君ッ!最近ドイツ語勉強し始めたんだけど、ホント難しくて…。大事に読むよぉ~!」と超ニコニコしてます。
KP(陸亜):【Was ist Advent?】についてアレックスの言う通り、この本はドイツ語で書かれていますが、日本語でも注釈が書かれています。辞書を使ったり、ユーリのように両方の言語を扱える人がいれば、時間はかかるものの読むことができるでしょう。研究し理解するのに3日/斜め読みに2時間とします。くるりちゃんが助けを借りて読むなら2倍くらいかかるかな。
アレックス :「Danke,困ったら頼らせてもらうよ(四肢…?) ドイツ語は英語と似ているからそこまで難しくはないかもしれないけど…まあ、他国語だからね」
ユーリ・ミカミ :「準備が早めに終わりそうなら、その時間を使って読めばいいじゃない。別に急がなくちゃいけないものでもないだろうし、私も手伝うから」
太刀川 くるり(ユツキ) :「うん、そだね。読む際には是非お助け下さいッ」と手を合わせて頼むようなポーズをします。近いうちに読まないと積むものかと思って焦った笑
ユーリ・ミカミ :「お安いご用よ。…それで、何から準備したらいいかしら?」とユーリが尋ねます。くるりちゃんがこれは欲しい!っていうものがあれば聞くつもりだよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「はいはいはい!クリスマスといえばブッシュ・ド・ノエル!美味しいチョコレートケーキ買おうよぉ!」と挙手します。
太刀川 くるり(ユツキ) :「後はオーソドックスにツリーとか…あ、プレゼントとかも用意したいかなぁ。皆にはお世話になったし、うんうん」
アレックス :「ブッシュ・ド・ノエルか。ならどこのケーキ屋にも置いてあるだろうね。じゃあ、二人はケーキを見つくろっておいで。プレゼントも、そのついでに買ってくるといい。ツリーは…じゃあ、オレが探してくるよ。場所はユーリの家でいいのかな?」
ユーリ・ミカミ :「ええ、私の家よ。うちのツリーやオーナメントは古くなって処分しちゃったから、新しく用意してくれると助かるわ」
アレックス :「了解。…ああ、そうだ。じゃあ、二人にちょっと聞いてみよう」
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん?何々?」と目をぱちぱちさせつつ
アレックス :「クリスマスツリーに使われる木は何の種類がいいか、その理由は何か。知ってる?」
KP(陸亜):リアルアイデアで答えて構いません。分からない場合≪知識≫を振ってもいいですよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :モミの木である事しか分からんので知識振ります笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 知識(90) :49
KP(陸亜):余裕だ。では情報を開示してあげよう。
KP(陸亜):★ツリーの原型は、古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭で使われていた樅(もみ)の木。クリスマスツリーとしての起源はドイツにあり、パン職人がツリーを飾り付けたことからとされている。常緑樹が使われるのは、冬の間も緑を保つため、【強い生命力の象徴】とされたためである。
太刀川 くるり(ユツキ) :「えーっと…ツリーにはモミの木を使うよね、普通。確か古代ゲルマン民族の祭で使ったのが原型だったかな。あと何でモミの木が良いかって言うと、冬の間でも緑がある常緑樹が好まれるから。生命力を象徴してる…とかなんとか」と、掲示された情報をありがたく使います笑
ユーリ・ミカミ :「モミの木を使うことまでは知っていたけど、そんな由来があったのね。知らなかったわ」とユーリは感心しちゃいます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「フッフッフ。くるりはこう見えても意外と知識人なのだよ」とにへらーっとしましょう。私も知りませんでしたが←
アレックス :「よく知ってるね。だから、オレはモミの木を探してくるよ。ついでにオーナメントもね。二人はケーキを頼むよ、頃合いを見てメールするから」
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん、了解ッ!美味しそうなケーキ探してくるよぉ」とではアレックス君に伝えますか。デカイツリーを担当してくれるとは良い奴だ・・・

