小ネタ:名探偵だよ灼ちゃん阿知賀編

阿知賀学院二年一組の鷺森灼ちゃんは名探偵だよ

一度事件が起きれば得意の推理で大活躍!

事件がない時はレジェンドの事を考えてるから大丈夫だよ!






灼ちゃん朝から事件解決!!






灼「最近ハルちゃんとの時間が足りな…」

灼「ちょっと…京太郎を巡って憧や宥さんとナタ振り回すような修羅場とかしない…?」

玄「や、やめてよ…人を出汁にして麻雀部を休部に追い込もうとするのは」

玄「もうちょっと平和な毎日を享受しようよ…」

玄「ってなんかあっちで盛り上がってるよ?」

灼「何かあったのかな…?」

玄「何かあったの?」トテトテ

モブ子(巨乳)「今日、この学校に転校生が来るんだって」

モブ子(Fカップ)「それで皆で噂してたの」

玄「転校生だってさ灼ちゃん…ハッ」

灼「(レジェ)(レジェ)」シャキーン

玄「あ、灼ちゃんの目が急に先生しか映さなくなった…!先生なんていないのに…!」

玄「(あ、あの目は灼ちゃんが推理をする時の目なのです…!)」

玄「(この特徴から灼ちゃんは『うわレジェキチ怖っ』の異名を持つんだ…)」

玄「(でも、まだ事件なんて起きていないのですのだ…)」

玄「(もしかして転校生に事件の匂いを感じたのかも…!)」

玄「(一体、どんな事件が起きるって言うのです…!!」モミモミ

モブ子(乳輪大きめ)「ん…っ♪や…ぁっ♥松実さん…ダメ…ぇっ♥♥」




















玄「違うよ…私は変態じゃないよ」

玄「ちょっ!通報しようとするのは止めてよ!携帯しまって…!」

玄「私はただ女の子もおもちを揉むととても幸せな気持ちになる事に気づいただけだよ」

玄「変態じゃないよ。仮に変態だとしても……」

玄「変態と言う名のおもちマイスターだよ」ドヤァ

灼「…反省の傾向なしっと…」

玄「や、止めてよ!もうしないから通報だけは止めて!」

灼「でも、私ハルちゃんに褒められる為に探偵やってる的なところがあるし…」

玄「お願いやめてよ!」

玄「や、やめてよ!こんな事で通報されたらもう私、お姉ちゃんや自分のおもちしか揉めなくなるじゃない!」

灼「…じゃあ、今日一日、玄の学校での生活態度を見て真面目に大人しくしてたら宮永家に連絡するのはやめてあげる」

玄「み、宮永家って何…!?警察じゃないの!?」









灼ちゃん転校生と推理対決!!







