ハリネズミ

  • KP/陸亜
  • PC1/村雨 清純(あめこ)
  • PC2/緑奈 花木(モノ)
<<導入>>・本編本編-2本編-3本編-4

◆導入――村雨 清純


4月に入って半月ほどが経ち、新年度でばたばたしていたきよちゃんも少し落ち着いた頃ではないでしょうか。
時刻は昨夜まで遡ります。金曜日で学校(それとも稽古かな?)を終えたきよちゃんは、自宅でどんな風に過ごされているのでしょうか。
村雨清純(あめこ): そうですねー、稽古終えたあとだとお風呂入ってスポドリ飲みつつゆったり過ごしてるかなぁ。今日も稽古終わったなーって感じで。がしがしとタオルで髪とか拭きながら。
KP(陸亜): 青春だなぁ。では、そんな風に過ごしているきよちゃんは、ふとこんな声を聞くでしょう。
「もう時間がない、……焦るな、…」
村雨清純(あめこ): 「え? なに…、焦るな?」ときょろきょろするかな。どこから聞こえてきたんだろう、ってな感じで。
KP(陸亜): 辺りを見回してみても、誰もいません。
静まり返った自宅の静寂だけが、きよちゃんを包み込んでいます。
実を言うと、きよちゃんはその日一日、この幻聴に悩まされていました。
どこからともなく聞こえてくるその声は、何か嫌な予感を持ってきよちゃんの脳裏に響き、
どうしても忘れられない恐怖感のある印象を残しては消えていきます。
村雨清純(あめこ): なるほど。なら、(またか…)っ思いながら眉をひそめつつ上の言葉を言ってたんでしょうね。恐怖感を持ってるのなら腕を擦ったりしてるのかしら。
KP(陸亜): 不気味さを覚えつつ、《オカルト》振ってみましょう。
† 村雨清純(あめこ)
 オカルト (コロコロ…) 1D100 : 8 [ 計:8 ]
 5
村雨清純(あめこ): くっそおしい。
KP(陸亜): 惜しい。実に惜しい。
ですが失敗は失敗なので、特にオカルト的な意味で分かったことはありません。
KP(陸亜): 幻聴の他に何かあるわけでもなし、夜は静かに更けていきます。

◆導入――緑奈 花木


4月に入って半月ほどが経ち、新年度でばたばたしていた緑奈さんも少し落ち着いた頃ではないでしょうか。
時刻は昨夜まで遡ります。金曜日でお仕事を終えた緑奈さんは、自宅でどんな風に過ごされているのでしょうか。
緑奈花木(モノ): うーん、医学書で勉強したりしてるんじゃないかな
KP(陸亜): 真面目だ…ではそんな風に過ごしている緑奈さんでしたが、ふと、こんな声を聞くでしょう。
「こわい、もういや…助けて、ここは暗くて、こわいの」
緑奈花木(モノ): え、と顔を上げてあたりを見回すかな 先生だし
KP(陸亜): 辺りを見回してみても、誰もいません。
静まり返った自宅の静寂だけが、緑奈さんを包み込んでいます。
実を言うと、緑奈さんはその日一日、この幻聴に悩まされていました。
どこからともなく聞こえてくるその声は、何か嫌な予感を持って緑奈さんの脳裏に響き、
どうしても忘れられない恐怖感のある印象を残しては消えていきます。
緑奈花木(モノ): 「……誰の声なのかしら……」 でもまる1日ならちょっとは慣れたんだろうか まだ聞こえるなーこわいなーとか思いながら勉強に集中しようとするのかと
KP(陸亜): 不気味だなと思いつつ、《オカルト》振ってみましょうか。
緑奈花木(モノ): 初期値だなあ……
† 緑奈花木(モノ)
 オカルト(5) : (コロコロ…) 1D100 : 45 [ 計:45 ]
KP(陸亜): まあ仕方ないかな笑
というわけで、声の不気味さを感じながらも、特にそれ以外に異変があるわけでもなし、夜は静かに更けていくでしょう。
緑奈花木(モノ): うーん 幻聴って子供の声な感じなのかな
KP(陸亜): 子どもと言うよりは、女性の声に聞こえますね。