◆探索開始


KP(陸亜):というわけで、アレックスと別れたくるりちゃんは、ユーリと二人でケーキを見つくろいに街中に出ることにしましょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :わーいデートだ← 「わーい、何処のケーキが良いかなぁ」とウキウキしつつ探索ですかね笑
ユーリ・ミカミ :「そうね、この辺りには美味しい洋菓子店も多いから…」とユーリも割とウキウキしていますよ。ええまあ探索です笑
太刀川 くるり(ユツキ) :知識や図書館でここらへんで美味しいケーキ屋さん調べられません?笑
KP(陸亜):なるほど、それもいいな笑 では図書館に向かうとしようかね。そして道すがら、くるりちゃんは≪目星≫か≪聞き耳≫を振ってみよう。どちらかは任意です。提示される内容は違うよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :図書館ロールのつもりだったけど、まあ確かに地域の情報とかも図書館あるから悪くないかな。あと目星振ります。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 目星(65) :19
KP(陸亜):成功ですね。では情報を提示します。
KP(陸亜):くるりちゃんは図書館へと向かう道すがら、家々の扉に飾られているクリスマスリースが目に留まりました。そして図書館に着いたところで、図書館に入ったロビーの中にもリースが置かれているのを目にします。
太刀川 くるり(ユツキ) :ほう。何かそのリースに共通点があったり?それとも例年と比べてリース率が高いんでしょうかね。
KP(陸亜):≪オカルト×2または知識/2≫また図書館であるため≪図書館≫も認めます。任意でどうぞ。
太刀川 くるり(ユツキ) :図書館行きましょう。任意は振るもの(トラウマ)
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 図書館(75) :94
KP(陸亜):残念。ではユーリが…図書館かな。
†ユーリ・ミカミ
1d100 図書館(65):87
太刀川 くるり(ユツキ) :えーと…ち、知識/2で振っちゃ駄目ですかね笑
KP(陸亜):ドンマイ…笑 では二人はクリスマスリースについてちょっと調べてみたけど、あまりこれといったことはわからなさそうだね。まあくるりちゃん知識/2いけよ笑
†太刀川 くるり(ユツキ) :1d100 知識/2(45) :14
KP(陸亜):いい数字だ。では調べ終えたところで、くるりちゃんは思うところがあって別の場所から本を持ってきたんだね。そこにたまたま、リースの内容が書いてあったと。
KP(陸亜):二人はきっと「クリスマスリース」で探していたんだね。でも、くるりちゃんは「アドベント」という単語を思い出して、「アドベントリース」で調べてみたんだ。すると、一般的に飾られているリースと違う、ろうそくを立てられたリース…つまり、掛けて飾られているものじゃなく横に置かれているものを見つけた。そしてそれは、図書館のロビーに置かれているものだったんだね。
太刀川 くるり(ユツキ) :ふむ、家々に飾られてたリースは普通のリースですよね。この図書館だけ横置きリースだったのか。
KP(陸亜):★アドベントリース、アドベントクランツ(クランツは冠の意)ともいう。アドベントの時期、4回訪れるミサで1回ずつ、ろうそくに火をともしていく。そのため、リースには4本のろうそくが立てられている。①一本目(紫色)預言のロウソク/希望 ②二本目(紫色)ベツレヘムのロウソク/愛③三本目(ピンク)羊飼いのロウソク/喜び ④四本目(紫色)天使のロウソク/平和と、それぞれに意味が込められているんだね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ここのリースだけ、妙に変わってると思ったら…これ、アドベントリースって奴みたいだよ」と自分が持ってきた本見つつ、ユーリちゃんにも伝えておきましょう。
ユーリ・ミカミ :「確かに、横置きのリースはあまり見ないわね。キリスト教の祭事なだけあって、色々な意味が込められているのね…どうせだから、私たちも後で横置きのリースを探す?」と提案しておこうかなじゃあ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「うん、私もリースにこんな意味があったとは初耳だったね。知識人くるりともあろう者が」とか言いつつ、「うん、折角だから今回は横向きのリースにしようか。今年はアドベントな本格的なクリスマスにしちゃおうよ!」と賛同しますよ。
ユーリ・ミカミ :「そうね、いいと思うわ」と微笑みつつ、「いけない、ケーキのお店を探すんだったわね…」と目的を思い出します笑
KP(陸亜):というわけで≪図書館≫どうぞ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 美味しいケーキ食べたいんじゃー(75) :44
†ユーリ・ミカミ
1d100 図書館(65):28
KP(陸亜):二人とも成功か。ではまず、くるりちゃんは美味しいブッシュ・ド・ノエルのお店を見つけたとしよう。図書館って雑誌も結構置いてあるからね。
KP(陸亜):そしてユーリは、ブッシュ・ド・ノエルのことについて調べていたところ、お店というよりはケーキそのものについて調べたみたいだよ。
ユーリ・ミカミ :「★ブッシュ・ド・ノエルって「クリスマスの薪」って意味だったけど、その由来って「キリストの誕生を祝い、暖炉で夜通し薪を燃やした」からだって言われてるみたいね」とケーキの本をめくりつつそんなことを言ってみるよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ふうん、クリスマス自体が元々キリストの誕生を祝うお祭りだもんねえ、ケーキもそんな理由があったんだぁ」とか相槌打ちつつ。
KP(陸亜):きっとくるりちゃんが見つけたお店は、立派な暖炉のあるお店でリースやツリーなども飾られた場所だったんだろうね。それもあって、クリスマスの時期はなおのこと評判だったに違いない。
太刀川 くるり(ユツキ) :「で、ユーリちゃん、ここどう?!ショコラとキャラメルが二層になって木の年輪を表してるんだって!上にかかってるココアパウダーが美味しそうじゃない?!」とヨダレ飲み込みつつ、自分が見つけたお店屋さんも紹介しましょう。(勝手にケーキの雰囲気を決めるなという話だけど)
ユーリ・ミカミ :「あら、素敵ね。いいと思うわ、じゃあそこのケーキにしましょう」とうなずくけど、たぶんくるりちゃんがニコニコしてるからそこでいいかなと思ったに違いない
太刀川 くるり(ユツキ) :「えへへー楽しみ」とニコニコしつつ、その店への行き方も調べておきましょう。しかし雰囲気のあるお店は良いねえ。
KP(陸亜):じゃあそんなこんなで二人はケーキ屋さんに向かうとしよう。お店への行き方もちゃんと調べられただろうね。
KP(陸亜):≪目星≫と≪聞き耳≫を任意でどうぞ。目星でも結果は先ほどと違います。
太刀川 くるり(ユツキ) :聞き耳29しかないんだって!目星にします笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 目星(65) :27
KP(陸亜):聞き耳でもいけたな。では目星での情報を開示しよう。
KP(陸亜):くるりちゃんは街中を歩いていると、今度はところどころで老若男女さまざまな人たちが、赤い服に身を包んでいるのを見つけるよ。
KP(陸亜):そのほとんどはお店の店員さんらしく、建物の前で客引きをしているね。おわかりだと思うけど、皆がしているのはサンタクロースの格好です。
KP(陸亜):≪歴史または知識/2≫どうぞ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「…ん、流石にこのシーズンはサンタのカッコしてる人多いねえ」 知識/2で振ります、歴史も20しか無いんだって!笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 知識/2(45) :65
KP(陸亜):残念。ではユーリが歴史で振ろう。
†ユーリ・ミカミ
1d100 歴史(50):42
ユーリ・ミカミ :「★そういえば…サンタの由来も諸説あるけど、ドイツでは学問の守護聖人として崇められてる人だったわね。「聖(セント)ニコラオス」って言って、これをオランダ語にすると「シンタクラース」って言うのよ」
太刀川 くるり(ユツキ) :「へええ!ユーリちゃんも若いのに色々詳しいねえ」とくるりも感動しておきましょう。「しかし学問の守護聖人かぁ…崇めておけばご利益あるかなぁ」
ユーリ・ミカミ :「そうかもしれないわね。ドイツ語の勉強が進むように崇めておく?」なんて笑い交じりに言いつつケーキ屋さんに到着します。
KP(陸亜):色々なケーキが所せましと並んでいますね。まだ昼過ぎであることもあり、売り切れということもなさそうです。普通に買えますよ。
†KP(陸亜)
性別決定(1d2):2
†KP(陸亜)
APP(3d6):10
KP(陸亜):ちなみに店員さんは、APP10の女性でした。普通女子ですね。
太刀川 くるり(ユツキ) :じゃあ私がさっき適当に言ったケーキ買いたいかなってなんだよこの謎ロール笑
†KP(陸亜)
年齢決定 (1d30+15):36
KP(陸亜):36歳のおばさまですね。「いらっしゃいませ、クリスマスケーキですか?」とニコニコ聞いてくれるでしょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「そうです~。えーと、キャラメルとショコラのブッシュ・ド・ノエル下さーい」と注文しましょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :ガラスケースの中にはたくさん美味しそうなケーキが並んでるだろうし、若干目をキラキラさせつつ笑
KP(陸亜):「はいはい、お客様もお目が高いですね。うちで一番人気のケーキですよ」とさっそく用意してくれるでしょう。
ユーリ・ミカミ :「本当に色々あるのね。お店で考えてたら、いつまで経っても決まらなかったんじゃないかしら」とユーリも微笑んで見てるでしょう。くるりちゃんを。
太刀川 くるり(ユツキ) :「う、だ、だってさあ、ケーキ屋さんって来ると全部おいしそうに見えて中々決められなくない~?」
ユーリ・ミカミ :「それも楽しみかもしれないけどね。まあ、他の準備もあるし先に決めておいて良かったんじゃないかしら」と言ってるあたりでおばさまが来てくれるでしょう。
KP(陸亜):「お待たせしました、当店自慢のブッシュ・ド・ノエルですよ」と宝石箱のようなケーキを差し出しては、箱に丁寧に詰めてくれるでしょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「おおお…おお…」と目を凄くキラキラさせつつ受け取りますよ笑
ユーリ・ミカミ :そんなくるりちゃんをほほえましく見つつユーリがお会計してくれるでしょう。ブッシュ・ド・ノエルゲットだぜ!
太刀川 くるり(ユツキ) :やったぜ!ところでこの店の暖炉やツリーは普通な感じですかね?
KP(陸亜):そうだね、まあ割と本格的な洋風の建物かな。暖炉はちゃんと機能する大きなものだし、ツリーはもちろんもみの木を使ってる。リースは図書館で見たものと同じアドベントリースで、ろうそくの灯が3つまでついているよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ここのクリスマスの装飾も随分本格的って感じだねえ。人気店だしこだわってるのかな」と色々まじまじ見つつ、何も無さそうならさっさと出ます笑
KP(陸亜):まあ特に何も無いのでとっとと出ようか笑
ユーリ・ミカミ :お店を出たところで、ユーリが何かに気付いたように携帯を取り出します。
ユーリ・ミカミ :「あら、アレックスからだわ。…ちょうどいいもみの木が手に入ったから、オーナメントを探しながら家に向かう、ですって」
太刀川 くるり(ユツキ) :「うんうん、ツリーは大事だよねえ。素敵なオーナメントあると良いけど」と頷いてましょう。
ユーリ・ミカミ :「それじゃ、私たちも家に向かいましょう。鍵を開けてあげないといけないし」
太刀川 くるり(ユツキ) :あ、プレゼント買ってないやww 向かいながら適当に見繕ったということでも良いですかね笑
KP(陸亜):ああ、忘れてたね笑 でもまだ時間はあるので大丈夫だよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :了解、まだ時間あるなら一応先に鍵開けてあげるとします笑

