中学一年 ―― 12月第三週~第四週

【中学一年 ―― 12月第三週】

京太郎「(結局、秋季大会は一回戦負けだったけど…)」

京太郎「(気分は少し上向いたし…すっきりしたかな)」

京太郎「(あれからモブA先輩たちも大人しいし…部内の萎縮した空気もマシになってきた)」

京太郎「(以前と同じ…とはまだ行かないけど…でも、よくなったのは確かだな…)」

京太郎「(まだまだ安心は出来ないけどとりあえず一段落ではあると思う)」

京太郎「(さて…じゃあ…今週は折角だし…部活とは違うものに集中してみようか)」


>>+2
末尾1470 憧と勉強
末尾258 松実館でバイト
末尾369 鷺森レーンで気晴らし






























>>松実館でバイト

京太郎「あ、宥さん、今日もよろしくお願いします」

宥「うん、よろしくね」

宥「…あれ?でも、今日はシフト入ってたっけ?」

京太郎「あぁ、ちょっと変わって貰ったんですよ」

宥「え?どうして?」

京太郎「今週はなんとなく身体を動かしたい気分だったんで」

宥「…もしかして秋季大会で負けた所為?」

京太郎「あ、いえ、それは全然関係ないです」

京太郎「気にしてないと言えば嘘になりますけど…でも、自分の実力が再確認出来ましたし」

宥「そっか…それなら良いんだけど…」

京太郎「うっし…じゃあ、今日も1日頑張ってきますね!」

宥「…うん。あったかいの一杯頂戴ね」ニコッ


>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※バイト力により+1されます




































>>成功

京太郎「ふぅ…って…」

京太郎「(もうこんな時間か…早いなぁ)」

京太郎「(そろそろ上がるかなー…)」

京太郎「(……)」

京太郎「(……)」

京太郎「(……)」キョロキョロ

京太郎「(…何時もならそろそろ来るはずなのに…宥さんが来ない)」

京太郎「(あれー…まだ時間じゃないのかな?)」チラッ

京太郎「(うーん…そんな事ないな)」

京太郎「(…まあ、毎回終わる度に話しかけてくれる方がおかしいんだけどさ)」

京太郎「(でも…ちょっとだけ寂しいかもしれない)」










【System】
バイト力が1あがりました














【中学一年 ―― 12月第四週】

京太郎「(今年も今週で終わりかー…)」

京太郎「(色々…本当に色々あったなぁ…)」

京太郎「(でも…まぁ…悪い年じゃなかったと思う)」

京太郎「(凄い人達に会えて…麻雀も強くなって…)」

京太郎「(インターミドルって言う最高の場面で活躍出来て…さ)」

京太郎「(下手したら今年が俺の絶頂期なんじゃないだろうか)」

京太郎「(ま…そうだとしても努力を止めるつもりはないけどさ)」

京太郎「(今年だけで色んなものを背負ったんだ。それに答えられるようにならないと)」

京太郎「(さて…んじゃそれに相応しい最後の予定は…っと)」


>>+2
末尾1470 憧と勉強
末尾258 松実館でバイト
末尾369 鷺森レーンで気晴らし

































>>憧と勉強

京太郎「ふぁぁ…ぁ…」

憧「もう…そんな大きなあくびして」

京太郎「悪い…でも、なんか数学とかやってるとどうにも眠くなってな」

憧「そう?あたしはそんな事ないけど…」

京太郎「憧は真面目だからなぁ…」

憧「そんなあたしと一緒に勉強出来てるあんたも何だかんだで真面目だと思うけど」

京太郎「まぁ、俺のは勉強やらないと補修食らうからって言う切実な問題がだな…」

憧「この前も赤点ギリギリだったもんね」クスッ

京太郎「ぅ…悪いな…」

憧「良いよ。赤点取ってたら怒ってたかもしれないけど…ぎりぎりだけど大丈夫だった訳だし」クスッ




