高校一年――12月第一週~第三週

【高校一年 ―― 12月第一週】

京太郎「(…いやー…この前の合コン…途中までは良かったんだけどなー…)」

京太郎「(ポッキーゲーム以降…殆ど幹事らしい仕事が出来ていなかった)」

京太郎「(そんな事よりもお互い抱き合ってポッキーゲームするのに必死で…)」

京太郎「(いや…アレは最早、ポッキーゲームという名を借りた別の何かだけどさ…)」

京太郎「(ゲーム云々よりもキスするのに夢中になってたし…)」

京太郎「(手もいつの間にか背中じゃなくてお互いの顔に沿ってたし…)」

京太郎「(後でβに撮られてた動画見せてもらったらそれはもう酷い有様だったしな…)」

京太郎「(もうほかの事なんて目に入らない、完全に二人っきりの世界ですよーってな感じで)」

京太郎「(正直、下手な恋人なんかよりも色々と情熱的だったんじゃないかと思う)」

京太郎「(…でも、恋人…かぁ)」

京太郎「(やえさん…俺の事どう思ってるんだろうな)」

京太郎「(ああやってポッキーゲームするって事は…嫌われてはいないんだろうけど…)」

京太郎「(…それが異性としてのそれかって言うと…うーん…)」

京太郎「(…やっぱりやえさんにとって俺ってただの後輩なのかなぁ…)」


>>+2
末尾16 宥さんと散歩
末尾27 憧しずと勉強
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 雑用
末尾50 ネト麻



































>>憧しずと勉強

京太郎「よーす。二人とも勉強」

憧「……」ムスー

穏乃「…」ジィ

京太郎「…あ、あれ?どうかしたのか?」

憧「なんでもないわよ…この浮気者」ボソッ

穏乃「…あんなに好きって言ってくれたのに…」ゥー

京太郎「…え?俺…何かしたのか?」

憧「…別に…京太郎が悪い訳じゃないわよ」

憧「いや…悪いんだけど…悪く無いというか諦めてるというか…」

京太郎「え?」

穏乃「…京ちゃん」ギュッ

京太郎「…あれ?しず…?」

穏乃「京ちゃんは私と憧の側からいなくなったりしないよね…?」

京太郎「…当たり前だろ。何言ってるんだ」

京太郎「ずっと一緒だって言ってるだろ」ナデナデ

穏乃「ん…でも…」ギュッ

憧「…とりあえず勉強しましょ」

憧「元々、その為に集まったんだし…それ以外の事はその後で…ね」

穏乃「…うん。分かった…」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※知力7王子様3アダ名3で+13


