◆一旦合流


KP(陸亜):では、二人はユーリのお家に到着します。ご都合主義でアレックスも同じくらいの時間に着いたとしましょうか。
アレックス :「あ、二人とも。ケーキは見つかった?」とそれなり大きなもみの木を抱えてにこにこしてます。ちなみにこいつのSTRは14だ。
太刀川 くるり(ユツキ) :噂のファーティには会えないかなあと思いつつお邪魔しましょう。「おーアレックス君!うん、良さそうなケーキ買えたよ~!」とケーキの箱を見せましょうか。そして思ったよりSTR高かった。
アレックス :「それなら良かった。一応オーナメントも適当に買ってきたよー」と言ってお邪魔しましょう。
ユーリ・ミカミ :「Danke,アレックス。二人とも上がって」と促してくれます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「お邪魔しまーす」と挨拶しつつ。何となく豪邸イメージあるでユーリちゃん家。
KP(陸亜):それなりに立派な一軒家ですが、他の家族はいないようですね。翌日共に過ごすことが分かっているので、特別さびしそうな様子はありません。
太刀川 くるり(ユツキ) :では家を見渡して、他の家族がいないのを見て「ユーリちゃんのお父さんにも一回会って見たかったなぁ。ちょっぴりザンネン」
ユーリ・ミカミ :ユーリはリビングの窓際にもみの木を置かせると、三人分の紅茶を淹れてきてくれますよ。くるりちゃんの言葉を聞いたら、「ファーティは明日の夜に帰ってきてくれるの。でも、またすぐにでもドイツに戻るみたい。機会があったら、くるりにも会わせたいけど」と微笑むでしょうね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ああ、そうなんだ~。すぐドイツに戻っちゃうのは寂しいけど、明日は一家水入らずだし楽しみだね」と言いつつ紅茶貰うよ!
ユーリ・ミカミ :「ええ、とても楽しみ。でも、今夜も楽しみよ」と言いつつ紅茶のみのみ。
太刀川 くるり(ユツキ) :ちなみにモミの木のサイズってどれぐらいなんです?笑
KP(陸亜):結構大きいよ。2mくらい。
KP(陸亜):まあアレックスは抱えてきたといっても、車で運ばせてもらったりしたんでしょう。流石に山で狩ってそのまま持ってくるのはSTRとCONが18くらいないとね笑
太刀川 くるり(ユツキ) :アレックス君のポテンシャル半端ねえな。と思ったら普通に人間的だった良かった笑「しかし、クリスマスって色々由来あるんだねえ。今日一日でクリスマスについてすっごく詳しくなった感じ」と紅茶啜りつつ言いましょうか。
アレックス :「日本は色んな宗派のお祭りを混ぜこぜにしちゃうからね。それが魅力でもあるけど」と紅茶のみのみしていたアレックスは、ふと思い出したようなそぶりを見せます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん、アレックス君どったの?」と聞いてみます。
アレックス :「オーナメントなんだけどさ。てっぺんに星、付けるでしょ?そういえばうちに、実家から送られてきた大きな星飾りがあったのを思い出したんだ。それを持ってこようかなって思うんだけど、どうかな?」
太刀川 くるり(ユツキ) :「へええ、本場の星飾り?良いんじゃない?ツリーのてっぺんは目立つし、良いもの置こうよ!」
ユーリ・ミカミ :「そうね、せっかくだから借りようかしら。貴方の家のツリーは、もう飾りつけが終わってるのよね?」
アレックス :「うん。母さんがわざわざ送ってきてくれたんだけど、友達と飾りつけたから外すのももったいないからさ。それじゃ、ちょっと家に戻って取ってくるよ。二人はその間、他の物を準備してて」と飲み終わった紅茶のカップをソーサーに置きましょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「アレックス君、何から何まで悪いねぇ。今度お礼にくるりが美味しいものでも奢ってあげよう!」とウインクでもします笑
†アレックス :
POW(10)-くるりちゃんのAPP(10)対抗(50):87
アレックス :「うん、ありがとう。楽しみにしてるよ」と手を振って家を出るかな!
太刀川 くるり(ユツキ) :「ユーリちゃんも良い子だし」
太刀川 くるり(ユツキ) :「アレックス君も良い子だし、ユーリちゃんの大学は聖人の集まりか何か?」とか言おう笑 切れたわ笑
ユーリ・ミカミ :「いってらっしゃい、よろしく頼むわね」と送り出しつつ、くるりちゃんの言葉にきょとんとして「別に…普通の大学よ?」なんて言ってますかね。
ユーリ・ミカミ :「じゃあ、アレックスを待つ間に他の料理も用意しちゃいましょう。くるりはプレゼントを買いに行くのよね?」
太刀川 くるり(ユツキ) :「人格者の周りには人格者が集まるってことなのか、うん」とか言いつつ、アレックス君を送り出したという事で。「ああ、うん。私はプレゼント買っちゃいたいかなぁ。私が食べ物を準備しようとなると、お菓子ばっか買っちゃいそうだしなぁ~」とか言いつつ、頭を掻く。
ユーリ・ミカミ :くすっとして、「じゃあ、百貨店に行きましょう。あそこならそれなりに良い料理もあるでしょうし、プレゼントも十分に見つくろえるはずよ」と提案しようか。
太刀川 くるり(ユツキ) :「百貨店かー、よーし!良いプレゼント買っちゃうぞー!」と提案に乗りますよ!飯とプレゼントを同時に買えると思わなかった笑
KP(陸亜):いわゆるご都合主義です(きっぱり)というわけで、ここでいったん休憩としようと思います。その間にプレゼント、何を買うか決めておいてね。買い物のパートはあまり長くしないつもりですので。
太刀川 くるり(ユツキ) :ああ、もう大体決めてるので大丈夫です笑>プレゼント という訳で休憩了解、パパッとイッテキマー!

