高校一年――8月第四週+穏乃EX

【高校一年 ―― 8月第四週】

京太郎「(あー…疲れたぁ…)」

京太郎「(…ようやくだな…ようやく…帰ってこれた…)」

京太郎「(なんだか一週間くらいまるまるずっとインターハイやってた気がするぜ…)」

京太郎「(いや、実際は休みなのなんだの入れて二週間近くあったんだけど…と)」ドサッ

京太郎「(とりあえず…白糸台や清澄、そして姫松を破った阿知賀は一躍有名校になった)」

京太郎「(メディアでも決勝戦での無双っぷりは取り上げられて、インタビューの申し込みが結構来る)」

京太郎「(地元でも半ば英雄扱いで、優勝に湧き上がっている)」

京太郎「(皆、レジェンドの代の無念を忘れていなかったんだろう)」

京太郎「(その敵を討った俺達に「おめでとう」だけではなく「ありがとう」と言う人もいた)」

京太郎「(特に望さんを始め、レジェンドのチームメイトだった人たちには涙を流して喜んでくれて…)」

京太郎「(別のレジェンドの敵とかそれほど考えてた訳じゃないけれど)」

京太郎「(でも、皆で出した結果にそこまで喜んでくれたのは嬉しかった)」

京太郎「(…ま、とは言え…そうのんびりもしていられない)」

京太郎「(そろそろ学校も始まるし…宿題だって残ってるし…)」

京太郎「(まだ身体からインターハイ疲れは抜けきっていないけれど…少しは動いていかないとな)」

+2
末尾16 憧と宿題
末尾27 しずと宿題
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 玄とアルバイト
末尾50 ネト麻の時間だ!!


































