白無垢の母

  • KP/陸亜
  • PC1/白矢 鳴(モノ)
  • PC2/榊 海斗(ユツキ)
  • PC3/黒雲 武流(にゃご)

▼導入

それは、良く晴れた冬の日のこと。
皆さんは各々の目的を果たすため、黒能見公園(くろのみこうえん)へと足を運ぶことになります。

時刻はもう夕暮れ時、空は茜色に染まりつつあります。
公園はビジネス街にあるため、日曜日のこんな時間ともなれば、そう人通りもなく閑散としています。
突き刺すような空っ風が頬を嬲り、木の葉を舞い上がらせるでしょう。

KP :そんな少しさびしい公園に、まず現れたのは大きな犬を連れた、黒雲武流――武流君でした。

◆黒雲 武流


KP :武流君はその日、ご近所さんに頼まれて、飼い犬の動物病院受診を請け負っていました。
ご近所さんというのは武流君と兄である智流兄さんを昔から気にかけてくれているおじいちゃんなのですが、老体に無理を強いてしまい腰を痛めてしまったそうです。
飼い犬は病気ではなく定期的に受けている予防接種であるため、おじいちゃんが必ずしも行く必要はありません。
散歩も兼ねてということで、双子にお願いをしたわけですね。
KP :とはいえ、智流兄さんにはまだ、不定の狂気である広場恐怖症を患っています。
二人きりならまだしも飼い犬を預かるわけですし、智流兄さんはお留守番ということになりました。
ちなみに余談ですが、橙理さんに代打を頼もうにも、全日本空手選手権のスタッフに出かけており留守だったみたいです。
そんなこんなで一人と一匹は無事に接種を済ませ、帰路にと黒能見公園を訪れていました。
飼い犬の名前は「メル」ちゃん。成犬の女の子です。
警察犬としてもよく用いられるドーベルマンで、良く躾けられたグッドガールです。
KP :では、武流君。≪目星≫でメルちゃんの観察か、≪言いくるめまたは説得≫で任意の命令ができますよ。
良い子であるためいずれも+20のプラス補正が入ります。失敗しても別に困らないのでやってみてあげてください。
黒雲 武流 :「今日は大人しくしていてえらかったな、メル」と話しかけつつメルちゃんに目星したいです。
KP :メルちゃんは褒められているのが分かるのか、嬉しそうに小さく鳴いていますね。目星どうぞ。
†黒雲武流
1d100 目星(33+20):100
KP :ふむ。では武流君はメルちゃんを良く見ようとして、うっかり躓いてしまいます。続いて≪幸運≫どうぞ。
†黒雲武流
1d100 幸運(55):84
KP :残念。ではメルちゃんが察して駆け寄ろうとしてくれたのですが、間に合わなかったみたいですね。
顔面強かに擦りむいて耐久固定-1とします。眼鏡はちょっと汚れたけど無事だよ。
黒雲 武流 :眼鏡無事でよかった…耐久-1了解です。
KP :メルちゃんは間に合わなかったことが申し訳なくてふんふんきゅんきゅんと心配そうに鳴いていますね。
黒いさらさらの毛並みが、西日を反射してきらりと瞬いています。撫でてもいいのよ。
黒雲 武流 :「…心配してくれてるのか、大丈夫だ。ありがとな」 となでなでしておきます。いいわんこだ…
KP :さて、そんな武流君とメルちゃんがやり取りをしている横を通るのは、白矢 鳴――メイちゃんです。

◆白矢 鳴


KP :メイちゃんはその日、公園の付近で行われた美術展に足を向けていました。
中世ヨーロッパの彫刻などが展示されていたみたいですね。日曜日ということもあり、遅めの時間に訪れてゆっくり堪能したようです。
飛鳥ちゃんとの再会を信じて待ちながら、自身の彫刻の技術や知識も少しずつ磨いているようです。
といってもまだまだ半人前。普段はパソコンなどを扱っているはずの手には、努力の賜物である細かな傷跡がいくつもあるのでしょう。頑張れワカゾー。
KP :そんなこんなで、メイちゃんは駅に向かうために黒能見公園を通ります。
強い陽光に軽く顔を顰めては、サングラスを取り出すことでしょう。
ハーフのため色素が薄いメイちゃんのお目目には、晴れた冬の西日がちょっと堪えたかもしれません。
白矢 鳴 :(色々参考になりそうなのは見られたが……しかし眩しいな) ってかけてるんでしょうねサングラス
KP :ありがとうございますサングラス。
さて、そんな折、ポケットで携帯電話が振動していることに気付きます。どうやらメールを受信したようですね。
KP :≪幸運≫でメールの差出人を決定します。ロールどうぞ。
†白矢 鳴
1d100 幸運(70) :89
KP :残念。では、何の変哲もない広告メールでした。
白矢 鳴 :ちょっと期待してた分落胆するのでさっさと削除します笑
KP :ごめんね笑 メイちゃんはちょっと立ち止まって、携帯電話を捜査していることでしょう。
そんなメイちゃんの姿を、少し遠目に見ているのがお待ちかね、榊 海斗――海斗君でした。

