小学六年生――12月EX

【小学6年 ―― 12月EX】

穏乃「はふん…」

京太郎「……」

穏乃「ふわわぁ…」

京太郎「……」

穏乃「はひゅぅ…ぅ・・」

京太郎「なぁ、しず」

穏乃「…ん?どうかした?」

京太郎「いや…なーんでお前は俺が起きたら上で幸せそうにしてるのかなーって」

穏乃「えっと…起こしに来たら部屋が寒くて」

京太郎「うん」

穏乃「…で、京ちゃんが幸せそうな顔して寝てて」

京太郎「うん」

穏乃「私もつい布団の中に入っちゃった」テヘ

京太郎「なんでそこでそうなるんだよ…」





穏乃「全部、寒いのと京太郎が幸せそうなのが悪い」

京太郎「なんつー理不尽な…」

京太郎「つーか、そろそろどけよ」

穏乃「えー…やだ」

京太郎「やだってお前…」

穏乃「だって…京ちゃん成分が不足してるし…」

京太郎「なんだその謎成分」

穏乃「京ちゃんとくっついてると私の中で生まれるエネルギーの事だよ」

京太郎「そんなもん投げ捨てとけ」

穏乃「えー…私、これがないと寂しくて動けなくなっちゃうのに…」

京太郎「お前の身体ってマジで燃費悪いんだな…」






穏乃「それに…もうちょっとしたら…こうして起こしに来るのも難しくなるし…」

京太郎「あー…」

穏乃「今のうちに充電しとかないと…さ」

穏乃「だから…もうちょっとだけ…我儘…許して」

京太郎「……」




>>+2
00~30 それでも…ダメだ
31~60 …ちょっとだけだぞ
61~99 仕方ないな…
※アダ名と男気で+6されます






























>>…ちょっとだけだぞ

京太郎「(正直…俺だってそろそろ朝起ちする年頃なんだ)

京太郎「(そんな状態で上から覆いかぶさられると…やっぱり恥ずかしい)」

京太郎「(しずの身体が小さい所為でバレてはいないけど…何時バレるかひやひやもんなんだから…)」

京太郎「(でも…ここまで言わせて引き離すのも…違うよな)」

京太郎「…ちょっとだけだぞ」

穏乃「~~っ!京ちゃんっ!」ギュウゥゥ

京太郎「あー…ったく…ホント、お前って甘えん坊だよな」ナデナデ

穏乃「…ダメ?」

京太郎「…いや、別に良いよ。好きなだけ甘えとけ」

京太郎「それくらいいつでも受け止めてやる器量くらいはあるつもりだしさ」

穏乃「えへへ…♪」

穏乃「ありがとう…京ちゃん…っ♪」









【System】
高鴨穏乃の愛情度がLV1になりました。
高鴨穏乃はまだ京太郎の事をあまり異性として認識していないようです。
最終更新:2013年10月05日 10:28