晴絵「さーて麻雀部の皆ー、今日は転校生を紹介するよ」

やえ「やえだ。特技はニワカを相手にしない事で、前の学校では小走先輩と呼ばれていた」キリッ

京太郎「あ、やえさん」

やえ「きょうたろ♥…あ、いや…」ゴホン

やえ「久しぶりだな、京太郎君」キリリッ

京太郎「はは。一週間前にデートしたばっかりじゃないですか」

やえ「だ、だって、一週間も会えなかったら…寂しくて…」シュン

京太郎「あー…ごめんな、やえさん」ナデナデ

やえ「はぅ…♪って…バカ、先輩の頭を気安く撫でるな」

京太郎「はは。つい撫でやすい位置にあったものでつい」パッ

やえ「だ、だからって止めていいとは言ってないぞ…?」

京太郎「まったくもう…素直じゃないんですから」

やえ「んふぅ…♥」

玄「…」イラッ

憧「…」イラッ

穏乃「…」ズキッ

宥「…」ビュォ

玄「って大変だよ!灼ちゃん!ライバル登場だよ!!」

灼「…ハルちゃんってば今日も素敵…♪」

玄「あ、うん。ダメだ。先生しか見えてないや…」

















京太郎「」イチャイチャ

やえ「」キャッキャ

灼「京太郎、転校生の事ばっかりね」

玄「…ソウダネ」

憧「早くまた『転校』してくれないかな…小走先輩」

宥「…彼女のお家ってどんなご家庭なのかな…?」ビュォ

憧「もし付け入る隙があるなら…お父さんに何処か転勤してもらうのも手かも」

宥「…後で一緒に作戦練ろうね、憧ちゃん」

穏乃「え?作戦って何の?」キョトン

灼「穏乃は知らなくて良い事…」ナデナデ

灼「でも、彼女の麻雀力が見てみたいな…」

灼「ちょっと玄、あの二人の間に入って京太郎を賭けて勝負を挑んできて…」

玄「い、嫌だよ!そんな事したら京太郎君に嫌われちゃうじゃない!」

憧「」ガタッ

宥「」ガタッ

灼「でも、二人はやるつもりみたいだけれど…?」

玄「ぅ、憧ちゃんもおねーちゃんも落ち着いてよ…」

灼「仕方ない。じゃあ全員で京太郎を賭けて…」

玄「い、嫌だよ!憧ちゃんとかおねーちゃん相手に一位とかどう考えても無理だもん…!」

穏乃「そ、そもそも麻雀ってそんな風に何かを賭けたりしちゃいけないよ」

穏乃「そんな風にしたら麻雀そのものを楽しめないし…」













やえ「やぁ、鷺森さん」

やえ「君がこの麻雀部の部長なんだってね」

やえ「私も晩成では部長だったんだ。是非一度、対局してみたいな」

灼「…ごめんなさい。私はハルちゃんのお世話に忙しいから…」

灼「代わりに今、玄が京太郎を賭けて勝負挑むからもう少し待っててあげて」

玄「待たれても困るよ…?」

京太郎「あ」

やえ「ん?どうかしたのか?」

京太郎「いや…何時も俺が使ってるクッションがないんだ」

京太郎「あれ…?昨日はここに置いてあったはずなんだけどな」ゴソゴソ

玄「あ、ほ、ほら事件だよ…良かったね灼ちゃんってあぁっ!」

灼「(レジェ)(レジェ)」シャキーン

玄「あ、灼ちゃんの目が鋭くなった…!」

玄「(あの目は灼ちゃんが事件に集中してインスピレーションを働かせている目なのです…!)」

玄「(この特徴から灼ちゃんは別名『レジェンドしか見えていない』って言われている…!)」

玄「(流石は灼ちゃん…!もう事件の真相に迫ったんだね…!)」

玄「(ふふ…どうやら灼ちゃんの意識はそっちに言って有耶無耶になりそうなのです…)」















やえ「…見しぇてあげよう…王者のしゅいりを!」

玄「(あぁ!小走さんの舌が回ってなくてく…可愛いっ…)」

玄「(ってそういえば聞いたことがあるのです…)」

玄「(晩成高校にはインスピレーションが働くと呂律が回らなくなる名探偵がいて)」

玄「(『あざと可愛い』の異名を持っているって…!)」

玄「(小走さんがその探偵だったんだね…!)」

玄「(これは面白くなってきたのです…)」

玄「(京太郎君のお尻が毎日密着して匂いが染み付いたクッションを巡って)」クンカクンカ

玄「(二人の名探偵が火花を散らしている…!)」スーハースーハー

玄「(一体、この勝負どっちが勝つって言うだろう…!!!)」ペロペロチュー

玄「ふあぁ…♪ここにいっつも京太郎君のお尻がぁ…♪」

玄「この…この形…っ♪京太郎君のお尻の形だよね…♥…ぷりんって小振りで…はぅ…♥」

玄「おもちみたいでかぁいいよぉ…♥」

玄「もんであげるからね…♪私好みの大きなおもちに育つまでっ♥」モミモミ

玄「京太郎君のお尻も…前の方も…私が揉んで…一杯育ててあげるからぁ…っ♥」




 __[警]
  (  ) (玄)
  (  )Vノ )
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玄「…見事な推理だったのです、灼ちゃん、小走さん」

玄「でも、一つだけ見落としてる事があるのです」

灼「…何?」

玄「私もまた京太郎君に踊らされただけの犠牲者の一人に過ぎないって事だよ…」














灼ちゃんやえちゃんを励ます







