壁の中にいる

  • KP/陸亜
  • PC1/東雛子(朱理)

シナリオ開始

KP(陸亜): 【RP窓】
KP(陸亜): 「壁の中にいる」
KP(陸亜): 東 雛子は阿久津探偵事務所の美人秘書です。彼女は今日も今日とて阿久津社長のスケジュール管理をはじめとしたあらゆる秘書業務を淡々と、それでいて迅速にこなしていました。社長に唯一文句が言えるだけある、スーパー仕事ぶりです。
東雛子(朱理): 「(今日は午後から取引先との金額交渉。移動中に書類を見ていただかないと・・・)」と、スケジュールの確認やら、してるでしょう。コーヒー入れつつ。(阿久津の
東雛子(朱理): 「(あぁ・・・社長の新しい携帯電話の契約も・・・)」
KP(陸亜): では時間的にお昼ということにしましょう。給湯室でコーヒーを入れていた雛子ちゃんですが、不意にくらりと眩暈を感じます。秘書に限らず仕事は身体が資本、ましてスーパー秘書たる雛子ちゃんが自分の体調管理をできないはずもありません。にも関わらず、その眩暈は有無を言わさず雛子ちゃんの意識を濁らせていきます。
東雛子(朱理): 「(・・・、疲れているのかしら・・・)」と、目を押さえる感じで
KP(陸亜): 目を押さえて何とか眩暈を和らげようとした雛子ちゃんですが、耐えきれずぐらりと身体をよろけさせます。何かに捕まろうと手を伸ばすも――どういうことか、そこにあるはずだった棚は雛子ちゃんの手をすり抜けるように姿を消していました。
KP(陸亜): そして雛子ちゃんの意識は、ぱたりと途絶えます。
KP(陸亜): それは一瞬のようにも、数十分のようにも、はたまた計り知れない長い間のようにも思えました。長いかも短いかも分からない時間を経て、雛子ちゃんは再び意識を取り戻します。
KP(陸亜): けれど、いったいぜんたいどういうことでしょう。
KP(陸亜): 目を覚ましたはずなのに、雛子ちゃんの前にあるのは、ひたすらに続く暗闇ばかりでした。
東雛子(朱理): 「なに・・・?給湯室が停電?・・・いえ、でも」と、手探りでわたわたしてるのかなw
KP(陸亜): 手さぐりで周囲を探ろうとした雛子ちゃんは、自分がいる場所が異様に左右に狭いことに気付きます。両手を十分に伸ばすことができない、大人一人が通れるくらいの幅です。
KP(陸亜): それはまるで、ここが空間と空間の、ほんの狭い隙間のように思われて――
KP(陸亜): ――壁の中にいる。
KP(陸亜): そんなフレーズが、雛子ちゃんの頭の中をよぎりました。
東雛子(朱理): 「・・・なんなの、ここ・・・社長、・・・取引が、いえ・・・私どこにいるの?」ってかんじかな!
東雛子(朱理): 聞き耳ですかね?
KP(陸亜): どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 57 [ 計:57 ]
KP(陸亜): 成功ですね。
KP(陸亜): 何も見えないので、耳を澄ませてみた雛子ちゃんですが、特に何も聞こえることはありません。強いてあげるならば、自分の息づかいと心音くらいのものでしょう。
東雛子(朱理): 「なにも、きこえない・・・」えーっと、じゃあ、手探りで足元とか何かないか触って見ます。
KP(陸亜): ぺたぺたと周囲を触ってみた雛子ちゃんですが、特に何もないですね。壁も同様です。特に凹凸なんかもなく、まっ平らです。
東雛子(朱理): KP,雛子は秘書なので、阿久津探偵事務所の名刺くらい持ってると思うんですがいかがですか!
KP(陸亜): なるほど。名刺であれば懐に名刺ケースが入っていそうですね。探ってみれば、雛子ちゃんが思った通りの場所に、身に覚えのある感触があることでしょう。
東雛子(朱理): よし、では、名刺を三枚ほど、立体に折って、雛子がいた場所に並べて置きます。そこがスタート地点ってわかるような、目印代わりです。・・・ちょっと小さいから心もとないけど・・・;
KP(陸亜): 行動自体は可能です。ただし、まっ暗闇なので目で見て確かめることはできないということは覚えておいてくださいね。
東雛子(朱理): はい、まぁ、手探りで探すくらいですが。では、できたら、両方の壁に手をついて、一歩ずつ歩いて見ようかな
KP(陸亜): では前方と後方、どちらに進みますか?
東雛子(朱理): そうですね、前方かな!前に進みましょう!
