高校二年――7月第一週~第四週

【高校二年 ―― 7月第一週】

京太郎「(無事昇格も決まったし…とりあえず一段落ってところかな)」

京太郎「(ま…ある意味ではここからが本番なんだけどさ)」

京太郎「(ここからランカークラスは…文字通り日本有数の激戦区なんだ)」

京太郎「(プロだって平気で現れる以上、油断は出来ない)」

京太郎「(でも…3月までにそれをくぐり抜けて…ランカークラスになれば)」

京太郎「(晴れて大会出場が決定…そこでのどっちとも高確率で会える訳だ)」

京太郎「(ま、その前に会える可能性がなきにしもあらずではあるんだけど…)」

京太郎「(ただ…何故か最近、のどっちは現れないらしいんだよな)」

京太郎「(元々、謎の人物だから卒業してプロになったとか死んだとか…色々言われてるけど…)」

京太郎「(でも…俺に出来るのはのどっちに会えるのを期待して…ランクあげる事だけだしな)」

京太郎「(それに別にのどっちに勝てなくても…ずっとネト麻を続けていたらデジタル面の強化はできるし)」

京太郎「(俺の目的の達成の為にはどのみち、ネト麻を繰り返すしかないんだ)」

京太郎「(ま…でも、ここから8月までは…少しネト麻は休むとするかな…)」

京太郎「(それよりもこの二ヶ月はあいつらの手助けをしたい)」

京太郎「(特に玄と灼にとって今回が最後の夏なんだ)」

京太郎「(それを最高の結果で飾ってやる事があいつらに助けてもらった俺に出来る最高の恩返しだろう)」

京太郎「(だからこそ…今週は…)」


>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 雑用
末尾50 レジェンドとネト麻

































>>憧しずと勉強

穏乃「京ちゃんおめでとー♪」パァン

憧「おめでとう、京太郎!」パァン

京太郎「…あー…いきなりどうした?」

穏乃「…え?気に入らなかった?」シュン

京太郎「いや、そんな事ねぇよ。寧ろ、すげー嬉しい」

京太郎「たださ」

憧「ただ?」

京太郎「俺、今日、勉強するって聞いてここに来たんだけど…」

穏乃「勿論、勉強はするよ?」

憧「でも、その前に…誰よりも一番に祝いたかっただけだから」

穏乃「えへへ…実はケーキも下の冷蔵庫に入れてあるんだよ」

京太郎「…しず…憧…」

憧「勉強終わったら皆で切って食べましょ」

京太郎「あぁ、そうだな…よし…俄然、やる気が湧いてきた…!」

京太郎「今日はびしばしやるからな!ちゃんとついてこいよ!」

穏乃「はーい!」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※知力8王子様3アダ名3で+14されます

































