高校二年――9月第一週~第四週

【高校二年 ―― 9月第一週】

京太郎「(久方ぶりのプール、楽しかったな)」

京太郎「(憧もしずもはしゃいでたし…)」

京太郎「(ただ…ちょっとはしゃぎすぎではあったけどな)」

京太郎「(流石に二人にサンオイル塗るのはドキドキしたぞ…)」

京太郎「(どっちもおもちは控えめとは言え、女の子らしい体つきしてるし)」

京太郎「(憧なんて背中だけじゃなくて前まで塗らせようとしてたかたな…)」

京太郎「(お陰で久しぶりにあいつの乳首を…いや、忘れよう)」

京太郎「(ピンク色のコリコリした感触の事は忘れて…忘れて…)」

京太郎「(忘れなきゃ…いけないのになぁ…)」

京太郎「(ま、まぁ…二人とも楽しんでいたのが伝わってきたし)」

京太郎「(インターハイ終わった後の良い気晴らしになったと思う)」

京太郎「(俺自身、最近、気張ってた分の良いリフレッシュになったしな)」

京太郎「(もう学校も始まるけど…今週もまた頑張りますか)」



>>+2
末尾16 憧とネト麻
末尾27 SGGKKとネト麻
末尾38 レジェンドとネト麻
末尾49 玄とアルバイト
末尾50 灼と気晴らし































>>灼と気晴らし


灼「それで…どうだった?」

京太郎「ん?」

灼「プールの事。この前…憧や穏乃と行ったんでしょ?」

京太郎「あぁ。楽しかったぜ」

京太郎「久しぶりに思いっきりはしゃげたし…お前も来れば良かったのに」

灼「ごめんね…どうしてもお手伝い抜けられなくって…」

灼「…それにちょっと試してみたい事があったから」

京太郎「試す?」

灼「…うん。京太郎、プールの時、記憶は大丈夫だった…?」

京太郎「あぁ。特に何か欠落してる感じはないぞ」

京太郎「プール行ってからあいつらを送るまでしっかり思い出せる」

灼「…そう」

京太郎「どうした?もしかしてあの二人の事疑ってるのか?」

灼「…疑っているかいないかで言えば…そうだけど…」

京太郎「はは。大丈夫だって」

京太郎「あいつらが俺が記憶を失うような酷い事するかよ」

灼「…もし、酷い事じゃなかったら?」

京太郎「え?」

灼「…酷い事じゃなくて…もし、気持ち良い事だとしたら…どうする?」














京太郎「…気持ち良い事ってなんだ?」

灼「…ごめん…忘れて」カァァ

京太郎「…え?」

灼「じ、自分でもね…こ、荒唐無稽だと思うの…」

灼「…でも、最近のあの二人を見てると…なんだか…私…」

京太郎「そんなにあいつら変か?」

灼「…変と言うか…凄い女っぽくなった…」

京太郎「それは今更じゃないか?」

京太郎「元々あいつらはちゃんと女の子だったぞ」

灼「…京太郎、一つ言っておいてあげるけど…」

灼「女と女の子って…それこそ天と地ほどの差があるんだよ…?」

灼「…そして女っていうのは…時々、凄い利己的で怖い生き物になるの」

京太郎「…怖い?」

灼「…そう。私も…たまにその誘惑に負けそうになるから…すごく良く分かるんだけどね…」

京太郎「…ん?何か悩んでるのか?」

灼「…うん。そりゃもう…どこかの誰かさんが悪い子にするなんて言ってくれたお陰で」クスッ

京太郎「う…そ、それは…」











灼「…まぁ、でも、そうやって悩むのも嫌いじゃないよ」

灼「色々言いたい事もあるけれど…でも」

灼「私は今の距離感や関係を結構気に入っているから…」

京太郎「…灼?」

灼「…勿論、それで我慢出来なくなった時はちゃんと責任取って貰うけどね」クスッ

京太郎「う…なんだか怖いな」

灼「ふふ…そうだよ、女の子ってのは意外と怖い生き物なんだから」

京太郎「…さっきと言っている事と違わないか?」

灼「そんな事ないよ。…女の子は何時だって女になる可能性を秘めてるってだけで…ね」クスッ

灼「…だから、ちゃんと警戒しておかないと…大変な事になるよ」

灼「まぁ、もしかしたらもう大変な事になってるかもしれないけどね…」

京太郎「お、脅かすなよ…」

灼「脅かしてるつもりはないんだけど…」

灼「…でも、大丈夫だよ。もしもの時はちゃんと私が助けてあげるから」ナデナデ

京太郎「はいはい。灼おねーちゃんの事頼りにしてますよっと」

灼「うん…お任せあれ…なんてね」


























【System】
鷺森灼の加護により次週の判定が自動的に大成功になります




























【高校二年 ―― 9月第二週】

京太郎「(女は怖い…かぁ)」