KP(陸亜): はい。では雛子ちゃんは立ち上がると、両手を付いて前方へと歩き始めました。相変わらず真っ暗で、向かうはずの先も底の知れない闇ばかりです。
東雛子(朱理): 「なんなのかしら・・・ここ・・・壁ばかりね・・・」
KP(陸亜): まったくもってその通りです。
KP(陸亜): いくらか進んだところで、雛子ちゃんはばさばさと羽がはばたくような音と、ピヨィピヨィという鳴き声を聞きました。
東雛子(朱理): 「・・・?鳥?」もっとよく聞こえますか?聞き耳です?
KP(陸亜): 聞き耳どうぞ。
† 東雛子(朱理)
聞き耳(70): (コロコロ…) 1D100 : 39 [ 計:39 ]
KP(陸亜): 成功ですね。
KP(陸亜): では、雛子ちゃんはその鳴き声が近づいてきていることに気付きます。≪知識/2≫どうぞ。
東雛子(朱理): 端数きり上げますか?
KP(陸亜): 切り上げましょうか。
† 東雛子(朱理)
 知識(38) : (コロコロ…) 1D100 : 70 [ 計:70 ]
KP(陸亜): 失敗ですね。
KP(陸亜): では、雛子ちゃんはそれが具体的にどんな種類の鳥であるかは分かりませんでした。ですが、小型の鳥であることには察しがつくでしょう。
東雛子(朱理): 「近付いてきてる・・・鳥の巣なんてあるのかしら・・・?こんなとこに?」
KP(陸亜): さて、どうしますか? そのままじっとしているか、移動するか、他にも何かあれば。
東雛子(朱理): うーん、鳥の鳴き声か・・・あ、そうか、外に繋がってる可能性もあるんだから、音のする方に行って見るのもアリですね!
東雛子(朱理): 「鳥がるんだから、どこかに穴があるのかも・・・」ってかんじで!
KP(陸亜): なるほど。さっきの鳴き声はすぐ後方でしました。なので、少し引き返す感じでしょうか。
東雛子(朱理): はい、少し引き返して、もう一回聞き耳できますか?
KP(陸亜): 聞き耳どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 92 [ 計:92 ]
KP(陸亜): 失敗ですね。では、鳴き声はやはり聞こえますが、どこからか分からなくなってしまいます。
KP(陸亜): ≪幸運≫どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 幸運(60) : (コロコロ…) 1D100 : 81 [ 計:81 ]
KP(陸亜): あららら。では、鳴き声の場所が分からなくなって慌てた雛子ちゃんは、顔を巡らせて鳴き声の場所を探そうとします。見えないんですけどね。
KP(陸亜): そんな雛子ちゃんの御顔に
KP(陸亜): ザクッ
KP(陸亜): と、何か小さなものが刺さりました。具体的にはほっぺですかね。
東雛子(朱理): 「きゃ・・・な、なに?」当たった場所、触るかな。
KP(陸亜): 触ってみると、そこにはふわふわとした塊がありました。手のひらで包みこめるくらいの小さなものです。
東雛子(朱理): 「・・・小さい・・・」恐る恐る触りますが、あったかいですか?うごきます?
KP(陸亜): あったかいですね。動いてます。もふもふとその身体を動かして、雛子ちゃんの手から逃れようとしています。ピヨィピヨィと、聞き覚えのある声で鳴いていますね。
東雛子(朱理): 「鳥・・・ひ、ひよこ?とかかしら。なんでこんなとこに、さっきのもつつかれたのね・・・」と、せっかくだから、落とさないように優しく持ちましょう。
KP(陸亜): 優しく持ってもらうと、そのもふもふは――まあ十中八九小鳥でしょうね。というわけで小鳥は、安心したのかもふもふと身動ぎしながら甘えるように鳴いています。かわいいです。
KP(陸亜): 御察しの通りさっきのはつつかれたんですね。一応耐久-1しときましょうか。一応。
東雛子(朱理): 「・・・かわいい、いやされる」とほんわかしとこうwww耐久ー1おkです
KP(陸亜): さて、どうしましょうか。今は先程まで進んでいた方向に背中を向けている状態です。
KP(陸亜): (振りかえろうとしたところを ザクッ とされたんですね)
東雛子(朱理): そうですね・・・進行方向から、鳥は飛んできたのだし・・・
東雛子(朱理): (なるほど、
東雛子(朱理): うーんと、今は何も聞こえ無いですよね。鳥ちゃんがいるだけで。
KP(陸亜): そうですね。鳥ちゃんは相変わらずもふもふしています。が、不意にバサバサッとはばたいて雛子ちゃんの手から離れました。
東雛子(朱理): 「あ、どこに・・・」すぐ聞き耳を!
