高校一年――5月EX

【高校一年 ―― 5月EX】

京太郎「んんっ…くぅぅ…」ノビー

京太郎「(はぁ…今日は大変だったな…)」

京太郎「(まさか飛び込みであんなに客が来るなんて…)」

京太郎「(もう三年近くバイトしてるけどあんなに滅茶苦茶なのは今までなかったぞ…ったく…)」

京太郎「(お陰であがる時間こんなに伸びちゃったし…)」

京太郎「(流石にちょっと疲れたなぁ…)」

京太郎「(今すぐ帰って寝たいけど…)」スンスン

京太郎「(流石にちょっと汗臭い…)」

京太郎「(仕方ないな…もう日付も変わりそうな時間だけど…)」

京太郎「(温泉だけは入らせてもらうか…)」

京太郎「(一応、従業員も入って良いって事になってるしな)」

京太郎「(ま、普段、あんまり使わせて貰ったりしないんだけど…)」

京太郎「(バイトあがりとか大抵、腹減ってるし…風呂よりも飯って気分だしな)」

京太郎「(ただ…今はそれよりもこの汗をとっとと流せる風呂に入りたい)」フラフラ

京太郎「(あれ…でも…何かすげー大事な事を忘れてるような気が…)」

京太郎「(ま…思い出せないって事はきっと思い込みで大したもんじゃないんだろ)」

京太郎「(それに目の前に男湯ののれんが見えてるのに止まるなんて出来ない)」

京太郎「(とにかく男湯にのりこめー)」





【松実館 ―― 男湯】

京太郎「うう゛ぁぁぁ……」

京太郎「(あー…やっぱ温泉って良いよなぁ…)」

京太郎「(熱がじっとり染みこんできて…くぅぅ…)」

京太郎「(身体の中の乳酸がじわじわ溶けて、気持ち良さになっていく感覚…)」

京太郎「(これだよ…これが温泉の醍醐味だよなぁ…)」フゥ

京太郎「(特に松実館のはこの温泉目当てでリピーターになる人も結構いるくらいだし…)」

京太郎「(湯質はリピーターの数が保証しているみたいなもんだ)」

京太郎「(露天で見える景色の良さもかなりのもんだし…こりゃ何度も来たいってのも頷けるな)」

京太郎「(…それなのに…なんで人いないんだろうな…)」

京太郎「(もう日付が変わる頃だと言っても、今日は結構、お客さん多かったのに)」

京太郎「(一人か二人くらいはいるもんだと思ってたんだけど…うーん…)」

京太郎「(ま、いっか。それよりもこの温泉を独り占め出来る事を喜ぼ…)」

京太郎「(…あー…やばい。気持ち良すぎてちょっと眠くなってきた)」

京太郎「(でも、今寝たら完全にのぼせるよなぁ…)」

京太郎「(だけど…ここから出たくないし…うーん)」

京太郎「(…とりあえず身体も温まったし足だけ浸かっとくか)」

京太郎「(んで身体は出して…うん。これで良し)」

京太郎「(うん。これでも十分あったかいし…身体が冷めたら眠気も引くだろ)」

京太郎「(そんでもっかい浸かって…それから上がろうか…)」






カララ

京太郎「(お、お客さんか)」

京太郎「(と言っても、俺はここで挨拶するような真似はしない)」

京太郎「(そもそも俺は従業員で、相手は客なんだからさ)」

京太郎「(あんまり馴れ馴れしい真似をしたら後で会った時に気まずいし)」

京太郎「(寧ろ、ここは見つからないように岩陰に移動するのが一番だな…)」ザブザブ

「はぅぅ…」

京太郎「(ん…?アレ…?)」

京太郎「(なんか随分と可愛らしい声だな…)」

京太郎「(子どもか…?いや、でもさっき曇りガラス越しにちらっと見えたシルエットは結構、大きかったような…)」

「寒いぃぃ…」

京太郎「(って…もう6月前だぞ…)」

京太郎「(幾ら夜って言っても…そんなに寒いか?)」

京太郎「(寧ろ、最近は少しずつ寝苦しくなってきてるくらいなんだけど…)」

「はぅぅ…あったかぁい…♪」

京太郎「……」

京太郎「(あ…あれ…?おかしいな…近くで聞くと…なんだか聞き覚えのある声の気がするぞ…)」

京太郎「(そう言えば…さっきも寒いって言ってた…よな…)」