◆榊 海斗


KP :土日祝日お休みという海斗君は、土日祝日だろうと激務に追われているルームメイトが不在なので、暇つぶしに散歩やショッピングに出向いていました。
道すがら良い男ウォッチングもしていたわけですが、どうやらその日はいまひとつ不作だったようですね。
余談ですが、休憩に訪れたカフェテラスでは良いお尻をしたウェイターがいたものの、APP5という稀に見るブサメンだったため大分落胆したのだとか。ご愁傷様です。
KP :そんなこんなで、海斗君は黒能見公園を通って自宅に向かおうとしたところでした。
自分の勤務先である黒能見総合病院が遠くに見えて、思い出したように近場のベンチに腰掛けます。
そろそろ勤務が終わる(かもしれない)ルームメイトにちょっかい紛いのメールを送ってみます。後で刺されそうですね。
そんな海斗君の、新調したばかりのオニューの眼鏡が、不意に立ち止まった人影を捉えます。
それは、携帯電話の画面を見ていたメイちゃんでした。
榊 海斗 :(…へえ、中々可愛い顔した子じゃねえの)とニコニコ眺めておきましょう。イケメンは目の保養です。
KP :≪目星≫でメイちゃんを観察しましょう。眼鏡を新調したとのことから、今回のみサービスで+20の補正です。
†榊 海斗
1d100 目星(58):5
KP :本当に良い眼鏡買ったんだね海斗君。経験チェックどうぞ。
榊 海斗 :当然の結果ですよ。さてどんな美味しい展開がホモに訪れるのかな?ん?
KP :では、メイちゃんが携帯をチェックしてはすぐに手早く何かの操作をした様子を観察した海斗君は、それが「遠距離恋愛中の彼女からのメールじゃないかと思ったんだけど期待外れの広告メールか何かでとっとと削除した」のではないかと察します。
つまりアプローチ次第ではいけるかもしれないわけですね。更にサングラス越しではありますが、その顔がかなり整っていることも察します。
KP :テンションがだだ上がった海斗君は、【次のロールに無条件で補正+20】とします。強制ロールではない場合振るか振らないか判断気をつけてね。
榊 海斗 :(…あの様子だと…彼女から来たメールかと思いきや、広告メールでがっかりしながら削除…って感じか?ま、あんなにイケメンなら彼女持ちも仕方ねえか…)と少しがっかりしつつ眺めておきましょうか。そしてクリティカル効果も了解です。