KP(陸亜): するよりも早く
KP(陸亜): 鳥ちゃんは雛子ちゃんの肩にちょこんと留まりました。
東雛子(朱理): なんだ・・・ww「肩がいいのかな・・・」じゃあ、そのままにしておきましょう。
KP(陸亜): ちいさな足をちょこちょこと動かしながら定位置を探した末、雛子ちゃんの髪がちょうどかかるところでふわふわと身体を動かしていることにしたようです。ピヨィ、とちょっと満足げに鳴いています。
KP(陸亜): さて、改めてどうしましょうか。
東雛子(朱理): 「・・・かわいい・・」と、おもいつつ、そうだなぁ・・・さっきは前方に進んでて、後ろから鳴き声聞こえてたし、戻ってみようかな!
東雛子(朱理): 後方に歩いて行きます!
KP(陸亜): では、後方――進んできた道をそのまま進むというわけですね。
KP(陸亜): 相変わらず暗闇は続いています。先程までと違うのは、肩に乗っているふわふわした小鳥が、雛子ちゃんの足取りに合わせてピヨィピヨィと鳴いているくらいですね。
東雛子(朱理): あァ、一歩進むたびにないてる感じ?
KP(陸亜): そうそう。揺れますからね。
東雛子(朱理): かわいいですね。
KP(陸亜): さて、またしばらく進んでいた雛子ちゃんですが、ちょっと≪聞き耳≫をしてみましょうか。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 72 [ 計:72 ]
東雛子(朱理): あぁ・・・
KP(陸亜): あららら。では、雛子ちゃんは突然ですが
KP(陸亜): 転びました。
東雛子(朱理): 「きゃぁ!」と転びましょう。
KP(陸亜): 小鳥はその拍子に、雛子ちゃんの肩から離れたようです。バサバサッと羽音が背後でしたかと思った次の瞬間、
KP(陸亜): 雛子ちゃんの御顔に
KP(陸亜): 硬い衝撃が走ります。
東雛子(朱理): なんですか?またつつかれました?
KP(陸亜): いえ。前方に倒れ込んだ雛子ちゃんは、壁のようなものに顔を打ちつけました。痛いですね。というわけで1d2耐久損失です。
東雛子(朱理): ひでぇwww顔面ばっかりwww
† 東雛子(朱理)
 殴打 (コロコロ…) 1D2 : 2 [ 計:2 ]
東雛子(朱理): 「いった・・・」壁にぶちあたったんですか。
KP(陸亜): 本当に痛そうだ。綺麗な御尊顔が…まあそんなところですね。
東雛子(朱理): 壁を確認したいですが、前方をふさいでる感じですか?
KP(陸亜): そうですね。壁というより、台のようになっているようです。手さぐりで確認すれば、雛子ちゃんの背の高さくらいはあることが分かりますね。
東雛子(朱理): 台?背の高さって結構高いですね。
KP(陸亜): そうですね。台の上に触ってみますか?
東雛子(朱理): はい、探ってみます
KP(陸亜): では、台の上に何か硬いものが置いてあることが分かります。
東雛子(朱理): 堅いもの?大きさはどんな感じですか?触った感じは?
KP(陸亜): 触ると、なんだか嫌なものを見てしまったような感じを受けます。直方体で、陶器のようにひんやりとしていますね。
東雛子(朱理): 「・・・なにかしら?気味がわるい・・・」ってかんじかな?あんまり関わらない方がよさそうな印象ですね
KP(陸亜): さて、どうしますか?
東雛子(朱理): うーん、小鳥さんはどっか行っちゃった?
KP(陸亜): 小鳥さんはどこかに行ってしまったようですね。
東雛子(朱理): そうか、ざんねん。さっきこけたけど、足元には何も無いですか?
KP(陸亜): 足元には何も無さそうですね。
東雛子(朱理): うーん、来た道を引き返そうかな。
KP(陸亜): 引き返しますか。では≪聞き耳≫どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 74 [ 計:74 ]
東雛子(朱理): 厳しすぎるよ!!!
KP(陸亜): ふむう。では、まあ、引き返した道をそのまま行きましょう。
東雛子(朱理): はい、くそうなんか取りのがした感じする。
KP(陸亜): しばらく歩いていると、背後から聞き覚えのある羽音と鳴き声が聞こえます。
東雛子(朱理): またはいごからか。
KP(陸亜): そしていつの間にか、雛子ちゃんの肩には身に覚えのある感触が乗っていました。ふわふわです。
東雛子(朱理): 「また戻ってきたのね・・・」って感じかな?ふわふわかぁ~・・・
KP(陸亜): ピヨィピヨィ、となんだか満足げに鳴いていますね。
KP(陸亜): そのまま進みますか?
