高校一年――12月クリスマス

【高校一年 ―― 12月第四週】

京太郎「(さて…もうちょっとでクリスマスか…)」

京太郎「(去年は…そうだな…)」

京太郎「(全員呼んでひどい目にあったんだっけ…)」

京太郎「(いや…まぁ、アレはそんな目に会うのも当然の仕打ちだったけどさ…うん)」

京太郎「(思い返せば、確かにアレは誤解させても仕方のない言葉だった)」

京太郎「(そりゃ普段、温厚な憧たちが怒るのも当然の話だな…)」

京太郎「(だが、今年の俺は違うぞ)」

京太郎「(去年の失敗を踏まえ、クリスマスには何もしない事にした…!)」

京太郎「(今年の俺はカピーと仲良く遊んで過ごすんだ…っと…)」ブルル

京太郎「(電話…?誰からだろう…)」

 


>>+2
末尾偶数:間違い電話だった
末尾奇数:レジェンドからだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>>間違い電話だった

京太郎「(…ったく…出てみたら間違い電話だったよ…)」

京太郎「(なんかこの前から地味に多いんだよなぁ…)」

京太郎「(でも、電話番号変えると料金かかるし…人に知らせるのも面倒な話だからなぁ…)」

京太郎「(ま、いっか。とりあえず大事なのは…今年のクリスマスはのんびりするって事だ)」

京太郎「(αβも今年はそれぞれの相手とイチャイチャしてるだろうし)」

京太郎「(そいつらをからかうネタでも考えながら…カピーと遊んで積みゲ崩して…)」ブルル

京太郎「(って今度はメールか)」

京太郎「(誰からだろう…?)」

 

 

>>+2
末尾16 憧しずから
末尾27 灼から
末尾38 玄から
末尾49 宥さんから
末尾50 やえさんから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>>憧しずから

京太郎「(あれ…?二人からメール…?)」

京太郎「(とりあえず先に来てたしずの方から開くか)」


From:高鴨穏乃
Subject:クリスマスって
暇かな?
予定ないなら一緒に遊ぼ


京太郎「(…クリスマスかー…のんびりする予定だったけど…)」

京太郎「(でも、別にそれは今じゃなくたって出来るしな)」

京太郎「(それにしず達と一緒なら何時もとそんなに変わらないだろうし)」

京太郎「(何より、折角、こうして誘ってくれてるのを断るのはなんとなく悪い)」

京太郎「(んじゃ…しずと一緒に遊ぶか)」

京太郎「(っと…その前に憧の方もちゃんと確認しとかないとな)」

京太郎「(またブッキングになったりしたら洒落にならないしっと…)」ピッ


From:新子憧
Subject:緊急!!!
京太郎ってクリスマス予定あるかしら?
あたしは予定ないけれど…もし、暇なら一緒に遊ばない?
特に何かやりたい事がある訳じゃないけど…適当にショッピングしながら街を歩いて雰囲気を味わってみたいの
きっとクリスマスシーズンは男の人も一杯で…京太郎がいないと外を出歩くなんて出来ないし…出来れば付き合って欲しいな
今ならしずもついてくるし、他の誰かと遊ぶよりもきっとお得よ

追伸:
しずと一緒にメールが来てると思うけど、こっちを先に返信してね


京太郎「(…んん…?)」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「(…今ならしずもついてくるって…どういう事だ?)」

