高校一年――4月第一週~第四週

【高校一年 ―― 4月第一週】

京太郎「(…って訳で阿知賀麻雀部が本格的に活動を再開した訳だけど…)」

京太郎「(やっぱりレジェンドは強い)」

京太郎「(阿太中レギュラーで全国区の憧でさえ翻弄されていた)」

京太郎「(アレでまだ不調だって言うんだから、本来ならどんだけやばいんだか…)」

京太郎「(俺でもレジェンド相手に絶対勝てる自信なんかないぞ…)」

京太郎「(ま…なにはともあれ…阿知賀麻雀部がようやく動き出したんだ)」

京太郎「(まずは県予選までの二ヶ月…悔いがないように…)」

京太郎「(皆の手助けをやっていかないとな)」

京太郎「(それじゃ…そのためにも今週は…)」


>>+2
末尾16 しずと練習
末尾27 憧と練習
末尾38 玄と練習
末尾49 灼と練習
末尾50 宥さんと練習
































>>しずと勉強

穏乃「うー…」

京太郎「あれ?しずどうした?」

穏乃「あ…京ちゃん…あのね…これ…」

京太郎「あー…牌譜が真っ赤だな」

穏乃「ぅー…どうしよう…このままじゃ私足引っ張っちゃうよぉ…」

京太郎「大丈夫だって。まだ二ヶ月あるんだしさ」

京太郎「遠征とかもあるんだし、そんなに気にすんなって」

穏乃「でも…」

京太郎「…大丈夫。お前は強い奴だって」

京太郎「言っただろ?最後まで諦めないお前が…一番、ここじゃ怖いんだって」

穏乃「うん…」

京太郎「それにこんだけ赤いって事はお前はそれだけ伸びしろがあるって事だ」

京太郎「そう考えたら凄い事じゃねぇか?」

穏乃「た、確かに…そうかも!」

京太郎「そうだろ?だから、これら全部潰していけるように頑張ろうぜ」

穏乃「うん!」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雑用につき+6


































>>大成功

京太郎「うん…大分、減ったみたいだな」

京太郎「ネト麻のスコアも良い感じ…やったじゃないか」ポンポン

穏乃「えへへ…♪」

京太郎「やっぱりお前はやれば出来る奴だよ」

穏乃「本当?」

京太郎「あぁ。牌譜のミスした部分も大分意識してたみたいだし…」

京太郎「ちゃんと上手くなってるよ」

穏乃「京ちゃんの教え方が上手だったからね!」

京太郎「はは。そう言ってくれると助かるよ」

穏乃「だから…ね、えっと…」モジモジ

京太郎「ん?」

穏乃「…次も京ちゃんに教えて貰いたい…な」キュッ

京太郎「おう。俺で良ければ何時でも教えてやるよ」




















【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました
高鴨穏乃の雀力が2あがりました






























【高校一年 ―― 4月第二週】

京太郎「(やっぱり…しずの奴はすげーな)」

京太郎「(レジェンドが来てからメキメキと実力を着け始めてる)」

京太郎「(元々、監督もなしに独学でやってアレだけ強かったんだから当然と言えば当然なんだけどさ)」

京太郎「(お陰で…能力の片鱗みたいなものまで身につけ始めていて…)」

京太郎「(もしかしたら阿知賀で一番、恐ろしいのは玄や憧じゃなく、しずなのかもしれない)」

京太郎「(…ま、だからと言って…それが今すぐ開花するもんじゃないんだけど)」

京太郎「(俺だって今の能力を手に入れるには随分と時間がかかった訳だし)」

京太郎「(それに急いでそれを開花させようとしても…あいつの負担になるだけだ)」

京太郎「(それよりも三年腰を据えて…じっくりとやっていくくらいの方が良いだろう)」

京太郎「(出来れば県予選までに間に合えば良いんだけど…それが出来るかどうかはわからないしな)」

京太郎「(でも…【今のペースで後二回】…同じ事が出来れば…少ししずの中で何かが変わりそうな気がする)」

京太郎「(ま…それよりも今週は…)」


>>+2
末尾1 しずと練習
末尾27 憧と練習
末尾38 玄と練習
末尾49 灼と練習
末尾50 宥さんと練習
末尾6 宥さんと勉強

































>>憧と練習

憧「しっかし…ねー…」

京太郎「ん?」

憧「いつの間にか…凄い追い越されちゃったなぁって…」ハァ