◆寝静まった頃――きよちゃん


KP(陸亜): やがてきよちゃんは、いつものようにベッドに入るでしょう。
村雨清純(あめこ): そうですね、不気味だなーって思いつつもベッド入るかな。稽古で身体も疲れてるだろうし早く身体を休めたいと思ってるだろうし。
KP(陸亜): そうして、街が密やかな眠りに包まれた頃。
きよちゃんは、再び幻聴を聞くことになります。
KP(陸亜): けれどそれは、先までの怯えるようなそれとは違い――最早悲鳴と呼べるレベルのものでした。
「あぁ、だめだ、だめだ典子さんっ…ひっ、うわぁああああああ!」
KP(陸亜): きよちゃんは、意識を無理矢理引っぱり上げられるようにして覚醒します。
きよちゃんの口もまた、つられるように悲鳴めいた声をあげるでしょう。
村雨清純(あめこ): 「うわぁぁっ?! なんだ…っ今の悲鳴…?!」って飛び起きる感じになるのかな? 典子さん気になる。
KP(陸亜): 飛び起きたきよちゃんが辺りを見てみても、何もありません。
うすぼんやりとした暗闇が、無言で佇んでいました。が、次の瞬間、きよちゃんの耳は再び誰かの声を拾います。
しかしそれは、先ほどまで聞こえていたそれとは異なるもののようでした。
KP(陸亜): ?「――っ!? な、なに……!?」
先ほどまで聞こえていたのは男性の声のようでしたが、今度は女性の声のようです。それも、きよちゃんの記憶にぼんやりと触れるような。
村雨清純(あめこ): は、まさか緑奈先生?
「この声は…?」って感じで思い出そうぜ、きよちゃん。
KP(陸亜): うん、察したようなので+30で《アイデア》どうぞ。
† 村雨清純(あめこ)
 アイデア (コロコロ…) 1D100 : 40 [ 計:40 ]
 85
KP(陸亜): 成功したので、<声が「緑奈 花木」のものである>と分かります。
この奇怪な現象に<0/1のSAN喪失>となります。どうぞ。
† 村雨清純(あめこ)
 SAN (コロコロ…) 1D100 : 51 [ 計:51 ]
 60
村雨清純(あめこ): よしよし。
KP(陸亜): では損失なしですね。
村雨清純(あめこ): はーい
KP(陸亜): 緑奈さんの声だと分かったとほぼ同時に、きよちゃんの意識は遠ざかっていきます。
それは何者かに背後から頭を殴られたような、強烈な感覚でした(耐久等の変動はありません)
村雨清純(あめこ): ひぃ、殴られた。 耐久の変動なし了解です。

◆寝静まった頃――緑奈さん


KP(陸亜): 緑奈さんは不気味さを覚えながらも、ベッドに入ることでしょう。
緑奈花木(モノ): 明日は消えてるといいなあでスヤァします
KP(陸亜): そうして、街が密やかな眠りに包まれた頃。
緑奈さんは、再び幻聴を聞くことになります。
けれどそれは、先までの怯えるようなそれとは違い――最早悲鳴と呼べるレベルのものでした。
KP(陸亜): 「いやっ…いや、ああ、もうだめ、松浦さん――ひっ、いやぁああああ!!」
緑奈さんは、意識を無理矢理引っぱり上げられるようにして覚醒します。
緑奈さんの口もまた、つられるように悲鳴めいた声をあげるでしょう。
緑奈花木(モノ): 「――っ!? な、なに……!?」 飛び起きて周り見るかなあ
KP(陸亜): 周りを見ても、やはり何もありません。
うすぼんやりとした暗闇が、無言で佇んでいました。が、次の瞬間、緑奈さんの耳は再び誰かの声を拾います。
しかしそれは、先ほどまで聞こえていたそれとは異なるもののようでした。
KP(陸亜): ?「うわぁぁっ?! なんだ…っ今の悲鳴…?!」
緑奈花木(モノ): んむ、聞き覚えあります?
KP(陸亜): 察しが良いですね。聞き覚えがある声です。
察したボーナスとして+30で《アイデア》どうぞ。
† 緑奈花木(モノ)
 アイデア(50+30) : (コロコロ…) 1D100 : 65 [ 計:65 ]
KP(陸亜): 成功ですね。では、<聞こえた声が「村雨 清純」のものである>と分かります。
この奇怪な現象に<0/1のSAN喪失>です。どうぞ。
† 緑奈花木(モノ)
 SAN(60) : (コロコロ…) 1D100 : 54 [ 計:54 ]
KP(陸亜): では損失なしですね。
緑奈花木(モノ): 「……村雨くんの声、かしら」 悲鳴に比べればなあ
KP(陸亜): きよちゃんの声だろうかと思った矢先、緑奈さんは頭に衝撃を感じます。
それは聞こえてくる意識の主が、何者かに襲われたような強烈な感覚でした。
そしてつられるように、緑奈さんの意識もまた、夜の闇へと堕ちていくでしょう。