京太郎「(い、いやいやいや…でも、ないって…そんなのないって)」

京太郎「(ここ男湯だから…そんなにありえないってば…)」











京太郎「(よ、よし…とりあえず…ち、ちらっとだけ確認しよう)」

京太郎「(べ、別にやましい気持ちじゃなくって…そ、そう確認…確認だから…)」

京太郎「(相手が宥さんな訳ないけど…もし、宥さんだったら大惨事だし…)」

京太郎「(そう…一瞬…一瞬だけ…)」

宥「はわぁ…」プルーン

京太郎「(…わぁ、おっきいおもち…)」

京太郎「(って現実逃避してる場合じゃねぇ!?)」

京太郎「(大惨事中の大惨事じゃねぇか!!)」

京太郎「(やばい…こ、これどうする…!!)」

京太郎「(奥の方に引っ込んじまったから…出ようとすると確実に宥さんに出会う…)」

京太郎「(そうなったら社会的に終わり確定だぞ…)」

京太郎「(宥さんや玄に嫌われ…麻雀部の皆に後ろ指指されて…)」

京太郎「(…やばい。想像しただけで…心の中が重くなってきた…)」

京太郎「(死ぬ…そんな事になったら社会的以前に精神的に死ぬ…)」

京太郎「(とりあえず息を潜めて…宥さんが出て行くまで待つしかない…)」









玄「おねーちゃんおまたせー」

宥「あ、玄ちゃん」

京太郎「(え…ちょ…な、なんで玄まで!?)」

玄「ごめんね。女湯の人が入ったばかりで出てもらうのにちょっと時間掛かって」

京太郎「(出てもらう……?あ…そ、そう言えば)」

玄「でも、ちょうど0時になった時には暖簾変えられたし大丈夫だよね!」

京太郎「(そうだよ…うち…0時に男湯女湯逆転するんじゃねぇか!!)」

京太郎「(くそ…何時もならちゃんと覚えてたのに…疲れて完全に頭の中から飛んでた…!)」

京太郎「(つか、15分前に立入禁止札出して男に入浴チェックしてもらうはずなのに…)」

京太郎「(男湯チェックの奴サボりやがったな…!)」

京太郎「(くそ…誰か知らないが…後で覚えてろよ…)」

京太郎「(って今はサボった奴の事責めてる場合じゃない…)」

京太郎「(つまり…暖簾変えしたって事は今からこっちに女性客が入ってくるって事で…)」

「キャーひろーい」

「景色も素敵…」

「あ、女将さんたちだ。こんばんはー」

京太郎「(…どうしよう…)」










玄「あ、こんばんは。そっちの人はさっき申し訳ありませんでした」

「良いよ良いよ。こっちこそ完全に変更忘れててごめんね」

玄「いえいえ。あ、こっちどうぞ」

「わぁ、ありがとう。あったかい~」

「良い温泉だねー」

玄「ふふ、ありがとうございます。昔からずっと自慢の温泉ですから」ニコッ

「そう言えば女将さんっていくつ?」

玄「あ、高校二年生です」

「わっかーい…お肌もスベスベな訳だ」

玄「あ、これは若さよりも温泉の効能のお陰ですよ」

「はは。セールス上手なんだ」

玄「えぇ。一応、これでも女将ですから」クスッ

宥「あ、あの…く、玄ちゃん…」

玄「あ、うん。大丈夫だよ」

宥「あ、ありがとう…。そ、それじゃ…」ジャブジャブ

京太郎「(や…やばい…宥さんが岩陰の方に来る…!)」

京太郎「(そりゃ人見知りの宥さんに客と和やかに会話しろなんて無理は話だけどさ…)」

京太郎「(ど、どうしよう…ど、何処に隠れれば良い…!?)」

京太郎「(宥さんから隠れようとするとあそこのおねーさんたちに見つかるし…)」

京太郎「(って迷っている間に宥さんがこっちに…)」

宥「…え?」











宥「き…ききき…っ」プルプル

京太郎「(あ…震えてるのに合わせておもちがぷるぷるって…)」

京太郎「(って今はそっちじゃない…!宥さんごめん…!)」ガバッ

宥「んんっ…っ」

京太郎「ゆ…宥さんごめん…裸見たのは謝るから…」ボソボソ

宥「」カァァ

京太郎「で、でも…で、でもこれには深い…いやあんまり深くないけど理由があって…」