憧と宿題

京太郎「って事で憧、一緒に宿題やらね?」

憧「って…あんたまだやってなかったの?」

京太郎「え…?まだって事は…」

憧「あたしはもうとっくの昔に終わらせたわよ」

京太郎「う、嘘だろ?夏休み中殆ど合宿漬けだったのに…」

憧「合宿の合間にちょこちょこやってたの」

憧「インターハイ終わったらすぐ学校だってのは分かってたしね」

京太郎「うへぇ…マジかよ…」

憧「ま、別に手伝うくらいなら構わないけど…」

京太郎「良いのか?」

憧「うん。だって、これまでずっと京太郎はあたしの事支えてくれてた訳だしね」

憧「今日も特に予定がある訳じゃないし…問題ないわよ」

京太郎「…じゃ、悪いけど頼めるか?」

京太郎「ちょっとこの量を一人でやるのは大変でさ…」

憧「了解。じゃあ…」



+2
00~50 成功
51~99 大成功
※知力6王子様3で+9されます


































大成功

京太郎「…でさ」

憧「ん?」

京太郎「毎回思うんだけど俺の膝の上に座る意味ってあるのか?」

憧「あ、あるわよ…」

京太郎「本当に?」

憧「う、うん。な、何?疑ってるの?」

京太郎「いや、疑ってるって訳じゃないんだけど…」

憧「ま、前も言ったけれど…あたしはこれが一番、頭が冴えるの」

憧「それに…別に今回が初めてじゃないんだし…今更でしょ?」

憧「今までもこうして勉強してきた訳だし…少しくらい役得頂戴よ」

京太郎「憧が良いんだったら特に異論はないけどさ…」

京太郎「でも、勉強やってるならともかく宿題の答え合わせみたいなもんだし」

京太郎「わざわざそうやって頭をさえさせる必要なくはないか?」

京太郎「俺の腕の中とか窮屈だろうし」

憧「別に…あ、あたしは大丈夫よ」

憧「それに…あんたこの前しずにだってこうしてたでしょ?」

京太郎「いや…まぁ、そうだけど…」

憧「…なのにあたしとはこうやって出来ないの?」ジィ

京太郎「いや、そりゃしずとお前は体格も違うし…」

憧「…あたし、重い?」シュン

京太郎「んな訳ないだろ。お前はかなり軽い方だよ」

憧「…今、誰と比べたの?」

京太郎「あ…いや…その…」








憧「…はぁ」

京太郎「…わ、悪い…その…」

憧「…違うの。京太郎は悪く無いから」

憧「この程度でも嫉妬する自分に自己嫌悪してるだけ」

京太郎「…嫉妬?」

憧「…うん。ま…あたしはあんたにとって…ただの幼馴染だってのは分かってるんだけど…」

憧「でも…やっぱり…ね」

京太郎「…憧?」

憧「…あの…さ」

憧「インターハイの時の約束…覚えてる?」

京太郎「あぁ。優勝したら言いたい事あるって奴か」

憧「…うん」

京太郎「でも、今で良いのか?結構、大事な話なんだろ?」

憧「そうだけど…でも、このままだと…やっぱりね」

憧「あたし…ドンドンダメになっていっちゃうから…」

憧「…目的は果たしたし…出来るだけ早く…京太郎に聞いて欲しい」

京太郎「…おう。分かった。それじゃ…」

憧「…ううん。このままで良い」

憧「…このままで良いから…ギュって…して」

京太郎「…うん。わかった」ギュッ









憧「それで…えっと…ね」

憧「…あたしと京太郎の付き合いも…かなり長い…よね」

京太郎「そうだな…最初に会ってから…もう六年か」

京太郎「人生の半分近く一緒だったと思えば…かなりのもんだよな」

憧「うん。ずっと…一緒だった…よね」

憧「あたしにとって一番近い人はずっと京太郎だったけれど…京太郎は…?」

京太郎「あぁ。俺にとってもそうだぞ。そうじゃなきゃ今日ここにいないって」

憧「えへ…そ…っか。そう…なんだ。嬉しいな」