◆目覚めると、そこは――きよちゃん


KP(陸亜): ――そして、どれくらいの時が過ぎたでしょうか。きよちゃんは、不意に目を覚まします。
そこはやはり暗がりでしたが、眠っていたはずの自室とは明らかに様子が違っていました。
強烈な悪臭が鼻を突き、背中には濡れた感触を覚えます。
村雨清純(あめこ): 「うっ…、」と袖で咄嗟に鼻ガードするかな。
で、濡れた感触の正体が気になるのでちらりと背中を見るけれど暗がりなら見えにくいかな。
KP(陸亜): 背中を、というか眠っていた場所を、という感じかな。
きよちゃんが寝そべっていたそこは、濡れた岩の上のようでした。
村雨清純(あめこ): なるほど。濡れた岩。
血で濡れた岩とかそういう嫌な感じしかしない。
KP(陸亜): その内に、目が暗闇に慣れてくるでしょう。
それだけではなく、ほのかに発光する苔があたりを僅かであれ照らしていることが分かります。
定期的に落ちる雫の音と、コウモリか何かが羽ばたく音と、きよちゃん自身の息遣いしか周囲には聞こえません。
KP(陸亜): きよちゃんの身体に傷はありません。
周囲は比較的温度が高いようで、常にひんやりとしている、という感覚はありません。
こんな感じですね。

+ 【周辺イメージ】

村雨清純(あめこ): 鍾乳洞みたいだ! 了解です。
KP(陸亜): そして、周囲を察した辺りで――きよちゃんは、再び声を聞くでしょう。
緑奈花木(モノ): 「……村雨くん?」
どこか不安そうな色をにじませたそれは、先にも聞いた緑奈さんのそれであるようです。
村雨清純(あめこ): 「…先生? 緑奈先生ですか?」と答えるかな。
きよちゃん的には近くにいると思って見渡すけど居ないんだろうな(笑)
KP(陸亜): そうですね、近くを見回してみますが、緑奈さんの姿はありません。
代わりに周囲の情報ということで《知識または博物学*3》任意でどうぞ。
村雨清純(あめこ): ならば知識で振りますねー。
† 村雨清純(あめこ)
 知識 (コロコロ…) 1D100 : 13 [ 計:13 ]
 55
村雨清純(あめこ): おお
KP(陸亜): いい数字ですね。では、床や壁を覆う、じっとりと濡れた白い石の数々が<鍾乳石であるようだ>と分かります。
村雨清純(あめこ): なるほど。ならば普通にストレートに「鍾乳洞・・、なのかな?」って思うかな。きよちゃんはどこまでも普通の人だからな。
KP(陸亜): いいと思います笑

