小学六年――6月

【小学6年 ―― 6月】

京太郎「(もう6月…少しずつ勉強も難しくなってきた)」

京太郎「(でも…阿知賀に入るんなら…頑張ってついていかないとな…)」

京太郎「(まだ阿知賀って決めた訳じゃないけれど…でも、決めた時に選択肢の幅は大きくしておきたい)」

京太郎「(入れなかったから…なんて情けない理由は嫌だからな…)」

京太郎「(と言っても…最近は憧との勉強ばっかで…ちょっと肩も凝ってきた…)」

京太郎「(久しぶりに今日は憧とのお勉強会からも解放された訳だし…たまには外に出てみるか)」

京太郎「(さて…それじゃ…何処にいってみようか…)」




>>+2
末尾1.2.3 とりあえずしずのところに
末尾4.5.6 松実姉妹に会いに行こう
末尾7.8.9 気晴らしと言えばやっぱボウリングだろ
末尾0 ???


































>>とりあえずしずのところに

京太郎「しーずー」

穏乃「うーん…あれ?京ちゃん?」

京太郎「おう…って悪い。勉強中だったか?」

穏乃「うん、阿知賀に行くんなら受験もあるし…私もしとこうかなって」

京太郎「そっか。偉いな」

穏乃「へへ…♪でも、知ってるんだよ」

京太郎「ん?何が?」

穏乃「京ちゃんも最近、憧と一緒に勉強してるんでしょ?」

京太郎「おう。まぁ、まだ決めた訳じゃないけどさ」

穏乃「…そうなんだ…」シュン

京太郎「あー…ぬか喜びさせてごめんな?」

穏乃「あ…う、ううん…大丈夫…」シュン

京太郎「あー…お詫びに勉強教えてやろうか?」

穏乃「えっ…良いの?」

京太郎「まぁ、俺で良ければ、だけどさ」

京太郎「多分…っつか。まず間違いなく憧よりはわかりにくいだろうし」

穏乃「そ、そんな事ないよ!夏休みの宿題とかすっごい助かったし!!」

穏乃「寧ろ私からお願いしたいくらい!」

京太郎「そっか。じゃあ…いっちょ頑張ってみますか」




>>+2
00~30 あまり上手くいかなかった
31~60 そこそこの成果になった
61~99 びっくりするくらいうまく進んだ
※アダ名と男気で+5されます






























>>びっくりするくらいうまく進んだ

京太郎「で…ここがこうなって…こうなる訳だ」

穏乃「じゃあ…こうなったら…こうなるの?」

京太郎「おう。良く分かってるじゃねぇか」

穏乃「えへへ…京ちゃんの教え方が上手いからね」

京太郎「ま、似たようなレベルだから躓くところも同じだしな」

京太郎「お前が疑問に思うところは俺も疑問に思うところだし…まぁ、教えやすいってのはあるよ」

穏乃「ふーん…相性って奴が良いのかな?」

京太郎「そうかもな。まぁ、こうして何だかんだ一緒にいられるって時点で相性は良いんだろうけど」

穏乃「えへへ…♪なんか嬉しいな」ニヘラ

京太郎「そうか?」

穏乃「え?京ちゃんは嬉しくないの?」

京太郎「いや、つーか…そんなのもうずっと前から分かってた話だし」

穏乃「ぅ?」

京太郎「俺みたいな悪ガキについてきてくれるお前に感謝してるって事だよ」

穏乃「えへ…っ♪うん…!私も京ちゃんに一杯感謝してるよ!!」








京太郎「でもさ」

穏乃「ん?」

京太郎「なんでお前、一人で勉強してるのかなーって」ノビー

穏乃「い、いひゃいいひゃい…」

京太郎「友達だろ?もうちょっと頼れよ」グニグニ

京太郎「そもそもお前、勉強苦手なのは分かってるんだしさ」パッ

京太郎「今更遠慮なんかされたら逆に心配になるっての」ジトー

穏乃「だ…だって…」

京太郎「だって?」

穏乃「…憧…京ちゃんと二人っきりだと…凄い嬉しそうなんだもん…」

京太郎「え?そうか?」

京太郎「何時もと変わらなくね?」

穏乃「…ううん。そんな事ない。私…ずっと憧と一緒だったから分かるもん」

穏乃「私に見せる憧の顔と…京ちゃんに向ける憧の顔とは…全然、違う」

穏乃「だから…私…」シュン

京太郎「あー…」





>>+2
00~30 誰だってそんなもんじゃねぇか?
31~60 そんな遠慮なんてすんなよ
61~99 俺はお前といると嬉しいぞ

































>>そんな遠慮なんてすんなよ

京太郎「そんな遠慮なんてすんなよ」

京太郎「それに憧だってお前の事心配してたんだぞ」

穏乃「…え?」

京太郎「お前が最近、頼ってくれないから心配で不安だって…な」

穏乃「憧が…?」

京太郎「そう。だから、そんな風に苦手なもんまで一人でやろうとすんなって」

京太郎「今まで持つつ持たれつで上手い事やって来たんだからさ」

京太郎「今更、それから抜けようとされたら俺達だって戸惑うっての」

穏乃「…本当?気を遣って…ない?」

京太郎「今更、しずに気なんか遣わないっての」

穏乃「私…お邪魔じゃない?」

京太郎「そんな事ねぇよ。ってか、どうしてそんなに気にするんだ?」

穏乃「…んー…秘密」

京太郎「えー…なんでだよ」

穏乃「どうしても。こればっかりは…京ちゃんには言えないし」

京太郎「??」

穏乃「でも…有難うね!少し気が楽になった!」

京太郎「そっか…んじゃ、明日、俺の部屋で勉強会やるし…お前も予定ないなら来いよ」

穏乃「…うーん…それはやめとく」

京太郎「え…どうしてだよ。遠慮しないんじゃなかったのか?」

穏乃「遠慮じゃなくて…気遣い…かな」

穏乃「それに私は私で憧を頼るし大丈夫」

京太郎「…そうか?」

穏乃「うん!あ、でも、たまに今日みたいに勉強教えに来てほしいな」

穏乃「京太郎の教え方とっても上手だし…ダメ?」

京太郎「いや…俺も良い復習になるし構わないよ」

穏乃「やった!じゃあ、また今度、お願い!」

京太郎「おう、任せろ」



















【System】
高鴨穏乃の好感度が12あがりました。
現在の高鴨穏乃の好感度は77です。

須賀京太郎の学力が3あがりました。
最終更新:2013年10月05日 09:40