高校二年――8月第三週~第四週

【高校二年 ―― 8月第三週】

京太郎「(阿知賀女子麻雀部は見事二連覇を決めた)」

京太郎「(名だたる名門たちが力を落とす中、主軸が残り続けたのが勝因だろう)」

京太郎「(決勝戦でも危なげなく勝ち抜け、優勝トロフィーを持ち帰った)」

京太郎「(それに阿知賀中が沸いたけれど…流石に一週間も経ったら現実に引き戻される)」

京太郎「(つまり…三年生になった玄と灼が…これで引退だって言う…残酷な現実に)」

京太郎「(勿論、それは覚悟していたし…理解もしていたつもりだけれど)」

京太郎「(だけど現実にそれが目の前に来ると…やっぱり寂しい)」

京太郎「(もう阿知賀子ども麻雀教室を知るのは俺たちしかいないんだから」

京太郎「(勿論、新入生は一杯いるけれど…でも…)」

京太郎「(あの頃を知る玄や灼がいなくなった部室を見ると…無性に寂しい)」

京太郎「(…なんか置いて行かれた気がして…どうしても…さ)」

京太郎「(…ま、こんな事言っても…仕方ないよな)」

京太郎「(別にあいつらだって引退したってだけで…いなくなった訳じゃないんだから)」

京太郎「(それよりも…インターハイが終わった事によってやる事が山ほど出来たし…)」

京太郎「(まずはそっちを片付けていかないとな)」


>>+2
末尾16 憧とネト麻
末尾27 SGGKKとネト麻
末尾38 雑用
末尾49 玄とアルバイト
末尾50 レジェンドとネト麻


































>>SGGKK

SGGKK:うーん…

狂堕狼:あれ?どうかしました?

SGGKK:いやー…ちょっとなぁ…

SGGKK:リアルの方でまた負けてしもうたんで…

狂堕狼:えっSGGKKさんがですか?

SGGKK:そらうちだって負ける時くらいあるよ

狂堕狼:ネットではこんなに強いのに…

SGGKK:はは。そうやって買いかぶってくれるのは嬉しいけど

SGGKK:でも、うちだって無敵やないんやで

SGGKK:まぁ、そもそも今回は相手が悪かったんやろうけどなぁ…

狂堕狼:そんなに強い相手だったんですか?もしかして…プロとか?

SGGKK:んー…正直、それに劣らんくらい強かったなぁ

SGGKK:まったく…おねーちゃんはよぅ去年あれと戦ったもんや…

狂堕狼:去年?

SGGKK:あ、ごめんごめん。なんでもあらへんよ

SGGKK:それより時間も勿体無いしそろそろ一局やろか

狂堕狼:そうですね




>>+2狂堕狼(雀力13)13
>>+3SGGKK(雀力9+スキル20)29
>>+4モブ(雀力8)8
>>+5モブ(雀力8)8
※判定は一度きりです

































>>狂堕狼 112(99) → 特殊勝利発動
>>SGGKK 120
>>モブ 53
>>モブ 21


京太郎の【運命の二つ名】発動




SGGKK:うぅ…

狂堕狼:え、えっと…すみません

SGGKK:また満貫ツモで捲られるなんて…

狂堕狼:い、いや、運が良かったんですよ、運が

SGGKK:前回と言い、今回と言い、そう簡単に出来るもんやないやろ

SGGKK:もう狂堕狼君とやると終局までドキドキでまったく安心出来ひんわ…

狂堕狼:まぁ、こっちもかなりの接戦でドキドキしてましたし

SGGKK:うん。まぁ、楽しい麻雀やったね

SGGKK:負けたうちがこういうのも何やけど、どっちが勝ってもおかしくなかったと思う

狂堕狼:俺なんか思わずモニター前でガッツポーズしましたし

SGGKK:うちはその分、凹んでたけどね

狂堕狼:まぁ、勝負って事で許してください

SGGKK:しゃあないなー。じゃあ…その分、リベンジさせてもらおっかな

狂堕狼:お、もうやります?

SGGKK:うんうん。このままじゃ終われへんし

SGGKK:それに…リアルの方の鬱憤も晴らしたいしね

SGGKK:今日は朝まで付き合ってもらうで、狂堕狼君

狂堕狼:うっす。お供します!



