東雛子(朱理): 満足げwそうですね、そのまま進んでみましょう。
KP(陸亜): では、またしばらく歩いたところで≪聞き耳≫どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 47 [ 計:47 ]
KP(陸亜): 成功ですね。
KP(陸亜): では、雛子ちゃんは足元でクシャリと乾いた音を聞きました。
東雛子(朱理): やっと成功!久々ですね・・・
東雛子(朱理): あ。
東雛子(朱理): 「なに・・・?」そっと、触ってみようかな・・・
KP(陸亜): そっと触ってみると、それは硬めの紙のようですね。手のひらサイズです。
KP(陸亜): 雛子ちゃんが踏んだのでしょう、ちょっとクシャッとしています。
東雛子(朱理): 置いてきた名刺・・・?とは違う感触?
KP(陸亜): いつも持っているものですし、分かるでしょうね。雛子ちゃんがいつも相手に渡している名刺の感触と、大きさです。
東雛子(朱理): 「もとの場所まで戻ってきたみたいね」って感じかな。じゃあ、そのまま進みましょう。
KP(陸亜): では、そのまま進みます。相変わらず小鳥はふわふわ揺れながら足取りに合わせて鳴いています。
KP(陸亜): またしばらく進んだところで、≪聞き耳≫どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 聞き耳(70) : (コロコロ…) 1D100 : 64 [ 計:64 ]
KP(陸亜): 成功ですね。
KP(陸亜): では、雛子ちゃんは肩で鳴いている小鳥の声が「ピョイピョイ…」と少し不安げになったことに気付くでしょう。
東雛子(朱理): 「あら・・・」と、そっと触ってみますが、どんな感じです?おびえてる?
KP(陸亜): さっきまでふわふわと揺れていた身体は、ちょっと縮こまっていますね。雛子ちゃんの首元に近寄って、身体をこすりつけています。鳴き声は相変わらずで、ちょっと力ないですね。
東雛子(朱理): 「うーん・・・どうしたのかしら・・・」警告なのかなんなのか・・・もう一歩踏み出してみようかな。
KP(陸亜): もう少し進んでみましょうか。
東雛子(朱理): はい、すこしすすんでみます
KP(陸亜): はい。では、しばらくして雛子ちゃんは行き止まりに達します。
東雛子(朱理): 「またいきどまり?」
KP(陸亜): どうしますか?
東雛子(朱理): 壁に触ってみるよ
KP(陸亜): 壁を触ると、その感触は柔らかく、うっすらと毛が生えているようであたたかいです。さわり心地はとてもよいですね。
東雛子(朱理): いきものじゃねーか
東雛子(朱理): しかも相当でかいじゃないか。
KP(陸亜): そして、雛子ちゃんの首元にいた小鳥が、おびえたような鳴き声をあげて雛子ちゃんから離れます。
東雛子(朱理): 私も離れようかな・・・
KP(陸亜): その前に
KP(陸亜): 「ピョイ、ピョ ――小鳥の声が、何かに遮られるように、消えました。
KP(陸亜): ゴキン。
KP(陸亜): 何かが折れるような音。硬いその音を起こしている主は、それをものともしないような力で
KP(陸亜): ボキン
KP(陸亜): ゴキン
KP(陸亜): 何度も折るように、音を立て続けます。
KP(陸亜): その音に紛れるようにして、
KP(陸亜): ベッチャ…
    ヌッチャ…
KP(陸亜): 粘性のある、水音がします。
KP(陸亜): ≪アイデア≫どうぞ。
† 東雛子(朱理)
 アイデア(60) : (コロコロ…) 1D100 : 68 [ 計:68 ]
KP(陸亜): 失敗ですね。
KP(陸亜): 雛子ちゃんの頬に、何かあたたかな液体が飛び散ってきます。先程のねばついた音とは違う、もう少しさらりとした感触です。
KP(陸亜): 次いで、嗅いだことのあるような、ないような、生臭い臭いを感じます。
KP(陸亜): 雛子ちゃんは、『何か』は分からないものの、その『何か』に小鳥が殺されたのではないか、と理解しました。
KP(陸亜): 【0/1d2】のSAN喪失です。
† 東雛子(朱理)
 SAN(60) : (コロコロ…) 1D100 : 34 [ 計:34 ]
KP(陸亜): 成功ですので、減少はありませんね。
KP(陸亜): しばらくもしないうちに、それらの音は止みました。辺りを静寂が――先程までそこにあった小鳥の鳴き声すらない、完全な静寂が包みます。
KP(陸亜): どうしますか?