京太郎「(でも…そんな事急に言われても実感沸かないよな)」

京太郎「(そもそも俺にとって憧やしずはどちらかと言えば、守ってやらなきゃいけない奴で)」

京太郎「(そういう恐ろしさとは無縁な存在なんだから)」

京太郎「(時々、凄い押しが強くなる事はあるけれど)」

京太郎「(でも、だからって俺は決してそれが嫌じゃないし…)」

京太郎「(それどころか役得的な事も多かったりして…)」

京太郎「(い、いや…何を考えてるんだ)」

京太郎「(役得だなんて…役得だなんてそんな…)」

京太郎「(…でも、あいつら可愛いし…それに気持ち良いしなぁ…)」

京太郎「(…ん?気持ち良い…?気持ち良いって…なんだ?)」

京太郎「(…ま、良いや。そんな邪念よりも今は…)」




>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 ZATSUYO
末尾49 宥さんと散歩
末尾50 レジェンドとネト麻
































>>レジェンドとネト麻

ハルちゃん:いやー…それにしても

狂堕狼:うん?

ハルちゃん:最近、調子良いみたいじゃない

狂堕狼:ま、SGGKKさんにも手伝って貰ってるしな

ハルちゃん:へー…この前会った子だったっけ

狂堕狼:そうそう。中々丁寧で感じの良い人だよ

ハルちゃん:なるほど…惚れたな

狂堕狼:誰が惚れるか

狂堕狼:そもそも相手は顔どころか性別知らない相手だっての

ハルちゃん:でも、最近、ネットで知り合った相手との結婚って増えてるらしいわよ

狂堕狼:なんでそこまで飛躍するんだよ…まったく

狂堕狼:もう年だからってそういう話に飢えすぎだろ

ハルちゃん:……

狂堕狼:…あれ?レジェンド?

ハルちゃん:久しぶりに…キレちまったよ…屋上に行こうぜ…

狂堕狼:なんでぇ!?


>>+2
ネト麻やっててもおかしくなさそうな原作キャラ(※ただし、のどっちは除く)


































ハルちゃん:いざ決戦のバトルフィールドへ!!

狂堕狼:はいはい…って、お邪魔します

華菜「(…なんかまた凄い濃いのが来たし…)」

華菜「(片一方は名前からしてアレだし…もう一人は…うん)」

華菜「(…名前は普通そうだけど言動がやばいし)」

ハルちゃん:ここがあの女のハウスね!!

狂堕狼:良いから落ち着け。…ホントすみません

かにゃー:いや、大丈夫だし

かにゃー:それより二人は知り合いだし?

狂堕狼:えぇ、まぁ、フレンドというか何というか

ハルちゃん:狂堕狼ェ!お前は私にとっての新しい光だぁ!

狂堕狼:あ、でも、通しとかイカサマとかはしないんで安心して下さい

ハルちゃん:…いや、少しこっち構ってくれても良いんじゃないかなーってハルちゃんはハルちゃんはチャットに打ち込んでみたり

かにゃー:…なんだか大変そうだな、お前

狂堕狼:えぇ…分かってくれますか…




>>+2狂堕狼(雀力13)13
>>+3かにゃー(雀力9+スキル25)29
>>+4ハルちゃん(雀力18)18
>>+5モブ(雀力8)
※判定は一度きりです

































>>狂堕狼 105 → ハルちゃんの反転世界発動 → 79
>>かにゃー 59 → ハルチャンの反転世界発動 → 0
>>ハルちゃん 36
>>モブ 40 → ハルちゃんの反転世界発動 → 24


かにゃー:ぬわー

華菜「(…ま、まさかの飛び終了だし…)」

華菜「(なにこれ…なんなのこれ…)」

華菜「(何やっても完全に裏目ってたし…)」

華菜「(ネト麻のはずなのに…場の流れは完全にあのハルちゃんってのに抑えられてた…)」

華菜「(だけど、その中で平然と、あのふざけた名前の奴だけあがっていって…)」

華菜「(イカサマとか通しとかそういうレベルじゃない…よね)」

華菜「(だって…あのハルちゃんっての本気で狂堕狼っての飛ばそうとしてたし)」

華菜「(ただ、それ以上にあの狂堕狼ってのが回りまくってて届かなかっただけなんだ」

華菜「(…たった一局で…絶望なんてしてないし…負けたなんて思ってない)」

華菜「(だけど…この二人…強い…)」

華菜「(ハルちゃんって方の技術もそうだけど…こっちの奴の勝負強さもかなりのもんだし…)」

狂堕狼:お疲れ様でした

華菜「あ…っ」

華菜「(こ、このまま逃しちゃダメだ…!ひ、引き止めないと…!!)」













かにゃー:え、えっと、ちょっと待つし!