◆異変発生


KP :海斗君がメイちゃんを見てそんな風に思った、その直後のこと。
KP :ふと、三人の鼻をいやな臭いがかすめました。何かが腐ったような、生理的な不快感をもよおす異臭です。
さらに続いて、三人の耳に誰かの声が聞こえます。
風にかき消されてしまいそうなほどかすかなそれは、どうやら女の子の泣き声のようです。
榊 海斗 :いくらホモでも女の子の泣き声は流石に放ってはおけないかな…耳をそばだてつつ周囲を伺って、泣き声の主を探しますよ。
白矢 鳴 :同じく泣き声の主を探します
黒雲 武流 :声も匂いも人間よりわんこのが敏感なんじゃないかな。メルちゃんの様子を伺いたいです。
KP :なるほど、武流君はいい観点ですね。では先に泣き声の主を探す二人からいきましょう。
泣き声の元を探すならば≪聞き耳≫とします。
【海斗君のみ成功値に+20】とします。これは先のクリティカル効果とは無関係としてください。効果は次のロールに使います。
†榊 海斗
1d100 聞き耳(90):69
†白矢 鳴
1d100 聞き耳(36+20) :83
KP :では、海斗君は自分が腰かけているベンチの背後、割合近い位置からその泣き声が聞こえているのに気がつくでしょう。
メイちゃんはまだ気付かないかな。そして同じ時間軸として武流君の処理に移ります。
KP :武流君の推察通り、臭いや声に気付いたのか、メルちゃんは一声吠えると待ったもなしに駆けだします。
当然、リードを掴んでいる武流君も一緒に引っ張られますね。
KP :≪STR対抗≫で止めるまではいかずとも、メルちゃんに引き倒されずに済みます。
メルちゃんのSIZ4との対抗であるため成功値は80ですが、メルちゃんの様子を確認したということで+10とします。
黒雲 武流 :なるほど。では引き倒されない程度に従って引っ張られる方向で行きたいと思います。STR対抗90ですね。
KP :その通りです。ロールどうぞ。
†黒雲武流
1d100 STR対抗(80+10):3
KP :では、駆け出そうとしたメルちゃんは武流君にしっかりリードを引かれたことに気付いて、応えるように小さく吠えるでしょう。
そしてDEX9の武流君が無理なく足を早められる絶妙な程度のスピードでもって駆け出します。
その先は、海斗君が腰掛けるベンチ――の裏側、散歩道にひっそりと佇むマンホールでした。
KP :メルちゃんの様子はメイちゃんにもはっきり見えたでしょう。それを訝しんで追っても構いません。
白矢 鳴 :当然追っかけます
榊 海斗 :(女の子の泣き声…変な事件とか事故じゃねえだろうな)と何かと物騒な世の中ですし、立ちあがってベンチの背後を見に行く。…と、海斗もマンホールに気がつく感じになるのかな?
KP :そうですね。そこまで近くに行けば、海斗君も泣き声や異臭の元がマンホールであることに気がつくでしょう。
白矢 鳴 :犬を追いかけたらメイちゃんもマンホールもろもろに気付けます?
KP :大丈夫ですよ。武流君は強制的にマンホールの元まで近付いたという解釈です。

◆マンホールだよ全員集合(古)