>>大成功

憧「…じゃ、今日はここまでにしときましょ」

穏乃「え?ちょっと早くない?」ソワソワ

京太郎「ま、一人ケーキ楽しみにし過ぎてソワソワしてる奴がいるからな」

穏乃「あぅ…ご、ごめんね…」

京太郎「良いんだよ、俺も結構、楽しみにしてるし」

憧「ま、今日は京太郎のお祝いも兼ねてだからね」

憧「あんまり今詰めて勉強しなくても良いでしょ」

憧「それより…しず、一緒にケーキ取りに行きましょ」

穏乃「…うん。京ちゃんはここで待っててね」

京太郎「いや…俺も…」

穏乃「だーめ。京ちゃんが主役なんだから」

憧「そうそう。おとなしく待っておきなさい」

京太郎「…分かった。じゃあ片付けしておくな」
















穏乃「はーい。お待たせー」

京太郎「うぉ…結構でかいホールケーキだな」

憧「ふふ…まぁね」

穏乃「それより…ほら、京ちゃん」

京太郎「ん?」

穏乃「あーん♪」スッ

京太郎「…いや、お前切り分けてもいないのに…」

憧「別にこの三人だったら誰の分が一番多かったとか言わないし大丈夫でしょ」

穏乃「それよりも早く京ちゃんに食べて欲しくて…」エヘヘ

京太郎「あー…んじゃ、貰うか。あーん」パクッ

穏乃「…どう?」

京太郎「…おう。美味い」

京太郎「けど、これもしかして…」

憧「そ。手作りって奴」

穏乃「二人で頑張ったんだよー」ホメテホメテー

京太郎「はいはい。頑張ってくれてありがとうな」

京太郎「でも、こんなでかいホールケーキ昨日の今日でよく作れたな」

憧「そりゃ準備事態はもう一昨日の間に済ませておいたし」

京太郎「え?」

穏乃「京ちゃんだったら絶対勝てるって思ってたから先にお祝いの準備してたんだよ」












京太郎「…いや、それで勝てなかったらどうするつもりだったんだよ」

穏乃「えーと…その時は残念会に使おうかなって…」

憧「別に使わなかったら使わなかったらで二人で食べれば良いだけだしね」

京太郎「…なんつーか、今、しみじみ勝てて良かったって思ったよ…」

憧「ふふ…ま、大丈夫よ。負けたときは負けた時でちゃぁんとたっぷり慰めてあげるから…」スッ

京太郎「ぅ…」

憧「ほら、それより…あたしの方も…あーんして?」

京太郎「あ、あーん…」モグ

憧「…どう?美味しい?」

京太郎「…あぁ。なんつーか…お前ららしい味がする」

穏乃「私達らしい?」

京太郎「素朴っつーか慣れ親しんだっていうか…」

京太郎「俺の中での家庭の味的な…さ」

京太郎「まぁ…上手く言えないけど…俺にとって一番、ぴったり味覚にフィットしてるのはお前らの味なんだって感じ」

憧「か、家庭の味…」カァァ

穏乃「えへへ…ぇ♪」ニヘラー

京太郎「ま、何が言いたいかって言うと何時もどおりすげー美味しいってだけなんだけどさ」

憧「…それで十分よ」

穏乃「うん。そう言ってくれただけで頑張って作った甲斐があったから!」

京太郎「そっか。じゃあ今度こそ俺が…」

穏乃「あ、次、私の番だよね、はい。京ちゃんあーん♪」

京太郎「あ、あーん…」

憧「その次はあたしだからね」スッ

京太郎「…お前らには俺一人で食べさせるっていう発想はないのか」

穏乃「ないよ?」

憧「え?何それ?」

京太郎「…オッケー。分かった。お前らが満足するならひな鳥にだってなんだってなってやるよ…」

憧「…あ、じゃあ、私、夫が良いかな」

穏乃「え、じゃじゃあ……私はどうしよう…やっぱりご主人様かな…でも…恋人も捨てがたいし…」

京太郎「そ、そういう意味じゃねぇよ!!」






>>+2大成功ボーナスとして
雀力バイト力雑用力から一つお選び下さい
























【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました
結局、須賀京太郎は二人に1ホールケーキまるまるを食べさせられたようです

















【高校二年 ―― 7月第二週】

京太郎「(流石にホールケーキほぼ一つまるまるはきつい)」

京太郎「(そう思っていた時期が俺にもありました)」

京太郎「(あいつらの味付けって…最早、そうやって胸焼けするような領域じゃないんだよな)」

京太郎「(元々、甘いのあんまり好きじゃない俺に合わせてくれてるし)」

京太郎「(かと言って薄味じゃない絶妙な味はいくらでも食べられてしまう)」

京太郎「(結局、ホールケーキまるまる一つ食べてしまったのもあいつらが強引だからじゃなくて)」

京太郎「(俺に合わせた最高のケーキだったからってのもあるんだろう)」

京太郎「(結構な頻度で俺にお菓子作ってきてくれるあいつらだからこそ出来る味って奴だな)」ウンウン

京太郎「(…でも、あんなの常日頃から味わってて、俺、他の味で満足出来るようになるんだろうか)」

京太郎「(正直、ケーキ屋でケーキ買うよりもあいつらが作ってくれた方が遥かに嬉しいんだけど…)」

京太郎「(普段の料理とかもさ…お袋よりも俺の味覚把握してくれてるし…)」

京太郎「(…うん。深く考えないようにしよう)」

京太郎「(それより…そろそろ夏休みも近くて)」

京太郎「(インターハイ前の追い込みももう始まっているんだ)」

京太郎「(やる事は一杯あるし頑張らないと…な)」


>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 雑用
末尾50 レジェンドとネト麻

































>>雑用

京太郎「ふふふ…ふふふふふ」コー

京太郎「ふは…はは…はははははっ」ホー

京太郎「ついに来たぞ…我が夜の春が…!!」

京太郎「待ちに待った時が来たのだ!」

京太郎「雑用に費やした多くの時間が無駄ではなかった事の証の為に」

京太郎「再び雑用としての理想を掲げる為に、阿知賀二連覇の成就の為に!!」

京太郎「雑用よ!私は帰ってきた!!」フハハハハ

「せ、せんぱぁい…」ビクッ

α「大丈夫だ。放っとけば少しは落ち着く」

「す、須賀選手ってあんな人だったんだ…」ビクビク

「…なんかイメージ崩れちゃったな」

β「須賀…雑用欠乏症にかかって…」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雑用力により+9されます

