◆目覚めると、そこは――緑奈さん


KP(陸亜): ――そして、どれくらいの時が過ぎたでしょうか。
緑奈さんは、いつものように自室で目を覚ましました。
カーテンの隙間から、それなり高い位置まで登っているらしい太陽の光が差し込んでいるのが分かります。
KP(陸亜): 天気は良好のようですが、昨夜の悲鳴といい、奇妙な現象といい、更に頭にずんと圧し掛かる重い予感めいたものに、寝覚めは決して良かったと言えないでしょう。
緑奈花木(モノ): ええと自室はごく普通の自室なんだよね……
KP(陸亜): そうですね。まったく何も変わることのない、いつも通りの自室です。
が、そんな緑奈さんの頭に、また声が響くでしょう。
村雨清純(あめこ): 「うっ…、」
KP(陸亜): それは汚いものを見たような、臭いものを嗅いだような、兎に角不快感をあらわにした声でした。
意識を失う前と同じ、きよちゃんの声のようです。
緑奈花木(モノ): 「……村雨くん?」 とか心配そうに呼びかけてみるんだろうか 一応携帯でメールも飛ばしてみつつ
KP(陸亜): そうですね、では携帯を開いたところで《幸運》してみましょう。
† 緑奈花木(モノ)
 幸運(60) : (コロコロ…) 1D100 : 36 [ 計:36 ]
KP(陸亜): いいですね。では、携帯の待ち受けってニュースとか流れるじゃないですか。
そこに、緑奈さんは「松浦」という名前を見付けます。
そして、きよちゃんから声が帰ってくるでしょう。
村雨清純(あめこ): 「…先生? 緑奈先生ですか?」
緑奈花木(モノ): 「松浦……って、あの声が呼んでた人と同じ名前……え?」 ニュースを見てみつつ、きよちゃんからの声にぱちくりですね
KP(陸亜): ニュースには、<「松浦雅俊」という男性が早朝、車を運転している最中に心臓発作で亡くなった>と書かれています。
この件に関して《アイデア》どうぞ。
† 緑奈花木(モノ)
 アイデア(50) : (コロコロ…) 1D100 : 16 [ 計:16 ]
KP(陸亜): では、<松浦が無くなった早朝の時間帯は、昨夜女性の悲鳴を聞いた時間帯と同じ頃である>ことに気付くでしょう。
緑奈花木(モノ): でも 「村雨くんも聞こえるのね、大丈夫?」 ってまずはきよちゃんの心配だよね
KP(陸亜): そうですね、その声が届くか届かないかといったところで――
不意に緑奈さんの胸が、どくん、と歪な音を立てて跳ね上がるでしょう。

◆高鳴る心臓――きよちゃん


KP(陸亜): そしてそんな頃合いで、きよちゃんは何物かの叫び声を聞きます。
断末魔というより、鬨の声――そう呼ぶにはどこか狂気めいたものを感じさせますね。何かに襲い掛かろうとするような、そんな声を聞くでしょう。
きよちゃんの胸は嫌な予感を孕んで、どくんと歪に高鳴ります。
緑奈花木(モノ): 「村雨くんも聞こえるのね、大丈夫?」
KP(陸亜): 次いで緑奈さんの声が響きますが、何かに襲われるような、強迫めいたものは感じられません。
村雨清純(あめこ): 「っ?!」ってびっくりしつつ叫び声が聞こえた方向を向くかな。ファイティングポーズ取りながら。
KP(陸亜): 暗闇の向うにはまだ何も見えませんが、叫び声はどんどん近づいてきます。
村雨清純(あめこ): ファイティングポーズ取りつつ「…いや、何か今叫び声みたいなのが聞こえて…。先生は大丈夫みたいですね」と。
あれ、これ逃げた方がいいかしら。(笑)
KP(陸亜): 逃げなかったとみなしていますよ、この時点で笑
ですが、叫び声はそのまま遠ざかっていきます。
度重なる奇怪な出来事に、きよちゃんの心臓は余韻を残すように高鳴った後、ゆっくりと鎮まっていくでしょう。
村雨清純(あめこ): おお、良かった。
でもほら、よく解んない場所で逃げ惑うのは死亡フラグな気がして(笑)
「ふー…、どこか別のところに行った…のかな?」と警戒を解きましょうかね。
KP(陸亜): やがて周囲に聞こえるのは、雫が落ちる音と、コウモリの羽音。
そしてきよちゃんの息遣いに、心臓の音だけとなるでしょう。
そしてまた、緑奈さんの声が聞こえます。
緑奈花木(モノ): 「私が聞いたわけじゃないけど……でも、私自身が聞こえたような感じだったのよ。変な話かもしれないけど、でも、私と村雨くんの心臓がつながっているみたいな気がするの」
「村雨くんは今どこにいるの? 私は家にいるけど……」と続けて聞こえますね。
村雨清純(あめこ): 「俺は今、なんていうか…鍾乳洞みたいなとこにいます。…それより心臓がつながってるみたいってどういう事ですか?」また叫び声が聞こえないかと周りを警戒しつつ。
KP(陸亜): 移動はしないということですね、了解です。
ちなみに道は左右というか前後というか、兎に角二手に分かれているらしいことが分かりますよ。移動するのであればどちらに行くかを呈示してください。
村雨清純(あめこ): ←●?
●が自分としてこういう感じにわかれてるってことです?
KP(陸亜): そういう感じですね。どちらも大きな差は無いように思われます。
緑奈花木(モノ): 「女の人が『松浦さん』と呼んでいたのを聞いた? その松浦さんが心臓発作で亡くなったってニュースでやってたのだけど、女の人の悲鳴が聞こえたのと同じ早朝だったのよ」
そして緑奈さんからのお返事ですよ。
村雨清純(あめこ): 「女の人? 俺が聞いたのは男の人で典子さんって言ってたのが聞こえてましたけど…。なんか、駄目だ、典子さんって…怯えてるみたいな感じでした」と緑奈先生にお知らせしよう。松浦典子さんっていうのかな?
あ、あとすごい今更なんですけど、叫び声はどちらから聞こえたとかってわかりますかね?
KP(陸亜): 右(後ろ)かな。
村雨清純(あめこ): うーん、なら叫び声が聞こえた方とは反対方向(左)に進もうかな。こう、迷路の要領で壁に手をついて。いつかは外に出られるはず。