KP :というわけで、夕暮れ時、人気の少ない公園のマンホールを、男三人と犬一匹が取り囲んでいるというちょっと不思議な構図が完成しますね。
榊 海斗 :泣き声は間違いなくこのマンホールから聞こえてる感じで相違無いですか?
黒雲 武流 :メルちゃんはマンホールの傍にまで近寄ったら大人しくしてる感じですか? 何か訴えたそうだったりしてませんかね?
KP :武流君は本当にメルちゃんに対して敏いな。メルちゃんはマンホールに向かって吠えては武流君を見上げて、指示を待つように小首を傾げています。
メルちゃんの反応から見ても、泣き声と異臭は間違いなくマンホールの下からと判断して良いでしょう。
黒雲 武流 :「…ここの下で何かが起きてるんだな、ありがとう」 と頷いて、案内してくれたメルちゃんをなでなでしておきましょう。そして他の二人の存在も気になりそうです。
榊 海斗 :「子供の泣き声…やっぱりここから聞こえるか…、下水道に子供でも迷い込んだか?」と耳を少しマンホールに向けて確認した後、近寄ってきた二人にも気がついて声をかけるかな。「ああ、すいません、このマンホールどかすのに力を貸してくれませんか?子供の声、ここから聞こえますよね?」てな感じで。海斗はマンホール開けたいです。
白矢 鳴 :「マンホールに子供……? ああ、手伝いますよ。俺も気になるし」 っとマンホール開けるなら一緒に開けます
KP :はい。まあ、普通に考えてマンホールの蓋開けたいですよね。
とはいえ、マンホールの蓋は簡単に開けられるものではありません。でなければ危ないですからね。
三人はどうしたものか、と考えあぐねることでしょう。メルちゃんも心配なのか、マンホールを嗅いではふんふんきゅうんと鳴いています。
黒雲 武流 :「…手伝いますよ。ちょっと待っててくれ」 手綱持ってるままだと危ないのでメルちゃんに一声かけてからお手伝いですね。
KP :と、その時。マンホールに変化が現れます。
不意に、その蓋がちょっとだけではありますが、持ち上げられたのです。三人やメルちゃんが何かをしたわけではなく、ひとりでにです。
白矢 鳴 :女の子の泣き声は変わらないままなんですか?
KP :そうですね、女の子の泣き声は中からもうちょっと大きく聞こえたかもしれません。というわけで、
≪目星≫で中の様子を見ることができます。すぐ近くまで寄るならば1人だけ+20の補正とします。
海斗君のクリティカルとは無関係なので、使うのであれば2人が+20となります。
白矢 鳴 :すぐ近くに寄って目星で中を見たいです
KP :では、メイちゃんのみ+20で、他の二人は任意ですが、そのままの数字で≪目星≫どうぞ。
榊 海斗 :(マンホールの重さは約50kgだったか…?それがひとりでに持ち上がる事なんて、子供の力じゃあり得ねえな)と思わず警戒して中は見ないです。
†白矢 鳴
1d100 目星(69+20) :40
黒雲 武流 :メルちゃんの様子からいいものではないと判断するので覗かずメイちゃんの反応を見守ります。
KP :はい。ではメイちゃんが補正いらずの余裕成功ですね。情報を提示します。
白矢 鳴 :(……マンホールが勝手に上がるとか良い予感はしねぇけど)
KP :マンホールの中を覗いたメイちゃんは、何か黒い塊が、マンホールの蓋を持ち上げているのに気がつきました。
しかもその塊には、5円玉くらいの目玉のようなものが、不規則にいくつも並んでいます。
その目が一斉にメイちゃんをジロリと見たような気さえしましたが、黒い塊はすぐにぱっと姿を消してしまいます。
KP :【0/1d3のSANチェック】どうぞ。無論メイちゃんのみです。
†白矢 鳴
1d100 SAN(65) :36
KP :成功ですね。ではSAN喪失はありません。メイちゃんさすが修羅場くぐり抜けてるだけあって、これくらいじゃわけないですね。
白矢 鳴 :「なんだ、今の」 うわぁ
KP :黒い塊が消えると同時、蓋は支えるものを失って、ぱたりと地面に落ちてしまいました。
幸いにも少し位置がずれたようで、これならば一般の人でも持ち上げることができるでしょう。
白矢 鳴 :「……なんか変な、モノ? がいたので気をつけてください」 と二人に言っておこうか
榊 海斗 :「…変なモノ?」と少し首傾げつつも、まあマンホール持ち上がるの見たら何かがいたのは理解するかな…
黒雲 武流 :「…そうか。ありがとう、気を付けることにする…」 と答えておきます。 女の子の声は聞こえ続けていますか?
KP :女の子の声は聞こえています。ずっと泣いて疲れたのか、ちょっと小さくなったようにも聞こえますね。
蓋はあれからうんともすんとも言いません。持ちあげますか?
白矢 鳴 :あんなモノがいるところに女の子放っておけないし、持ち上げようとしますよ
黒雲 武流 :「…声が小さくなってるな。早く助けないとまずいか…」 と協力体勢ですね。
榊 海斗 :「ああ、手伝いますよ」とメイちゃんを手伝います。一番STRあるしな。
KP :では、持ちあげましょう。蓋のSIZ8との≪STR対抗≫となります。
メイちゃんと武流君が10なので単身ならば成功値60、海斗君なら単身で75です。
なお、二人まで協力できます。その場合はどの組み合わせでも自動成功となりますね。
黒雲 武流 :では、距離および腕力的にメルちゃんを連れて少し離れておくことにします。
榊 海斗 :じゃあ海斗とメイちゃんで共同作業しますよ。エッチラオッチラ。
白矢 鳴 :うっかり中の人が撤回したくなったけど海斗くんと協力してマンホール持ち上げます
KP :ではえっちらおっちら開けましょう。自動成功なのでロールは不要です。
結構重たい蓋ですが、海斗君とメイちゃんの初の共同作業で見事蓋が持ち上げられた、というか実質ずらしたと言えばいいでしょうか。
KP :そして、蓋の中ですが――
蓋を開けた直ぐ下、海斗君とメイちゃんの手が届くほどの距離に、泣いている女の子の姿がありました。

◆マンホールの中からジャジャジ(だから古い)