◆百貨店へ


KP(陸亜):では再開といたしましょう。再びアレックスと別れたくるりちゃんとユーリは、近くの百貨店へと向かいます。
ユーリ・ミカミ :「私はもうプレゼントを用意してあるから、くるりはプレゼントを見てくるといいわ。私は料理を見てくるから、目処がついたら連絡を頂戴」
太刀川 くるり(ユツキ) :「なぬ。ユーリちゃん準備が良い…!とにかく了解、プレゼント買ったらメールするよぉ」と手をひらひらさせて、プレゼント物色するよ!
KP(陸亜):はい。プレゼント物色タイムですね。何を買うかは敢えて言わなくてもいいですよ。ユーリからのも内緒です。
KP(陸亜):ところで百貨店で物色しているくるりちゃんですが
太刀川 くるり(ユツキ) :ほほう。じゃあ黙秘しておこうって ハイ
KP(陸亜):≪目星≫か≪聞き耳≫どうぞ。これが探索中は最後かな。
太刀川 くるり(ユツキ) :聞き耳も一回ぐらい振りたいとは思うんだけど…29は信用出来ない。目星で。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 目星(65) :17
太刀川 くるり(ユツキ) :~聞き耳でも成功したじゃねーかpart2~
KP(陸亜):あざ笑うかのようないい数字。まあ良い数字ですし踏まえましょう。
KP(陸亜):くるりちゃんはエスカレーターでフロアを移動しているところ、家電製品が売っている階を通ります。エスカレーターからは目玉商品らしい大型液晶テレビがズラリとしており、そのうちのひとつにくるりちゃんが知っている人物が映っていました。
太刀川 くるり(ユツキ) :えー…誰でしょうか。湊君だったり?
KP(陸亜):テレビに映る人物ですから、まあ限られてますよね。この時期なので歌謡祭とかに引っ張りだこだろう彼です。
太刀川 くるり(ユツキ) :当たったーーー!笑 「うお、湊クンじゃん!」と思わずふらふらーっとテレビの方に向かいますよ。
KP(陸亜):ふらふらとw では近づいたテレビ画面には、お察しの通りの二宮湊が歌っている様子が見えます。ただ、いつものような歌番組とはちょっと違うようで、服装もいわゆる神父さんが着るようなクラシックなものですね。
KP(陸亜):歌っている歌は英語のようです。時節的にも讃美歌であると分かるでしょう。
KP(陸亜):≪その他の言語(英語)または芸術または知識/2≫どうぞ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「そういえば、湊クンは英語堪能だったなぁ…しかしまさか賛美歌も歌えるとは」と感動しつつ、う、うーんどうしようかな…知識/2ロールは相当振ったので英語で振ります←
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 他の言語-英語(20) :97
KP(陸亜):では、湊君の英語を聞きながらなんとか意味を考えようとしていたくるりちゃんは、つい時間が経つのを忘れてしまいます。
KP(陸亜):しばらくして、携帯が鳴っていることに気がつくでしょう。通話着信で、相手はユーリです。
太刀川 くるり(ユツキ) :「…うーんこの歌詞の意味は一体…って、あああ!」と慌ててとりましょう。プレゼント買えなかったかなぁ笑
ユーリ・ミカミ :「くるり、大丈夫? 何かあったの?!」すごい剣幕です。
太刀川 くるり(ユツキ) :「あ、な、何も起きてないよ!ごめん、うっかりして連絡いれるの忘れてたよ…」と謝ろう。ユーリちゃん心配かけてすまなんだ…。
ユーリ・ミカミ :「良かった…ううん、何もなかったならいいのよ。こっちは買い物も済んだけど、そっちは?」
KP(陸亜):プレゼントはちなみに全部変えましたよ。その後の出来事です。
太刀川 くるり(ユツキ) :おお、それは良かった>プレゼント「うん、こっちも欲しいものは大体買えたから大丈夫!じゃあ一旦合流しようか」
ユーリ・ミカミ :「分かったわ、それじゃあ正面玄関で」といって通話を切ります。
†ユーリ・ミカミ
1d60 SAN(60):41
KP(陸亜):では心配しまくったユーリですが、SAN喪失はなしですね。したがってくるりちゃんも罪悪感からのSAN喪失はなしとします。
†KP(陸亜)
1d6+5 ユーリからの着信数:6
KP(陸亜):最低値だった。では、通話をきったくるりちゃんは、ユーリからの着信が6回きていたことに気付くでしょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「こ、こんなにかけてくれてたのか…ユーリちゃんに悪いことしちゃったなぁ。一回集中すると、周りの物事目に入らなくなるのは研究職なら美点かも知れないけど、良くない癖かもなぁ~…」とか言いつつ、正面玄関に向かいましょう。
KP(陸亜):はい。正面玄関ではユーリが待っています。まあ電話で安心していますし、様子は普通ですね。
ユーリ・ミカミ :「プレゼントも買えたみたいね。それじゃ、帰りましょう」別に怒ってないです。ちょっと心配しただけ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ユーリちゃん、ゴメン!」とユーリちゃんの姿を見たら駆け寄って謝りますよ。「テレビで賛美歌流れててさ、つい意味考えてたら時間経つの忘れちゃって…ホントにゴメン、反省!」と手を合わせます。ユーリちゃん天使過ぎるだろ。
ユーリ・ミカミ :「何もなかったなら良いって言ったじゃない」って苦笑しますね。「でも、そろそろアレックスが戻ってるかもしれないし、急ぎましょう」
太刀川 くるり(ユツキ) :「了解ッ!」と言って、プレゼント持ちつつ家に戻りましょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :あと「そういえばユーリちゃんの方こそ良い料理買えた?」と聞いておこうかな。
ユーリ・ミカミ :「ええ、一通りは。良い七面鳥があったから、楽しみにしておいて」
太刀川 くるり(ユツキ) :「やった!七面鳥は定番だね!」とうきうきしつつ帰路につきます笑