憧「寧ろ…私の方こそ…ごめんね」

京太郎「ん?」

憧「…今だって…あんたに背中預けて…」

憧「後ろからギュってして貰わないと…なんか安心出来なくて…」

京太郎「…気にすんなって、それくらい」

憧「でも…」

京太郎「良いんだよ。俺は何時も憧の世話になってるんだからさ」

京太郎「お前が怖いって言うなら、身体くらい貸してやる」

京太郎「それにまぁ…色々と役得もある訳だし」

憧「…役得?」





京太郎「まずこうやって勉強教えてもらってるのが一つ」

憧「…うん」

京太郎「んで、後ろから抱きしめてるとお前の身体が暖かくて気持ち良いのが一つ」

憧「ふぇ…?」カァ

京太郎「んで、お前の髪が良い匂いして安心するのが一つ」

憧「はぅ…ぅ」プシュウ

京太郎「はは。まぁ、冗談…ってあれ?」

憧「な、な…な…何を…言うのよぉ…」マッカ

京太郎「お、耳まで真っ赤になってやがる」

憧「し、仕方ないでしょ…あんな事言われたら誰だって…」

京太郎「しずだったら多分、喜ぶぞ」

憧「あぁ…うん。しずはしずだしね…」

憧「って言うかもしかしてそういうって事はしずにも…!?」

京太郎「言ってない言ってない」

京太郎「こんな事言うのなんてお前くらいなもんだよ」

憧「ふあ…ぁ♪」ビクン





京太郎「こういう冗談言って冗談で済ませられるのは憧くらいなもんだし…」

京太郎「ってあれ?憧ー?憧ー?」

憧「…ハッ」

京太郎「…ん?」

憧「…えっと…と、とりあえず…」モジモジ

京太郎「うん」

憧「き、挙式はうちの神社で良いかな?」ウワメヅカイ

京太郎「え?」


>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※知力と王子様により+4されます



































>>大成功

京太郎「(それから何故か憧の機嫌はすげー良かった)」

京太郎「(多少間違えたところで笑顔で許してくれたし、詰まったところは懇切丁寧に教えてくれた)」

京太郎「(勿論、何時もだって丁寧なんだけど、今日は何時も以上に丁寧だったって言うか…)」

京太郎「(でも、時折、家や家族構成の話をしてきたのはどうしてなんだろう?)」

京太郎「(そんな未来の事なんて分かる訳ないのになー)」

京太郎「(ただ、憧はどうやら白い一軒家で大型犬が欲しくて子どもは男の子と女の子のひとりずつが良いらしい)」

京太郎「(…うん、そういうのも良いよなって言ったら、顔中喜びで一杯にして身体スリ寄せてきたし…)」

京太郎「(…なんかずれてる気がするんだけど…何がずれてるのか分かんないって言うか…)」

京太郎「(うーん…勉強そのものは上手くいったんだけどな…)」





憧「そ、そういえば…そろそろクリスマスよね…?」チラッ

京太郎「あぁ、そういやそうだな」

京太郎「今年もクリスマス会やるか?」

憧「あ…う、うんっ♪」

京太郎「そうだな…んじゃしずに鷺森に…玄や宥さんは難しいかな…」

憧「え?」

京太郎「ん?」

憧「え、えっと…そ、そういうんじゃなくて…ほら…み、身内だけって言うか…その…」

京太郎「あー…」

京太郎「(…そうだな。あんな事件があった後だし…)」

京太郎「(中々、他の皆とも顔を合わせづらいのかもしれない)」

京太郎「じゃあ、誘うのはしずだけにしとくか?」

憧「え…っ?」

京太郎「え?」

憧「あの…いや、身内ってそういう広い意味じゃなくて…もっとこう限定的な…というか未来的なというか…」

京太郎「…未来的?」

憧「…あ…ぅ…うぅうぅ」カァァ

憧「も、もう…それで良いわよ…馬鹿ぁ…」スネー

京太郎「…??」
















【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が1あがりました
最終更新:2013年10月13日 17:51