女の子 :「…ひっく、…ぅ、」
KP :まだ10歳にもならないだろう、小柄でかわいらしい子ですね。というか可愛いだろ?(

+ 【女の子】

KP :ともあれ女の子はマンホールの梯子につかまっており、小さく震えながら泣きじゃくっています。
そして、先に≪目星≫で成功したメイちゃんですが――
KP :先程見たはずの、あの黒い塊はどこにもないと分かります。
≪目星≫でよく見れば何か分かるかもしれませんが、マンホールの中は暗いため-20の補正となります。
白矢 鳴 :んじゃあ目星します
KP :どうぞ。マイナス補正お忘れずに。
†白矢 鳴
1d100 目星(69-20) :58
KP :残念。まあ、流石に女の子のことも気になりますし、そこまでじっくり観察はできなかったのでしょう。
武流君に撫でられているメルちゃんは、自分の鼻が確かだったので満足しつつ、女の子が心配なのでじっと見守ってると思います。
榊 海斗 :「…!君、大丈夫かい」と、まずはとりあえず梯子に掴まってる女の子に手を伸ばすかなんかして引き上げたいかな…。出てくれるかはともかくとして。
白矢 鳴 :「あれ、さっきのアレはいねぇな……おい、大丈夫か?」 と同じく声かけたいな
女の子 :「うぇえ…ひっく、」
KP :女の子は未だに泣きじゃくっていますが、海斗君とメイちゃんからはすぐ手が届くほどの距離のため、抱っこして出してあげられますよ。
抱っこする際は女の子が無抵抗なこともあり、ロール不要で自動成功です。二人でも一人でもいいよ。
榊 海斗 :えーいじゃあいいや、手を伸ばしたしとりあえず引き上げるだけ引き上げますよ。抱っこでもなんでもしますよ笑
白矢 鳴 :「おーい……んなトコにいたら危ねぇだろ」 んじゃあ抱っこして助けだそうか。うん、共同作業その2でいいです
女の子 :「ひゃあっ…?!」 女の子はびっくりしたものの、二人のイケメンにしっかり抱っこして救出されました。よかったね。
榊 海斗 :「暗くて怖かったね、よく頑張ったよ。怪我は無い?」と幼女の身を案じます。特に怪我とかは無いですかね?
黒雲 武流 :「無事に救出できたみたいだな…」 と3人の姿を見てほっとしておきましょう。
女の子 :「う…うん、…ひっく、」 何があったのかは分かりませんが、さぞ怖かったのでしょう。先ほどではないにしても、涙をポロポロ零しています。
白矢 鳴 :一応マンホールの中をもう一度確認して、何も問題ないなら女の子を気にするかな
KP :女の子に目立った外傷はありません。服装は、ちょっとしたハイキングに出かける時のような、動きやすい服装ですね。
≪目星≫でもうちょっと観察できますよ。近くにいる海斗君とメイちゃんかな、これは。
榊 海斗 :海斗も一応、マンホールの中を伺ってみましょうか。アイフォンのアプリとかでライト機能使いつつ、かつ冒頭クリティカルの補正使って成功率上げられませんか?
白矢 鳴 :目星って幼女にかな? とりあえず目星できるならやります
KP :では、順次行いましょう。海斗君がマンホールに≪目星≫、ライト機能で暗闇効果なし、クリティカル補正で通常数値の+20でどうぞ。
†榊 海斗
1d100 目星(38+20):85
KP :残念。では続いてメイちゃんいきましょうか、女の子に≪目星≫ですね、通常数値でどうぞ。
ちなみにこの時点で、海斗君からメイちゃんに託されたような認識です。まだ泣いてるけどね。
榊 海斗 :「…やっぱ特に何もいねえかな」と軽く確認して、幼女に視線を戻すとしましょう。無念。
白矢 鳴 :「あー……ほら、もう大丈夫だから」 と抱っこであやしつつ?目星します
†白矢 鳴
1d100 目星(69) :44
KP :では、メイちゃんは女の子が泥まみれというほどではないものの、あちこちに土がついてしまっていることがわかりますね。
ぱっと見たところ残念ながら、身元がわかるようなものも持ってなさそうです。
そして、メイちゃんに抱っこされている女の子ですが――
女の子 :「……、」
KP :顔を上げた女の子の瞳が、きゅっと窄まりました。あれほど流していた涙がぴたりと止まっています。
何かとても大切なものを見つけたかのように、息をちいさく詰めています。やがてそれは、安堵となってほふりと吐き出されました。
そうして、花が綻んでいくような、子どもらしく無邪気な笑顔を浮かべると――
女の子 :「お母さん!」
KP :女の子はそう言って、目の前にいる男性――すなわちメイちゃんへと、いっぺんの迷いもなく抱きつきました。