狂堕狼:え?

かにゃー:そ、その…もうちょっとやっていかない?

狂堕狼:良いんですか?

かにゃー:良いも何も勝ち逃げなんて許さないし!

かにゃー:あ、後、出来ればフレンド登録とかもお願いしたいかなって…

狂堕狼:え?

かにゃー:だって…まさかの飛び終了だし…

かにゃー:一回や二回の勝ちじゃ到底、満足出来ないから

かにゃー:私が勝ったって心から思えるまで付き合ってもらうし!

狂堕狼:俺としては願ったりかなったりなんで有難い話ですけど…でも

かにゃー:…やっぱり図々しかった?

狂堕狼:いや、そんな事ないです、こちらこそよろしくお願いします

かにゃー:よし!それじゃ、狂堕狼!これからお前は私のライバルだ!!

かにゃー:今度こそそっち飛ばして勝ってやるから覚悟するし!!

晴絵「(…私も一応、本気出したんだけどなぁ…)」



























【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
須賀京太郎の知力が1あがりました
須賀京太郎は池田華菜とフレンドコードを交換しました
これ以降、池田華菜をネト麻に誘う事が出来ます




























【高校二年 ―― 9月第三週】

京太郎「(池田さんは正直、かなり強かった)」

京太郎「(インターハイでも中々、見ないくらいの実力者だったと思う)」

京太郎「(しかし、だからこそ…なんか既視感があるというか)」

京太郎「(あの特徴的な語尾とか…名前とか…)」

京太郎「(去年、お世話になった風越の池田選手じゃないかなーって…)」

京太郎「(対策として集めてた牌譜に類似した打ち筋だったし…)」

京太郎「(模倣犯にしては出来すぎだと思うんだけど…)」

京太郎「(ま、まぁ…そのへんの事は深く追求しないでおこう)」

京太郎「(ネット上で出会ったんだから…リアルの事はとりあえず脇に置いておかないと)」

京太郎「(出会い厨だの下半身直結厨だの言われるのは御免だしな…)」

京太郎「(ま、でも、人数足りない時に付き合ってくれる人が増えたんだ)」

京太郎「(ここはやっぱり…)」


>>+2
末尾16 憧とネト麻
末尾27 SGGKKとネト麻
末尾38 かにゃーとネト麻
末尾49 レジェンドとネト麻
末尾50 宥姉と気晴らし
































>>SGGKKとネト麻


狂堕狼:こんばんはー

SGGKK:こんばんは、今日もお邪魔するで

狂堕狼:いえいえ、こちらこそ胸を借ります

SGGKK:よう言うわ、今まで殆ど勝たせてくれへん癖に

狂堕狼:実力的にはSGGKKさんの方が上だと思うんですけどね

狂堕狼:ま、運って奴ですよ

SGGKK:うーん…運…かぁ

狂堕狼:そうですよ、と言うか俺毎回ギリギリまでSGGKKさんに抑えられっぱなしですし

SGGKK:…本当にそれだけなんやろうか…

狂堕狼:え?

SGGKK:…うちなんか足りひんもんがあるんかな?

SGGKK:これでも一生懸命やってるのに…勝負どころではどうしても勝てへんし…

SGGKK:狂堕狼君から見て…何か足りひんものあるやろうか?

狂堕狼:それは…


>>+2
00~50 勝とうとする意思が足りない
51~99 勝とうとし過ぎている
※雀力により+13されます
































>>勝とうとする意思が足りない

狂堕狼:勝とうとする意思が足りないんじゃないかと

SGGKK:そんな事ないと思うんやけどなぁ…

狂堕狼:でも、相手が高めで聴牌近くなると即オリしますよね

SGGKK:う…確かに…でも、それは…

狂堕狼:勿論、それは勝つ為に必要な判断ですけどね

狂堕狼:ただ、その辺の見極めがあまりにも早過ぎる所為で、点数を稼げるところで稼げてない感があります

狂堕狼:後半、俺に捲られるのもその前で点差が詰められてるってのも無関係じゃないですしね

SGGKK:うーん…

狂堕狼:まぁ、その辺り…俺がどうこう言う事じゃないですけど…

狂堕狼:でも、SGGKKさんはもっと強くなれると思いますよ

SGGKK:…もっと強く…かぁ

絹恵「(…もうそんな風になっても遅いんやけどなぁ…)」

狂堕狼:あ、人来ましたよ

SGGKK:…うん。じゃあ、また一局やろっか

狂堕狼:うっす。今日も負けませんよ


>>+2狂堕狼(雀力13)13
>>+3SGGKK(雀力9+スキル20)29
>>+4モブ(雀力8)8
>>+5モブ(雀力8)
※判定は一度きりです


































>>狂堕狼 56
>>SGGKK 43
>>モブ 104
>>モブ' 8



SGGKK:うーん…どうにもあかんなぁ…

狂堕狼:いや、アレはしゃあないですよ

狂堕狼:モブさんツキまくってててモブ'さん東風終わる前に飛びましたし

狂堕狼:俺も連荘止められないままでしたから

SGGKK:それはそうやねんけどなぁ…でも…勝ちたかったなぁ…

狂堕狼:…そんなに勝ちたかったんですか?