玄「あの日以来、小走さん大人気だね」

灼「テンパっちゃうとすぐに呂律回らなくなるから…」

玄「でも、なんか本人は気に入らないみたいだけど…」

灼「ちょっと聞いてみましょうか…」

やえ「…あぁ、鷺森か。…私、もう探偵止めようかと思ってね」

やえ「実は…前の学校も可愛い可愛いと弄られていてな…」

やえ「こっちでは格好良くて京太郎に頼られる先輩になろうとしたんだが…」

灼「そんなの気にしすぎ…」

玄「そうだよ!そんな風になれないのは小走さんだけじゃないから!」

玄「うちも一番、しっかりしてるのは一年生の憧ちゃんや京太郎君だしね」

穏乃「えへへ…♪京ちゃん、お菓子買って来たから一緒に食べよ?」スッ

京太郎「おう。良いぞって…これは食べさせろって事か」

穏乃「うん♪」

宥「…京太郎君…寒いの…暖めて…?」ピト

京太郎「ちょ…ゆ、宥さん…そんな密着するとおもちが…」

玄「私もほら、ちょっと気を抜くと…」

玄「京太郎君…おもち…おもち揉ませて…」ユラッ

京太郎「いや、男の胸揉んで何が楽しいんだよ」ペシッ

玄「あいたぁ…っ」

憧「まったく…アンタ達いい加減にしなさいよ、京太郎困ってるでしょ」
















京太郎「はは。まぁこういう騒がしいのは嫌いじゃないけどさ」

京太郎「あ、ところで…灼、ちょっと相談があるんだけど…」

灼「何?」

京太郎「実はさ、昨日俺の家に泥棒が入ってさ」

憧「え、京太郎の家に泥棒!?」

京太郎「盗まれたのは俺の下着でさ…まぁ、男の下着だし何かの間違いだと思うんだけど…」

憧「そんな…京太郎のちょっと汗の匂いが染み込んだ時価100億は下らないであろう赤い下着を盗むだなんて…!!」

憧「あまつさえそれを盗んだ所為で寝不足になるまでオナニーするなんて…犯人は絶対変態よ!変態という名の淑女よ!」

灼「(レジェ)(レジェ)」

やえ「うちしゅじ…うちしゅじ…」




 __[警]
  (  ) (憧)
  (  )Vノ )
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憧「見事な推理だったわ…灼さん、小走先輩」

憧「でも、私もまた京太郎に踊らされた犠牲者の一人に過ぎないって事よ…」



















灼ちゃん被害者の居ない事件に大苦戦


灼「ふぅ…やっぱり松実館の温泉って素敵…」

玄「ふふ、そう言って貰えると嬉しいな」

灼「でも、良かったの?こんな形でお部屋使わせてもらって」

玄「うん。今の時期はお客さんも少ないから」

玄「皆インターハイで疲れてるだろうし、おとーさんも許してくれたから遠慮無く寛いでいって」

灼「じゃあ、遠慮なく…って、あれ?京太郎?」

玄「わ、わわっ!ど、どうしてそんな上半身裸で…」カシャカシャ

京太郎「ちょ…迷う事なく携帯のカメラ機能使うのは止めろって」

京太郎「実は家族風呂使わせてもらってる間に誰か泥棒が入って学ラン盗まれたんだよ…

灼「…」ジィ

玄「ちょ…ち、違うよ!そもそも私、さっきまで灼ちゃんと一緒に居たでしょ!」

灼「…それもそうか」

灼「でも…家族風呂って?」

京太郎「あぁ。宥さんが予約してくれたんだよ」

京太郎「こっちの方が暖かいからって…背中まで流してもらってさ」

灼「……」

玄「……」

京太郎「で、少しゆっくりしてあがったらもう学ランなくてさ…」
















灼「(レジェ)(レジェ)」

玄「あ…あーっ!わ、忘れてた!」

京太郎「え?」

玄「じ、実は私が京太郎君の学ラン盗んじゃったんだ!」

京太郎「え?でも、お前今、アリバイあるって…」

玄「と、トリックだよ!超能力だよ!ハンドパワーだよ!」

玄「だ、だから通報するなら私にしてくれないかな…?私が犯人だし…えっと…」

京太郎「あれ?宥さん?」

玄「ふぇっ…!お、おねーちゃん来ちゃダメ…!」

宥「あったかぁい…♥」学ラン装備
















京太郎「……」

玄「……え、えっと…あの」

京太郎「あー俺も忘れてたぁ」

玄「え?」

京太郎「実は俺、宥さんが寒いって言ったから制服貸してあげたんだよ」

京太郎「…だからさ、その…通報は勘弁してやってくれないか?俺が忘れてた所為だし…」

灼「…仕方ない」

灼「京太郎がそういうなら…それで良い…よ」ニコッ

玄「あ、でも、制服貸してたって事は京太郎君のズボンもおねーちゃんのものだよね!」

京太郎「えっ!?」

玄「ほら、おねーちゃんに渡さないといけないから脱いで」グイグイ

京太郎「あ…っ!ちょ、バカ…!止め…!!」

灼「(レジェ)(レジェ)」



 __[警]
  (  ) (玄)
  (  )Vノ )
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玄「ちぇ…また私だけ変態オチなんだね、参っちゃった…どうも」






















灼ちゃん穏乃ちゃんと推理対決!