【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
須賀京太郎の知力が1あがりました
愛宕絹恵はインターハイで惨敗した事を引きずっているようです





























【高校二年 ―― 8月第四週】

京太郎「ふぁぁ…ぁ…」

京太郎「(あー…流石に徹夜でネト麻ってのはやりすぎたかな…)」

京太郎「(でも、なんかSGGKKさん危なっかしくて…放っとけなかったし)」

京太郎「(まるで自棄になってるように…ミス多くて)」

京太郎「(俺が最後に満貫和了れたのも、SGGKKさんのミスがあったからこそだしなぁ…)」

京太郎「(そんな人がリベンジに燃えてるのを見て、眠いから寝ますなんて言えないって…)」

京太郎「(…でも、あれだけリベンジって口にしてたのは…やっぱりリアルでの敗戦が原因なんだろうか…)」

京太郎「(まるでそれがもう叶わないからこそ…こっちに集中しているような…そんな印象さえ受けた)」

京太郎「(…次にSGGKKさんが元に戻ってたら良いけれど…まだ引きずっているようなら…)」

京太郎「(少しだけ突っ込んだ事聞いてみるかな)」

京太郎「(リアルの事ならともかく、麻雀の事なら俺も相談に乗れるかもしれないし)」



>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 灼と気晴らし
末尾38 雑用
末尾49 玄とアルバイト
末尾50 レジェンドとネト麻

































>>憧しずと勉強

憧「と言う訳で最後の追い込みよ」

穏乃「よーし。やるぞー」グッ

京太郎「はは。随分、しずは気合が入ってるな」

穏乃「うん!だって久しぶりに余裕持って宿題終わりそうだし」

京太郎「去年は確かギリギリだったもんなぁ…」

憧「ま、それを踏まえての今年だからね」

憧「今日で宿題終わらせられたら、夏休みの間に遊べる時間もできるし」

憧「だから、ラストスパート、一緒に頑張りましょ」

穏乃「うん!」

京太郎「そうだな。どうせなら夏の間にプールとかも行きたいし…」

穏乃「プール!?」ガタッ

憧「あー…ここ最近、夏にプールとか行く余裕なかったもんね」

穏乃「はいはい!私も行きたい!」

京太郎「よし。じゃあ、今日終わったら明日はプールにしようぜ」

憧「賛成。それならあたしも気合入るし」

穏乃「うん…!よーし!やるぞー!!」


>>+2
00~50 成功 
51~99 大成功
※知力9王子様3アダ名3で+15



































>>成功

穏乃「うーん…うぅーん…」

憧「…ほら、しず。もう良いから…」

穏乃「…やだ」

京太郎「…いや、しず。でも…」

穏乃「だって…私だけ宿題終わってないもん…」

穏乃「だから…プール行けないし…頑張らないと…」

京太郎「だからって気張りすぎだ」

憧「そうよ。別に今日絶対にやらないといけないって訳じゃないんだし」

穏乃「…でも…」

京太郎「それにもう殆ど終わってるし、明日はプール行こうぜ」

憧「…まったく…本当、しずには甘いんだから」

京太郎「反対か?」

憧「…ううん。あたしもそう思ってたとこ」

憧「しず。明日はプールに決定」

憧「だから、今日はもう宿題やめて明日に備えて休まないと」

憧「途中で眠くなったりしちゃったら損した気持ちになるでしょ?」

穏乃「…ぅ」



















穏乃「…ごめんね」

京太郎「謝るなって」ナデナデ

憧「そうそう。人それぞれ速度ってものがあるんだし」ナデナデ

憧「それにしずは一杯、頑張ったのはあたしたちが見ているから」

穏乃「…うん」

京太郎「よし。じゃあ、今日はここで終了だな」

穏乃「はふぅん…」

憧「はい。お疲れ様。でも、しず。あんまりダレてる場合じゃないわよ」

穏乃「…え?」

憧「明日の為に水着用意しないと」

憧「それとも学校指定の水着着る?」

穏乃「…やだ」

京太郎「いや、疲れてるなら別にわざわざ水着用意しなくても…」

憧「だーめ。明日は乙女の聖戦になるんだから」

穏乃「…うん。流石に学校指定のじゃ…京ちゃんにも恥ずかしい想いさせちゃうし」

京太郎「俺は別にそんなの気にしないけどなー…」


















憧「じゃあ、京太郎はあたしたちの可愛い水着見たくない?」

京太郎「ん?」

穏乃「京ちゃんに可愛いって言って貰えるように…凄いの準備するよ!」グッ

京太郎「あー…それは…」

憧「それは?」

穏乃「それは…?」

京太郎「…見たいです」

憧「ふふ…素直でよろしい」

穏乃「えへへ…京ちゃーんっ♥」ギュッ

京太郎「だー!くそ…!しゃあないだろ!」

京太郎「俺だって男なんだし…そんな事言われたら可愛い水着とやら見たくなるって」

憧「じゃ…明日、楽しみにしててね♪」

穏乃「凄いのーさつ水着…準備してるんだから♥」

























【System】
須賀京太郎の知力が1あがりました
最終更新:2014年01月29日 20:49