>>大成功

京太郎「はぁ…やっぱり雑用って良いよな」(恍惚のヤンデレポーズ)

α「…そろそろ落ち着いたか?」

京太郎「お、悪いな。数ヶ月ぶりの雑用だからちょっと気合入っちゃって」

β「ま、俺らは別に良いんだけどな。お前の奇行には慣れてるし」

京太郎「奇行ってなんだよ、奇行って」

α「いや、アレは明らかにおかしいだろ」

京太郎「…悪いけどαに言われたくはないぞ」

β「俺からすれば二人共五十歩百歩だけどな」

α「…陰ながら機関と戦う闇の戦士だった癖に」

京太郎「コードネームはジライヤだったっけ?」スットボケ

β「ば…そ、その話はするなよ!若気に至りだろうが!!」

















α「ま、何はともあれ上級昇格おめでとう」

京太郎「おう。ありがとうな」

β「ま、これで俺たちもお前の事手伝えるようになったって訳だし…」スッ

京太郎「お、フレンドコードか」

α「あぁ。俺のも受け取れ」

京太郎「悪いな、二人とも」

β「ただ…渡しといてアレだけど…俺達は当分時間取れないからさ」

α「こっちはチームじゃなくて個人見据えてやってるからさ、やっぱり自主練は欠かせないし」

α「まぁ、インターハイが終わったら幾らでも時間作るから必要な時は呼んでくれ」

京太郎「いや、それでも十分だよ、ありがとうな」

α「ま、俺らとしてもとっととお前に麻雀に本格復帰して欲しい訳だしな」

β「折角、阿知賀に来たんだ。最後の夏くらい…一緒に団体戦出ようぜ」

京太郎「…二人とも…」

α「ま、強制する訳じゃないけどさ」

β「俺らはそれを期待して協力してるんだ。だから、あんまり気に病んだりするなよ」

京太郎「…あぁ。ありがとうな」

京太郎「手伝ってもらった分、かならず結果出せるようにするから…」

京太郎「…だから、見ててくれ」


























【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました



























【高校二年 ―― 7月第三週】

京太郎「(あいつらにも…結局、迷惑掛けっぱなしだな)」

京太郎「(インターハイ男子個人戦で一年で一桁台に入ってるだけの実力があるのに)」

京太郎「(俺に付き合ってわざわざ阿知賀に進学先決めたんだから)」

京太郎「(勿論、俺がそれを頼んだ訳ではないけれど…でも)」

京太郎「(あいつらが晩成に行っていれば、きっと今よりも遥かに強くなれていただろう)」

京太郎「(その事に関して…あいつらが何も恨んでいない事くらい分かっている)」

京太郎「(だけど…俺の所為であいつらが少なからず影響を受けている事は確かなんだ)」

京太郎「(そんな奴らが俺と一緒に団体戦に出たいと…そう言ってくれているのなら)」

京太郎「(俺は…それに応えられるように努力するべきだ)」

京太郎「(ま…努力って言っても…当分は阿知賀のサポート重視なんだけどな)」

京太郎「(その為にも…今週は…どう動こうかな)」


>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 宥さんと散歩
末尾50 レジェンドとネト麻


































>>レジェンドとネト麻



狂堕狼:そう言えばさー

ハルちゃん:ん?

狂堕狼:そっちはどうやって俺についてきてるんだ?

狂堕狼:俺に付き合ってくれてる時は全力って訳じゃないだろうし…レートだってそんなに稼いでないだろ?

ハルちゃん:まぁ、こういうゲームには色々と裏道って言うのがあるのよ

狂堕狼:…なんだそれチートって奴?引くわぁ

ハルちゃん:ちょ…ひ、人聞きの悪い事言わないでよね

狂堕狼:じゃあ、一体、どんなズルして俺と一緒にあがってきてるんだよ

ハルちゃん:ま、完璧な乱数なんてそうそう実現出来はしないって事

狂堕狼:完璧な乱数がないって…どういう事だ?

ハルちゃん:ダイステーブルってのは結局のところ有限なのよ

ハルちゃん:無限にあるように見えて、その実、膨大な数があるだけだから

ハルちゃん:どうしても牌の偏りってのは出てくるし、流れってものも出来る

ハルちゃん:それは今まででだいたい把握したでしょ?