京太郎「(上でしずからの誘いのメールが来てるんだけど…)」

京太郎「(…ってよく考えたらこれ同じ時間に来てるじゃないか)」

京太郎「(そんなの殆どありえないし…これ、こいつら一緒にいるな)」

京太郎「(んで追伸から察するに…どっちが先に返信されるのか賭けてるってところか)」

京太郎「(なるほどなるほど…確かにそういうのも面白いよな)」

京太郎「(どっちに応えても三人で遊ぶ事になるんなら、たまにはそういうのも良いかもしれない)」

京太郎「(…だけど、まぁ、俺がそれに乗ってやる理由もない訳で)」

京太郎「(寧ろ、どちらかと言えばそれをぶち壊しにしてやりたい訳で)」

京太郎「(だったら…俺がここでとる選択なんて…一つしかないよな)」

京太郎「(そう…!これが伝家の宝刀…!!同時送信だ…!!)」ピッ

京太郎「(ふふふ…今頃二人ともどんな顔してるだろ)」

京太郎「(やられたって顔してるだろうか、悔しがっているだろうか)」

京太郎「(その顔を見れないのはちょっとだけ残念だけど…まぁ…)」

ガララ

京太郎「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

憧「ちょっと…京太郎!」

京太郎「…あれ?憧?」

京太郎「(なんだ、しずの部屋にいたのか)」ヨイショ

京太郎「(やっぱり一緒にいたんだなってそれはともかく)」ガララ

京太郎「ん?どうかしたのか?」

穏乃「なんで同時送信するのー…?」

京太郎「いや、だってなー…」

京太郎「あんな文面じゃ明らかにどっちが先か賭けてるのか分かるし」

穏乃「でも、お陰でどっちが先にして貰うか決められないよ!」

京太郎「先?」

穏乃「うん…クリスマスのえっ 憧「ば…馬鹿っ!」 ひゃうぅ!」

京太郎「…え?」

憧「う、ううん。なんでもない。なんでもないから」アハハ

憧「でも…クリスマス覚悟しときなさいよ」

京太郎「え?」

憧「同時に返信なんてしたあんたが悪いんだから…ちゃんと最初から最後まで二人共相手してもらうからね」

京太郎「ん?あ…あぁ…よく分からないけど分かった」

穏乃「ぷあぁ…じゃあ…京ちゃんクリスマスたのしみにしててね!私達一杯頑張るから…!」

京太郎「お、おう」

 

 

 

 

 

 

 

【クリスマス当日】

京太郎「(さて…それでクリスマス当日な訳だけれど)」

京太郎「(あいつら遅いなー)」

京太郎「(普段は最低でも待ち合わせ時間の10分前にはついてるんだけど…)」

京太郎「(もうすぐ時間だぞ…)」

京太郎「(寝坊助なしずはともかく憧はしっかり起きるタイプだし…時間にもきっちりしてるんだけど)」

京太郎「(…やっぱり憧たちを迎えに行った方が良かったか…?)」

京太郎「(いや…でも…待ち合わせしたいって言って時間と場所を指定された訳だし…)」

京太郎「(とりあえず…後五分ほど…待ってみるかな)」

京太郎「(それでダメなら…連絡してみようって…アレは…)」

憧「き、京太郎…?」カァ

穏乃「ご、ごめん…お待たせ…」モジモジ

京太郎「いや、俺も今来たところだから大丈夫」

京太郎「…でも、お前ら…体調大丈夫なのか?」

京太郎「顔とか真っ赤で大変な事になってるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憧「う、ううん!何でもないから」

穏乃「うん…ち、ちょっと色々擦れてその…気持ち良いだけ」

京太郎「気持ち良い?」

憧「わわ!な、なんでもない!なんでもないったら!!」

京太郎「ん…?でも…本当変だぞ?」

京太郎「別にクリスマスって言っても特別な日じゃない訳だし」

京太郎「体調が悪いなら今日は帰って休んだ方が良いんじゃ…」

穏乃「…そんな事ないよ」

憧「うん…クリスマスは特別な日だから」

京太郎「だけど…」

憧「心配しなくても大丈夫。本当に体調が悪い訳じゃないの」

穏乃「うん…だって、私達今日の事凄い楽しみにしてたから…」

憧「あ…だ、だけど、歩くのは遅めでお願い…ね」カァ

穏乃「あんまり早くされると…お、おまたが凄い事になっちゃいそうだから…」モジモジ

京太郎「あ、あぁ…分かった」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「んじゃ、とりあえず適当に冷やかしにでも回るか」

憧「ん…っ♪そう…ね」ギュッ

穏乃「あ、京ちゃん、私、新しい靴とジャージがみたいな」ギュッ

京太郎「って言いながらいきなり両腕抱くなよな」

憧「京太郎は嫌?」

京太郎「…もう諦めたよ」

穏乃「えへへ…っ♪」ギュゥゥ

京太郎「ま、色々な視線はお前ら侍らしてる優越感に変えるとして…」

京太郎「とりあえずしずのジャージと運動靴から見ようか」

憧「そうね。あたしは特に何か欲しいものある訳じゃないし」

穏乃「うん!良いの見繕って欲しいな」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「んで、お前の新しい靴って登山靴で良いのか?」