◆ツリーの星


KP(陸亜):はい。ではユーリの家に戻ると、袋を持ったアレックスが家の前で待っているのが見えます。
ユーリ・ミカミ :「待たせちゃったかしら、悪かったわね」
アレックス :「ううん、大丈夫だよ。でも、オレもそろそろ約束の時間だから行かなくちゃ…あ、これ言ってた星の飾りね」とユーリに袋を手渡します。
太刀川 くるり(ユツキ) :「寒空の下待たせちゃってゴメンね、あと飾りありがとう!お陰で素敵なツリーが出来そうだよ!」とアレックス君にお礼言うよ。
アレックス :「どういたしまして。二人もパーティ、楽しんでね! あと、来年はちゃんとアドベントするんだよー」とにこにこ言って別れます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「はーい」と言ってこちらもにこにこ送り出すよ。「来年は一ヶ月前から準備しなきゃ怒られるかなぁ」とかくすくすしつつ。
ユーリ・ミカミ :「そうかもしれないわね」と肩を竦めつつ、「寒いし、早く入りましょう。日が傾いてきたから、とりあえずツリーを完成させなくちゃね」と中に促します。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん、オッケー。皆が来る前に飾りつけ頑張ろー!」と言いつつ中に入りましょうか。ツリーも飾り付けるのに何かロールいるんです?
KP(陸亜):ロールは不要ですね。リビングに戻ると、ツリーを挟んだ向こう側からは強い西日が差しています。
ユーリ・ミカミ :袋から星の飾りを取り出したユーリは、「結構重いのね…」と言いつつ星飾りを机に置いて、「脚立を取ってくるわ」とその場をいったん離れます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「あ、もうすぐ日が翳りそうだね。急いだ方が良いかなぁ」とか言いつつ、オーナメント手に飾りつけしたいかなって
ユーリ・ミカミ :「くるりは他の飾りをつけておいて頂戴」と言い残しておこう。まあすぐ帰ってくるけどね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「オッケー、任せてー」と身長150台で届くところまで頑張りますよ笑
KP(陸亜):ちなみにユーリが戻ってくるまでの間に、星飾りを見ることもできますよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :あ、じゃあ一応星飾り見て見ましょう。どんなんです?
KP(陸亜):鈍い金色の金属で象られた星飾りの中心には、黒っぽい灰色をした石がはめ込まれています。
KP(陸亜):≪博物学≫か≪目星≫が振れますよ。情報は違います。
太刀川 くるり(ユツキ) :「…星飾りってこう、ぴかー、と光るイメージだったんだけど、灰色の石がはめ込まれてるなんて珍しいなぁ。これが本場って奴?」目星で。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 目星(65) :65
KP(陸亜):いちたりた。では、くるりちゃんは灰色の石に、目と星の模様らしきものが刻まれているのが分かります。
KP(陸亜):≪クトゥルフ神話≫が振れます。任意です。
太刀川 くるり(ユツキ) :嫌な予感しかしないけど振るよ笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 クトゥルフ神話技能(12) :55
太刀川 くるり(ユツキ) :博物学の情報も気になるんだけど流石に振れないかな?
KP(陸亜):残念。ではそれ以上のことは分かりませんでした。んー、では
KP(陸亜):≪幸運≫成功したら続けて≪博物学≫どうぞ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 幸運(65) :5
KP(陸亜):クリティカルだからボーナス+20でいいよ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 博物学(10+20) :94
KP(陸亜):残念。ではそのあたりで脚立を持ったユーリが戻ってきましょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :折角の温情がオーバーフローで無に帰したな。ドンマイくるり。という訳でこれ以上は諦めます笑
ユーリ・ミカミ :「ああ、その星。なんだか不思議な飾りよね、ご利益があるといいけど…よいしょ、っと」と脚立をツリーの傍に置きます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「うん、変わってるっていうか…本場の飾りってこんな風に目とか星のマーク刻まれてるの?」と少し訝しく思いつつ。アレックス君なんてモン渡してくれたんだよ(震え声)
ユーリ・ミカミ :「どうかしらね。私もドイツにいたのは小さい頃だったから…まあ、せっかくだし飾りましょう」とユーリは星を手に脚立を登ります。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ふうん…まあ、そういうものなのかなぁ」と言いつつ、諦めるよ!!笑 こいよ怪奇現象!!笑
ユーリ・ミカミ :「んっと…うん、これで…あら?」とユーリがいぶかしそうな声を出します。
†ユーリ・ミカミ
1d100 SAN(60):31
太刀川 くるり(ユツキ) :「ユーリちゃんどうかした?」とまあ聞きますよ。聞きますよね普通…。
KP(陸亜):強いなユーリ。ではユーリはSAN喪失なしです。ですが、
ユーリ・ミカミ :「きゃっ…!」見てしまった「何か」に驚いた拍子に、ぐらりとバランスを崩してしまいます。
太刀川 くるり(ユツキ) :支えます(在りし日のトラウマ)
KP(陸亜):もちろん≪DEXロール≫です。×5ですが、かなり近くにいるだろうことから+30の補正とします。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ユ、ユーリちゃ、あぶなッ…!!」という訳で慌てて支えようとするよ!守りたい、この天使。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 DEX*5+30(85) :7
KP(陸亜):なんといういい数字。では、くるりちゃんはしっかりユーリを支えるべく駆け寄りました。
KP(陸亜):が
KP(陸亜):二人の意識は、そこで突然ぱったりと途絶えます。