◆娘?隠し子?それとも――


白矢 鳴 :「…………へ?」
榊 海斗 :「…!?」と目をぱちくりしつつ「…えー…君の子?」とメイちゃんに聞きます笑
黒雲 武流 :「…娘さんだったのか。 ええと、見つかって良かったな?」 と、困惑気味に言いましょう。
白矢 鳴 :「……違います。独身です。彼女はい……るはず……じゃなくて!」
KP :メイちゃんの声が聞こえているのやらいないのやら。泣いた烏がなんとやら。
女の子はメイちゃんにぎゅっぎゅと抱きついては、嬉しそうに笑顔をいっぱい振りまいています。本当可愛いよね。
白矢 鳴 :「なあ、俺男なんだけど……人違いじゃねぇのか?」 割と困惑している いやぎゅっぎゅはされてるけど
榊 海斗 :「まあ…確かに状況的に、君が本当の親御さんなら、もっと慌ててるか…」と言いつつ、幼女の返答待ちましょうか
女の子 :「? お母さん、どうしたの?」 と首をこてんと傾げてますよ。
黒雲 武流 :「……とりあえず、人違いなら警察に連絡した方がいいか?」 と見守っておきましょう。
KP :メイちゃんは≪知識≫、海斗君は≪精神分析≫を行えます。
白矢 鳴 :知識します します
KP :知識どうぞ。
†白矢 鳴
1d100 知識(65) :40
KP :成功ですね。では、メイちゃんは女の子のことをまったく知りません。逢ったことも、見たこともないはずです。
ついでに言うと、隠し子の類でもありません。異次元の彼女に誓ってそう断定していいでしょう。
白矢 鳴 :「……やっぱり知らない子です。本当に」 と二人に伝えるよ 女の子には聞こえないように耳打ちで
榊 海斗 :ではこちらも精神分析やりたいです。
KP :精神分析どうぞ。
†榊 海斗
1d100 精神分析(80):95
KP :では、海斗君は女の子の様子が、お母さんにやっと敢えて嬉しがっているようにしか見えませんでしたね。
榊 海斗 :「ええと…彼、男性みたいだから、せめてお父さんって言ってあげようね」とか幼女に言ったんじゃないでしょうかね。くそー笑
女の子 :「…なんで? お母さんは、お母さんでしょ?」 と女の子は不思議そうな様子ですね。
白矢 鳴 :「名前は言えるか?」 と幼女に聞いてみようか
女の子 :「名前? わたしは…、わたしは…あれ?」
「あれ、あれ…? わたしの、名前…なんていうんだっけ…?」
白矢 鳴 :「ああ、いい、思い出せないなら言わなくていいから」 立ち絵的に泣かれそうだから止めておこう
榊 海斗 :「やっぱり、精神的に相当不安定みたいだな…大丈夫、今は思い出せなくてもそのうち思い出せるよ」と励ますぐらいはしときましょう
黒雲 武流 :「…母親は覚えているんだよな。どんな人なのか、話せるか?」 と追加で聞いてもいいだろうか。
女の子 :「え、えっと…」 メイちゃんの声かけにこくんとしてから、続けて武流君の問いに答えます。
「お母さんは…お母さんだけど…」 と、メイちゃんのコートの裾を引っ張って、何かおかしいかな、と不安そうに見上げるでしょう。
泣きそうというより、不安そうですね。
†KP
1d100:30
KP :ふむ。では海斗君ですが、女の子の話している様子から、彼女が嘘を吐いているわけではないと分かりますね。
本当に自分のことを忘れてしまっているようですが、それに対する不安はそこまででもなさそうです。
むしろ、「お母さん」と呼ぶメイちゃんの傍にいることで、安心しきっているようにすら見えますね。
榊 海斗 :「心因性のショックで記憶障害を引き起こしてるのか…?とにかく、落ち着かせた方が良いだろう。幸い、よく分からないがこの子は君に懐いているみたいだし、一時的で良いから少し面倒をみてやってくれ」とメイちゃんに言いますかね。
黒雲 武流 :「…そうか」 聞いてもだめそうだなと思っておきます。メルちゃんに慰め要請してもいいだろうか。流石にアイコンタクトとかじゃ厳しいかな…
†KP
1d100:17
KP :それでは武流君の目配せを受けて、メルはてこてこと女の子の前に近寄ると、お座りして女の子を見上げましょう。
尻尾をぴこぴこ振っていますね。
女の子 :「あ…わんちゃんだ、かわいい!」
KP :女の子はメルちゃんをなでなでもふもふしてますよ。メルちゃんは大人しくされるがままにしつつ、ちょっと嬉しそうに鼻をすぴすぴしてます。
黒雲 武流 :「…まあ身元は確認した方がいいだろうな」 メルちゃんに心の中でグッガールしておきます。
白矢 鳴 :「え……い、いや、さすがに警察に連れて行った方が。捜索願とか出てるかもしれねぇし」 思わず素が出ます
榊 海斗 :「ああ、もちろんそのつもりだ。ただ、しばらく傍にいてやってくれってこと」
白矢 鳴 :「子供の世話とかしたことねぇんだけど……」
KP :そうですね、警察というワードが出てきたので、これは提示しておきましょう。
黒能見公園から歩いて十分ほどしたところに、久戸留警察署があります。
海斗君は職場および家と近いこと、武流君は兄の勤務先であるため、道順は自動成功で知っているとします。
KP :二人のどちらかないし両方が動向するのであれば、ロール不要で警察署まで行けるでしょう。ちなみにメイちゃん単独の場合要≪知識≫です。
白矢 鳴 :うーん、とりあえず今知識を振ることはできます?
KP :知識どうぞ。
†白矢 鳴
1d100 知識(65) :28
KP :成功ですね。では、警察署までの道のりは分かるので、そう時間をかけずに着くことでしょう。