憧「…でも、多分、それは一緒の意味じゃないんだよね」

京太郎「…え?」

憧「あたしにとって一番って言うのは…そういうんじゃないの」

憧「あたしの文字通りの意味で…京太郎はあたしにとっての一番なんだから」

憧「…他のどんなものよりも…大事で…優先したい…本当の宝物」

憧「…京太郎の為なら…あたし…なんだって出来る」

京太郎「…憧?」










憧「でも…京太郎にとっては…そうじゃないよね」

京太郎「そんな事ねぇよ。俺だって…」

憧「…じゃあ、あたしの為にしずを捨てられる?」

京太郎「え?」

憧「…あたしだけを見てって言ったら…京太郎はそれをしてくれる?」

京太郎「…それは…」

憧「…出来ないよね。大丈夫。分かってる」

憧「それが京太郎の優しさで…残酷さなんだから」

京太郎「…ごめん」

憧「…良いよ。謝らなくても」

憧「責めてる…訳じゃないの。ただ…一つだけ…絶対に京太郎に知ってて欲しい事があるから」

京太郎「俺に?」

憧「…うん」

憧「あたし…京太郎といると…とても楽しい」

憧「どんな事でも…京太郎とするだけで幸せになれる」

憧「辛い事だってきっと…なんでも乗り越えられる」

憧「ううん…それ以前に…辛い時は何時も京太郎が…助けてくれたよね…」スッ

京太郎「…憧…」

憧「…だから…ね」

憧「あたし…もう我慢出来ないの」

憧「例え…通じなくたって良い」

憧「なかった事にされても…良いの」

憧「…この想い…もう抑えきれないから…だから…」スッ

京太郎「あ…こ…」ギュッ

憧「あたしは…京太郎のことが世界で誰よりも……………」





























穏乃「憧ーっ!京ちゃん!!宿題教え……て……」



































憧「あ…」

京太郎「え…」

穏乃「ぅ…あ…」

穏乃「…ご、ご…ごめん…わ、私…!」

穏乃「京ちゃんの家に行ったら…京ちゃんが憧のところに行ったって聞いて…」

憧「しず」

穏乃「じ、邪魔するつもりなんてなくて…ほ、本当に何も知らなかったの…」

憧「…邪魔するつもりがないなら…出て行って」

穏乃「ぅ…っ」ジワッ

京太郎「あ、憧…何もそんな言い方しなくたって…」

憧「…っ…!」グッ

憧「なんで…しずを庇うの…?」

京太郎「いや…別に庇ってる訳じゃ…」

憧「あたしにとって…今のは…自分の全部を賭ける告白だったのに…」ポロッ

憧「…それを邪魔したしずをどうして庇うの…?」ポロポロ

京太郎「だからって…あんな言い方しなくても…」

穏乃「…ずる…いよ」

京太郎「…え?」










穏乃「憧だって…憧だって何時も…邪魔してる癖に…!」

憧「邪魔なんて…」

穏乃「じゃあ、どうして私が京ちゃんと一緒にいるときに間に入って来るの…!?」

穏乃「麻雀教えてもらっている時だって…ベタベタして…!」

憧「そ、それを言ったら…しずだって同じでしょ!」

穏乃「だって、ずるいもん…!憧ばっかり…京ちゃんと一緒で…!」

穏乃「ようやく高校で一緒になれた私の前で…独り占めするなんて…」

穏乃「そんなの…我慢出来るはずないじゃん…!」

憧「だったら…被害者面しないでよ…!」

憧「我慢してるのはしずだけじゃないんだから…!」

穏乃「そんなの分かってる…分かってるもん!」

穏乃「でも…でも…」






















穏乃「私だって…京ちゃんの事大好きなんだから…っ!」

憧「…っ!!」





























穏乃「…憧だけじゃないもん…!私も…大好きだもん…」ヒクッ