京太郎「と、とにかく…さ、騒がないでくれると…嬉しいんだけど…」

宥「…」コクッ

京太郎「よ、良かった…じゃあ…手…離すから…さ」スッ

宥「…はぅん…」

京太郎「ご、ごめん…本当にごめん…」

宥「あ…そ…その…わ、私…」

玄「あれ?おねーちゃんそっちに誰かいるの?」

京太郎「!?」

宥「!?」








玄「お客様?ご挨拶した方が良い?」ジャブジャブ

京太郎「(や…やばい…玄にまで見つかったら…もう誤魔化せない…)」

京太郎「(この位置からじゃ玄の口隠す訳のも無理だし…ど、どどどどうしたら…)」

京太郎「(濁り湯ではあるけど…でも、人一人隠せるほどじゃないし…)」

京太郎「(潜っても殆ど無意味で…に、逃げ場なんて…)」

宥「あわ…あわわわ…」ハッ

宥「す、須賀君…もっとこっちに来て…」

京太郎「え…い、いや…だけど…」

宥「だ、大丈夫…わ、私がなんとかするから…」

京太郎「じゃ…じゃあ…」スッ

宥「ご…ごめんね…」ギュッ

京太郎「っ!?!!?!?」









玄「あれ?おねーちゃん?」

宥「う、ううん。何でもないよ」

玄「そう?って…あれ?」

宥「え?え…ど、どうかした??」

玄「おねーちゃん、何か抱きしめてるの?」

宥「そ、そんな事ないよ。玄ちゃんの気のせい」

玄「そう…?それなら良いんだけど…」










京太郎「(か…顔が…顔が…宥さんの胸に…)」

京太郎「(これやばいって…無理だって…!)」

京太郎「(ただでさえ宥さん魅力的なのに…こんな密着したら…)」ムクムク

宥「ひゃぅんっ♪」ビクゥ

玄「あれ?おねーちゃん?」

宥「あ…う、ううん。大丈夫…」

宥「ち、ちょっとあついのが…太ももにぐいって…」

玄「あつい…お、おねーちゃんが…!?」

宥「あ…あ…ち、ちが…違うの!」カァァ

宥「えっと…ともかく大丈夫。大丈夫だから…!」

玄「本当?か、風邪とかじゃないよね…?」

宥「う、うん…寧ろ今とっても暖かくて…なんだか…ドキドキ…しちゃって…」

玄「え?」

宥「と、ともかく…こっちは大丈夫だから…玄ちゃんはお客様と…ね」

玄「う、うん…でも、無理しないでね?」

宥「大丈夫…あ、ありがとう…」











宥「…ふぅ」

宥「(どうやら…玄ちゃんにはギリギリバレなかったみたい…)」

宥「(…なんとか須賀くんを隠せたみたいでよかった…)」

宥「(もし、玄ちゃん隠し事出来ないタイプだから…須賀君見つかったらお客様にもバレちゃうかもしれないし…)」

宥「(そうなったら…旅館の評判も悪くなるし…須賀君も覗きだって噂されて…大変な事になっちゃう…)」

宥「(でも…それだけはなんとか回避出来たみたいで…良かった)」ホッ

宥「(だ、だけど…これ…どうしよう…)」

宥「(ふ、太ももに当たってるのす、須賀君の…だよね…)」

宥「(硬くておっきくて…さっきからビクンビクンって…)」

宥「(こんな熱いの…私…初めて…)」

宥「(あったかいじゃなくて…熱いの…なんて…)」

宥「(これが須賀君の…なんだ…凄い…ドキドキ…しちゃう…)」

宥「(もっと…もっとこれ欲しい…)」

宥「(この初めて感じる熱いの…もっと一般…感じたい…)」


>>+10までにゾロ目出せばユウチャー暴走


































>>暴走なし

宥「(や、やっぱり…そ、そういうのダメだよね…)」

宥「(そういうのは…こ、恋人同士になってからじゃないと…)」

宥「(でも…須賀君と恋人になったら…これ…一杯貰えるんだ…)」ゴクッ

宥「(この熱いので…毎日…)」ハァ

京太郎「あの…ゆ、宥さん…」

宥「はわ…ぁ♪ハッご、ごめん…」パッ

宥「だ、大丈夫だった…?」

京太郎「い、いや…お、俺は大丈夫だけど…」

京太郎「つ、つか…俺の方こそごめんな…」