>>大成功

憧「よし。予定してたところまでは終わったわね」ゴゴゴ

京太郎「え、えっと…憧?凄い勢いで片付けたのは良いんだけど…その…しずが追いついてこれてるかどうか…」

穏乃「大丈夫だよ、私も頑張ったし…」

穏乃「それにダメだったらダメだったらでまた後で憧と一緒に復習するから。それより…」

憧「…この動画について教えてもらいましょうか?」スッ

京太郎「え゛っそ、それは…」

憧「…αから間違って送られて来たメッセージに添付されてたんだけど…」

憧「…これ小走先輩とキスしてるわよね?」

京太郎「い、いや…そ、その…」

穏乃「…京ちゃん…私達の事捨てちゃうの…?」ウルッ

京太郎「す、捨てない捨てない…!」

京太郎「というか、そもそもそれは罰ゲームでさせられたもので…」

憧「その割には随分と夢中になってるようだけど…?」

穏乃「…結局、ポッキーなくなるまで…ずっとやってたし…」シュン

京太郎「い、いいいいや…あの…その…」ダラダラ

















憧「別にね…あんたの気持ちなんて知ってるし…責めるつもりはないわよ」

京太郎「憧…?」

憧「…そもそもそういう酷い男に惚れたのはあたしたちの方なんだから…覚悟はしてるし」シュル

穏乃「…でも…でも…ね」

穏乃「やっぱり…こういうの見せられると…我慢…出来ない…よ」ジィ

京太郎「し、しず…!?憧も…なんで服脱いで…」

憧「あっちがポッキーゲームするなら…こっちはもっと過激な事しなきゃ割に合わないでしょ」スッ

京太郎「い、いや…か、過激な事ってお前…」

穏乃「大丈夫だよ、京ちゃんの気持ち良いところ…もうちゃんと分かってるから」

穏乃「小走さんよりももっともっと気持ち良く出来るはず…だし…」ズル

京太郎「ま、待て…!服を…服を脱がすな…!」

憧「良い、しず。あっちがポッキーゲームなら…こっちは大人のポッキーゲームで勝負よ」

穏乃「うん。京ちゃんのを二人で舐めて気持ち良くすれば良いんだよね」

京太郎「き、気持ち良くって…ま、まさか…」

憧「今日は会議であたしの家…親もいないし…」

穏乃「私ももう憧の家に泊まるって連絡したから」

憧「もう出ないってなるまで…絞りとってあげる…」

穏乃「…覚悟してね、京ちゃん」




あ、大成功ボーナス選んで下さい
>>+2
雀力バイト力雑用力から一つお選び下さい






















【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
その日の須賀京太郎は精根尽き果てるまで搾られ続けたようです






























【高校一年 ―― 12月第二週】

京太郎「(うーん…なんだろうな…)」

京太郎「(昨日から…なんか腰が重くて…疲労が残ってる感じ…)」

京太郎「(憧の家で勉強してる時にはたまにあったけど…こんなにも酷いのは初めてじゃないかなぁ…)」

京太郎「(なんか身体だけじゃなく…精神的にも色々と吸われているような気がする)」

京太郎「(その割には憧としずは元気一杯で…機嫌も良かったんだよな)」

京太郎「(なんか肌とか何時も以上にツヤツヤしていたような気がするし)」

京太郎「(朝とかも甲斐甲斐しく世話をしてくれていた)」

京太郎「(…ん?いや、そもそもなんで俺憧の家泊まったんだっけ…?)」

京太郎「(…なんで…朝帰りなんてする羽目になったんだろ…)」

京太郎「(勉強だけのつもりだったのに…うーん…)」

京太郎「(ま、また思い出せない……)」



>>+2
末尾16 宥さんと散歩
末尾27 しずと山へ
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 雑用
末尾50 ネト麻







