◆さてどうしよう


KP :現在時刻は16:45くらいですかね。もう日が沈みそうですし、マンホールを調べるなら今しておいた方がいいでしょう。
榊 海斗 :この最後通告感!一度技能振った面々はもう一回調べる事は可能ですか?
黒雲 武流 :駄目なら見て居ないし調べてきましょうか… 最後通告感ひしひしするし
KP :暗闇補正が更に強くなるため、携帯等を使っても-10の補正とします。
調べても調べなくても構わないけど、【この時点で分かる情報はこれでしか出ません】としましょう。
一度振った面子も振っていいですよ。前述の補正および【時間を提示した】点は記憶に留めてください。
白矢 鳴 :「なあ、さっきあそこの中にいたけど、変な黒いものは見たか?」 と他の人が目星してる間にでも幼女に聞いてみようか
女の子 :「…? わかんない…気がついたら、ここにいたの…」
黒雲 武流 :「…妙な物を見たと言っていたな。念のため、自分の目でも確認しておくか」 と確認しに行きたいです。
KP :武流君は目星どうぞ。光源があれば-10、無ければ-20の補正です。
黒雲 武流 :スマホのライト機能使って-10で目星します。
KP :目星-10どうぞ。
†黒雲武流
1d100 目星(33-10):72
KP :残念。ではそれ以上のことは分からなさそうですね。他二人も携帯使うでしょうし、-10でどうぞ。
黒雲 武流 :「…暗くて、よく見えないな」 確認するなら明日以降か、とため息ですかね。
白矢 鳴 :幼女には「そうか」と頷いておいて、マンホール目星リベンジしたいです 携帯のライトで照らしながら
榊 海斗 :「この子の身元が分かる荷物が落ちてるかもしれないし、俺ももう一回マンホールの中を見てくるか…」とあまり良くない目を凝らしながら見てみるとしましょう・
†白矢 鳴
1d100 目星(69-10) :16
†榊 海斗
1d100 目星(38-10):12
KP :では、二人とも暗くなってきたのでしっかり目を凝らしたんですね。
そんな二人は、下に続いていくマンホールの周囲に、ネバネバとした黒い粘液のようなものが付着していることが分かります。
良い数字だったので【採取可能である】と教えてあげましょう。何かいい入れ物あるといいね。
白矢 鳴 :じゃあボールペン空けて採取しようかな こっくりさんで光ちゃんもできたことだし
KP :じゃあメイちゃん採取どうぞ。
白矢 鳴 :「あ、もしかしてさっきの、これか……?」 とまあ採取しますよ
榊 海斗 :「何だこれ…ヘドロか?」とか思いつつも海斗も採取したいかな。簡易医療キットに小型のケースとかあれば。入って無ければ別に良いや。
KP :じゃあ海斗君は先に≪幸運≫かな。小型のケースがあるか否かの判断どうぞ。
†榊 海斗
1d100 幸運(70):16
榊 海斗 :体液下さい!
KP :成功だね。では医療キットの小型ケースに体液入れてください。ドロっとしてるけど黒いんだごめんね。
榊 海斗 :「司への土産にしよう」と詰めましょう
KP :ちなみに女の子のいたマンホールは、雨水を流すための雨水路のようですね。
目星で粘液を視認するのに成功したメイちゃんと海斗君は、泥で汚れてしまうことを覚悟の上で中に入ることができます。
KP :必要技能は≪追跡≫、光源を持っている場合+20のボーナスとします。暗くはありますが、追跡対象が分かっているのでプラス補正です。
白矢 鳴 :「……気になるけど、俺が入ったらあの子もついてきそうですよね」 と幼女をちらっと見ますよ
KP :まず、女の子ですがメイちゃんのお察しの通り、おそらく中に入るというのであれば自分も付いて行きたがるでしょうね。連れてってもいいですけど。
黒雲 武流 :二人が体液採取してる間に警察署へ迷子を保護したので連れて行きたい旨の電話連絡はできませんか。兄さんの勤め先なので電話番号知っててもおかしくないとは思うんですが110でも同様かな?
榊 海斗 :「…何がいるにしても、追いたくはないな。こういうのは警察とか消防隊に任せるに限る。下水道なんて迷路みたいなものだしな」と武流君が電話をかけるなら任せますよ。