京太郎「えっと…アレは不可抗力なんだ。決してわざとって訳じゃ…」カァァ

宥「あ、う、うん。分かってる…分かってる…よ」マッカ

京太郎「そ…そう…か」

宥「う、うん…」

京太郎「……」

宥「……」

京太郎「って、て言うか…お、俺後ろ向いてるな…」スッ

京太郎「さっきからホント…ジロジロ見て…ごめん…っ」

宥「あ…」








京太郎「(俺…最低だ…)」

京太郎「(折角、助けてもらったのに…あんな風に勃起して…)」

京太郎「(しかも…それだけじゃなく…もっと感じたかったとか思ってる…)」

京太郎「(宥さんの身体で…射精したいとかそんな風に思って…)」

京太郎「(あー…くそ…ぉ)」

京太郎「(なんだよこのケダモノみたいな思考…)」

京太郎「(なんでこんなケダモノみたいな事考えられるんだよ俺…)」

京太郎「(しかも、瞼に宥さんの裸焼き付いて…こんな…)」ギンギン

京太郎「(正直……触りたい…!)」

京太郎「(あの姿と宥さんのおもちの感触…ふとももに擦りつけた気持良さを忘れない内に…触りたい…!)」ズキズキ

京太郎「(でも…人前で…しかも…温泉の中でなんて出来るはずねぇし…)」

宥「…須賀君」スッ

京太郎「」ビクッ

宥「大丈夫…だよ」

京太郎「え…?」









宥「わ、私…この前、須賀君に裸見られちゃってるし…」

宥「そのくらいじゃ気にしない…よ」

京太郎「いや…でも、さっき裸で…」

宥「お、男の子だもん…そ、そういうのもあるって分かってるし…」

宥「それに…そもそも…須賀君の着替えに気づかなかった私が悪い…から」

宥「何より…あの…わ、私…い、嫌じゃなかったの…」カァ

京太郎「え?」

宥「い、いやらしい意味じゃないよ?」

宥「で、でも…す、須賀君と抱き合って…熱いの…か、感じ…て」カァァ

宥「ドキドキして…心の中まで…暖かくなって…」

宥「こんなの玄ちゃんでもなくて…だ、だから…私…」ギュッ

京太郎「ひゃぅ!?」ビクッ

宥「須賀君さえ良ければ…もうちょっとこうしていたい…」

宥「後ろからぎゅってして…須賀君の事…感じていたい…」

京太郎「あ、あの…あのあのあの…ゆ、宥さん……?」」

宥「そ、それで…須賀君が我慢出来なくなったら…あ、あの…私…」トローン

玄「おねーちゃーん。先あがっちゃうねー」

宥「あ…っ」ハッ

宥「う…うん!私ももうちょっと浸かっていくから…!」バッ

京太郎「…ほっ…」









京太郎「(それから宥さんが何とか清掃中の看板を出してくれてる間に…)」

京太郎「(なんとか俺が着替えて…事なきを得た)」

京太郎「(正直…理性としても社会的にも色々とギリギリだったけど…でもなんとかなったんだ)」

京太郎「(とりあえず一安心…ではあるけれど…)」

宥「……」モジモジ

京太郎「…」オロオロ

京太郎「(…き、気まずい…!)」

京太郎「(気まずいってか…うん!空気がやばい…!)」

京太郎「(あと一歩で間違いを犯すところだったから仕方ないっちゃ仕方ないんだけどさ…!)」

京太郎「(でも…このままさようなら…なんて出来ないよな…)」

京太郎「(明日もこういう雰囲気のままだと…絶対に憧たちに追求される)」

京太郎「(その時にバレてしまったら…俺は社会的な死が確定する…)」

京太郎「(何より折角、助けてくれた宥さんと…気まずいまま別れたくはないし…)」

京太郎「(だからこそ、ここは…)」


>>+2
00~50 宥さんから何かいってくれるのを待とう
51~99 宥さんに何でも良いからいってみよう
※男気により+10されます

































>>宥さんになんでも良いから言ってみよう

京太郎「あ、あの…」

宥「ぅ…」カァ

京太郎「えっと…その……あの…」

京太郎「…き、今日は良い天気だったな」

宥「う…うん…そ、そうだね…」

京太郎「ゆ、宥さん的には過ごしやすい天気だったんじゃないか?」