穏乃「ううん。普段履いてるような運動靴かな」

京太郎「んじゃ…この辺か」

穏乃「わぁ…一杯あるね」

憧「ま、冬だしね。新しいモデルが結構出る時期でもあるし」

穏乃「うーん…どれにしようか悩んじゃうなー…」

京太郎「ま、お前は結構、靴を履きつぶすタイプだからな」

京太郎「多少、金が掛かっても良いのを選んだ方が良いと思うぞ」

穏乃「だよねー…うーん…」

憧「とりあえず試着出来るんだし気になる奴は片っ端から履いてみたらどう?」

穏乃「うん。そうしてみる」スッ

穏乃「うんしょうんしょっと…」ヌギヌギ

憧「あぁ…もう…立ったまま脱ぐなんてはしたないでしょ」

京太郎「ほら、椅子」

穏乃「えへへ…ありがとう」

 

 

 

 

 

 

穏乃「うーん…」

京太郎「どうだ?幾つか履いた訳だけど」

憧「決まった?」

穏乃「…うん。これが良いかなーってのはあるんだけど…」

憧「だけど?」

穏乃「予算よりも結構高い…」

憧「幾ら足りないの?」

穏乃「…これ買ったらジャージと後の食事代出せなくなるくらい…」

憧「かなりキツキツね…」

京太郎「ま、仕方ない。それなら俺が出してやるよ」

穏乃「え…?でも…」

京太郎「良いんだよ。一応、俺はバイトもしてるしな」

京太郎「それになんだかんだでインターハイの優勝記念に何もやってないし」

京太郎「クリスマスプレゼントと合わせて靴の一足くらい買ってやる」

穏乃「…本当に良いの?」

京太郎「あぁ。今更ダメなんて言わないっての」

穏乃「やった…!京ちゃん大好きっ♪」ダキッ

憧「ちょ…!あ、あんた今、スカートなんだからそんないきなり抱きついたら見えちゃうって…!」

穏乃「あ…っ」カァァ

京太郎「…ん?」

穏乃「う、ううん!な、なんでもない…なんでもないから…!」ススッ

京太郎「…の割にはスカートの裾大分気にしてないか?」

穏乃「そ、そそそそれは…あの…」

憧「あ、後のお楽しみ…お楽しみだからね!」

京太郎「…ん?」

 

 

 

 

 

 

京太郎「…で、憧は何が欲しいんだ?」

京太郎「しずに靴買ってやったし…憧にも何か一つくらい買ってやるぞ」

憧「そんなに気を遣わなくても良いわよ」

京太郎「でも、しずだけなんて不公平だろ」

憧「とは言われてもね。特に欲しいものなんて思いつかないし」

京太郎「別になんでも構わないぞ?」

憧「…なんでも?」

京太郎「あぁ。俺に出来る事ならなんでも」

憧「な…なんでも…」ゴクッ

京太郎「…あれ?憧…?」

憧「やっぱりここは婚姻届…う、ううん…子どもって言うべきかしら…」ブツブツ

穏乃「あ、憧…それは流石に早いと思うよ…?」クイクイ

憧「はっ…う、うん…そう…そうね…」

憧「んー…じゃあ…お昼奢ってくれたらそれで構わないわよ」

京太郎「そんなので良いのか?」

憧「うん。本当に今、お金で欲しいものはないの」

憧「…それ以外で欲しいものは結構多いんだけどね…」ギュッ

穏乃「えへへ…私も京ちゃんの一杯欲しいな」ギュッ

 

 

 

 

 

 

