京太郎「（んで…まぁ、見事に先輩たち三人でモブA校を飛ばして終わった）」
京太郎「（その事に関して部長が嬉しそうな悲しそうな…微妙な顔をしてたけど…どうしてなんだろ）」
京太郎「（やっぱり出番欲しかったのかな…）」
京太郎「（いや、まさかなぁ…。そんな事気にするようなタイプじゃないだろうし）」
京太郎「（それより自販機自販機…っと）」
京太郎「（頑張ってくれた先輩たちにジュースの一つでも奢らない…と…って）」
京太郎「…あ」
玄「…あ…っ」
京太郎「（な、なんで玄がここに…！？）」
京太郎「（い、いや、当然か。今日は県大会だもんな）」
京太郎「（松実さんから聞いた話によると…阿知賀でもエントリーしてるみたいだし…）」
京太郎「（玄たちも同じ会場にいても、おかしくはない）」
京太郎「（だから、こうして会場内で鉢合わせにする事もない訳じゃないだろ）」
京太郎「（うん。それは分かってる。分かってるんだけどさ…）」
玄「……」
京太郎「……」
京太郎「（き…気まずくてしょうがない…！！）」
京太郎「（最後…まるで逃げるように去った所為で…）」
京太郎「（こう…なんとも重苦しい感じが胃にずっしりと…）」
京太郎「（でも…な、何を言えばいいんだ…）」
京太郎「（結局、見捨てた玄相手に…何を言ってやれば良いんだよ）」
>>＋2
00~30 何も言えなかった
31~60 …ひ、久しぶり
61~99 麻雀部…出来たんだな
※男気の効果で＋3されます、ついでに土壇場補正も加えてやるよｵﾗｧ
>>麻雀部…出来たんだな
京太郎「そ…その…」
京太郎「ここにいるって事は…ま、麻雀部…出来たんだな」
玄「う…うん…」
京太郎「そ、そうか。良かった…」
京太郎「ま、まぁ…あのしずや鷺森、和なんかもいたしな」
京太郎「後は松実さんがいれば作れるって思ってたけど…ちゃんと活動出来てるみたいでよかった」
玄「うん。…京太郎君のお陰だね」
京太郎「い、いや…何の話だよ」
京太郎「俺は何もやってないっていうか…何も出来てないっていうか…」
京太郎「麻雀部作れたのは玄が頑張ったからだろ？」
玄「…ううん。そんな事ない」
玄「私、ずっと待っているだけで…皆を集めようだなんて思ってなかった」
玄「でも、待ってるだけで皆来てくれるはずがなくって…少しずつ顔を合わせる事もなくって…」
玄「そんな時…おねーちゃんが麻雀部作ろうって…誘ってくれたの」
京太郎「じゃあ…松実さんと玄が頑張った成果じゃねぇのか？」
玄「ううん。だって…あのおねーちゃんが自分から麻雀部作ろうって言うはずないもん」
玄「それに灼ちゃんや穏乃ちゃんだって…自分から入部してきてくれた」
玄「まるで誰かにそう頼まれていたように…自分から…」
京太郎「う…」
玄「勿論、私にはその誰かは分からない」
玄「皆聞いても言ってくれないから」
玄「でも…穏乃ちゃんやおねーちゃんの反応を見て…誰が働きかけてくれたのかはだいたい、分かってる。だから…」
玄「ありがとうね、京太郎君」
京太郎「俺は…何もしてねぇよ」
京太郎「寧ろ…格好悪く逃げただけで…お前の前に立つような覚悟もなくて…」
玄「それでも…私の為に頑張ってくれたんだよね」
玄「だから、私、それだけでもとっても嬉しい」
玄「また皆と麻雀出来るようになって…とっても幸せ」
京太郎「…そっか。…そう…なんだ」
京太郎「…なら、良かった。」
玄「うんうん。あ、それより…男子インターミドル出場おめでとう！」
玄「ちょっと見てない間にすっごく強くなってたね！穏乃ちゃんも凄い興奮してたよ！！」
京太郎「まぁ…色々と先輩に教えてもらったからさ」
玄「先輩って…女の人？」
京太郎「まぁ、共学だし…女の人もいるけど」
玄「おもち大きい！？」
京太郎「いや、どっちかというとかなり控えめ…って何を言わせるんだよ！！！」ｶｧｧ
玄「ちぇー…残念」
京太郎「まったく…お前なー」
京太郎「（そんな風に呆れるように言いながら…）」
京太郎「（久しぶりに玄とそうやって掛け合うのは凄い楽しかった）」
京太郎「（なんだかんだで俺はこうして玄の奴とじゃれあうのが好きなんだろう）」
京太郎「（多分、男友達と馬鹿やってる時の感覚ってきっとこんなんなんだろうな）」
京太郎「（まぁ…男友達なんて阿知賀に来てから一人も出来てないんだけどさ）」
京太郎「（でも、まぁ…それでも…いや、だからこそ…）」
京太郎「…玄」
玄「ぅ？」
京太郎「…これからもよろしくな」
玄「…うんっ♪」
【System】
松実玄の思い出が5になりました。
松実玄の好感度が6あがりました。
現在の松実玄の好感度は22です。
須賀京太郎の男気が３あがり、補正値が４になりました。
最終更新：2013年10月12日 09:26