東雛子(朱理): なんかすごく怖いし、危険な感じがするので、引きかえします。
KP(陸亜): 引き返しますね。では、元来た道を進みましょう。
東雛子(朱理): 「・・・さっきのはいったいなに・・・」と、思いながら引き返そう・・・あ、ハンカチくらい持ってると思うんだけど。顔拭いておこうかな。
KP(陸亜): ハンカチもいつもと同じところにあるでしょう。スーパー秘書がハンカチティッシュを持っていないはずもなく、そして入れている場所もきちんと決まっているでしょうからね。
KP(陸亜): まあ拭いたところで見えないわけですが、拭いたハンカチに触れてみれば濡れた感触があることでしょう。
東雛子(朱理): ちょっとかわいそう過ぎる・・・。
KP(陸亜): さて、またしばらく歩いて――結構歩き続けるでしょうね。
東雛子(朱理): ですよね・・・ふゥ、解決策がわからない
KP(陸亜): ≪幸運またはアイデア≫どうぞ。って両方同じ値だね、マジでどっちでもいいよ笑
† 東雛子(朱理)
 アイデア(60) : (コロコロ…) 1D100 : 18 [ 計:18 ]
KP(陸亜): 成功ですね、いい数字だ。
KP(陸亜): では、雛子ちゃんは冷静かつ明晰な思考により、先程転んだことを思い出します。あれは、何か段差のようなものに躓いたからだったんですね。
KP(陸亜): そろそろあの段差があったところではないだろうか――雛子ちゃんの分析は見事的中し、つま先に小さくはありますが段差を感じます。すり足をしてみたのでしょう。
東雛子(朱理): おぉ!雛子冷静!
東雛子(朱理): 「さっき転んだのは、段差があったのね・・・」段差かァ、もう少し詳しくとか調べられる?周辺触ったり。
KP(陸亜): 周辺を触れば、自然と前方の壁――もとい台に触れるでしょう。先程は段差に躓いて、台にぶつかったということですね。
東雛子(朱理): 「足元には段差、すぐ前に壁・・・と、いうより、台かしら・・・確か、何か合ったのよね」長方形の物体って、もてるのかな?
KP(陸亜): そうですね、持てます。
東雛子(朱理): さわると、どんなもんでしょう?ビンみたいな入れ物とか?
KP(陸亜): 持ってみると、非常に軽いですね。
東雛子(朱理): 「軽い・・・これいったいなにかしら」なんか、思い当たるものとかないですかね?
KP(陸亜): そのままだと、特に思い当たることはないでしょう。もう少し具体的に調べてみましょう。
KP(陸亜): ですがその前に
KP(陸亜): 雛子ちゃんがこの物体を持つと同時に、コトリと音が聞こえます。
東雛子(朱理): 「ん?・・・」何かが落ちたおとですか?
KP(陸亜): 音は前方からですね。手を伸ばしてみますか?
東雛子(朱理): そうですね、のばしてみましょう。
KP(陸亜): では、そこにあったはずの台が無くなっていることに気付きます。
東雛子(朱理): 「え・・・?なくなってる?」
KP(陸亜): 跡形もないですね。これまで進んできた道と同じ、ただの空間になっています。
KP(陸亜): 不可思議な現象に触れた雛子ちゃんは、【0/1】のSAN喪失です。
† 東雛子(朱理)
 SAN(60) : (コロコロ…) 1D100 : 20 [ 計:20 ]
KP(陸亜): 強い。では喪失なしですね。
東雛子(朱理): つよいなぁ・・・雛子
KP(陸亜): さて、改めて箱を調べてみましょうか。
東雛子(朱理): はい、もうすこしさわったらいいかな?軽く振ってみる?
KP(陸亜): 振ってみても、特に音はしませんね。やはりとても軽いです。
KP(陸亜): くまなく触ってみれば、ちょっとへこんでいる部分が見つけられるでしょう。
東雛子(朱理): 「あ・・・へこんでる」穴みたないな感じ?
KP(陸亜): というよりは、指をひっかけられる感じですね。
東雛子(朱理): うーん、引き出すのかな?引っ張ったりできる?
KP(陸亜): どちらかといえば、蓋みたいになってるようです。開けられるかもしれません。
開けてみますか?
東雛子(朱理): あけましょう。
KP(陸亜): 雛子ちゃんはそのへこみに指をひっかけ、開けてみました。非常に軽かったこともあり、どうやら箱のような形状をしていたのでしょうね。
KP(陸亜): 開けたと同時に、雛子ちゃんはその箱に吸い込まれるような感覚を覚えます。
東雛子(朱理): 「え・・・?」と、おどろくでしょう、なんだなんだ!