京太郎「…でさ」

憧「ん?」アーン

京太郎「……あーん」

憧「美味しい?」

京太郎「…おう。だけどな…」

穏乃「じゃあ、今度はこっちのクリームスパゲッティだよ。ほら、あーん」

京太郎「あ、あーん…」

穏乃「…美味しい?」

京太郎「あぁ。美味しいけど…」

憧「あ、こっちのミートドリアもそろそろ冷めてきたわよ、あーんして?」

京太郎「…いや、そのな…おかしくないか?」

憧「え?」

穏乃「ぅ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「いや…さっきからあーんって…」

憧「でも、最近、ずっとこんな感じだったでしょ」

京太郎「いや、そうだけど…そうだけどさ…」

穏乃「…京ちゃんは嫌?」

京太郎「嫌って言うか…視線がやばい」

憧「そんなの気にしなければ良いのよ。どうせ見てるだけなんだし」

穏乃「そうだよ。他の人の事なんて気にしないで…三人で楽しも?」

京太郎「いや…だからって完全に気にしないってのは無理だし…」

憧「もう…じゃあ、どうすれば良いの?」

京太郎「外でくらい一人で食べさせて下さい」

穏乃「ぇー…」

京太郎「えーじゃないっての…」

穏乃「だけど…私、プレゼント買ってもらったし…」

憧「私もここ奢って貰う訳だし…出資者にはご奉仕しとかないと…」

京太郎「俺の事を思うなら一人で食べさせてくれ…」

穏乃「ぅー…」

憧「…仕方ない。今回だけだからね」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「ついでに両脇から離れてくれると嬉しいんだけど…」

憧「それは駄目」

穏乃「うん。それは出来ないよ」

京太郎「…でも、流石に二人がけに三人並ぶのはきつくないか?」

穏乃「密着できて良い感じだと思うけど…」

京太郎「いや、だからこそ…ほら…な?」

憧「何?こんなに可愛い女の子にはさめて不満なの?」

京太郎「いや…不満って訳じゃないだけどさ…」

憧「ん?」

京太郎「…寧ろ…なんつーか…その…アレだ」

京太郎「…お前らなんか今日…色っぽいんだよ」

憧「え?」

京太郎「露出少ないはずなのに…こう顔は赤いし…吐息は漏らすし…」

京太郎「その上…何時も以上に着飾って…なんつーか可愛い…からさ」

穏乃「んん…っ♪」ブルッ

京太郎「だから…そんな風に密着されるとドキドキするって言うか…」

憧「ば…馬鹿ぁ…っ♪」ゾクゾクッ

京太郎「あぁ…そうだよな。馬鹿だよ」

京太郎「でも、そんな馬鹿な俺を止められそうにないからそろそろ離れて…」

憧「…そんな事聞かされて…離れる訳…ないでしょ」ギュッ

穏乃「…もっともっと…馬鹿になっても良いよ…?ううん…一緒に…馬鹿になっちゃおぉ…♪」スリスリ

 

 

 

 

 

京太郎「(それからの時間は半ば拷問のような時間だった)

京太郎「(俺の言葉で何か変なスイッチでも入ったのか)」

京太郎「(二人のスキンシップはより激しくなっていったんだから)」

京太郎「(両側から太ももやら胸やら首筋やら触られて)」

京太郎「(時には腕に手を回されて)」

京太郎「(痴女に誘惑されてるって言ってもおかしくないような熱烈っぷりだった)」

京太郎「(まぁ…あいつらに限ってそんな事はないと思うんだけどさ)」

京太郎「(多分、憧もしずも悪戯程度としか思っていないんだろう)」

京太郎「(何より…まぁ、酷く個人的な事を言えば…)」

京太郎「(される事事態はあまり嫌じゃなかった)」

京太郎「(勿論、恥ずかしいのは恥ずかしいし…視線は凄い気になったけど)」

京太郎「(でも…あいつらにそうやって迫られるのは悪い気分じゃなくて…)」

京太郎「(そうやって俺にデレデレの二人を見るのは内心…楽しくて…)」

京太郎「(結局、強く拒む事が出来なかった)」

京太郎「(ま、最後、店員に白い目で見られながら会計したけれど…)」

京太郎「(それがあまり気にならない程度には楽しい時間だったと思う)」

京太郎「(…まぁ、一部分が固くなって誤魔化すのに必死だった所為かもしれないけどさ)」

京太郎「(ただ…問題は…)」

 

 

 

 

 

憧「はぁ…ぁ♪」モジモジ

穏乃「ふ…ぅぅ…♪」ヨタヨタ

京太郎「…大丈夫か?二人共…」

京太郎「レストラン出てから…顔色さらに赤くなってるぞ」

憧「ん…大丈夫…ぅ♪」カァ

穏乃「う…ん…気にしない…で…」フルフル

京太郎「いや…気にしないでって言われてもな…」

京太郎「もう気にしないでいられるような状態じゃないって」

京太郎「さっきからろくに前へと進む事も出来てないし…」

京太郎「とりあえず今日は帰ろう。無理しても意味ないからさ」

穏乃「…あ…こぉ…♪」

憧「…うん…あたしもちょっとそろそろ限界…かも…♪」

憧「レストランでスキンシップし過ぎて…滑り良くなったから…もう…♥」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「…ん?滑り?」