京太郎「はは。そりゃ環境の違いって奴だよ」

京太郎「俺は一年から色々とやらせてもらってたしさ」

京太郎「レギュラーにも選ばれて強くなる機会はあった訳だし」

憧「うーん…それはそうなんだけど…」

京太郎「ん?」

憧「…やっぱり悔しいなって」

憧「昔はあたしの方が上手だったのに…今は教わる立場なのは…ちょっと格好悪いし…」

京太郎「…んな事ねぇよ」

憧「え?」

京太郎「…憧はいつだって格好良い奴だよ」

京太郎「いや…より正確に言うと…格好よくてでも、ソレ以上に可愛い」

憧「い…いきなり何を言うのよ…っ」カァァ

京太郎「はは。そういうところが可愛いって事だよ」

憧「ぅー…」

京太郎「嫌か?」

憧「嫌じゃないけど…でも…」

京太郎「…でも?」

憧「…京太郎の意地悪」

京太郎「はは。じゃ…意地悪した分、ちゃんと見てやるからさ」

京太郎「頑張ろうぜ」

憧「…うん」

>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雑用6王子様3で+9
































>>大成功

京太郎「まぁこういうやり方もある…かな」カチカチ

憧「あ…なるほど…」

京太郎「どうだ?参考になったか?」

憧「うん。とっても」

憧「ありがとうね、京太郎」

京太郎「いや、これが俺の仕事だからさ」

京太郎「ただ…」

憧「ん?」

京太郎「…なんでお前、俺の足の間にいるんだ?」

憧「だって…勉強してる時みたいでこっちの方が集中出来るし…」チョコン

憧「…それにこのまま一緒にいたら何でも出来そうな気がして…」

憧「…ね、京太郎。ぬいぐるみか何か扱いで会場に入れない?」

京太郎「流石にそりゃ無理だろ…」

憧「うーん…残念…」

憧「京太郎が側にいてくれれば全国でも勝てそうな気がするのに…」

京太郎「はいはい。それじゃ俺がいなくてもいけるようにもうちょっと頑張ろうぜ」

憧「うん。そうしよっか」


























【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました
新子憧の雀力が2あがりました








































【高校一年 ―― 4月第三週】

京太郎「(しずとは違って、憧は基礎がしっかりとしてるからなー)」

京太郎「(オカルトとかそういうの抜きで一番、阿知賀で上手いのはやっぱり憧だろう)」

京太郎「(常に第一線に居た事もあるし、場慣れもしてるしさ)」

京太郎「(だから、俺が憧に教えられる事なんてあんまりないんだけど…)」

京太郎「(それでもぐんぐんと教えたこと吸収してくれるのは、あいつが雀士としてすげー奴だからなんだろう)」

京太郎「(…ただ、なんか阿知賀に行ってからスキンシップやけに過剰だけどさ…)」

京太郎「(人前でも甘えるようになったっていうか…寧ろ魅せつけるようになったっていうか…)」

京太郎「(やっぱり阿知賀って環境にあいつも色々と思うところがあるのかな?)」

京太郎「(少なくとも阿太中にいってた時よりもリラックスしてるような気がするし)」

京太郎「(人前でも恥ずかしがらずに甘えるようになってきたのは多分、その証なんだろう)」

京太郎「(ま…その分、おれが恥ずかしいんだけど…それは我慢出来る範疇だし)」

京太郎「(それより…今週は…)」

>>+2
末尾1 しずと練習
末尾2 憧と練習
末尾38 玄と練習
末尾49 灼と練習
末尾50 宥さんと練習
末尾6 玄とアルバイト
末尾7 灼と気晴らし
































>>灼と気晴らし

灼「…京太郎」

京太郎「ん?どうした?」

灼「最近、働き過ぎじゃない?」

京太郎「いや…お前にだけは言われたくないんだけど…」

京太郎「それにそんな滅茶苦茶働いてる訳じゃないって」

京太郎「雑用だって好きでやってるし…練習付き合うのも楽しいしな」

灼「だからって…部員七人の全員分の雑用してる上に練習までは…」

京太郎「それも全然、苦じゃないんだって」

京太郎「寧ろ、俺の働きでお前らが強くなっていくのを見ると嬉しいもんだぜ?」

灼「…まったく…根っからのお人好しなんだから…」

京太郎「暇な時はだいたい実家の手伝いかレジェンドの世話を見てるお前に言われたくねぇよ」