KP(陸亜): それはほんの一瞬のことでした。雛子ちゃんはどこかに放り出されたような、自分の身体に重力を感じなくなったような、とにかく形容し難い不可思議な感覚になります。
KP(陸亜): 次の瞬間、それまで真っ暗闇だった雛子ちゃんの視界が、ぱっと開けました。
KP(陸亜): そこに広がるのは、光が、色が、音がある世界。ですがそれは、雛子ちゃんがこれまでの生涯で目にしてきたものと、どこか違います。
KP(陸亜): 久しぶりの光に、雛子ちゃんは眩しく思ったことでしょう。ゆっくりと輪郭を取り戻す視界が捉えたのは、鬱蒼とした草や木などの植物です。
KP(陸亜): 鼓膜を打つのは、ざあざあと降りしきる雨の音。激しい雨が、雛子ちゃんの全身に降り注いでいます。冷たく鈍い水の感触は、夢と呼ぶにはあまりに生々しいものでした。
KP(陸亜): 空はオーロラめいた青白い光に照らされ、青い霧が濃く広がっています。現実としか思えない感触、非現実としか思えない光景――それはいったい、何を示しているのでしょう。矮小な人間という存在でしかない雛子ちゃんに、分かるはずもありません。
KP(陸亜): 【1/1d2】のSAN喪失です。
† 東雛子(朱理)
 SAN(60) : (コロコロ…) 1D100 : 31 [ 計:31 ]
KP(陸亜): 最後まで強い。固定1の喪失ですね。
KP(陸亜): 青白い光は更にその輝きを増し、草木も雨も何もかも、もちろん雛子ちゃんも包みこんでいくでしょう。海底から水面を見上げるような光は、やがて目を開けていられなくなるほどの明るさとなって――
KP(陸亜): ――そして、雛子ちゃんの意識は途絶えました。
KP(陸亜): どれくらいの時が経ったでしょうか。雛子ちゃんは、聞き覚えのある声をその耳に聞くでしょう。
東雛子(朱理): おや???だ、だれですか!
KP(陸亜): 自分の名前を呼ぶ声。身体を揺さぶる感触。いやがおうにも、雛子ちゃんは目を覚ますことになるでしょう――そう、目を覚ましました。
KP(陸亜): はっと気づいた雛子ちゃんの視界いっぱいに広がるのは、暗闇でもなければ、あのおそろしいほど美しい光景でもありません。
KP(陸亜): それは雛子ちゃんが、とてもよく見知っている人です。壮年と呼ぶにはまだ早い、けれど青年と呼ぶにはいくらなんでも年季が入っている。目つきが悪くて、ちょっと歯がぎざぎざしている、50歳手前の男性です。
東雛子(朱理): 「しゃ・・・ちょう・・・?」と、目をゴシゴシしつつ確認しましょうかね。
KP(陸亜): その男性は、つまるところの阿久津社長は、珍しくも焦ったような、驚いたような、そんな様子で雛子ちゃんを呼びながら、その身体を揺さぶっています。それはもうぐらんぐらんです。シェイキングなうです。
KP(陸亜): 雛子ちゃんの声が聞こえたのやら。とはいえ、目をゴシゴシしてる様子を見れば、意識を取り戻したことに気がついたのでしょう、手を放してくれます。
東雛子(朱理): しぇいきんぐなうwww「しゃちょう、やめ・・・やめてくだs」がくんがくんなってたんですね。
KP(陸亜): まあそのうち止めてくれるでしょう。そして、雛子ちゃんに説明を求めてくるように言うはずです。それもそのはず、雛子ちゃんは給湯室でものの見事にぶっ倒れていたからです。
KP(陸亜): しかも、その身体はびっしょりと濡れているのだから社長は驚き桃の木だったに違いありません。
東雛子(朱理): 「社長・・・」
「お前はこんなとこで何をしていたんだ・・・?」
「コーヒ-を入れに・・・」
「水浴びが出来るほどのコーヒーはいらん」
「そうですね、もうしわけありません」
と、ちょっとずれた会話でもしているでしょう。
KP(陸亜): まあ、大事なかったと知って社長も内心ほっとしているのでしょう。そしてもちろん、雛子ちゃん自身が元の日常へと戻れたことに、何よりほっとしているに違いありません。
KP(陸亜): その後、特に雛子ちゃんの身に何かが起こるわけでもなく――雛子ちゃんは、あれが悪い夢だったと思うほかないでしょう。たとえ、あの生々しい感覚を思い出したとしても、到底現実であるとは肯定し難い体験です。
KP(陸亜): 頬や額に触れれば、痛みを感じるかもしれません。けれどそれも、給湯室で眩暈がし、転んだ拍子にぶつけたものだと思わざるを得ないでしょう。そうでなければ、あの体験が事実であったと認めることになってしまうのですから。
KP(陸亜):
【視界を封じて、耳を澄ませて、手の先に集中して。 ――さて、それは本当に壁だろうか?】

その事実は定かではありません。少なくとも雛子ちゃんには知る由もないことであり――また、知らない方が良かったに違いありません。
KP(陸亜): というわけで、これにて「壁の中にいる」クリアとなります!お疲れ様でした!