KP :武流君は110番でもいいし、まあ兄さんの勤め先なので電話番号携帯に入れててもまるで不思議じゃないのでそっちの方が確実でしょうね。
迷子の保護については了解した旨を告げられ、警察署の3階にある生活安全課に行くよう促されます。
白矢 鳴 :「そうですね。とりあえずあの子は俺が警察に連れて行きますよ」 やれやれとため息でも吐きながらマンホールから離れるんでしょう
黒雲 武流 :「警察に連れて行くなら話は付けておいた。すぐに向かうか?」 と出てきた二人に話しかけましょうか。
女の子 :「お母さん、何かあった? だいじょうぶ?」 と女の子はメイちゃんに駆け寄って、コートの裾をつんつん引くでしょう。
白矢 鳴 :「ありがとうございます。このまま向かいますよ。……ああ、何もねぇから」 弟にはお礼して、幼女には頭ぽんぽんでもしましょう
女の子 :「はあい」 頭ぽんぽんされたら嬉しそうですね。
KP :さて、警察署に向かいましょうか。今が17時過ぎってところかな。暗くなってきていますが、警察署は近いですし、連絡もしているから大丈夫でしょう。
誰が行きますか?(メイちゃんは確定と見ています)
黒雲 武流 :名前名乗って連絡していると思うので一緒に向かうかと。
榊 海斗 :うーん…PL的には行きたいんですが、初対面の男三人が幼女を警察に届けるってあまりにも面白い図な気がするんですよね…
「うん、二人が届けてくれるなら俺は良いかな」と海斗は帰るかもしれない…
KP :了解です。ではメイちゃんと武流君が警察署に向かい、海斗君はお家に帰る感じですね。
ちなみに連絡先等は交換しなくて良いですか?
白矢 鳴 :「あ、そうだ。なんかこういうの詳しそうだし、医者かなんかですか?」 海斗くんに聞いておこうか
榊 海斗 :「ああ、一応。こういう者だよ」とメイちゃんには名刺など渡しつつ「もし、この子がずっと精神的に不安定なようなら、一度ちゃんとした病院で診た方が良いと思うんだけどね…」
白矢 鳴 :「(精神科医か、道理で)そうですね、ただ説明が面倒だから、気になることとかあったら榊さんの方に連絡してもいいですか?」
榊 海斗 :「もちろん。ああ…じゃあ君の連絡先も聞いて良いかな」と聞きましょうウヘヘイケメンの連絡先ゲットじゃねえのフヒヒ
白矢 鳴 :「ああ、じゃあこれで」 と電番とアドレス教えればいいかな
KP :メイちゃん←→海斗君の情報共有了解です。武流君はまあ後でもいいのかな?
メルちゃんは女の子を宥めながら大人しく先導してくれますよ。
黒雲 武流 :まあメルちゃん先導してるならついて行くだろうし、面倒事自分から首突っ込む趣味もないので現状相手から言われない限りしないでしょうね。
榊 海斗 :「ありがとう。じゃあ俺はこれで。お嬢ちゃん、またね」と幼女をよしよししつつ海斗は帰るとしますよ。武流君にも軽く会釈しつつ。
女の子 :「お兄ちゃんは帰っちゃうの?」 とじゃあ女の子は首をこてんとしておこうかな。
榊 海斗 :「そうなんだ。ご飯を作らないといけなくてね」と幼女に返事しつつ、バイバイしましょう。中の人がロリコンに目覚める。
女の子 :「助けてくれてありがとう、またね!」 とよしよしされたら笑顔でバイバイしましょうね。
黒雲 武流 :まあ会釈されたらこちらも返しておきましょう。 はたしてメイちゃん繋がりでまた会うことがあるのかどうか。(兄さんが精神科かかるほうが早いだろうか
KP :これ以上要素増やさないでおこうね海斗君ね。では別行動とします。先に警察署組からやりますね。
ぶっちゃけると海斗君はやることなければそのまま寝ていいですよ()
白矢 鳴 :「榊さんもありがとうございました」 色々共同作業したし
KP :じゃあ、海斗君が離脱して、三人と一匹で警察署に向かいます。到着が17:30くらいかな。

最終更新:2014年02月06日 20:30
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