穏乃「灼さんって凄いよね」

穏乃「どんな事件でも一発で解決しちゃうんだから!」

灼「そんな事な…」テレテレ

京太郎「(あ、ちょっと嬉しそうだ)」

穏乃「私も灼さんみたいにズバッて事件解決してみたいなー」

灼「…こういうのは経験だから」

穏乃「経験かぁ…じゃあ、どんどん事件を解決していったら灼さんみたいになれる?」

灼「ちゃんと通報もしなきゃダメだよ…」ナデナデ

京太郎「いや、それは関係ないだろ」

京太郎「あ、事件と言えばさ…実はカバンを部室に置いてる間に体操服がグチョグチョになってるんだけど…」

灼「…玄?」

玄「ちょ、ち、違うよ!今回は私じゃないよ!」

穏乃「…あ、私、分かっちゃったかも」

京太郎「えっマジか」

灼「本当?」

穏乃「うん!だって、京ちゃんが一番最初にやって来て…」

穏乃「部室にカバンを置いてその後すぐにやってきたのって憧だもん」

穏乃「カバンの中に入ってた体操服がグチョグチョになってたんだとしたら犯人は憧しかいないよ」

京太郎「おー、ちゃんとそれっぽい推理になってるじゃないか」ナデナデ

穏乃「えへへ…」エッヘン














灼「…でも、なんでそれを知ってるの?」

穏乃「え?」

灼「京太郎が来て憧が来て…その順番なんて見てなきゃ分からないはずなのに」

京太郎「…そういやそうだな」

穏乃「え、えっとそれは…」

灼「多分、その次に部室に来たのは私だけどその時はもう憧も穏乃も居たよ…?」

穏乃「う」

灼「もしかしてグチョグチョにしたのって…穏乃も一緒だったんじゃ…」

穏乃「ち、違うよ!私はやってないもん!」

穏乃「だ、だって私、憧とじゃんけんで負けちゃったし」

穏乃「憧、ずっと独り占めして全然私に分けてくれなかったから…」

穏乃「結局、灼さんがすぐに来て…私…ほんのちょっぴりしかおしゃぶりしてないし…」

灼「(レジェ)(レジェ)」






_[警]
 ( )(穏)憧)
 ( )Vノ)ノ)
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穏乃「見事な推理だったよ…灼さん」

憧「でも、私たちもまた京太郎に踊らされた犠牲者だって事…どうか忘れないで」


















ウワー

灼「ん…事件のようね…」

灼「どうしたの?」

やえ「あ…鷺森か。こっちだ。今被害者を落ち着かせているところだ」

灼「被害者…って京太郎…大丈夫?」

京太郎「あぁ…実は…さっきシャワー室でシャワー浴びてたんだけど覗かれててさ…」

灼「覗き…?」

やえ「あぁ、どうやら犯人はレジェジェと言いながら走り去ったらしい」

灼「…普通に考えれば犯人はハルちゃん…」

灼「でも、レジェンド級のジェームズ・ボンドってやっぱりファーストだよね!の略かもしれな…」

やえ「いや、流石にその線はないだろう」

やえ「007を見ながら覗きをするだなんて犯罪史上例のないからな…」

やえ「それよりも真面目に考えてくれ」

やえ「許せない事だろう覗きなんて」

やえ「しかも、捜査を撹乱する為に特に何とも思っていない阿知賀のレジェンドの鳴き真似まで残すなんて」

やえ「卑劣だ!覗きなんて最低で卑怯な行いだな!」

灼「(レジェ)(レジェ)」






 __[警]
  (  ) (やえ)
  (  )Vノ )
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灼ちゃん最後の名推理!!!!





灼「どうしたの?」

京太郎「あ…灼」

京太郎「いや…実は俺の家に悪質なストーカーからいやらしい手紙が届いてさ…」

灼「いやらしい手紙…?」



『グフフ、今日こそお前の子種を頂いてやる』



京太郎「ど、どうしよう…俺、寝てる間に誰とも知らない相手に逆レイプされるのかな…」

灼「…大丈夫よ、京太郎」

灼「私がついている…でしょ?」

京太郎「あ、灼…」ジィン

京太郎「そうだ…俺には灼がついてるんだ」

京太郎「数々の難事件を解決してくれた灼が…」

京太郎「きっと灼なら…今回も俺の事護ってくれるよな」

灼「…うん。そうだよ」

灼「憧も穏乃も玄も宥さん小走さんも…皆、通報されて信用出来ないけれど」

灼「私だけは信用出来るでしょう…?」クスッ

京太郎「あぁ。灼だけは…俺の服盗んだりしてイジメなかったからな…」

灼「ふふ…そうだね。私だけはそんな事しなかった」

灼「だから…」

京太郎「…ん?灼?」

灼「…なんでもないよ。ところで…」

灼「…うち今、アイスティーしかないんだけど…良いかな?」ニコッ
最終更新:2014年01月31日 23:10