狂堕狼:まぁ…な








ハルちゃん:後は感覚的にでも利用する事が出来れば

ハルちゃん:中級くらいなら無双も可能って訳

狂堕狼:えーと…つまり…

ハルちゃん:狂堕狼に教えた裏目に出させる打ち方なんかを駆使すれば一人でのレートあげもそう難しくないって事

狂堕狼:ちょ…お、お前、そういうのが出来るなら早く教えろよ…!

ハルちゃん:教えたって出来るものじゃないしね

ハルちゃん:こういうのは数打たないとどうにも身につかない訳だし

ハルちゃん:私だってリハビリ期間にネト麻やってなかったらこんな簡単に言えないわよ

狂堕狼:ぬ、ぬぐぐ…

ハルちゃん:まぁ、ランカーと呼ばれる一握りの人間はそういうのを意識的無意識的問わずに利用出来てる連中でしょうね

ハルちゃん:だから、狂堕狼もそういうのが出来るようにならないと、ここから先は厳しいかも

狂堕狼:いきなりすげー壁を感じるんだけど…

ハルちゃん:まぁ上級の壁はそう容易くはないって事でしょ

ハルちゃん:もっとも数が多いのは中級だけれど

ハルちゃん:そこから選別された精鋭がランカーとの間にひしめき合っている訳だから

狂堕狼:うへぇ…

ハルちゃん:ま、色々脅かしはしたけれど、今の狂堕狼ならそうそう大差で負ける事はないでしょ

ハルちゃん:だから気負わずに適当にやってきましょ

ハルちゃん:大会は来年三月だし…時間はまだまだある訳だしね

狂堕狼:…そうだな。そうするか


>>+2
ヒロインズとのどっち以外でネト麻やっててもおかしくなさそうな原作キャラ


































>>絹恵

SGGKK:よろしくおねがいします

狂堕狼:よろしくー

絹恵「(…なんやこの子…けったいな名前して…)」

絹恵「(中級とかならたまに見かけたけど…でも、こんな痛々しい子上級にはおらんかったのに…)」

絹恵「(レートは…うーん…上級に上がりたてって事か)」

絹恵「(てか成績見る限り…殆ど負けてへんやん…)」

絹恵「(…名前こそふざけとるけど…中身はガチって事やね…)」

絹恵「(…なんや、そういうのおねえちゃんみたいで燃えるやん…!)」

絹恵「(こっちも打倒阿知賀の合宿疲れで色々と鬱憤も溜まっとるし…)」

絹恵「(最初から全力でいかせてもらうで…!!)」



>>+2狂堕狼(雀力13)13
>>+3SGGKK(雀力9+スキル20)29
>>+4ハルちゃん(雀力18)18 ※ただし一位にはならない
>>+5モブ(雀力8)
※判定は一度きりです


































>>狂堕狼 79(66) → 特殊勝利確定

運命の2つ名発動

狂堕狼:ツモ。満貫です

絹恵「(うはー…やられたー…)」

絹恵「(オーラス…親番での満貫ツモ)」

絹恵「(折角トップやったのに…見事に2位転落やないの…)」ハァ

絹恵「(ぅー…悔しいな…)」

絹恵「(こんな名前の相手に捲られたのもそうやけど…)」

絹恵「(警戒せえへんかったらあかんって分かっとったのに負けた自分が情けなくて…悔しい)」

絹恵「(このままやったら…このままやったら終われへん…やんな)」

絹恵「(こんなモヤモヤした気持ちのまま終わりなんて出来ひんし…)」

絹恵「(…とりあえず…wis送って…と)」

















狂堕狼:えっと…お疲れ様です

SGGKK:お疲れ様ー最後、捲られちゃったなぁ

狂堕狼:えっと…すみません

SGGKK:あ、ええのええの。別に責めてる訳やなくて

SGGKK:もう見事なくらいにやられたからちょっと話してみたくて

狂堕狼:はは。光栄です

狂堕狼:あ、でも、俺そろそろ落ちなきゃいけないんで、フレンドコードの交換しませんか?

SGGKK:ええの?

狂堕狼:はい。俺も色々とSGGKKさんに聞きたい事ありますし

狂堕狼:ってか今回、勝てたのは運みたいなもんですし、俺上級に上がりたてなんで色々と教えて欲しいなって

絹恵「(へ…へー)」

絹恵「(…なんか名前のイメージと全然ちゃうな)」

絹恵「(こんな滅茶苦茶な名前つけとるんやったらてっきり俺様キャラやと思ってんけど…)」

絹恵「(寧ろ、腰低くてええ子な感じ?)」

絹恵「(…まぁ、フレンドコードの交換くらいやったらええかなー…うちももうちょっと色々話ししてみたいし)」

SGGKK:そっか。それじゃうちもええよー

狂堕狼:ありがとうございます!じゃあ、またwis下さいね!