◆突然の暗闇


KP(陸亜):二人は突然、闇の中に放り込まれました。右も左も上も下も、近くにいるかもしれない互いの姿すら見えません。
KP(陸亜):突然の不穏かつ不可思議な出来事に【0/1d4】のSANチェックです。
†ユーリ・ミカミ
1d100 SAN(60):2
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 SAN(50) :37
KP(陸亜):二人とも強い。ユーリに至ってはおそろしく冷静ですね。
ユーリ・ミカミ :「な…く、くるり? そこにいるの?」と声をかけます。くるりちゃんは間近にその声を聞くでしょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ッて、停電…な訳無いか…。あとユーリちゃん、もそこにいる?」とユーリちゃんがいるらしき方に手を伸ばしたいかな。
KP(陸亜):手を伸ばせば、同じようにしていたユーリの手と触れ合うでしょう。ユーリはそのままくるりちゃんの手をぎゅっと握ります。
ユーリ・ミカミ :「よかった…でも、何かしら。停電にしたって、こんなに暗いわけが…まだ、日も沈んでないのに」
太刀川 くるり(ユツキ) :「ふう…良かった、とりあえずお互い無事みたいだね」とこちらも安心しつつ「だよね、本当に暗い…というか地下室の中みたいな…正に闇の中って感じ。停電では無さそうだけど」と辺りをきょろきょろするけど、何も見えないだろうなぁ笑
KP(陸亜):では、あたりをきょろきょろしたところで、二人は前方にぽつりと輝く小さな光を見つけます。空に浮かんでいるように見えますね。
KP(陸亜):≪天文学×2またはアイデア≫が振れます。
太刀川 くるり(ユツキ) :天文学*2とか2%だわ。アイデアにします笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 アイデア(80) :60
KP(陸亜):安定だ。では、くるりちゃんはそれが「北極星のように見える」ことに気付きます。
KP(陸亜):≪知識≫どうぞ。適応はくるりちゃんのみです。
太刀川 くるり(ユツキ) :「あの星…北極星に見えない?」と指差して情報共有。「他の星も分かれば位置とか分かりそうなもんだけど…」と知識か。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 知識(90) :63
KP(陸亜):成功ですね。では、くるりちゃんはさっき見た星飾り、すなわちクリスマスツリーの星から、あることを思い出します。
KP(陸亜):★ベツレヘムの星またはクリスマスの星は、東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた、キリスト教徒にとって宗教的な星である。マタイによる福音書によれば、博士たちは「西方」に出た星の出現に霊感を受けて、エルサレムまで旅をした。
ユーリ・ミカミ :「北極星…? 位置ってことは、向こうが北ってことかしら…?」
太刀川 くるり(ユツキ) :「そうなるかな…」と同意した後、「そう言えば、ベツレヘムの星…というかクリスマスの星ってのがあるんだけど、それはイエス・キリストの誕生を博士達に知らせた宗教的な星なんだって。福音書だと、博士たちは「西方」に出た星の出現に霊感を受けて、エルサレムまで旅をしたらしいんだけど…」と情報は共有します笑
KP(陸亜):じゃあ、共有されたので…
†ユーリ・ミカミ
1d100 アイデア(70):12
太刀川 くるり(ユツキ) :「さっき、クリスマスツリーの飾りを飾ろうとしたら、今こんな事が起きてるし…空想染みてるけど、クリスマスという視点で今の現象を考えるのも良いかもしれない」
ユーリ・ミカミ :「そういえば、私…星を落として、」とユーリは西、つまりMAP上方を北とするなら左の方を見ようとします。
ユーリ・ミカミ :「…あっ、くるり! あっちに、何か別の光があるわ」とそちらを指さすでしょう。くるりちゃんもそちらを見れば分かります。
太刀川 くるり(ユツキ) :ふむ、ではくるりもユーリちゃんが見ている西の方向見て見たいです。何かありますか?
KP(陸亜):はい。ユーリが言った通り、そこには別の淡い光があることがわかります。位置的に地面に落ちているように見えますね。
太刀川 くるり(ユツキ) :という訳で見ました笑 「…あ、ホントだ!…でも床に落ちてる感じ…?」と言いつつ、近寄れるなら近寄ってみたい…かな…
KP(陸亜):近寄れますよ。近寄った二人の足元で、淡く光るそれが星飾りであるとはっきりわかります。
太刀川 くるり(ユツキ) :先ほど部屋で見た飾りと何か違いますか?
KP(陸亜):光はうすぼんやりとしているものの、どこか安心感を思わせるあたたかさを思わせます。拾いますか?
KP(陸亜):光っているということを除けば、違う点はありませんね。
太刀川 くるり(ユツキ) :神話技能が振れる星なんて拾いたくないけど拾うよ!笑 「…これ、さっきの星飾り?」と。
KP(陸亜):くるりちゃんが星飾りを拾うと、光が徐々に増していきます。やがて、二人を包み込むくらいの輝きになりました。
KP(陸亜):すると
KP(陸亜):二人から少し離れた闇の中で、何かが蠢きました。それは二人に近付こうとするも、光を恐れるかのようにその場に立ち止まります。その姿は黒い煙に包まれたかのようにぼんやりとしていますが、それを見た方がいいとは到底思えませんでした。
KP(陸亜):≪目星≫が振れます。任意です。
太刀川 くるり(ユツキ) :君子危うきに近寄らずという言葉があってだな。見ませんよ!笑
KP(陸亜):はい、では見ないということで笑
KP(陸亜):突然二人の前に現れた黒い煙を隔てた向こうから、「それ」は現れました。
「それ」は人間のような姿をしていながら、けれど何かが決定的に異なるような、まるで神の使いかそれ自身であるかのようにさえ、思われます。
白髪に灰色の髭を生やし、赤い衣服を身に纏っては、黒い生物が引く大きな貝のようなものに乗って、二人の元へと向かってきます。
なぜ、その姿が見えるかと言うと――その人が乗る貝のようなものが、輝く雲のようなものを纏っていたからです。
KP(陸亜):その人は、闇の中で蠢く黒い煙に近寄ると、その腕を翻すようにして「何か」をしました。
†KP(陸亜)
1d100:35
KP(陸亜):すると、黒い煙はそれにひどく怯えたように震えあがり――その気配を即座に霧散させました。
ユーリ・ミカミ :「な…何なの、一体…」とくるりちゃんの手をぎゅっと握っているでしょう。
太刀川 くるり(ユツキ) :「え、こ、これは…この格好は、サ、サンタ…クロース…?いや、シンタクラースと言うべきか、聖セントニコラオス…と言うべきなのか…」と半ば呆然としながら、サンタさんの無双シーンを眺めてますよ笑
KP(陸亜):黒い煙の気配が無くなると、その人は貝のようなものを降りて歩き出しました。どうやら二人に歩み寄っているようです。
KP(陸亜):その人自身は光っていないものの、貝のようなものとくるりちゃんが持つ星とに照らされて、その大きな身体を闇に浮かびあがらせています。
太刀川 くるり(ユツキ) :「え、えーっと…よく分からないけど、煙を祓ってくれてありがとうございます」とぺこりと一礼しておきます。どれぐらい大きいんだサンタさん笑
KP(陸亜):まあSIZで言うと15だけどな。まあたっぷりとした髪や髭、それに立派な体躯がそう思わせるのでしょう。
KP(陸亜):くるりちゃんの言葉を聞いたのか聞かなかったのか、歩み寄ったその人はくるりちゃんへと――正しくは、くるりちゃんが持つ星へと手を差し伸べます。
ユーリ・ミカミ :「だ、Danke…」とユーリもいいつつ、でもくるりちゃんが心配で片手を握っております。ぎゅっぎゅ。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん…貴方のなのかな、この星は」と手を差し出されたなら星を手に取りやすいように近づけますよ。くるりも内心びびってると思うのでもう片方の手はぎゅうぎゅう握りつつ。
KP(陸亜):近づけられた星に、その人の指先が触れると――光は急速にその輝きを増して、二人の視界を真っ白に染め上げます。
KP(陸亜):そして間もなく、二人の意識は再び途絶えました。
KP(陸亜):それは一瞬の間だったのか、はたまた何時間もの間だったのか――やがて、二人は意識を取り戻します。
KP(陸亜):それは見覚えのある、ユーリの家のリビングでした。