東雛子(朱理): おおおおつかれさまでしたぁあ!うわぁなにこれ!超怖いし面白い!!
KP(陸亜): 喜んでいただけたなら何よりです。さて、まずは報酬・成長ですが
東雛子(朱理): はい!成長はないけど・・・
KP(陸亜): 残念ながら成長はありませんでしたね。そして更に残念なことに、報酬もほとんどないのです。
東雛子(朱理): あ、やっぱし?
東雛子(朱理): 簡単なシナリオだもんね・・・
KP(陸亜): 唯一――もとい、二つでしょうか。
【登場神話生物2種を見破る】ことで、それぞれSAN回復できます。
東雛子(朱理): 神話生物を見破るか・・・
KP(陸亜): ヒントは…ちょっと少ないね。厳しいかな、まあダメ元でもいいよ笑
東雛子(朱理): なんか、産毛はえた怪物だっけ?
KP(陸亜): 産毛wうん、生えてたね笑
東雛子(朱理): え~・・・鳥食ってて、フワフワ・・・毛のはえてる神話生物なんてツァトゥグァくらいしかわかんない・・・よ
KP(陸亜): ほう。すごいね正解だ。
東雛子(朱理): まじで!!!!????
KP(陸亜): ということで1d2回復…というか固定1しか減ってないから完全回復だねヤッター☆
東雛子(朱理): やったー!
† 東雛子(朱理)
  (コロコロ…) 1D2 : 1 [ 計:1 ]
東雛子(朱理): いちおうふっといた!!
KP(陸亜): よしよし。もう1種は厳しいかな? ならそのままネタバレしちゃうぜ。
東雛子(朱理): もう一種って何?でてきた?小鳥さん?
東雛子(朱理): それとも箱?
KP(陸亜): ノンノン。正解は壁。
東雛子(朱理): かべ!?
東雛子(朱理): さすがにわかんないや
KP(陸亜): では、シナリオからそのまま引用しましょう。
KP(陸亜): 「狂信者に拉致られて探索者はあそこにいた。お前が探索していた壁や床には無形の落とし子がびっしりと張り付いていて、あのモフった壁はツァトゥグアの腹だよ」
東雛子(朱理): な・・・・なん・・・だと・・・落としごちゃんなの!?
東雛子(朱理): そっか、ツァトゥグァから、連想で着たのか・・・
KP(陸亜): 小鳥ちゃん含め今回の設定を教えてあげましょう。
【ツァトゥグア】
―― 今回は触り心地のいい壁役。比較的無害、好きな食べ物はとり肉(という今回限りの勝手な設定)
正気度喪失:暗闇のため無しとする。少し不穏な空気を感じる程度

【無形の落とし子】
―― 今回は柔らかいようでかたい壁役。珍しく無害。何も囁いてないあたりオフの日なのかもしれない
正気度喪失:暗闇のため無しとする。少し異様な空気を感じる程度

【小鳥】
―― 迷い込んでしまった小鳥。20cm位の大きさ。TnTn!
東雛子(朱理): wwwwww設定よwwww
KP(陸亜): 御察しの通り、小鳥は助けられました。あの鳴き声は警告というより怯えですね。
東雛子(朱理): 残念だ。たすけられたのかぁーーーあ、あの不思議な世界は何?きれいなとこ
KP(陸亜): あれはクン=ヤンですね。あれもツァトゥヅァへのヒントになりました。
東雛子(朱理): ほぉ~・・・
KP(陸亜): あの箱を開けなくても、実は元の世界に戻れたんですよ。具体的にいえば、台が無くなった先に進むことで出口への扉がありました。
東雛子(朱理): なるほど!!
KP(陸亜): 扉から出た場合、箱を開けた時と同じような光景を目にします。また、扉から出た場合は箱を持ち帰ることもできます。
東雛子(朱理): へぇ~、お持ち帰り出来たのか。あれってアーティファクト?
KP(陸亜): 現実世界で箱を開けると、「門の創造」の呪文が書かれている紙が入っており、呪文を覚えることができました。習得できなくて残念だったね。
東雛子(朱理): ざんねん!
東雛子(朱理): でも、雛子は一般人でいいから別にいい!!!