SGGKK:…まぁ、そりゃ負けるより勝つ方がええやん

狂堕狼:たしかにそうですけど…でも…

SGGKK:…でも?

狂堕狼:SGGKKさんが何か焦ってるような気がして

SGGKK:…焦ってる…かぁ…

狂堕狼:俺で良ければ相談にのりますよ?

狂堕狼:ネット上とは言っても、一応、フレンドな訳ですし

狂堕狼:リアルの事ならあんまり話しづらいかもしれないですけど…

狂堕狼:でも、麻雀の事なら俺も多少、わかりますから

SGGKK:…うーん、気持ちは有難いけど…辞めとくわ

SGGKK:そもそもこういうの人に話してどうにかなるもんやないしね

SGGKK:それよりもう一戦やろ?

SGGKK:お互い負けたまんまじゃ終われへんやろ?


























【System】
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました




























【高校二年 ―― 9月第四週】

京太郎「(やっちまった…やっちまった…やっちまった…)」

京太郎「(絶対、アレSGGKKさんに嫌われただろ…)」

京太郎「(アレからなんかぎこちない感じだったし…)」

京太郎「(去り際も逃げるようにログアウトされたし…)」

京太郎「(もしかしたら出会い厨とかそういう風に勘違いされたかもしれない…)」

京太郎「(あー…くそ…こんな事なら相談乗るとか言わなきゃよかった…)」

京太郎「(これでSGGKKさんからフレンド削除されたらどうしよう…)」

京太郎「(…やべー、考えただけで胃が重いわ…)」

京太郎「(身内以外で初めてフレンド登録した人だからなー…)」

京太郎「(…今まで一緒に徹夜やったりしてたから…多分、友達意識があったんだろうな…)」

京太郎「(だからこそ踏み込み過ぎた自分が滑稽で仕方ないけど…)」ハァ

京太郎「(…でも、この重い気分じゃネト麻やる気にはなれないな…)」

京太郎「(とりあえず…今週は気晴らしをメインに考えてみるか)」


>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 ZATSUYO
末尾49 宥さんと散歩
末尾50 レジェンドとネト麻


































>>宥さんと散歩

宥「…ね、きょーくんどうかした?」

京太郎「え…?いや…どうして?」

宥「だって、今日、ちょっと上の空…だよ?」

京太郎「あー…分かっちゃうか」

宥「そりゃもう。だって私、おねーちゃんだよ?」クスッ

京太郎「はは。弟想いのおねーちゃんがいて嬉しいよ」

宥「そうだよ。私は何時もきょーくんの事想ってるんだから」

宥「…だから、相談して欲しいな、きょーくんに何があったの?」

京太郎「…いや、何があったって訳じゃないよ」

京太郎「ただ…ちょっと馬鹿な真似しちゃってさ」

宥「…馬鹿な真似?」

京太郎「あぁ。ネットで知り合った人が悩んでるみたいだから相談乗るって言ったんだけど…」

京太郎「…どうにも嫌だったみたいで逃げられちゃったからさ」ハァ















京太郎「現実でもそうだけど…人との距離感って本当に難しいなぁ…ってさ」

宥「…そうだね。とっても…難しいよね」

宥「…でもね…私はもうちょっと近くても良いよ?」

京太郎「姉さん?」

宥「…ほら、おいで」スッ

京太郎「…ぅ」ギュッ

宥「きょーくんは悪くないよ」ナデナデ

宥「だって、その人の事を想って…相談に乗ろうとしたんでしょ?」

京太郎「…あぁ。だけど…」

宥「その気持ちは相手に伝わっていないかもしれないけど…」

宥「でも、私はちゃんと分かってるから…ね」

京太郎「…姉さん」

宥「きょーくんがとても優しくて良い子だって…分かってるから」

宥「…だから、そんな風に落ち込まなくても大丈夫だよ」

宥「きょーくんには私がいるから…ね」

京太郎「…あぁ、ありがとう…な」
























【System】
松実宥の加護により次週の結果が二倍の効果を得ます
最終更新:2014年01月29日 21:03