◆ただいま


ユーリ・ミカミ :「う、ん…」二人ともカーペットに寝転んでいたのでしょう。気がついたユーリは目をごしごししながら起き上ります。
ユーリ・ミカミ :「っ、ここ…家? くるり、大丈夫?」とくるりちゃんをとんとんして起こしますかね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ん、むにゃあ…」と半分寝ぼけ眼ですが、揺すられたら起きるでしょう。「あ、あれ?さ、さっきのサンタは?!」と思わず辺りをきょろきょろしつつ。
ユーリ・ミカミ :「良かった…でも、いないみたいね。いったい、何が起こっていたのかしら…」くるりちゃんの様子にほっとしつつも、意味がわからないという感じで首をひねっています。
太刀川 くるり(ユツキ) :「ううん…二人して同じ夢を見たとか…非現実的だけど、あれが現実であることの方がもっと非現実的だねえ」とこちらも肩を竦めよう。ちなみにあの星飾りはどうにかなってます?
KP(陸亜):星飾りは今もくるりちゃんの手の中にありますよ。
KP(陸亜):≪目星≫どうぞ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 目星(65) :56
KP(陸亜):成功だね。では、くるりちゃんは先に見た目と星の印が、ほんのりと赤みを帯びたように見えることに気がついたよ。その光は闇の中で見たあの光のような、安心感を感じさせるものだね。
太刀川 くるり(ユツキ) :「…あれ、何かこっちで見た時と雰囲気が変わってるような…」ひょっとしてサンタパワー?と首を傾げつつ。
KP(陸亜):そんな会話をしていると、
KP(陸亜):ぴんぽーん
KP(陸亜):と、どこか気が抜けるような可愛いチャイムの音が聞こえます。
ユーリ・ミカミ :「あっ…もう、そんな時間?!」とユーリはびっくりしたように時計を見ます。
太刀川 くるり(ユツキ) :「うえ、ひょっとしてもう皆来ちゃった!?じ、準備まだ終わってないよー!」と焦りだしますね笑
KP(陸亜):日はいつの間にか沈んでいて、時刻は18時――アリスちゃんやウサギさんを招いた、約束の時間になっていました。チャイムを鳴らしたのは、十中八九二人のどちらか、ないし二人ともでしょう。
KP(陸亜):二人は慌てて、来客を迎えたり残る準備を進めたり、まあどうせならということで来客も巻き込んで皆で準備をしては、パーティーを楽しむことでしょう。
KP(陸亜):星はウサギさんあたりが気をきかせてツリーのてっぺんに飾ってくれたのではないでしょうか。もちろん、先ほどのような不思議なことは起こりません。
KP(陸亜):一同はクリスマス・イヴのパーティーでそれはそれは楽しい時を過ごし、その余韻を噛みしめながら家路に着くでしょう。
KP(陸亜):ちなみに、ユーリから皆へのプレゼントは「クリスマスツリーの置物」でした。家で飾ってくれるようお願いしたので、飾ってあげてください笑ツリーには星の他に、白いポインセチアを象ったブレスレットがかかっています。これはくるりちゃんだけのようですね。
KP(陸亜):さて。
KP(陸亜):クリスマスイヴの夜、くるりちゃんはある夢を見ました。
太刀川 くるり(ユツキ) :アッハイ…(恐怖)