>>宥さんと散歩

宥「…そう言えば…」

京太郎「ん?」

宥「合コンどうだった…?」

京太郎「え?あー…その…」

宥「…楽しかった?」ビュォ

京太郎「あ、あぁ。うん…たのしかったよ」

宥「そう…そう…なんだ…」シュン

京太郎「あぁ…αもβも良い人見つかったみたいだし…これであいつらの彼女欲しいって愚痴も聞かなくて済みそうだ」

宥「…きょーくんは?」

京太郎「俺…?」

宥「良い人…いたの?」

京太郎「まぁ、俺には勿体無いくらい良い人はいたよ」

宥「…っ」ギュッ

京太郎「でも、まぁ…相手は俺の事後輩としか思ってないしさ」

京太郎「それに俺自身…今はそういうのあまり考えられないし」

宥「…え?」















京太郎「麻雀出来ないって問題も解決してないしさ」

京太郎「何より…俺の周りには姉さんを始め手のかかる寂しがり屋が一杯いるし」スッ

宥「あ…っ♪」

京太郎「だからそういうのは…当分なし」

京太郎「そういうのは姉さんたちを任せられる奴が出てきてくれてからの話かな」

宥「…じゃあ…きっと一生無理だね…」

京太郎「え?」

宥「だって…私、この手…離したくないもん…」ギュッ

宥「誰よりも私の事暖かくしてくれる優しい手…独り占め…したいから…」

京太郎「…姉さん?」

宥「…ふふ…♪ちゃんと…一生…面倒見てくれるんだよね?」

京太郎「あぁ…勿論。そのつもりだ」

宥「じゃあ…大丈夫…うん…大丈夫…だよね」

京太郎「何がだ?」

宥「ううん…なんでもない。それより…今日はあっちの方まで行こ…?」

京太郎「あっち…でも、結構遠くないか?」

宥「ううん…きょーくんと居れば…私は何時でも…あったかいから…」

宥「だから…遠くまでだって…大丈夫」

宥「きっと…何処だって行けるよ」ニコッ



















【Sysem】
松実宥の加護により来週の判定でアップする能力が二倍になります
松実宥は須賀京太郎の手を離すつもりはないようです


























【高校一年 ―― 12月第三週】

京太郎「(結局、宥さんは言っていた場所まで散歩しきった)」

京太郎「(ある意味ではそれは普通なんだろうけど…でも、去年の今頃から考えればありえない進歩だ)」

京太郎「(去年の宥さんならあの半分の距離だって寒がって動けなくなっていただろう)」

京太郎「(もしかしたら宥さんの寒がりは大分、改善されてきているのかもしれない)」

京太郎「(そう思うと…散歩に付き合っている甲斐があるな)」

京太郎「(これからも体質改善の為に…付き合ってやらないと)」


>>+2
末尾1 憧しずと勉強
末尾238 玄とアルバイト
末尾479 雑用
末尾560 ネト麻




































>>雑用

京太郎「(どうやら俺はこの前の合コンで皆に迷惑や心配をかけているらしい)」

京太郎「(なら、ここはその心配や迷惑に報いる為にも…雑用を頑張らないとな…!)」

京太郎「(特に今の時期は気温も下がって埃もたまりやすい)」

京太郎「(人の出入りが激しい分、汚れの蓄積も早いしな)」

京太郎「(ストーブも最近は宥さんの為に全開だし…掃除するべきところは沢山ある)」

京太郎「(だが…今の俺ならその全部を駆逐する事だって…不可能じゃない)」

京太郎「(行くぞ汚れども…埃の貯蓄は十分か…!)」クワッ


>>+2
末尾16 憧
末尾27 しず
末尾38 灼
末尾49 玄
末尾50 宥さん

































>>しず

穏乃「京ちゃん何やってるの?」

京太郎「おう、しずか。ちょっと自分を見つめなおす為に雑用をだな」

穏乃「見つめなおすって…?」

京太郎「あぁ。この前の件で色々と皆に迷惑掛けたみたいだからさ」

穏乃「んー…迷惑って訳じゃないと思うんだけど…」

京太郎「それでも何かしら思い悩ませたのは事実だろ。だから…さ」

京太郎「っと、そうだ。しず、これか?」

穏乃「…あ、私の牌譜…」

穏乃「…ってあれ?私、牌譜見たいって言ったっけ?」

京太郎「いや、言ってねぇよ」

京太郎「一番、最初に俺じゃなく牌譜の棚見てたみたいだからさ。そっちかなって」

穏乃「ほえー…」

京太郎「ん?」

穏乃「…京ちゃんって凄いよね」

京太郎「いや、俺なんてまだまだだよ」

京太郎「世の中には言われなくても準備していたり、呼ばれれば瞬間移動のように現れる人もいるらしいからな」

穏乃「なにそれこわい」

京太郎「ま、目指すいただきはまだまだ先って事だよ」

穏乃「んー…今のままでも十分だと思うけど…」

京太郎「はは。ありがとうな」

京太郎「でも、俺はもっとお前たちの役に立ちたいんだよ」

京太郎「だから…もっと頑張るしさ。期待してみててくれ」

穏乃「…ん。分かった。でも、無理はしないでね」



















【System】
須賀京太郎の雑用力が4あがりました
須賀京太郎の雀力が1あがりました
最終更新:2014年01月27日 22:17