KP(陸亜): そうだね!笑
あと、小鳥ちゃんが生きている時に箱を取ろうとすると、小鳥ちゃんはそれを邪魔しました。どうしても取る場合には小鳥ちゃんを殺すか、DEXロールで出し抜く必要がありました。
東雛子(朱理): なんだと!小鳥ちゃん罠じゃないか!
東雛子(朱理): DEX9なめるな!
KP(陸亜): まあ何度もできるし、何なら温情も付けたしってとこですけどねそこは。
東雛子(朱理): あぁ、ハンカチで小鳥ちゃん結んでうごけなくしてから、とか。
KP(陸亜): そうそう。アイデアは採用するつもりでしたよ。名刺とか面白かったしね。
東雛子(朱理): いっそ、ポケットにつっこむとか。
東雛子(朱理): 名刺は、ループうたがってたからねww
KP(陸亜): ちなみにライターなどの火を扱うものだけは、いつものところには入ってないことになってます。これも、火が苦手なツァトゥグァにつながるヒントでした。
東雛子(朱理): なる・・・
東雛子(朱理): わたしよくわかったなぁ・・・
KP(陸亜): うん、びっくりした笑
東雛子(朱理): 毛がフワフワってくらいのヒントだぜ・・・?あと、ことり食った。
東雛子(朱理): いやぁ・・・もう、クトゥルフに毒されてるわ・・・
KP(陸亜): だねぇ。あと強いて言うなら、床とか壁に聞き耳するとちょっと声が聞けたよ。
東雛子(朱理): 声?落としごちゃんの?
KP(陸亜): そうそう。聞き耳はね、もっと使いどころあったんだ。
KP(陸亜): 声を出して反響を聞くとか、ノックしてみるとか。まあSAN減らすのもあるから、実際やらなくて正解といえばそうだね笑
東雛子(朱理): なるほどwwwもっと使い道合ったんだなァ~・・・雛子よかった。ちなみにロストって?攻撃するとか?
KP(陸亜): ロストする可能性については、ツァトゥグァの腹に尖った者とかを打ち込むと、そのままずぶずぶと取りこまれてしまうイベントがあったんだね。抵抗すれば大丈夫だけど、無抵抗ならそのままごっくんコースでした。
東雛子(朱理): 無抵抗wwwwなるほど・・・
KP(陸亜): というわけで

KP(陸亜)が壁の中にいる.txt 壁の中にいる.txtを送信しました ***

KP(陸亜)が壁の中MAP.jpg 壁の中MAP.jpgを送信しました ***

東雛子(朱理): 小鳥ちゃん食われたから、急いで引き換えしたわ・・・そんな事できるか
KP(陸亜): 参考に是非。やろうと思えばもっとお手軽にできますよ。
東雛子(朱理): すごいな!これ、かんたんなのに!
KP(陸亜): そう。すごくシンプルなのに、面白い。ずっとやってみたかったんですが、知ってる人結構いて。ありがとうございますー!
東雛子(朱理): ありがとうでした!名前だけ知ってて、面白いって話だけ聞いてたから!
KP(陸亜): 面白かったでしょ? 小鳥ちゃんをあざとかわいくRPするの楽しかったです。無残に殺されてくれてなお楽しかった←
東雛子(朱理): 一人、職場の先輩相手にやってやろうとおもってwwwその前に自分が経験しとこうって!
KP(陸亜): うんうん、いいと思います。不気味な怖さがクトゥルフって感じで、そのくせネタばらしされるとなんか可愛いなってほっこりしちゃうね。
東雛子(朱理): ことりちゃん、まじあざといwwwwでも、雛子と小鳥とか、めっちゃかわいかった。
KP(陸亜): ちなみにシナリオ最後のあとがきには
KP(陸亜): 「ツァトゥグアとトトロは似ていると思います。小鳥の死を探索者が悲しんだ場合には、『ドッキリ』の看板を持ったツァトゥグアと笑顔の小鳥のツーショットを見せてあげてください。私も見たいです、そんな光景。」とかあります。すげーおちゃめだよこのシナリオ作者。
東雛子(朱理): wwwwwwwwwwww
KP(陸亜): ぜひぜひ、KPも楽しんでいただけましたら! あと先輩にも。
東雛子(朱理): みたいwwwおちゃめなツァトゥグァwwwwでも1d20wwww
KP(陸亜): ええまあ1d20。さてさて、ではそんなところでいったん御開きとしましょうか。
東雛子(朱理): ありがとう!ほんとうにおもしろかった!
KP(陸亜): とびおりさんに備えて思考をりっちゃんモードに変えてきますキリッ
こちらこそありがとうございましたー! セッション楽しかった!(挨拶)
{{東雛子(朱理): セッション楽しかった!!(挨拶
最終更新:2013年12月22日 17:30