宥「そ…そう…だったかも…」

京太郎「そ、そっか。良かった」

京太郎「お、俺もさ。今日は暖かかったから結構、汗かいちゃって」

京太郎「だから、温泉に…じゃなくって…えっと…その…!」

京太郎「こ、これからも暖かくなるから…宥さんも外に出やすくなるし…あの…だから…」

京太郎「こ、今度、また一緒に散歩でも行かないか?」

宥「…ふぇぅ」カァァ

京太郎「…あ、い、いや!やましい意味じゃなくってだな…!」

京太郎「ゆ、宥さんは外に出歩いた方が良いって話だし…またこの前みたいに雨が振ったら大変だし…」

京太郎「い、いや…宥さんと一緒にいたいって気持ちはあるんだけど、でもデートって訳じゃなくって…その…」

宥「…ごめん…ね」

京太郎「う…」ズガーン

京太郎「そ、そうだよな…ごめん…」

京太郎「…こんな事言われても困るだけだよな…」

宥「あ、い、いや…違うのぉ…そっちじゃなくってぇぇ」フルフル








宥「…私、須賀くんに気を遣われてばっかりだから…」

宥「須賀君はなんとかお話しようとしてくれてるのに私ちゃんと返せなくて…」シュン

宥「本当は私がおねーちゃんだから…そういうのしないといけないのに頭がイッパイで…」フルフル

京太郎「宥さん…」

宥「だから…あの…えっと…だから…ね」

宥「私は…お散歩じゃなくてデートの方が良い…かな」

京太郎「え?」

宥「だ、だって…お、お散歩って須賀君のお世話になってるだけだし…」

宥「そういうんじゃなくて私もっと…須賀君にお返しして…それで…そ、側にいたい…から」カァァ

京太郎「いや…そもそも…さっき助けてもらったのは俺の方だしな」

京太郎「寧ろ、俺の方からお礼しなきゃいけないくらいだし…そんなに気を遣わなくったって」

宥「だ、だけど…」

京太郎「…じゃあさ」

宥「え?」

京太郎「一人一つずつお願いするってのはどうだ?」

宥「お願い?」

京太郎「そう。俺はまた今度、宥さんとデートしたい」

京太郎「で、宥もそれで良ければ…何か俺に一つリクエストしてくれ」

京太郎「それでお互いに帳消し…なしって事でどうだ?」

宥「リクエスト…じゃあ…」
























>>+2
00~50 また今度、一緒にお風呂に入ってくれる
51~99 アダ名で呼んで良いかな?
※ゾロ目 ???





































>>また今度、一緒にお風呂に入ってくれる?

宥「じゃあまた今度、一緒にお風呂に入ってくれる?」

京太郎「え…?いや…それは…」

宥「ダメ…かな?」

京太郎「と言うか…そっちこそ良いのか?」

宥「うん…だ、だって…須賀君の身体とっても暖かかったし…」

宥「それに…嫌じゃないって…さっきも言った…でしょ?」

京太郎「ぅ…」

宥「も、勿論…須賀君さえ良ければ…だけど…」

宥「また混浴するのは…ダメ…かな…?」

京太郎「…み…水着」

宥「え?」

京太郎「…水着着用なら…いいぞ」

宥「ホント!?」

京太郎「あぁ…そこまで言うんだし…二言はねぇよ」

京太郎「あ…でも、あんまり密着したりはダメだからな」

京太郎「また…た、勃ったりしたら…お、襲っちまうかもしれないからさ…」

宥「お…おそ…っ」カァァ

京太郎「は、はい!じゃあ…とりあえずこれで終わり!」

京太郎「それじゃ…俺はそろそろ帰るな」

宥「あ…う、うん。気をつけてね」

京太郎「おう。そっちもな。じゃあ…お休み」

宥「うん…おやすみなさい」

宥「……」

宥「……」

宥「…襲ってもらうっていうのも…アリなのかな…」ボソッ



























【System】
松実宥の思い出が11になりました
松実宥の好感度が13になりました
松実宥の現在の好感度は89です
最終更新:2014年01月27日 19:41