穏乃「ね…それなら…京ちゃん…最後に行きたいところあるんだけど…♥」

京太郎「…それは今日じゃないとダメなのか?」

憧「うん…もう予約してあるから…ぁ…♥」

京太郎「マジか…でも、だからって無理に行かなくても…」

憧「大丈夫…ぅ…♪そこ…休憩出来るから…」

京太郎「…休憩?」

穏乃「ここからなら家に帰るよりも早いし…そっちに…」

京太郎「ん…分かった。でも、本当、無理するなよ」

憧「大丈夫…休憩すれば…すぐに楽になるから…ぁ♥」

穏乃「うん…すぐに何時も通りになるから…ね…♪」

京太郎「…ん?」

 

 

 

 

 

 

京太郎「(そんな二人に導かれるようにして…入ったところはなんかオシャレな建物だった)」

京太郎「(お城みたいなってほど着飾っている訳じゃないけれど、外観からは想像もつかないようなもので…)」

京太郎「(…俺がその建物の用途に気づいたのは…エントランスに入ってからだった)」

京太郎「(しかし、その頃にはもう二人は受付を手早く済ませて鍵を受け取り…俺が困惑している間に部屋へと入って…)」

京太郎「…なぁ」

憧「ん…ぅ…♪」クンクン

京太郎「…ここどう見てもさ…アレじゃね?」

穏乃「あれ…って…ぇ♥」スリスリ

京太郎「…ラブホじゃね?」

憧「違うわよ…こ、恋人とかがよく使う憩いのスペースってだけで…♥」

京太郎「それが一般的にはラブホって言うんじゃないかな!?」

穏乃「もぉ…♪京ちゃんは細かい事…気にし過ぎ…だよ…♥」チュッ

憧「そもそも…ここまでついてきた時点で…期待してるんでしょ…?」ナデナデ

京太郎「い、いいいいや…俺は…」

 

 

 

 

 

 

穏乃「ふふ…じゃあ…憧…♪」

憧「そうね…そろそろ…ぉ♥」ヌギヌギ

京太郎「ちょ…お、お前ら何をやって…!?」

穏乃「…京ちゃん…私たち…もう我慢出来ないの…♥」バッ

憧「ね…見て…ぇ♥」

京太郎「え…お…うぇっ…!?」

穏乃「クリスマスプレゼントは…ぁ♥」

憧「あたしたち…だよ…♥」

京太郎「い、いやいやいやいや…!お前らし、下着は…!?」カァァ

憧「ちゃんとリボン…つけてるじゃない…♪」

京太郎「そんなごく一部しか隠さないのは下着って言わない!」

京太郎「って言うかお前らこすれてるとか色々言ってたのって…!!」

穏乃「うん…このリボンの所為で…乳首とかクリちゃんとかが擦れちゃって…ぇ♥」

穏乃「歩く度に…凄い気持ち良かったの…ぉ♪」

京太郎「~~~っ!」

 

 

 

 

 

 

 

京太郎「そ…そんなものを俺に見せて…どうしろって言うんだ…」ゴクッ

憧「…言ったでしょ…クリスマスプレゼントはあたし達だって…♪」

穏乃「このリボン…解けるのは京ちゃんだけだよ…っ♥」

京太郎「お、俺は…そんなつもりなんて…」ハァハァ

穏乃「その割には…京ちゃんじっと見てる…よ…♥」

憧「ふふ…ケダモノの目…♪本当はあたしたちの事、今すぐに犯したいしたいんでしょ…♪」スリスリ

京太郎「う…あ、憧…ぉ」

憧「大丈夫よ…どうせ…終わったら忘れちゃうんだから…♥」チュッ

穏乃「今は一杯…気持ち良い事…楽しもうね…♥」ギュッ

京太郎「わ、忘れ…まさか…俺の記憶がたまに飛んでるのって…」

憧「大丈夫…ちゃんと全部録画してデータにしてるから…ね♥」

穏乃「今日は何時もよりおっきい画面で見ながらエッチ出来るね…♪楽しみ…ぃ♥」ペロッ

京太郎「」ブツン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【System】
新子憧の愛情度がLv15になりました
高鴨穏乃の愛情度がLv12になりました
三人は気兼ねなく朝まで色んなプレイを楽しんだようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終更新:2014年01月27日 22:22