◆高鳴る心臓――緑奈さん


緑奈花木(モノ): 「っ……!?」 まあびっくりして胸押さえるんだろうか
KP(陸亜): どくん、どくん、と鼓動する心臓は、緑奈さんのものであるはずなのに、どこか他人のものでもあるかのような、そんな錯覚を覚えます。
緑奈花木(モノ): 「(……女の人の悲鳴が聞こえた時に心臓発作で死んだということは。松浦さんと女の人が私と村雨くんみたいな状態だったのかしら。今は私と村雨くんの心臓が交換されている、みたいな……)」
とか思案してみつつ、改めてきよちゃんが無事かどうか聞いてみたいけども
KP(陸亜): その辺りで、きよちゃんから返事が返ってきますね。
村雨清純(あめこ): 「…いや、何か今叫び声みたいなのが聞こえて…。先生は大丈夫みたいですね」
KP(陸亜): そして推察をしてくれているので、+30で《アイデア》どうぞ。
† 緑奈花木(モノ)
 アイデア(50+30) : (コロコロ…) 1D100 : 2 [ 計:2 ]
KP(陸亜): クリティカルとは。では、<「心臓が交換されている」というより、「心臓が繋がっている」ように思われる>としましょう。
緑奈さんは叫び声を聞いたわけでもないのに、それを聞いたらしいきよちゃんの緊張を、まるで自分が聞いたかのように察したんですね。
緑奈花木(モノ): 「私が聞いたわけじゃないけど……でも、私自身が聞こえたような感じだったのよ。変な話かもしれないけど、でも、私と村雨くんの心臓がつながっているみたいな気がするの」 かな
「村雨くんは今どこにいるの? 私は家にいるけど……」 やっぱりもろもろ心配になるので所在地かな
村雨清純(あめこ): 「俺は今、なんていうか…鍾乳洞みたいなとこにいます。…それより心臓がつながってるみたいってどういう事ですか?」
きよちゃんからのお返事ですね。
緑奈花木(モノ): 「鍾乳洞……」 うむむ
「女の人が『松浦さん』と呼んでいたのを聞いた? その松浦さんが心臓発作で亡くなったってニュースでやってたのだけど、女の人の悲鳴が聞こえたのと同じ早朝だったのよ」 って返しておこう
村雨清純(あめこ): 「女の人? 俺が聞いたのは男の人で典子さんって言ってたのが聞こえてましたけど…。なんか、駄目だ、典子さんって…怯えてるみたいな感じでした」
というお返事です。
緑奈花木(モノ): 「そう……別の人の悲鳴が聞こえてたのね。もしかすると村雨くんが聞いたのは松浦さんかしら」 とか聞き返して、じゃあニュース調べたら女性の死亡事件とか出てないかな
KP(陸亜): 調べるのはシーンでの行動としましょうか。

本編
最終更新:2014年04月12日 20:15
添付ファイル