穏乃「嫌な子になっても…側に…いたいくらい好きなんだもん…」グジグジ

憧「…卑怯よ…そんな…」

穏乃「分かってる…こんな…最低…だって…」

穏乃「でも…私だって…憧と同じ…なんだよ」

穏乃「幼馴染でずっと一緒で…京ちゃんの事…一杯、好きになって…」

穏乃「嫌な子になっちゃうのは…憧だけじゃ…ないの」ポロポロ

憧「……しず」

京太郎「あー…えっと…」

京太郎「(…俺は何をやってるんだ…?)」

京太郎「(二人がこんなに傷つけあって…泣いてるんだぞ)」

京太郎「(その原因は俺なんだ…だから…俺が何とかしてやらなきゃいけないはずなのに…)」

京太郎「(…なんでだ…!なんで…分からない…!?)」

京太郎「(原因が俺にあるって事は分かるのに…俺が何をやって二人をこうして追い詰めたのかが…まったく理解出来ない…)」

京太郎「(重要そうな言葉が全部…頭の奥から抜けだして…耳から抜けていって…)」

京太郎「(…こんな状況でも…ろくにどうして良いかどころか…理由すら分からないままだなんて…)」














穏乃「…私…帰…る」

穏乃「…邪魔して…ごめ…んなさい」ヒクッ

憧「しず…あたし…」

穏乃「…ごめ…ん…ごめん…ね…」

京太郎「…っ!」

京太郎「(ダメだ…)」

京太郎「(ここで…しずを行かせちゃいけない…)」

京太郎「(こいつは…意外と一人で貯めこむタイプなんだから…!)」

京太郎「(ここで一人で帰したらきっと自分で自分の事を傷つける…!)」

京太郎「(そんな事…させられるかよ…)」

京太郎「(そんな事になったら…憧にもしずにも…お互いを傷つけ合ったって結果しか残らない…)」

京太郎「(それになんとも思わないほどこいつらは独善的じゃないんだ…)」

京太郎「(本当はすげー優しくて…まるで姉妹みたいに仲が良い奴らを…)」

京太郎「(俺のせいで…疎遠にして良いはずがないだろうが…!)」

京太郎「(分からないなら分からないなりに…今は…!)」

京太郎「…しず、待ってくれ」

憧「っ!」ビクッ















京太郎「俺は…」

憧「…ダメ…言わないで…」ギュッ

京太郎「憧…どいてくれ」

憧「今は…今はあたしだけを…見て」

憧「あたしが…なんでもしてあげるから」

憧「エッチな事でも…なんでも…受け入れるから」

憧「しずの分まで尽くして…京太郎に辛い想いなんて何一つさせないって約束…するから…」

京太郎「でも…俺は…!」

憧「…あたしも…好きなの!」

京太郎「…え?」

憧「京太郎の事…世界で誰よりも愛してる…!」

憧「その気持ちは絶対に…しずにも誰にもまけたりなんかしない…!」

憧「だから…今はしずじゃなくて…あたしを見て…」ヒクッ

憧「あたしには…京太郎だけなの…」

憧「京太郎だけしか…こうやって…心も身体も許せる人がいないから…」

憧「他の人は…怖くて…仕方ないから…だから…あたしだけを…見て…」ギュッ










京太郎「…俺は…」

京太郎「(…俺でも…分かる)」

京太郎「(憧もしずも…俺に何かを期待してくれている)」

京太郎「(俺に…何かしらの答えを出す事を…期待してくれているんだ)」

京太郎「(…でも、それはどっちかを選ぶもので…)」

京太郎「(そしてその代わり・・・選ばれなかった方を傷つけるものなんだろう)」

京太郎「(下手をしたら…二人は永遠に元のような関係に戻れないかもしれない)」

京太郎「(…そんな答えを…二人は俺に迫っている)」

京太郎「(…なら…俺の答えは…一つだ)」

京太郎「俺は…」




↓10までにゾロ目出したら良い事あるかもな!!!!


