京太郎「今だって俺の気晴らしに付き合ってくれてるしさ

灼「…ふふ…これは好きで…ううん、好きだからやってるの」クスッ

京太郎「え?」

灼「それより…ほら、…そこ座って。頑張ってる京太郎の肩もんであげるから」

京太郎「いや、いいよ。俺、そんなに凝ってる訳じゃ…」

灼「大丈夫。私、おばあちゃんに鍛えられて上手なんだから」

京太郎「え…いや…」

灼「きっと京太郎も満足してくれるはず…」ワキワキ

京太郎「ちょ…ま、待て灼…お、俺は…!」

灼「安心して…身を委ねて…気持ち良くなってね…♪」

京太郎「…ひっ」














京太郎「ひぐうううぅぅうぅ」ビクンビクン


































【System】
鷺森灼のマッサージのお陰で次週の判定が自動的に大成功になります
鷺森灼は誰かの世話を焼いていないとダメなようです




































【高校一年 ―― 4月第四週】

京太郎「(ふぅ…先週は灼の所為でひどい目にあった…)」

京太郎「(いや…途中からは気持ち良かったんだけどさ)」

京太郎「(肩凝りなんて自覚していなかったけど、でも、俺は知らない間に結構、凝っていたらしい)」

京太郎「(お陰で今は肩が軽いし…失敗する気がしない)」

京太郎「(一応、お礼は言ったけど…また今度、改めてお礼しないとな)」

京太郎「(ま…その前に俺がマッサージ覚えてやる方が良いかな)」

京太郎「(ここ最近、打ちっぱなしでしずなんかは肩が上がらないって言ってたし)」

京太郎「(それを解消出来るようになればあいつらも助かるはずだ)」

京太郎「(ま…周りが女ばっかりだからそれを受け入れてくれるかって問題もあるんだけどさ)」

京太郎「(セクハラ扱いされて気まずくなるとホント死にたくなるしなぁ…)」

>>+2
末尾1 しずと練習
末尾2 憧と練習
末尾38 玄と練習
末尾49 灼と練習
末尾50 宥さんと練習
末尾6 玄とアルバイト
末尾7 宥さんと勉強


































>>憧と練習

京太郎「って事でさー。マッサージどうするかって考えてるんだけど…」

憧「……」

京太郎「アレ?憧」

憧「ふきゅん!?」カァ

憧「え、えっと…な、何の話だったっけ!?」

京太郎「あ、いや、マッサージの話」

憧「あ、そ、そっか!そうだよね…!」

憧「え、えっと・・ま、マッサージするなら…み、水着の方が良い?」

京太郎「え?」

憧「そ、それとも…は、裸の方が…良い…かな」カァァ

憧「き、京太郎が…そっちの方がや、やりやすいって言うなら…あ、あたしは裸でも…」

京太郎「いや…憧…?」

憧「そ、それにあたしろーしょ…ま、マッサージオイルとかも持ってるし…どうせだったら使ってくれると嬉しい…な」

憧「お、お風呂でやればそんなに汚れないし…へ、変な事になっても後始末は簡単だし…」

京太郎「いや…だから、マッサージって肩もみくらいのものなんだけど…」

憧「え?」

京太郎「流石に本格的なのすぐには出来ないって」

憧「あ…あぅ…あうぅぅ」マッカ

京太郎「…アレ?憧?」











>>アラタソの加護により自動大成功

憧「ぅー…」

京太郎「…あー…その…悪かったって」

京太郎「また俺が変な言い方した所為で誤解させたんだろ」ギュッ

憧「…ぅーぅー…」

京太郎「でも、その程度じゃ憧の事嫌いにならないから大丈夫だって」

憧「ぅー…」

京太郎「恥ずかしいのは分かるけど…他の皆は聞いてなかったし、俺も気にしてないからさ」

京太郎「…だから、いい加減、顔をあげてくれよ。じゃないと…」

穏乃「むぅ…」

灼「…」チラッチラッ

京太郎「…なんか雰囲気やばいしさ」

憧「やだ…もうちょっとこのままぁ…」

京太郎「いや…でも、流石に部室で向き合ったまんまは…さ」

憧「やだぁ…」ギュゥ

京太郎「あー…もうわかった…分かったから…」

京太郎「お前が気が済むまで…付き合ってやるよ。だから…気が済むまでこうしとけ」

憧「…うん…」































【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました
新子憧の雀力が2あがりました
最終更新:2014年01月25日 13:35