◆不思議な夢


そこは薄いヴェールを何枚も重ねたかのような、ぼんやりとした闇の中でした。
肌をなぶる風は刺すようにつめたいはずなのに、不思議と安心感にも似たやわらかさを憶えます。

ふと、くるりちゃんは遠くからやってくる、ひとつの光を見つけます。
やがて近づいてきたそれは、黒い翼の生えた生き物が引く、貝殻の形をしたそりでした。
長い髭をたなびかせた老人が、そりを一本の木へと走らせていきます。
そりを止めた老人は、どこからか取り出した箱を一本の木の根元に置くと、再びそりを走らせていきます。
光が闇に飲み込まれてしまう頃――くるりちゃんは、誘われるようにその目を開きました。
KP(陸亜):目覚めたくるりちゃんは、その不思議な夢の余韻を追うように、昨夜ユーリから貰ったツリーを見るでしょう。
KP(陸亜):するとその傍らには、見覚えのない小さな箱が置いてあります。赤い箱に緑色のリボンがかけられたそれは、見るからにプレゼントといった感じです。
KP(陸亜):開けてみますか?
太刀川 くるり(ユツキ) :「…クリスマスプレゼント、だよね?」と呟きつつ、勿論開けますとも!
KP(陸亜):では、箱を開けようとしたくるりちゃんの指先に、何かざらりとした感触が振れます。砂みたいな感じですね。
KP(陸亜):すると
KP(陸亜):くるりちゃんは目前でフラッシュを焚かれたかのような、強い光を感じました。真っ白になった瞼の裏に、誰かの姿が過ります。夢で見た老人でしょうか――いえ、違います。
その人はまっすぐに、くるりちゃんを見ていました。
誰であるかは分からないのに、何故かほほえんでいるということだけが分かります。
くるりちゃんが何をするよりも早く、その人はある言葉を紡ぎました。

『―――――』

それは、くるりちゃんを呼ぶ声。大切そうに、いとしそうに、まるで宝物の名前を呼ぶように。
それがどんな音か、韻か、くるりちゃんにはわかりません。けれど確かに、くるりちゃんの知る誰かが、くるりちゃんを呼ぶ声でした。
刹那のように駆け抜けたその光景は、やがて急速に晴れていきます。
気がつけば、くるりちゃんの目の前には、あのツリーが変わらずそのままの姿でそこにありました。
けれどおかしなことに、手にしたはずの箱はどこにもなくなっています。
それでも、あの優しい夢にも似た記憶は残っていて、くるりちゃんの心を確かにあたためています。
太刀川 くるり(ユツキ) :一瞬見たその光景に、知らず知らずの内にくるりの目からぼろりと涙が溢れて落ちます。心を強く揺さぶられたような、抱きしめられたような、訳の分からない感覚に翻弄されながらも、喜びを感じたりすると良いと思います。はい。
安らぐような、踊るような、不思議な心地。それはきっと、今日がクリスマス――奇跡の起こる日だから。
そう思ったくるりちゃんは、ふとツリーのてっぺんを見ることでしょう。
そこにあるのは、ごくありふれた星飾り。それは朝日を受けて、ウインクをするようにきらりと瞬きます。
くるりちゃんはその日、きっと素晴らしいクリスマスの一日を過ごすことでしょう。

【あわてんぼうのアドベント】 Happy End!

◆報酬


KP(陸亜):【プレゼントを得た探索者は1d10のSAN回復】 ほら持ってけ笑
太刀川 くるり(ユツキ) :予想以上にご褒美で吹いた
†太刀川くるり(ユツキ)
1d10 SAN回復 :5
KP(陸亜):だろ?(ドヤ顔) でもちゃんと削る場所作ってるからね。じゃあ5回復するヨロシ
太刀川 くるり(ユツキ) :ありがとうございますありがとうございます笑 5は大きい…大きいよ…!笑
KP(陸亜):【アドベントの知識(★の内容)を5つ以上得た探索者は≪歴史≫の経験ロール】 ほらほら持ってけ笑
太刀川 くるり(ユツキ) :KP大判ぶるまいっすね笑 成長ロールですね、了解
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 歴史(20) :51
KP(陸亜):1d10どうぞー。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d10 歴史成長 :5
太刀川 くるり(ユツキ) :1/5から1/4に成功率が上がったと思えば悪くないな!
KP(陸亜):悪くない。ちなみに最初に貰った本を読むと、セッション間のロールとは別で≪その他の言語(ドイツ語)≫の経験ロールが可能になるよ。
太刀川 くるり(ユツキ) :するに決まってんだろというかこれが本命だよバカ野郎というか超大判振る舞いっすね!??笑
KP(陸亜):だから言ってんじゃん…笑 じゃあユーリがお手伝いして読んだってことで今度こそ1以外出せよ笑
太刀川 くるり(ユツキ) :はーい笑
†太刀川くるり(ユツキ)
1d100 他の言語-独(1) :93
KP(陸亜):1d10どうぞ。
†太刀川くるり(ユツキ)
1d10 ドイツ語成長(頼む) :9
KP(陸亜):強いwwwww
KP(陸亜):報酬は以上です。お疲れ様でした!
太刀川 くるり(ユツキ) :UHYOOOOOOOOOOOOO
太刀川 くるり(ユツキ) :ありがとうございました!ドイツ語10か…あと10どうにか得ないとな…笑
最終更新:2013年12月27日 02:50