出ちゃいました…

京太郎「…こう…する…!」ガタッ

憧「きゃっ…!」

京太郎「んで…しず…!」

穏乃「ふぇ…あ…っ!」ギュッ

京太郎「ふぅ…人間…やる気になれば…どうにか出来るもんだな…」

憧「や…やりすぎ…よ」

憧「あたし抱えて無理矢理、立ち上がった挙句…しずの腕捕まえるなんて…」

京太郎「…ばーか。少しは無理しないとダメに決まってるだろうが」

京太郎「…お前らもそれくらいの覚悟で俺に告白してくれたんだろ」

憧「それは…」

穏乃「う…ん…」

京太郎「…だったら俺もそれに応えないと…さ」

京太郎「それに…自分たちだけ言って…答えを聞かないなんて卑怯だろ」

憧「…答え?」

京太郎「…あぁ。二人とも…俺の事…好きなんだよな」

穏乃「え…京ちゃん…」

京太郎「…大丈夫。分かってる」

京太郎「ま…ぁそれも何時までもつか…分からないけどさ…」

憧「え…」

京太郎「…悪い…すげー頭痛い…」

京太郎「頭の中、割れそうになって…俺…」グッ

憧「き…京太郎…!?」

穏乃「京ちゃん…!?」












京太郎「…大丈夫…だ」

京太郎「こんな痛みなんかに…負けてたまるか」

京太郎「じゃないとお前らが…泣くまで頑張った意味もないからな」

京太郎「だけど…」

憧「も…もう無理しなくて良いから…!」

穏乃「顔色…真っ白だよ…!」

憧「とにかく…ベッドに…しず…!」

穏乃「う…うん…!京ちゃん…もう良いから…こっちに…」

京太郎「だけど…俺…二人に…言わなきゃ…いけない事…が」ハァ

憧「そういうの良いから…!もう忘れなさい…!」

穏乃「そうだよ…私たち京ちゃんにそういう風に…なって欲しかった訳じゃ…」

京太郎「…俺だって…同じだ…」

京太郎「お前たちに…そうやって喧嘩させたり…したくなかった…」

京太郎「だから…俺はこれから…すげー最低な事を言うぞ…」

京太郎「幻滅されても…仕方ないような…馬鹿な事…口にするからな…!」

京太郎「俺は…俺は…」

京太郎「…お前ら二人が…好きだ」

憧「…え?」

穏乃「…ぅ…嘘…」
















京太郎「…嘘じゃねぇ…よ」

京太郎「つか…こんな綺麗で可愛い奴らが…四六時中一緒なんだって…の…」

京太郎「…二人共スキンシップ激しいし…異性として意識してない訳…ないだろ」

憧「で、でも…そんな素振り一度も…」

京太郎「…恥ずかしかったってのと…そういうの出したら嫌われるってそう思って…たんだよ」

京太郎「硬派気取るのが…男らしいって…そう思うような年頃だから…さ」グッ

憧「き…京太郎…?」

京太郎「…んで……正直な事を言うと…だ」

京太郎「お前たち…だけじゃない」

穏乃「…え?」

京太郎「俺は…灼や玄や宥さんや…やえさんまで…そういう目で見てる」

憧「…っ!」

京太郎「…だから…俺は…そういう…最低な奴なんだ」

京太郎「格好つけて…取り繕ってるだけで…仲間だとか友達だとか言いながら…」

京太郎「そういう目で見てる…ゲスな奴なんだよ…」

京太郎「だから…俺なんかの為に喧嘩なんてすんな…」

京太郎「俺は…俺はそんな価値があるような奴じゃないんだ…」















京太郎「好きな相手一人に絞れないような…奴にお前らが傷つけあう必要なんて…」

憧「……あるよ」

京太郎「え…?」

憧「こんなに…顔色真っ白になるまで頑張って…答えを出してくれてるんだもの…」

穏乃「うん…京ちゃんがこんな苦しんでいるのは…私達の為…なんだよね」

京太郎「だけど…俺は…お前らにちゃんと答えも…」

穏乃「…構わないよ」

京太郎「…何…を…?」

憧「うん…あんたがこんなにならなきゃいけないなら…苦しまなきゃいけないなら…あたしは誰かと一緒で…良い」

穏乃「私も…京ちゃんが好きな人の…一人で良いよ」ギュッ

京太郎「馬鹿な…事を言うな…俺は…」

憧「…うん。答えとしては…最低だよね」

穏乃「…皆が好きだなんて…京ちゃん本当に酷いよ」

憧「でも…京太郎がそう言うなら…それで良いってくらい…あたしは京太郎の事が好き」

憧「…ううん、もう…虜になってるの」シュル

穏乃「あ…憧…」

憧「…でも、独占欲は嫉妬は…やっぱりあるから…ね」スッ

京太郎「あ、憧…した…ぎ…」

憧「…何よ。あたしの裸なんて…小学校の頃に見てるでしょ」カァァ

穏乃「え…なにそれずっこい…」

憧「ふふ…しずにはないんだ。じゃあ…一歩リードってところかしら」クスッ

穏乃「う…だ、だけど…京ちゃんの最初のキスは私のだもん…」

憧「人工呼吸はノーカンでしょ、ノーカン」

穏乃「ぅ…じ…じゃあ…!」ガバッ

京太郎「ぬあ…!」












穏乃「わ、私も…する…!」カァァ

京太郎「お…お前…ブラ…」

穏乃「…え?だって…私おっぱい小さいし…つけても意味ないかなって」

憧「発育にもよくないからスポブラくらいつけなさいとは言ってるんだけどね」

穏乃「だってあれ締め付けられて嫌な感じなんだもん…」

憧「そういうのは乳腺を発達させるのよ」

京太郎「って言うか…お前ら何…を…」