【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
須賀京太郎の知力が1あがりました
愛宕絹恵をネト麻に誘えるようになりました
複数回誘うとなにか良い事があるかもしれません

























【高校二年 ―― 7月第四週】

京太郎「(はぁ…しかし、SGGKKさん強かったなぁ…)」

京太郎「(最後にギリギリ捲れたのは殆ど運みたいなもんだし)」

京太郎「(それまでは殆ど圧倒って感じだった)」

京太郎「(流石は上級…一筋縄ではいかないんだな)」

京太郎「(中級とはまったく格が違うってのは…この前ので良くわかった)」

京太郎「(と言っても…まだ俺はレジェンドの言う牌の偏りなんか意識出来ないし…)」

京太郎「(今は負ける事覚悟でガンガン打っていくしか無いな)」

京太郎「(幸いフレンドコードを交換してくれたSGGKKさんはすげー良い人で色々教えてくれたし)」

京太郎「(短い時間だったけど俺にとってとてもためになる時間だったと思う)」

京太郎「(ま…その分、早くまたネト麻したいけれども…)」

京太郎「(今は他にやる事あるし…SGGKKさんも忙しいみたいだから…またこんどだな)」



>>+2
末尾16 憧しずと勉強
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 雑用
末尾50 だが、絹ちゃんとネト麻である

































>>灼と気晴らし

京太郎「って事でさ、また新しい人と知り合えたんだけど」

灼「…へー」ムスッ

京太郎「…あれ?なんで拗ねてるんだ?」

灼「…折角会いに来てもらったと思ったら唐突に他の女の話をするんだから」

灼「おとなしく待ってた女の子が拗ねるのも当然…」

京太郎「いやいや…つかSGGKKさんが女って決まった訳じゃないだろ」

灼「…私には分かる」

京太郎「え?」

灼「…京太郎に他の女の匂いがする…」スッ

京太郎「あ、あの…灼さん?」

灼「…浮気者」ボソッ

京太郎「…ぅ…い、いや…あの…」

灼「……クスッ」

京太郎「…え?」

灼「…顔真っ青になって…可愛い…」ナデナデ

京太郎「ぬ…ぬがああ…!」









京太郎「そ、そういうのやめろよ…一瞬、背筋が冷たくなっただろ…」

灼「流石にそこまで嫉妬深くはないよ…」

灼「…と言うか、そんなに信じるなんて…普段、私の事どんな風に見てるの…?」

京太郎「…灼が演技派過ぎて騙されたって事にしといてくれ」

灼「…仕方ない。それで手を打ってあげる…けど」

京太郎「ん?」

灼「…あんまり頑張り過ぎないでね…?」

灼「皆が京太郎に期待してるのは確かだけど…でも、急ぐ必要はないんだから」

京太郎「あー…でも…αとβが…」

灼「…それでも…彼らが京太郎に無理して欲しいって言った?」

京太郎「…それは…」

灼「…そうやって人の為に頑張るのは否定しないけど」

灼「でも…それで頑張りすぎるのが京太郎の悪い癖だから…」

灼「…ちゃんと釘は差しとく…よ」クスッ

京太郎「…ごめんな。でもさ」

灼「…ん?」

京太郎「それはこっちのセリフだっての…!」ワシャワシャ

灼「わきゃっ…」












灼「もう…髪の毛…崩れちゃった…」ジトー

京太郎「いやー…悪い。なんかお前の髪型って崩れるような気がしなくてつい…」

灼「…私だって普通の女の子なんだからね…」ジロリ

京太郎「ごめんって。だからお詫びに…俺が整えてやるよ」

灼「え?」

京太郎「憧とかしずにもたまにやってるから意外と上手いんだぜ…ほら」スッ

灼「…ん…♪」

京太郎「どうだ?」

灼「…結構、良いかも…」

京太郎「お気に召してもらえて光栄でございまするですぞ」

灼「…あ、でも、許した訳じゃないから」キッパリ

京太郎「…はい。後でジュースでもなんでも奢らせて頂きます…」

























【System】
鷺森灼と気晴らしした事により来週の判定が自動的に大成功になります
最終更新:2014年01月29日 20:39