憧「…決まってるでしょ」

穏乃「京ちゃんが私達の事をもっと好きになれるように…」

憧「宥姉たちの事なんか気にならないくらい…あたしたちの虜にしてあげるの」

京太郎「お前ら…それ…意味…分かって…」

穏乃「わ、分かってる…よ」カァァ

穏乃「それがどういう事なのか…くらい…保健で…習った…もん」モジモジ

憧「それに…京太郎もあたしたちの事好きなんでしょ?」

京太郎「それは…で…も…」

憧「それが何人かの中の一人でも良いの」

憧「京太郎があたしの事好きだって言ってくれるなら…あたしが身を捧げるのには…それで十分」

憧「…それにね…女の子って意外とエッチ…なんだよ」スッ

京太郎「あ…こ…」

憧「ほら…見て…もうあたしの乳首…勃ってる…♪」

憧「…京太郎に好きって言われてから…もう身体…興奮しちゃってるの…♥」

穏乃「わぁ…凄い…ビンビン…」

憧「穏乃のだって…ほら」スッ

穏乃「わきゅっ♪」

憧「…もう摘めるくらい…ぷっくりしちゃって…」

京太郎「な…あ…」

穏乃「あ…京ちゃんのも…大きくなってる…」

憧「そりゃそうでしょ…ここまでやってるんだから大きくなって貰わないと」

穏乃「…あの…憧、あたし…」

憧「分かってる。ちゃんと教えてあげるから…一緒にやりましょ」

穏乃「…うんっ♪」











京太郎「おま…えら…」

憧「…大丈夫。すぐその辛いの以上に…気持ち良くしてあげるから…」

穏乃「うん。皆で一杯…気持ち良くなろーね」

京太郎「やめ…こんな事で…」

憧「もう。いい加減、覚悟決めなさいよ」

憧「こっちはもうあんたに何もかもをあげられるって宣言してるんだから」

憧「…その中に独占欲が入っただけで別に何かしら変化してないの」

穏乃「私も…そうだよ」

穏乃「京ちゃんの事好きだけど…本当は独り占めしたいけど」

穏乃「でも…一緒にいられなくなるのは…もっと嫌だから」

穏乃「…だから、私の初めて…全部あげるね」

穏乃「京ちゃんが…あたしの事好きになってくれるように」

穏乃「ずっとずっと三人で…一緒にいられるように…」

京太郎「あ…あぁ…あぁぁぁぁ…っ」







京太郎「…ん…」

京太郎「(なん…だ…頭…痛い…)」

京太郎「(ここ…何処だ…?って…憧の部屋か)」

京太郎「(…つか、俺…さっきまで何やってたんだっけ…?)」

京太郎「(憧と宿題して…しずが来て…そっから…)」

京太郎「(…あれ?完全に記憶飛んでるや…)」

京太郎「(…何か凄い辛かったような気持ち良かったような気がしたんだけど…)」


ガチャ


憧「あ、起きてる」

穏乃「おはよー」

京太郎「…あれ?お前ら…なんでパジャマなんだ…?」

京太郎「それに…風呂入ってたのか?」

憧「あー…やっぱりリセットされちゃったんだ…」

穏乃「…分かってたけど…ちょっと残念かな」

京太郎「え?」

憧「なんでもなーい…ま、記憶飛んでくれた方が有難いっちゃ有難いけどね…」

穏乃「…途中から京ちゃん凄かったもんね…憧の声もやばかったけど」

憧「う…そ、それはしずも同じでしょ、あんなケダモノみたいによがって…」

穏乃「だって…京ちゃんの気持ち良いところゴリゴリ削ってくるんだもん…」

京太郎「え…?いや…な、何の話…?」















憧「別に…京太郎には分からない話」スッ

穏乃「うん…分からなくても仕方ない話…かな」ギュッ

京太郎「え…いや…まったく意味が分からないんだけど…」

京太郎「てか、なんでお前ら両腕捕まえて…」

憧「そんなのあんたが他の女の子に手を出さない為に決まってるでしょ」

穏乃「そうそう。京ちゃんの両手は憧と私で埋まってるの」ニヘラッ

京太郎「え…えー…?」

憧「…でも…やっぱり完全になかった事になるのは腹立つしさ…」

憧「…必ずあんたのその状態…治してあげるから」

京太郎「状態…?えっと…記憶が飛んでる事か?」

穏乃「うーん…その原因と言うか…なんというか…私も実はよく分かってないんだけれどね」

穏乃「でも…もう二度とあんな風に京ちゃんが苦しんでいるのを見るのは嫌だから…」

穏乃「私…馬鹿だけど…一生懸命頑張るよ」

穏乃「京ちゃんがもうあんな風にならなくても良いように…頑張るからね」チュッ

京太郎「え…?」

憧「あ、ずるーい…」

穏乃「えへへ…早いもの勝ちって言ったのは憧の方でしょ?」

憧「ぅ…じゃあ…あたしも…」チュッ

京太郎「え…えぇぇ!?」

憧「ふふ…やっぱり京太郎とのキスって良いね…」

京太郎「い、いや…あの…二人共…?」

憧「…ま、あたしたち…こんなになるまで虜にしちゃったんだから…覚悟してよね♥」

穏乃「絶対に…絶対に…京ちゃんの事離さないから♥」





+2
雀力バイト力雑用力から一つお選び下さい























【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
須賀京太郎は全てを忘れましたが、新子憧や高鴨穏乃を見ると何故か興奮しやすくなったようです
最終更新:2014年01月27日 21:41